JPS59669B2 - 仮設便所 - Google Patents

仮設便所

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Publication number
JPS59669B2
JPS59669B2 JP16359580A JP16359580A JPS59669B2 JP S59669 B2 JPS59669 B2 JP S59669B2 JP 16359580 A JP16359580 A JP 16359580A JP 16359580 A JP16359580 A JP 16359580A JP S59669 B2 JPS59669 B2 JP S59669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
outer cylinder
liquid separator
solid
liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP16359580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5789037A (en
Inventor
元保 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Giken KK
Original Assignee
Kimura Giken KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Giken KK filed Critical Kimura Giken KK
Priority to JP16359580A priority Critical patent/JPS59669B2/ja
Publication of JPS5789037A publication Critical patent/JPS5789037A/ja
Publication of JPS59669B2 publication Critical patent/JPS59669B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 大規模地震の発生により建物、上下水道の破損や破壊が
起ることを想定すると、先ず考えねばならないのは食糧
および飲料水の確保をどのようQこして行うかの点であ
るが、使用不能の状態となった便所に代るものをどのよ
うにして作るかの点も極めて重要な課題として浮び上る
この場合に必要とする仮設便所の数は可成り大きなもの
と考えられ、器材の調達、運搬、施工を行うための人員
の確保には種々の問題点が存在する。
本発明は、器材についてはそれを予め準備された備品と
し、施工については特殊の技術を必要とすることなく短
時間に行い得るようにして仮設便所を設は得るようにす
ると共に、設置された仮設便所が頻度の高い使用に耐え
て使用不能の状態とならないようにすることを目的とす
るもので、本発明によるものは、可撓性に富む合成樹脂
で作られていて底を地面に着座させられた袋状便槽の頂
部を、便器を取付けられた床を地面に対し間隔を距でて
支持する架構により懸吊させ、液体分を流入させる多数
の孔を周にあけられた外筒と、外筒内に設けられていて
外筒に流入した液体分を頂部の開口より流下させる内筒
とより成る固液分離器を便槽内に配置すると共に、固液
分離器の内筒に流入した液体分を便槽外に導く流路を設
け、固液分離器の外筒を囲むスクレーパとこのスクレー
パを上下させる操作装置とより成る目詰り解消装置を固
液分離器に付設させたことを特徴とする。
第1図は本発明による仮設便所を例示する外観図で、こ
の図に示すものの床は第2図ζこ、便槽内に配置された
固液分離器およびその目詰り解消装置は第3図に示され
る。
これらの図において、1は可撓性に富む合成樹脂より成
る袋状の便槽、2は架構、3は床、4は排気筒、5は囲
いである。
架構2はパイプおよび棒鋼等の素材を使用して構成され
た組立構造のものである。
安全と見做される場所があるときには、この架構は予め
組立てられ、常時においては、花台等の他の目的に使用
され得る。
囲い5は床3上の4本の支柱6に嵌合するパイプを骨組
とし、ビニルシートを使用しつつ天蓋5aと出入口5b
を付して構成される。
8は排気筒4の支持のために床3上に設けられた筒体、
9は床3に取付けられた便器、10は架構2に嵌合する
床3上の部分である。
第3図に示す如く、便槽1は、底11を地面12に着座
させられると共ζこ、架構2ζこおける上方の枠部分1
3によりロープ14等を介し頂部15を懸吊される。
16は頂部15における折返し部に設けられた芯線で、
ロープ14はこの芯線に係合する。
便槽1内には、外筒17吉内筒18とより成る固液分離
器19が配置される。
20は外筒17の周にあけられた多数の孔である。
外筒17は汚物中の固形分をその外部に留めつつ液体分
のみを孔20を経て流入させ、内筒18は外筒17に流
入した液体分を頂部の開口18aを経て流下させる3h
は便槽1の底11より内筒18の頂部開口18aに至る
距離である。
便所の使用開始後、便槽内の水位は次第に上昇して最高
水位りに達し、最高水位りに達したのちにおいてはこの
水位りを保つ状態において内筒18および流路21を経
て液体分が便槽外に排出される。
22は流路21ζこ連なるホースで、下水道に連通させ
られる。
便槽内の紙等により固液分離器19の外筒17にあけら
れた孔20が塞がれる状態を解消するため、固液分離器
19には、外筒17を囲むスクレーパ28とこのスクレ
ーパを上下させる操作装置とより成る目詰り解消装置2
4が設けられる。
スクレーパ28は連結杆25に連なり、適当な時期に上
下させられる。
固液分離器19は汲取りを可能にする如く多量の水分を
便槽内に保有させつつ過剰水分を便槽外に排出させる作
用を行う。
なお、便槽内に多量の水分が保有されるのは固液分離器
19がその機能を充分ζこ果し得るようにする点におい
ても重要な事項である。
汚物の汲取りは、便槽1内の固形分が可成りの量に達し
たときに行われ、その場合、汲取り用のホースは便槽1
と床2との間の間隙23を経て便槽1内に差込まれる。
建物、上下水道の破壊、火災の発生等を伴う地震災害時
には多数の人が避難所に集ることが予想されるので、避
難所に指定された場所には仮設便所を作る器材が準備保
存されているべきである。
本発明によるものは、上記器材の準備保存を容易にして
いるものである。
このものζこおいては便槽内に固液分離器が設けられ、
固液分離器はその外筒を適宜清掃されるので、過剰水分
を確実に流出させつつ使用される。
上下動されるスクレーパは、その形状を適宜大きくして
おくことにより、便槽内の汚物の攪拌にも利用され、便
槽内の汚物の汲取りを容易にする部材として作用するよ
うにすることもできる。
地震災害の発生時には仮設便所の使用者の人数が可成り
多いと共に使用期間も長くなることも考えられねばなら
ないのであるが、本発明による仮設便所はこのような使
用態様によく適合するものである。
本発明による仮設便所は基礎打ちをすることなく適当な
場所を見出しつつ設けられ、組立にも熟練を必要としな
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による仮設便所の一例を示す斜視図、第
2図は第1図に示すものの床を示す斜視図、第3図は第
1図に示すものの便槽の支持および内部構造を示す断面
図である。 1・・・・・・便槽、2・・・・・・架構、3・・・・
・・床、4・・・・・・排気筒、5・・・・・・囲い、
5a・・・・・・天蓋、5b・・・・・・出入口、6・
・・・・・支柱、8・・・・・・排気筒の支持用筒体、
9・・・・・・便器、10・・・・・・架構に嵌合する
床上の部分、11・・・・・・便槽の底、12・・・・
・・地面、13・・・・・・架構の枠部分、14・・・
・・・ロープ、15・・・・・・便槽の頂部、16・・
・・・・芯線、17・・・・・・固液分離器の外筒、1
8・・・・・・固液分離器の内筒、18a・・・・・・
内筒の頂部開口、19・・・・・・固液分離器、20・
・・・・・外筒にあけられた孔、21・・・・・・液体
分の排出用流路、22・・・・・・ホース、23・・・
・・・間隙、24・・・・・・目詰り、解消装置、25
・・・・・・操作杆、26・・・・・・環状部材、27
・・・・・・連結杆、28・・・・・・スクレーパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性に富む合成樹脂で作られていて底を地面に着
    座させられた袋状便槽の頂部を、便器を取付けられた床
    を地面に対し間隔を距でて支持する架構ζこより懸吊さ
    ぜ、液体分を流入させる多数の孔を周にあけられた外筒
    と、外筒内に設けられていて外筒に流入した液体分を頂
    部の開口より流下させる内筒とより成る固液分離器を便
    槽内に配置すると共に、固液分離器の内筒0こ流入した
    液体分を便槽外に導く流路を設け、固液分離器の外筒を
    囲むスクレーパとこのスクレーパを上下させる操作装置
    とより成る目詰り解消装置を固液分離器に付設したこと
    を特徴とする仮設便所。
JP16359580A 1980-11-20 1980-11-20 仮設便所 Expired JPS59669B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16359580A JPS59669B2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20 仮設便所

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JP16359580A JPS59669B2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20 仮設便所

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JPS5789037A JPS5789037A (en) 1982-06-03
JPS59669B2 true JPS59669B2 (ja) 1984-01-07

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ID=15776900

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523864U (ja) * 1991-09-13 1993-03-30 千寿製薬株式会社 疑似餌
CN1104531C (zh) * 1998-02-23 2003-04-02 花王株式会社 纸浆模制品的制造方法及制造装置
CN1105806C (zh) * 1998-02-23 2003-04-16 花王株式会社 纸浆模制品的制造方法

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JPS6036467U (ja) * 1983-08-20 1985-03-13 ナショナル住宅産業株式会社 仮設便所ハウス
JPH0634459Y2 (ja) * 1988-07-26 1994-09-07 株式会社木村技研 仮設便所

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JPS5789037A (en) 1982-06-03

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