JPS596693B2 - 流体の処理方法 - Google Patents

流体の処理方法

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JPS596693B2
JPS596693B2 JP49120694A JP12069474A JPS596693B2 JP S596693 B2 JPS596693 B2 JP S596693B2 JP 49120694 A JP49120694 A JP 49120694A JP 12069474 A JP12069474 A JP 12069474A JP S596693 B2 JPS596693 B2 JP S596693B2
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fluid
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combustion
gauss
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喜作 菅田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管路を流れる流体を、一定の磁場の影響下にお
《ことによって、流体自身に起因するさまざまなトラブ
ルを消去せしめる流体の処理方法に関する。
こ匁にいう流体自身によるトラブルとは、流体がボイラ
ーへの給水である場合にはその管路壁におけるスケール
の蓄積とか、それがボイラーへの給油である場合にはそ
の管路内におけるスラツジの生成などをい又、流体が燃
焼排ガスのような気体である場合には、CO、NOx,
SOX、HC (炭化水素類の略称)などの発生とか、
煙道排ガスのような固体粒子を伴う気体の場合にはそれ
らが付着することなどをい\、このような処理とは、上
記トラブルの発生や、生成を阻止し、あるいは抑止する
ことをいう。
流体に限らず、自然界に存在する物質は全て粒子より構
成され、その粒子の活性エネルギーは概ね20〜5 0
K cal / molの範囲にある。
ところが上述したような種々のトラブルは、自然界で種
種ノ抵抗によってバランスが崩れることに起因する。
ところが、本発明者は該物質を一定の磁場並びに一定の
直流電流の影響下におくときは、このバランスの崩れる
のを防止し、したがって、前記トラブルを防止すること
ができることを見出し、別途出願(特願44−9596
0、46−65401、47−6773号)したところ
であるが、その電流の影響を関与させなくても、単に適
切な磁力の影響力だけで、仝様な効果を挙げ得ることを
見出し、本発明を完成した。
本発明は、第1表所載の組成を有する半円形または馬蹄
形の異方性永久磁石の両極の端面を結ぶ線の中点が、被
処理流体管路の中心軸と一致するように該磁石を該管路
に相跨せしめることにより、該管路中の被処理流体を、
該管路の直径が6分未満の場合には上記中点位置におい
て500〜600ガウス、6分以上6吋以下の場合には
700〜800ガウスの磁力である磁場の影響下にお《
ことを特徴とするものである。
と瓦に用いる磁石は異方性の永久磁石であることを要し
、それを構成する磁石の材質は第1表の通りである。
このような条件を満足せしめうる異方性磁石鋼のうち、
とくに本発明方法に適したものとして、NKS(住友特
殊金属工業KK製)、MK(三菱金属工業KK製)など
が挙げられる。
本発明方法において、それに使用する磁石鋼の種類とし
て等方性を排し、異方性を指定する理由は、異方性磁石
の磁場密度は他のものに比して、抵抗に遇っても磁力変
化が少く、換言すれば磁場の有するボリウムが変らない
からである。
こ〜に、半円形というのは、その名の通り、第1図に示
した形状を℃弓、馬蹄形状というのは例えば第2図に例
示したようなコの字形を有するものを指称し、その形状
はそれらの何れであっても用法上誤りがなければ同等の
作用効果を有する。
この作用効果を期待する上に重要なことは、第3図に示
したように磁石1の両極端面2と3とを結ぷ線l中点M
が、被処理流体管路の中心軸Cと一致せしめるように使
用することである。
適用する磁場の強さはその中点Mにおいて、流体管路の
管径が6分未満のとき500〜600ガウス、管径が6
分以上6吋以下のとき700〜800ガウスであって、
その所要磁力は、ビオ・サバールの法則により管路の材
質如何、流体の種類・流速如何によって影響を受けない
このような磁力を示す数値は、本発明者の実験事実によ
って求められた最適の数値である。
これに対し、磁石形状が棒状である場合、該棒状磁石の
2本を流体管路の中心軸線に対して平行に、管路外表面
に相対向して取付け使用することも行われているが、ス
ケール付着防除等の効果は殆んど得られていない。
材質についても、本発明で指定する条件を外れたもの、
例えばフエライト磁石あるいは材質アルニコ製の磁石な
る馬蹄形磁石では本発明方法で指定する相跨方法を満足
させた場合でも、本発明方法の効果のせいぜい10%前
後の効果しか得られない。
また、磁石の材質形状が本発明指定条件を充足していて
も、その相跨方法が、指定条件を充足しない場合、つま
り既述した中点が管路の中心軸線に一致しない場合には
、その効果は同様にせいぜい10数%ないしそれ以下で
ある。
これらの条件は本発明者の多年に亘る試行錯誤の実験に
基《結論である。
実施例 I NKS−3を以って第3図に示したコの字形の磁石を作
製した。
その大きさはタテ192×ヨコ69×タカサ118mv
tで、両脚の巾は36龍、hは54龍であって、M点に
おける磁力は800ガウスである。
両脚にはSUS−27を以ってバンド取付具4をボルト
6止めして同じ材質によるバンド5を以って、管径2吋
半の重油管Pに相跨させ、両脚下から垂下せしめたボル
ト7のネジ8を調節することにより、管の中心軸Cと、
両極端面線lの中点Mとが一致するように取り付けた。
これによって、重油はM点において800ガウスの磁場
下におかれたことになる。
これを使用しなかった場合には、スラツジが生成して管
路に付属するバーナー、ストレーナーなどは2〜3日毎
に掃除を必要としたが、該磁石取付後は少くとも1ケ月
はその必要を見なかった。
実施例 2 実施例1の処理をした重油をボイラーの燃焼に使用した
ところ、その排ガス中のSO2量は7 0 0 ppm
前後であった。
これに対し、該処理をしない場合には通常1 0 0
0 ppm のSO2が含有されていた。
したがって、本発明方法の適用によりSO2 の発生は
約30%低下したことになる。
実施例 3 実施例1の磁石を、同じ管径ではあるが、ドイツ硬度3
度の水を通ずる鉄製給水管に同様に装着せしめた。
本磁石使用前には約6ケ月毎にスケール除去を必要とし
たが、本磁石装備後は全くその必要がなくなった。
実施例 4 MK−5を以って第1図に示した内径5分の半円形異方
性永久磁石を作製した。
その肉厚は9mmで巾は8.25mmであって、そのM
点における磁力は550ガウスである。
これをそのまN、外径5分の鉛製ガス管に相跨させて、
その中を流れるブタンガスを上記磁場の影響力下におい
た。
これにより、ブタンガスの粉塵は50%減量し、かつ臭
気も無くなり、その燃料用としての使用量は処理前8
m’/ hr であったにも拘らず、処理後は5m’/
hr となった。
実施例 5 実施例4のブタン管路に代わるに、自動車の燃焼排ガス
管路に適用し、大阪と京都間往復走行試験をしたところ
、排気ガス中のCO、HC,NOx何れも約40%の減
少を見、またそのガソリン消費量は10〜15%程減少
した。
尚排ガス管の直径6%、8%、10%何れの場合も同様
の結果が得られた。
上記実施例2に示したようなSO2の減少について、そ
の理論的な裏付けは未だ十分に解明されているとは云い
難いが、本発明者はつぎのように考えている。
即ち、物質を特定な磁場に入れると、その物質は磁場の
影響を受けその物質が巨大粒子であるならば極微細分化
されるが、そのため重油などの場合は粘度が下り燃焼過
程において流速も燃焼速度も1.5〜2倍早くなると共
に、燃焼の際のCと02の結合も時間短縮される許りで
なく完全燃焼するのである。
また、COは減りCO2がふえるが、それだけ燃焼効率
が良くなり、例えばボイラ一温度800℃の場合800
℃にそれだけ早く上昇し、それに要するCO2量も従来
量よりも少くて済むのである。
従ってCOの場合と同様、SO2も平行的に燃焼時間帯
では完全結合し、反応時間の短縮と量の減少という現象
を伴うのである。
又、油中の各粒子が微細分化されると、原子・分子保有
のエントロピーは小さくなり、安定度を増し、活性化エ
ネルギーが大きくなり、CあるいはSとOとの結合が促
進されると共に、完全燃焼となるため、多くの場合燃焼
のための供給空気量も減るわけである。
従って燃焼の際に必要なCは減少するのであるが、平行
的にSも減少するのである。
即ち過剰空気は減り、上記説明で解るように、CO2お
よびSO2が減量するに拘らず、800℃の燃焼時に発
生するi o o o ppmのSO2が700ppm
Lか出来ないのである。
また燃焼過程の内容は甚々複雑で、未だ必ずしも明確で
はないが、燃焼の際に発生する金属との一部接触作用あ
るいは化合物FeS,H2Sなどとなり、SO2減量に
寄与するものであろう。
本発明は上述し、かつ実施例で示したように、給水、給
油、燃焼用ガス管、排気管等に何らの変更を加えること
なく、その中を流゛過する流体に一定の磁力の影響を被
らせるだけであるから、極めて簡便な方法であり、液体
に対しては清缶剤や除鉄剤や助燃剤などを不要ならしめ
、あるいは燃料費を節減せしめ、気体に対してはダスト
、粉塵等を減少せしめ、あるいは排気ガスのいわゆる公
害を著しく減少せしめる著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図のイは何れも本発明方法を実施するに適
した磁石の形状を示す正面図、口はその側面図、第3図
イは、これを管に相跨させた場合を例示する正面図、咀
まその側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半円形または馬蹄形であって、材質がAI7〜17
    %、Ni 15〜28%、co5〜20%、Fe50−
    58%、残部Cu,Si ,Ti ,.Zr、Sである
    異方性永久磁石の両極の端面を結ぶ線の中点が、被処理
    流体管路の中心軸線と一致するように該磁石を該管路に
    相跨せしめることにより、該管路中の被処理流体を、該
    管路の直径が6分未満の場合には、前記中点位置におい
    て500〜600ガウス、6分以上6吋以下の場合には
    同位置において700〜800ガウスの磁力である磁場
    の影響下におくことを特徴とする流体の処理方法。
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