JPS5963300A - 宇宙航行体の展開装置 - Google Patents
宇宙航行体の展開装置Info
- Publication number
- JPS5963300A JPS5963300A JP57174398A JP17439882A JPS5963300A JP S5963300 A JPS5963300 A JP S5963300A JP 57174398 A JP57174398 A JP 57174398A JP 17439882 A JP17439882 A JP 17439882A JP S5963300 A JPS5963300 A JP S5963300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deployment
- paddle
- spring
- satellite
- hinge fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人工衛星等に搭載される太陽電池パドル、アン
テナなどの展開装置に関し、特に展開部がばね力で展開
した後、展開用スプリング機構とは別の機構でロックさ
れるように構成された宇宙航行体の展開装置に関する。
テナなどの展開装置に関し、特に展開部がばね力で展開
した後、展開用スプリング機構とは別の機構でロックさ
れるように構成された宇宙航行体の展開装置に関する。
人工衛星に搭載される太陽電池パドルやアンテナ類は、
第１図に示すように、打上げロケットのフェアリング１
４内に収めるために衛星本体１の側面に収納された状態
で打上げられ、衛星がロケットから分離された後符号２
の如く側方へ展開される方式を多くのものはとっている
。同図で２′はは衛星側面に収納された太陽電池パドル
、３は衛星側ヒンジ金具、４はパドル側ヒンジ金具であ
る。
第１図に示すように、打上げロケットのフェアリング１
４内に収めるために衛星本体１の側面に収納された状態
で打上げられ、衛星がロケットから分離された後符号２
の如く側方へ展開される方式を多くのものはとっている
。同図で２′はは衛星側面に収納された太陽電池パドル
、３は衛星側ヒンジ金具、４はパドル側ヒンジ金具であ
る。
これらの展開型構造物は、ここでは太陽電池パドルを例
にとれば、従来、展開状態に於いては、第２ Ｌ９（ａ
） 、 （ｂ）に示すようにパドル側ヒンジ金具４は展
開スプリング６の一端で押え付けられた状態に保持され
ていた。この状態でパドル２はスプリング６と衛星側ヒ
ンジ金具３のストッパ５との間に挟圧されて保持される
。７はパドル回転軸であってスプリング６を保持してい
る。展開スプリング６のばね力は、パドル２を展開させ
かつ軌道上で衛星の姿勢制御等による外乱により生じる
外力に十分耐えるよう決定されていたが、一般にパドル
を展開させるのに必要な力よりも外乱により生じる外力
に耐えるのに必要な力の方が大きいため、スプリング６
のばね特性は後者により決定されることが多かった。従
って大きな展開スプリングにより引き起される大きな展
開衝撃力に耐え得る展開装置を設計する必要が生じ、重
量増加の原因となっていた。またこの機構に展開状態で
パドルをロックするロック機構を並設しようとすれば、
更に何割かの重量増及び取付スペースを必要とする欠点
があった。
にとれば、従来、展開状態に於いては、第２ Ｌ９（ａ
） 、 （ｂ）に示すようにパドル側ヒンジ金具４は展
開スプリング６の一端で押え付けられた状態に保持され
ていた。この状態でパドル２はスプリング６と衛星側ヒ
ンジ金具３のストッパ５との間に挟圧されて保持される
。７はパドル回転軸であってスプリング６を保持してい
る。展開スプリング６のばね力は、パドル２を展開させ
かつ軌道上で衛星の姿勢制御等による外乱により生じる
外力に十分耐えるよう決定されていたが、一般にパドル
を展開させるのに必要な力よりも外乱により生じる外力
に耐えるのに必要な力の方が大きいため、スプリング６
のばね特性は後者により決定されることが多かった。従
って大きな展開スプリングにより引き起される大きな展
開衝撃力に耐え得る展開装置を設計する必要が生じ、重
量増加の原因となっていた。またこの機構に展開状態で
パドルをロックするロック機構を並設しようとすれば、
更に何割かの重量増及び取付スペースを必要とする欠点
があった。
本発明はかかる欠点を除去するために、展開機構部とロ
ック機構部とを一体化し、これによって小型軽量化を図
り、更に展開角度の調整も簡単に実施でき、しかも指定
の展開角度で常に展開物を保持できる展開装置を提供す
ることを目的とする。
ック機構部とを一体化し、これによって小型軽量化を図
り、更に展開角度の調整も簡単に実施でき、しかも指定
の展開角度で常に展開物を保持できる展開装置を提供す
ることを目的とする。
以下、本発明を、図面について詳細に説明する。
第３図は本発明の展開装置を太陽電池パドルに適用した
場合の実施例であり、太陽電池パドル２が９０度展開し
てロックされた状態を示す。第４図は展開途中の状態で
あってパドルが衛星側面から４５度展開した場合を示す
。この状態ではまだロックされていない。第３図中）に
示す如くパドル側ヒンジ金具１０は半月形の側面形状を
成している。衛星側ヒンジ金具８にはパドル回転軸７に
対して衛星側および展開側にロックレバ−９およびスト
ッパ５が設けられている。ロックレバ−９はロックレバ
−回転軸１２を介してヒンジ金具８に枢着され、ロック
レバ−スプリング１１によってパドル側ヒンジ金具１０
に押し付けられている。
場合の実施例であり、太陽電池パドル２が９０度展開し
てロックされた状態を示す。第４図は展開途中の状態で
あってパドルが衛星側面から４５度展開した場合を示す
。この状態ではまだロックされていない。第３図中）に
示す如くパドル側ヒンジ金具１０は半月形の側面形状を
成している。衛星側ヒンジ金具８にはパドル回転軸７に
対して衛星側および展開側にロックレバ−９およびスト
ッパ５が設けられている。ロックレバ−９はロックレバ
−回転軸１２を介してヒンジ金具８に枢着され、ロック
レバ−スプリング１１によってパドル側ヒンジ金具１０
に押し付けられている。
この構成で、第４図の状態からパドル側ヒンジ金具１０
が展開スプリング６のトルクにより回転し、所定のパド
ル展開角度（この例では９０度）まで回転すると、パド
ル側ヒンジ金具１ｏの半月形側辺部１０ａがストッパ５
に衝突し、同時にロックレバ−スプリング１１によりパ
ドル側ヒンジ金具１０の周部に押え付けられていたロッ
クレバ−９が第３図のように他方の半月形側辺部１０ｂ
の位置に落ち込み、パドル２は機械的に遊びのない状態
で確実にロックされる。またストッパ５と衛星側ヒンジ
金具８との間に挾んだ展開角度調整用シム１３の厚さを
変えることにより、ストッパ５の高さを微調整すること
が可能であり、これによりパドル２を要求される展開角
度に対して精度良く調整することが可能である。この場
合もパドル側ヒンジ金具１０のロックレバ−９との接触
面（半月形側辺部１０ｂ）に第３図のように適当な ３
− 傾斜角θを選定しておけば、機械的遊びがなく、かつロ
ックレバ−スプリング１１により十分な固定力でロック
されるという利点がある。
が展開スプリング６のトルクにより回転し、所定のパド
ル展開角度（この例では９０度）まで回転すると、パド
ル側ヒンジ金具１ｏの半月形側辺部１０ａがストッパ５
に衝突し、同時にロックレバ−スプリング１１によりパ
ドル側ヒンジ金具１０の周部に押え付けられていたロッ
クレバ−９が第３図のように他方の半月形側辺部１０ｂ
の位置に落ち込み、パドル２は機械的に遊びのない状態
で確実にロックされる。またストッパ５と衛星側ヒンジ
金具８との間に挾んだ展開角度調整用シム１３の厚さを
変えることにより、ストッパ５の高さを微調整すること
が可能であり、これによりパドル２を要求される展開角
度に対して精度良く調整することが可能である。この場
合もパドル側ヒンジ金具１０のロックレバ−９との接触
面（半月形側辺部１０ｂ）に第３図のように適当な ３
− 傾斜角θを選定しておけば、機械的遊びがなく、かつロ
ックレバ−スプリング１１により十分な固定力でロック
されるという利点がある。
以上説明したように本発明では展開機構部とロック機構
部が展開構造物の回転軸および軸支部に一体的に装置さ
れているので小型化が図られ、かつ展開スプリングを展
開構造物の展開後の外乱等に耐えるよう大きなものにす
る必要はなく、単に展開構造物を展開させるに必要十分
なものでよく、結果として展開装置の軽量化が図れる利
点がある。
部が展開構造物の回転軸および軸支部に一体的に装置さ
れているので小型化が図られ、かつ展開スプリングを展
開構造物の展開後の外乱等に耐えるよう大きなものにす
る必要はなく、単に展開構造物を展開させるに必要十分
なものでよく、結果として展開装置の軽量化が図れる利
点がある。
更に展開角度を精度よく設定出来るだけでなくロック後
の機械的遊びなしに展開構造物を指定の位置に保持する
ことが可能であるという利点がある。
の機械的遊びなしに展開構造物を指定の位置に保持する
ことが可能であるという利点がある。
本発明は太陽電池パドルを例にとり説明したが、人工衛
星に搭載されるすべての展開物の展開ロック機構に応用
できることは明らかであり、これらも本発明の範囲に含
まれる。またパドル側ヒンジ金具も同様の機能を有する
ものであれば、他の形状のものであってもよい。
星に搭載されるすべての展開物の展開ロック機構に応用
できることは明らかであり、これらも本発明の範囲に含
まれる。またパドル側ヒンジ金具も同様の機能を有する
ものであれば、他の形状のものであってもよい。
４−
第１図はロケットフェアリング内に収められた人工衛星
本体およびパドルの概略図、第２図（ａ）は従来のパド
ル展開装置の平面図、第２図（１））は第２図（ａ）の
側面図、第３図（ａ）は本発明の実施例に係る宇宙航行
体の展開装置の平面図、第３図（ｂ）は第３図（ａ）の
側面図、第４図は本発明に係る展開装置の展開途中の状
態における側面図である。 １・・・人工衛星本体、２・・・太陽電池パドル、３．
８・・・衛星側ヒンジ金具、 ４．１０・・・パドル側ヒンジ金具、 ６・・・展開スプリング、７・・・パドル回転軸、９・
・・ロックレバ−１１１・・・ロックレバ−スプリング
、１２・・・ロッ’７レバ ＤＯ転軸、 １４・・・ロケットフェアリング内 由理人 弁理士 染 川 利 吉 第３図（α） 第３図（ｂ） 第４図
本体およびパドルの概略図、第２図（ａ）は従来のパド
ル展開装置の平面図、第２図（１））は第２図（ａ）の
側面図、第３図（ａ）は本発明の実施例に係る宇宙航行
体の展開装置の平面図、第３図（ｂ）は第３図（ａ）の
側面図、第４図は本発明に係る展開装置の展開途中の状
態における側面図である。 １・・・人工衛星本体、２・・・太陽電池パドル、３．
８・・・衛星側ヒンジ金具、 ４．１０・・・パドル側ヒンジ金具、 ６・・・展開スプリング、７・・・パドル回転軸、９・
・・ロックレバ−１１１・・・ロックレバ−スプリング
、１２・・・ロッ’７レバ ＤＯ転軸、 １４・・・ロケットフェアリング内 由理人 弁理士 染 川 利 吉 第３図（α） 第３図（ｂ） 第４図
Claims (1)
- 展開部の枢軸に取り付けられたスプリング式展開付勢機
構と、前記枢軸の軸支部に設けられかつ前記展開部をそ
の展開状態でロックするロック機構とを有することを特
徴とする宇宙航行体の展開装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57174398A JPS5963300A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 宇宙航行体の展開装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57174398A JPS5963300A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 宇宙航行体の展開装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5963300A true JPS5963300A (ja) | 1984-04-10 |
| JPS6256839B2 JPS6256839B2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=15977881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57174398A Granted JPS5963300A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 宇宙航行体の展開装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5963300A (ja) |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP57174398A patent/JPS5963300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256839B2 (ja) | 1987-11-27 |
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