JPS596641B2 - 靴底插入片の製造方法 - Google Patents
靴底插入片の製造方法Info
- Publication number
- JPS596641B2 JPS596641B2 JP55017342A JP1734280A JPS596641B2 JP S596641 B2 JPS596641 B2 JP S596641B2 JP 55017342 A JP55017342 A JP 55017342A JP 1734280 A JP1734280 A JP 1734280A JP S596641 B2 JPS596641 B2 JP S596641B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- mold
- shoe sole
- peeled
- manufacturing
- Prior art date
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は靴底挿入片の製造方法に関する。
靴底挿入片は足と靴の密着を良くし、足を疲れさせず、
健康に良いため、靴底と中敷との間における土踏ます部
分に挿入して使用されるものである。
健康に良いため、靴底と中敷との間における土踏ます部
分に挿入して使用されるものである。
この靴底挿入片はプラスチック発泡体、ゴム発泡体など
の、弾性を有する発泡体材料によって製造されるもので
、略楕円形を有し且つ片面が円弧状に突出した形状を有
する一種のクッション材である。
の、弾性を有する発泡体材料によって製造されるもので
、略楕円形を有し且つ片面が円弧状に突出した形状を有
する一種のクッション材である。
従来、この靴底挿入片は金型を用いて発泡体を部分的に
加熱圧縮することにより製造されていたが、加熱圧縮に
よって収縮させることのできる材料はプラスチック発泡
体の一部に限られており、ゴム発泡体などの場合は、加
熱圧縮して成形することは不可能であり、上記方法によ
って製造することはできなかった。
加熱圧縮することにより製造されていたが、加熱圧縮に
よって収縮させることのできる材料はプラスチック発泡
体の一部に限られており、ゴム発泡体などの場合は、加
熱圧縮して成形することは不可能であり、上記方法によ
って製造することはできなかった。
また従来方法は部分的に加熱圧縮するので、良好な円弧
状面が得られず、従って土踏まず部分に密着しつる形状
のものは製造し難かった。
状面が得られず、従って土踏まず部分に密着しつる形状
のものは製造し難かった。
更に従来方法では加熱圧縮のための高価な金型を用意し
なければならす、しかも、加熱を伴なうため、製造コス
トの上昇は避けられなかった。
なければならす、しかも、加熱を伴なうため、製造コス
トの上昇は避けられなかった。
この発明はゴム発泡体などのような熱による加工の困難
な材料であっても適用可能であり、靴底挿入刃を土踏ま
ず部分に密着しうる形状に製造でき、しかも加工のため
に金型を用意する必要もなく、且つ加熱手段も必要ない
という従来方法に比べて極めて優れた靴底挿入片の製造
方法を提供することを目的とする。
な材料であっても適用可能であり、靴底挿入刃を土踏ま
ず部分に密着しうる形状に製造でき、しかも加工のため
に金型を用意する必要もなく、且つ加熱手段も必要ない
という従来方法に比べて極めて優れた靴底挿入片の製造
方法を提供することを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は八方向に回転する上ロールであり
、この上ロール1の下方に上ロール1に平行に下ロール
2が設置されB方向に回転している。
、この上ロール1の下方に上ロール1に平行に下ロール
2が設置されB方向に回転している。
上ロール1と下ロール2の隙間に剥き刃3が臨んでおり
、この剥き刃3は上下ロール1,2に平行に、かつ、上
下ロール1,2の出口側4に位置し、その刃部3aを上
下ロール1,2の入口側5に向けて設置されている。
、この剥き刃3は上下ロール1,2に平行に、かつ、上
下ロール1,2の出口側4に位置し、その刃部3aを上
下ロール1,2の入口側5に向けて設置されている。
6は剥き刃押えである。
剥き刃3は第2図に示すように無端ベルト状に2つのプ
ーIJ−7,8間に懸架され、C方向に回転し、上下ロ
ール1,2間においては該ロール1,2の軸方向と平行
な方向に移動するようになっている。
ーIJ−7,8間に懸架され、C方向に回転し、上下ロ
ール1,2間においては該ロール1,2の軸方向と平行
な方向に移動するようになっている。
弾性を有する板状のプラスチック発泡体9の上面に例え
ばゴム板等から成る型10を重ね、上下ロール1,2間
に人口側5から挿入する。
ばゴム板等から成る型10を重ね、上下ロール1,2間
に人口側5から挿入する。
上記型10には第3図に示す如き靴底挿入片と対応した
多数の、円弧状に形成された四部10aと、表面が平担
に形成された平坦部10bを有する凸部16とから成る
凹凸而17が形成されている。
多数の、円弧状に形成された四部10aと、表面が平担
に形成された平坦部10bを有する凸部16とから成る
凹凸而17が形成されている。
プラスチック発泡体9は型10とともに上下ロール1,
2の回転によってd方向に送り込まれ、上下口−ル1,
2間で型10とともに圧縮され且つこの圧縮状態におい
て同時に剥き刃3によって所定厚みに剥かれ、出口側4
で上板9a、下板9bの2枚に剥かれる。
2の回転によってd方向に送り込まれ、上下口−ル1,
2間で型10とともに圧縮され且つこの圧縮状態におい
て同時に剥き刃3によって所定厚みに剥かれ、出口側4
で上板9a、下板9bの2枚に剥かれる。
プラスチック発泡体9は上下ロール1,2間で型10を
介して圧縮されるが、この際、型10の平坦部10bと
接している部分12は重合密接状態にあるため大きく圧
縮され、一方、型10の凹部10aと対応している部分
13は該凹部10aに入り込んで逃げるため圧縮は小さ
いものとなる。
介して圧縮されるが、この際、型10の平坦部10bと
接している部分12は重合密接状態にあるため大きく圧
縮され、一方、型10の凹部10aと対応している部分
13は該凹部10aに入り込んで逃げるため圧縮は小さ
いものとなる。
このように、プラスチック発泡体9において型10の平
坦部10bと接している部分の圧縮率は大きく、型10
の四部10aと対応している部分の圧縮率は小さいから
、剥き刃3を上下ロール1,2間の一定位置で剥けば、
圧縮率の高い部分12は多く剥かれ、圧縮率の小さい部
分13は少なく剥かれる。
坦部10bと接している部分の圧縮率は大きく、型10
の四部10aと対応している部分の圧縮率は小さいから
、剥き刃3を上下ロール1,2間の一定位置で剥けば、
圧縮率の高い部分12は多く剥かれ、圧縮率の小さい部
分13は少なく剥かれる。
そして、ロール間隙を出て押圧力を解除されたプラスチ
ック発泡体9が膨張した場合は凹部10aに入り込んで
いた部分13は型10の平坦部10bと接していた部分
12よりも剥き程度が少ないため凸となり、リ10と逆
の凹凸面を上板9aに形成する(第4図)。
ック発泡体9が膨張した場合は凹部10aに入り込んで
いた部分13は型10の平坦部10bと接していた部分
12よりも剥き程度が少ないため凸となり、リ10と逆
の凹凸面を上板9aに形成する(第4図)。
1−7かして、プラスチック発泡体9の剥き面に発泡体
膨出部14が形成されるが、次いでこの上板9aの凸部
14をその形状に沿って打ち抜きなどの方法で切断する
。
膨出部14が形成されるが、次いでこの上板9aの凸部
14をその形状に沿って打ち抜きなどの方法で切断する
。
しかして、第5図〜第7図に示すような略楕円形で片面
に円弧状の突出部を形成してなる靴底挿入片15が得ら
れる。
に円弧状の突出部を形成してなる靴底挿入片15が得ら
れる。
なお、本実施例はプラスチック発泡体の上面に型を重ね
、ロール間で圧縮しながら剥く方法について説明したが
、プラスチック発泡体の下面に型を重ねて、剥くことも
可能であるし、ロールに凹凸面を形成してそれ自体を型
にすることも可能である。
、ロール間で圧縮しながら剥く方法について説明したが
、プラスチック発泡体の下面に型を重ねて、剥くことも
可能であるし、ロールに凹凸面を形成してそれ自体を型
にすることも可能である。
また、型は前記実施例で述べた如き、円弧状に形成され
た凹部と表面が平坦に形成された平坦部を有する凸部と
から成る場合に限らす、円弧状に形成された凸部と平坦
状の凹部とから成る場合も適用可能である。
た凹部と表面が平坦に形成された平坦部を有する凸部と
から成る場合に限らす、円弧状に形成された凸部と平坦
状の凹部とから成る場合も適用可能である。
この場合、前者を用いた場合、型の凹部に接触したプラ
スチック発泡体の当該接触部分に発泡体膨山部が形成さ
れるが、後者を用いた場合は型の凸部に接したプラスチ
ック発泡体の当該接触部分に発泡体膨出部が形成される
。
スチック発泡体の当該接触部分に発泡体膨山部が形成さ
れるが、後者を用いた場合は型の凸部に接したプラスチ
ック発泡体の当該接触部分に発泡体膨出部が形成される
。
又前者の場合は、前記実施例に示した如く、上板に発泡
体膨出部が形成されたが、後者の場合は下板に発泡体膨
出部が形成される。
体膨出部が形成されたが、後者の場合は下板に発泡体膨
出部が形成される。
更に前記実施例ではプラスチック発泡体を成型素材とす
る場合について述べたがゴム発泡体を成型素材とする場
合も同様にこの発明を実施できる。
る場合について述べたがゴム発泡体を成型素材とする場
合も同様にこの発明を実施できる。
この発明によれば、剥き操作で製造するため、加熱手段
が必要でなく、用いる型も例えばゴム板を研削した程度
のものでよいから従来のようにコストの高そ金型を用意
する必要がなく、製造コストを大幅に低減できる。
が必要でなく、用いる型も例えばゴム板を研削した程度
のものでよいから従来のようにコストの高そ金型を用意
する必要がなく、製造コストを大幅に低減できる。
また加熱手段を伴なわないから材料が熱による加工がで
きるかどうか問題とすることなく、広い範囲で材料を選
択できる利点がある。
きるかどうか問題とすることなく、広い範囲で材料を選
択できる利点がある。
しかも型を連続させておけば連続して生産できるから大
量生産に適しており、更に、製品の形状は任意に選択す
ることができるから、土踏まず部分に密着したものを得
ることができる。
量生産に適しており、更に、製品の形状は任意に選択す
ることができるから、土踏まず部分に密着したものを得
ることができる。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図ハ7’ラ
スチツク発泡体をロール間で剥いている状態を示す縦断
面図、第2図は第1図の■−■線に沿う縦断面略図、第
3図は型の斜視図、第4図は発泡体膨出部が形成された
上板の斜視図、第5図は靴底挿入片の正面図、第6図は
靴底挿入片の平面図、第7図は靴底挿入片の側面図であ
る。 1・・・・・・上ロール、2・・・・・・下ロール、3
・・・・・・剥キ刃、3a・・・・・・刃部、5・・・
・・・入口側、9・・・・・・プラスチック発泡体、1
0a・・・・・・凹部、14・・・・・・発泡体膨出部
、16・・・・・・凸部、17・・・・・・凹凸面。
スチツク発泡体をロール間で剥いている状態を示す縦断
面図、第2図は第1図の■−■線に沿う縦断面略図、第
3図は型の斜視図、第4図は発泡体膨出部が形成された
上板の斜視図、第5図は靴底挿入片の正面図、第6図は
靴底挿入片の平面図、第7図は靴底挿入片の側面図であ
る。 1・・・・・・上ロール、2・・・・・・下ロール、3
・・・・・・剥キ刃、3a・・・・・・刃部、5・・・
・・・入口側、9・・・・・・プラスチック発泡体、1
0a・・・・・・凹部、14・・・・・・発泡体膨出部
、16・・・・・・凸部、17・・・・・・凹凸面。
Claims (1)
- 1 弾性を有する発泡体をロール間に通し、該発泡体を
凹凸面と接触させて押圧し、該凹凸面の四部に入り込ん
だ部分と凸部に接触した部分において圧縮率が異なる様
に該発泡体を圧縮すると共に、この圧縮状態においてそ
の刃部がロール間に位置し、且つ入口側に向けて設けら
れた剥き刃によって該発泡体を所定厚みをもって剥くこ
とにより剥き面に発泡体膨出部を形成し、しかる後該発
泡体膨出部を剥き面より切断して所定形状の靴底挿入片
を得るようにしたことを特徴とする靴底挿入片の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55017342A JPS596641B2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 靴底插入片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55017342A JPS596641B2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 靴底插入片の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116401A JPS56116401A (en) | 1981-09-12 |
JPS596641B2 true JPS596641B2 (ja) | 1984-02-14 |
Family
ID=11941375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55017342A Expired JPS596641B2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 靴底插入片の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596641B2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP55017342A patent/JPS596641B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116401A (en) | 1981-09-12 |
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