JPS596327B2 - 炉 - Google Patents

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JPS596327B2
JPS596327B2 JP3243778A JP3243778A JPS596327B2 JP S596327 B2 JPS596327 B2 JP S596327B2 JP 3243778 A JP3243778 A JP 3243778A JP 3243778 A JP3243778 A JP 3243778A JP S596327 B2 JPS596327 B2 JP S596327B2
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JP
Japan
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coal
air
nozzle
furnace
igniter
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ト−マス・ヘンリ−・ク−パ−
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Combustion Engineering Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石炭焚きの炉に関する。
ことに本発明は点火、暖機運転、低負荷安定化に石炭を
用いることができる炉に関する。
屡々ガスまたは重油の代りに石炭を発電施設で用いるこ
とが望ましいことがある。
このような条件下では、重油焚きの炉よりも石炭焚きの
炉を建造する方が必然的に利用価値が大きい。
しかし石炭焚きの炉でも実質的な量のガスまたは重油を
屡屡使うのである。
ひとつの典型的な石炭焚きの炉ではこの炉でもやすべき
石炭は乾燥され石炭粉砕機で粉砕さ札この粉砕機から炉
の負荷負担石炭ノズルへ直接に供給されるのである。
この石炭粉砕機の運転には石炭を乾燥しこれを搬送する
加熱空気をこの粉砕機に供給することを必要とする。
この空気は強制循環ドラフトファンにより供給する。
このドラフトファンは空気を空気予熱器に通す。
この空気予熱器は炉内の高温の燃焼生成物を空気の予熱
に用いる装置である。
この予熱した1次空気、すなわち石炭を乾燥し搬送する
のに用いられる空気は石炭と共に石炭ノズルに供給され
、ことで燃焼支持に用いられる。
この1次空気は典型的には石炭の全部の燃焼を支持する
に充分な量でなく、従って2次空気を空気予熱器から炉
に直接にもち来たらして燃焼に必要な残りの空気として
供給するのである。
このようにして空気と共に供給された石炭は1次空気か
らの点火エネルギ、2次空気、石炭自体の熱、炉内の火
焔による輻射および伝導、さらには炉壁からの輻射によ
って燃焼させられる。
これらの燃焼エネルギ源のほとんど全部は、炉が既に作
動していることを前提条件としていることに注目すべき
である。
すなわち電力発生に用いる大型炉にあっては、炉が既に
可成り長い時間にわたって作動せしめられていることを
前提条件とする。
従って石炭の燃焼を生じさせこれを維持するためには、
炉壁を暖め、点火用の火焔を提供し、さらに空気予熱器
を暖めるための補助燃料を必要とする。
これは通常重油式またはガス式の点火器および暖機ガン
の機能である。
典型的な施設においては、比較的大容量の重油バーナが
点火器により始動され、これにより炉壁の暖機および空
気予熱器の熱交換面の暖機を開始せしめるのである。
これには若干時間がかかり、500メガワツトの発電所
の場合1回の始動に70000ガロンの重油を必要とす
る。
これに加えて重油を供給するのに用いるハードウェアを
作るのに可成りの費用を要する。
=旦炉内の温度が上昇すると、石炭ノズルは重油または
ガス焚きの点火器または暖機ガン自体で点火される。
補助燃料の使用は、石炭ノズルが石炭を供給し始めた時
に必然的に終るといったわけのものでない。
高ボイラ負荷時すなわちノズルにより供給された石炭の
量が多い時には炉は典型的には粉炭の安定燃焼を維持す
ることができる。
しかし負荷が減少し石炭の供給が減少される時、粉炭の
火焔の安定性もまた減じる。
それゆえこの時に点火器または暖機ガンを用いて炉内の
火焔を維持し、これによって炉内に未燃焼石炭粉の堆積
およびこれに伴なう炉内爆発の危険性を防止することを
常とする。
重油焚き、ガス焚きバーナのこれらの機能のすべてはこ
れらの燃料の点火が石炭よりもはるかに容易であり、熱
源が何であれその揮発成分を釈放しその結果燃焼を開始
または維持するのに必要な熱の必要程度が少ないことに
よる。
これとは逆に、石炭を点火するのが困難であることは、
石炭を点火、暖機および低負荷安定の機能に用いられな
い理由なのである。
またこれらの機能のために重油またはガスがはるかに好
ましいという利点のひとつにはこれらは比較的小径のパ
イプで供給することが可能であり、この結果燃料ノズル
領域における部材の密集を少なくするということにある
ノズルに石炭を供給する通常の手段は比較的大径の配管
を必要としており、このため、これ以上大径の配管を追
加することは燃料ノズル直後の領域においては好ましく
ないのである。
従って本発明の目的は、最小量の補助燃料を使って点火
、暖機および低負荷安定の機能を果す炉を提供するにあ
る。
すなわち、本発明は、石炭を炉内に差し向けるように配
設した主石炭ノズルと、煙道ガス入口、空気入口および
空気出口を有しその煙道ガス入口に炉内からの煙道ガス
を受取りこの煙道ガスからの熱を前記空気入口に入り前
記空気出口から去る空気に伝達する空気予熱器と、少な
くともひとつの粉砕機と、少なくともひとつの粉砕機か
ら前記主石炭ノズルへ石炭を差し向けるように接続した
導管装置と、前記空気入口から前記予熱器を介し前記空
気出口へまた前記空気出口から前記粉砕機を介して前記
主石炭ノズルへと第1の空気流を循環せしめる装置と、
前記予熱器の出口から炉内へ第2の空気流を循環せしめ
る装置とを包含する炉において、前記主石炭ノズルを出
る石炭を点火するように配設した点火器ノズルと、空気
から石炭を分離する分離器と、空気に混合した石炭を前
記粉砕機のひとつから前記分離器へ輸送する装置と、前
記分離器から前記点火器ノズルまで石炭を輸送する装置
と、燃焼生成物以外の源からの第3の空気流を加熱する
装置と、前記点火器ノズルにおいて前記第3の空気の流
れを炉内へ流す装置と、前記点火器ノズルの出口近くに
位置せしめることができ前記点火ノズルから出る石炭を
点火する点火装置とを包含することを特徴とする炉にあ
る。
以下本発明を添付図面に例示したその好適な実施例につ
いて詳述する。
第1図は粉炭焚きボイラの負荷担持ノズルに空気と燃料
とを供給する系統を示すものである。
炉は一般に参照番号10で示しである。
導管36はこの炉の出口を空気予熱器38の煙道ガス入
口へ接続する。
導管40は煙道ガス出口を図示しない煙突に接続する。
この煙突は燃焼生成物を大気に放出するためのものであ
る。
ファン42は空気を大気から引き、これを空気予熱器3
8の空気入口に吹き込むものである。
導管34は空気予熱器38の空気出口を炉の両側に設け
た風箱12および30へ接続する。
この典型的な炉には実際には4つの風箱が各隅部に設け
であるが、図面を簡略にするためそのうちふたつだけを
図示しである。
他の導管32は導管34からの空気を粉砕機22の空気
入口に接続する。
粉砕機22の出口は導管21によりエキゾーメタ20に
接続しである。
このエキゾーメタ20の出口は何本かの導管と連通する
導管18および24はエキゾーメタ出口から石炭ノズル
19および25に導くものであり、これらの石炭ノズル
はこれらから炉の内部に石炭を直接に供給するように配
置しである。
ノズル16および26は図示しない第2の粉砕機−エキ
ゾーメタ構体により石炭を供給される。
また第3の粉砕機−エキゾーメタ構体(図示せず)は石
炭をノズル14および28に供給する。
図示の各対のノズルと共に、典型的には同じ粉砕機によ
って供給される地対のノズルを設ける。
風箱12および30はノズル附近の開口を介して炉の内
部に連通ずる。
図示しないダンパによりこれら開口中で風箱からの空気
の分配を制御する1通常の作動においては、石炭および
空気はひとつまたはそれ以上のノズル高さ位置で炉10
に入る。
炉10内で燃焼が生じ、あつい煙道ガスが生成し、これ
が導管36、空気予熱器38、導管40を介して煙突に
流れ出る。
空気予熱器38は可動の熱交換面を有し、これが交互に
あつい煙道ガスとファン42から予熱器へ入る空気とに
接触する。
熱交換面はこのようにして煙道ガスからの熱を吸収し、
これをファン42からの空気に釈放する。
空気予熱器38を去る加熱された空気の一部は導管32
を通り、粉砕機22へ流れる。
粉砕機22は石炭を乾燥し粉砕する装置であり、導管3
2によってもち来たらされたあつい空気は石炭を乾燥せ
しめるのに用いられる。
導管32および粉砕機22を流れる空気流は導管21、
エキゾーメタ20、導管18および24を介して関連ノ
ズルへと流れる。
粉砕機22を流れる間に、この空気流は石炭をとらえる
石炭は粉砕機で充分に粉砕されており、空気流に乗って
ノズル19および25へ搬送される。
ファン42およびエキゾーメタ20はともにこの搬送の
原因となる力を提供するので、これらで、予熱器28の
空気出口から粉砕機を介しノズル19またはノズル25
へと第1の空気の流れを強制循環せしめる装置を構成す
るのである。
ファン42およびエキゾーメタ20により粉砕機22中
を強制循環せしめられる空気はここでは以後1次空気と
呼ぶこことする。
この1次空気は石炭と共に主石炭ノズル19および25
に供給される。
しかし石炭の全部の燃焼を支持するためにはこの1次空
気だけでは通常充分でなく、このため空気予熱器38を
去る空気の若干部分を導管34を介して風箱12および
30に導いている。
この風箱12および30は2次空気を供給するもので、
この2次空気により石炭の全部の燃焼を支持するに必要
な空気量の残りの部分を供給するのである。
前述のことばあつい煙道ガスが導管36内を流れるとい
う前提条件の下であることは明かである。
もちろん炉運転の開始に当っては導管36を流れるガス
は比較的冷い。
典型的な石炭焚きの施設では、重油または天然ガスを燃
焼せしめる補助バーナを包含する。
これらのバーナは導管36を介して来るガスが比較的冷
い時に機能するものである。
これは、粉炭は比較的点火しにくく、従って熱エネルギ
が相当量燃焼領域に存在しない限り安定した燃焼が保証
され得ないからである。
この熱エネルギは始動または燃焼維持に用いられるもの
であって、多くの熱源から得ることができろ。
すなわち炉内に既に確立した火焔からの輻射により、ま
たは炉壁からの輻射により、または炉内の熱ガスからの
伝導により、または炉内へ流入する1次および2次空気
からの伝導により得ることができる。
実際上これらの熱源の全部が点火エネルギに貢献し、高
負荷条件においてはこれらの全部が石炭の安定燃焼のた
めに充分な量の点火エネルギとなるまで加え合される。
しかし多くの場合これらエネルギ源の結合は安定燃焼を
保証するに充分ではない。
ひとつの場合をあげると炉が冷い時である。この状態で
は炉壁からの輻射はほとんどなく、また空気予熱器によ
り1次および2次空気に移されるエネルギもほとんどな
い。
このような場合に補助バーナが用いられる。
また補助バーナが用いられる他の状態としては、燃焼量
が少なく各種熱源からのエネルギが少ない時炉を比較的
小さな負荷で運転する場合である。
このような場合にも補助バーナを用いて安定な燃焼を維
持する。
過去においてはこのような補助バーナではすべて重油か
天然ガスを燃していた。
これは重油および天然ガスは粉炭よりもはるかに点火し
易いからである。
第2図は補助バーナを粉炭で点火することを可能とする
方式を示す。
点火器粉砕機110は第1図に示す空気予熱器38から
入口112で空気を受入れる。
導管100は粉砕機110を去る石炭−空気混合物をエ
キゾースト102に導き、導管98はエキゾースト10
2の出口を他の導管96へ接続する。
導管96はたとえば分離器65のようなサイクロン分離
器へ導く。
このような分離器の数は設計者によってちがうが、1個
あればよく、またそれ以上使ってもよい。
分離器65の出口は空気管路62により燃料ノズルから
遠い炉の内部の一点に接続されている。
貯蔵所66は分離器65を去る石炭を受は入れるように
配設してあり、この貯蔵所65の出口は弁67により制
御される。
貯蔵所66からの石炭は石炭管70を通って適宜弁を設
けた石炭管74,78および82へ供給される。
これらの石炭管は第2図にあられれていない石炭ノズル
で終る。
同様な石炭管86.90および94はまた石炭貯蔵所6
6かまたは図示しない他の石炭貯蔵所から石炭を受は入
れて、これを出口に位置するノズルへと供給する。
当業者であれば粉砕機110が各別の粉砕機であること
は必須のことではないことが理解できるであろう。
粉砕機110および22の機能はひとつの粉砕機に組^
入れぬことができる。
その出力を炉へと直接の接続と、分離器65への接続と
に分割するのである。
従って、主粉砕機と点火器用粉砕機とは同一ハードウェ
アとして実現することができよう。
ファン118は第1図に示す空気予熱器から空気を引く
この空気流は導管119,120および122に分割さ
れる。
導管119はダクト内空気加熱器116、おそらくは電
気加熱器を有し、空気加熱器116の出力は導管114
により石炭管82および94の端部において点火器ノズ
ルへ送られる。
空気加熱器116を去る空気の温度は好適には150℃
〜538°C(300’F−1000T〕である。
同様な加熱器および同様な接続を導管120と石炭管7
8および90の端部のノズルとの間および導管122と
石炭管74および86の端部のノズルとの間に設けてお
く。
第3図は石炭管82により供給される型式の点火ノズル
を示す。
この点火器ノズルは実際には3つの同心のノズル128
,130および134で作られている。
ノズル128および134は共に導管80に連通し、こ
の導管80はたわみ性のコネクタ126によりノズル1
28に取付けである。
石炭管82は玉継手138を介して石炭前帆長部分14
4に接続しである。
石炭管82および石炭前帆長部分144の内部には点火
器142がある。
点火器142は通常の石炭またはガス点火の点火器の小
型のものであるか、または高エネルギアーク点火器とし
てもよい。
いずれの場合にも点火器は少なくとも玉継手の領域にわ
たってたわみ性を有し、これにより石炭前帆長部分14
4と共に動くことを許容されている。
空気導管124は第1図のi1箱12に連通し、その出
口にノズル130を有する。
従って、ノズル130は風箱12と連通する。
典型的な施設では任意所望の型式の弁別火焔検出器13
2を設けて、点火器ノズルの端部に火焔があるかないか
を識別するようにしである。
冷い状態から炉を始動するには、粉砕機110を始動さ
せてその入口から石炭を受入れこれを粉砕する。
この粉砕機110の空気入口からはファン42により空
気予熱器38を通した空気を受入れる。
冷い状態からの始動では、この空気は依然として冷い。
このような冷い空気を粉砕機110、導管100、エキ
ゾースト102および導管98および96を介して分離
器65へ導びくのである。
分離器65は粉砕機を通る空気にとらえられた石炭を分
離してこれを貯蔵所66へ落下せしめる。
同時に石炭から分離させた空気は導管62を通って炉内
へ放出せしめる。
また、貯蔵所66は始動に必要な量の石炭を保持するに
充分な容量を有する貯蔵所とすることもできる。
このような場合、前回の炉の運転時に貯蔵所66に残さ
れた粉炭を使って始動し炉の暖機を行なうことができる
不活性化管路64を使って貯蔵中貯蔵所66内の雰囲気
を維持してここでの自然燃焼を防止する。
炉を加熱した後は点火用粉砕機110が働き始め、貯蔵
所66内に貯蔵した石炭の補給をなす。
どの方法を用いるとしても石炭は貯蔵所66によって供
給される。
弁67は貯蔵所66から落ちる石炭の量を制御し、この
石炭は適宜な装置により導管70および82を介し点火
器ノズルの外へと強制的に送られる。
同様に石炭は石炭管94を介し、またその出口に設けた
ノズルを介して強制的に送られる。
石炭はほとんど空気を伴なわない状態で導管82および
94に送られるという事実により、石炭管82および9
4は比較的小径とすることができ、このためこれらの石
炭管は炉の隅部において部材が混雑した状態を生じさせ
ることがない。
同時に、石炭は点火器ノズルへ供給されるので、予熱器
38からの空気は導管119を介してファン118によ
り加熱器116へと引かれる。
加熱器116はこの空気を安定燃焼を得るに充分な高い
温度にまで加熱する。
加熱器116なしでは空気中の熱は空気予熱器38によ
って与えられる熱のみとなり、冷い状態から始動ではこ
れは大した熱量とならない。
加熱器116を去るあつい空気は導管114により導管
80および92へ送られる。
導管80を流れる空気の部分は第3図のノズル134を
通る。
現在の技術水準に従えば、ノズル134は羽根136を
持ち、空気流を正しく差し向けるようにしである。
この空気流は、石炭管延長部分144の開口を去る石炭
に適宜な流れパターンを与える。
本発明方式は空気加熱器116により導入された熱量を
最小限にとどめることを可能にすることに注意されたい
加熱された空気は点火器ノズルにおいて点火エネルギに
加えることのみに用いられるので、予熱器38を流れる
全空気量に熱を加える必要性はない。
さらに石炭の乾燥から生じた不活性の水蒸気は、石炭が
点火器ノズルに達する前に石炭から分離されてしまうの
で、空気加熱器116により供給されたエネルギはこの
不活性の水分を加熱するのに用いられることがない。
導管80を流れる空気の残りはノズル128を流れ、羽
根140のところを通る。
このため羽根140により安定燃焼に適当な流れパター
ンが与えられる。
加熱器116により加熱される空気の量は通常できるだ
け少なく維持されるが、所望により100%の化学当量
的空気を加熱する充分な容量を与えてよい。
このようにしてノズル128お上び134を介して供給
される空気の量は化学当量的に石炭の燃焼に充分なもの
となる。
もしそうでなければ、風箱の空気をノズル130を介し
て導入する。
ノズル128および134を介して導入される加熱した
空気の量は石炭のすべてを燃焼させるに充分なものでは
あるが、これはノズル128および134および羽根1
36および140の特性に依存して風箱の空気を導入し
、あつい燃焼生成物を燃焼領域へ戻すようにした流れパ
ターンを生ぜしめ、これにより点火エネルギおよび点火
器火焔の安定に寄与せしめられるようにすることが望ま
しい。
典型的には石炭管延長部分144を去る石炭は点火器1
42により解放される揮発成分を有するものとし、この
石炭の若干分の燃焼が点火器134を流れる空気の存在
により始められるようにする。
燃焼のために要する空気の残りの部分はノズル128に
より供給される。
このためノズル134を去る石炭および空気がノズル1
28内の空気と出会った後燃焼が完成される。
既述したように、導管80を通って来る空気は充分にあ
つく、このため点火エネルギに寄与して安定な火焔を提
供するのである。
第3図のノズルは単に例示のために示したものにすぎな
いことを理解すべきである。
すなわちこの例示は本発明によるノズルの機能を説明す
るためにされたものである。
点火器ノズルの出口における安定火焔は炉壁および蒸気
管を暖め始め、これらが暖められるにつれ、煙道ガス温
度は上昇する。
最後には空気予熱器は主石炭ノズルの作動に充分な程度
にあり(なり、その粉砕機ば始動される。
主石炭ノズルから出る石炭は点火器ノズルからの火焔に
よって点火せしめられる。
もし炉が低負荷で運転されるならば、点火器ノズルは作
動したままとしておき、低負荷安定を計るのである。
これらの点火器を運転したままとすることによるコスト
増力口はわずかであり、そのためこれらは高負荷運転時
にも作動したままとすることもできよう。
以上本発明を添付図面に例示したその好適な実施例につ
いて詳述したが本発明はこの特定の実施例に限定される
ものではなく本発明の精神を逸脱することなく変化変形
がなし得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は負荷担持ノズルを有する炉の略図的側面図、第
2図は本発明の点火器ノズルを有する炉の略図的側面図
、第3図は本発明に用いろ典型的な点火器、ノズルの拡
大側部立面図である。 10・・・・・・炉、12・・・・・・風箱、14・・
・・・・ノズル、16・・・・・・ノズル、18・・・
・・・導管、19・・・・・・石炭ノズル、20・・・
・・・エキゾーメタ、21・・・・・・導管、22−・
・・・・粉砕機、24・・・・・・導管、26,28・
・・・・・ノズル、30・・・・・・風箱、32,34
,36・・・・・・導管、38・・・・・・空気予熱器
、40・・・・・・導管、42・・・・・・ファン、6
2・・・・・・空気管路、65・・・・・・分離器、6
6・・・・・・貯蔵所、61・・・・・・弁、67・・
・・・・弁、10゜74.78,82,94・・・・・
・石炭管、96゜100・・・・・・導管、102・・
・・・・エキゾーメタ、110・・・・・・点火用粉砕
機、112・・・・・・入口、116・・・・・・空気
加熱器、122・・・・・・導管、126・・・・・・
コネクタ、128,130,134・・・・・・ノズル
、142・・・・・・点火器、144・・・・・・石炭
管延長部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石炭を炉内に差し向けるように配設した主石炭ノズ
    ルと、煙道ガス入口、空気入口および空気出口を有しそ
    の煙道ガス入口に炉内からの煙道ガスを受取りこの煙道
    ガスからの熱を前記空気入口に入り前記空気出口から去
    る空気に伝達する空気予熱器と、少な(ともひとつの粉
    砕機と、少なくともひとつの粉砕機から前記主石炭ノズ
    ルへ石炭を差し向けるように接続した導管装置と、前記
    空気入口から前記予熱器を介し前記空気出口へまた前記
    空気出口から前記粉砕機を介して前記主石炭ノズルへと
    第1の空気流を循環せしめる装置と、前記予熱器の出口
    から炉内へ第2の空気流を循環せしめる装置とを包含す
    る炉において、前記主石炭ノズルを出る石炭を点火する
    ように配設した点火器ノズルと、空気から石炭を分離す
    る分離器と、空気に混合した石炭を前記粉砕機のひとつ
    から前記分離器へ輸送する装置と、前記分離器から前記
    点火器ノズルまで石炭を輸送する装置と、燃焼生成物以
    外の源からの第3の空気流を加熱する装置と、前記点火
    器ノズルにおいて前記第3の空気の流れを炉内へ流す装
    置と、前記点火器ノズルの出口近くに位置せしめること
    ができ前記点火器ノズルから出る石炭を点火する装置と
    を包含することを特徴とする炉。
JP3243778A 1978-03-23 1978-03-23 Expired JPS596327B2 (ja)

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