JPS596285Y2 - 伝動ベルト用変速装置 - Google Patents
伝動ベルト用変速装置Info
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- JPS596285Y2 JPS596285Y2 JP15851579U JP15851579U JPS596285Y2 JP S596285 Y2 JPS596285 Y2 JP S596285Y2 JP 15851579 U JP15851579 U JP 15851579U JP 15851579 U JP15851579 U JP 15851579U JP S596285 Y2 JPS596285 Y2 JP S596285Y2
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- Japan
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- pulley
- belt
- piece
- tension
- fixed
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として農機具伝動ベルトの外、一般産業、
自動2輪車、雪上車、自動車等の伝動ベルト用変速装置
に関するものであり、通常のV形プーりよりなる駆動プ
ーりと軸に固定した■形変速プーり片ならびに軸に回転
移動自在に取付けた■形遊車片で構或される従動プーり
間にVベルトを巻掛けた変速機構を提供することにより
、特に農機具において動力伝達を頻繁に繰り返し遮断す
る所謂クラッチ切れ(停止)を良好ならしめることを目
白勺としたもので゛ある。
自動2輪車、雪上車、自動車等の伝動ベルト用変速装置
に関するものであり、通常のV形プーりよりなる駆動プ
ーりと軸に固定した■形変速プーり片ならびに軸に回転
移動自在に取付けた■形遊車片で構或される従動プーり
間にVベルトを巻掛けた変速機構を提供することにより
、特に農機具において動力伝達を頻繁に繰り返し遮断す
る所謂クラッチ切れ(停止)を良好ならしめることを目
白勺としたもので゛ある。
従来、コンバイン、田植機、バインダーなどの如き農機
具の伝動機構は第1図に示す如く駆動プーり1と変速プ
ーりよりなる従動プーり2の間に■ベルト4を巻掛けテ
ンションプーり3の上下移動によりクラッチオフ(クラ
ッチ切れ、停止)、クラッチオン(駆動)を作動せしめ
る機能になっているが、上記従来の方式ではベルトクラ
ッチ作用を働かすためにベルト4の緩みが必要で、この
ためベルト4の背面を内側に押込む量、即ち移動量は初
めから緩みがあるので駆動軸と従動軸間の変速比を大き
くすることができない欠点を有していた。
具の伝動機構は第1図に示す如く駆動プーり1と変速プ
ーりよりなる従動プーり2の間に■ベルト4を巻掛けテ
ンションプーり3の上下移動によりクラッチオフ(クラ
ッチ切れ、停止)、クラッチオン(駆動)を作動せしめ
る機能になっているが、上記従来の方式ではベルトクラ
ッチ作用を働かすためにベルト4の緩みが必要で、この
ためベルト4の背面を内側に押込む量、即ち移動量は初
めから緩みがあるので駆動軸と従動軸間の変速比を大き
くすることができない欠点を有していた。
このような欠点を改善すべく、第2図に示すようにテン
ションプーり3によりベルト4を外側に引張る方式が採
用されているが、このような方式の伝動機構では駆動プ
ーり1の回転が従動プーリ2へ伝わらない位置までテン
ションプーり3を下方に移動し、張力を緩めた状態でク
ラッチ作用を与えると、ベルト4の振動によりベルト4
が■プーりの溝から外れてしまう傾向があり、又、テン
ションプーり3を外側に引張るため余分なスペースを必
要とする難点があった。
ションプーり3によりベルト4を外側に引張る方式が採
用されているが、このような方式の伝動機構では駆動プ
ーり1の回転が従動プーリ2へ伝わらない位置までテン
ションプーり3を下方に移動し、張力を緩めた状態でク
ラッチ作用を与えると、ベルト4の振動によりベルト4
が■プーりの溝から外れてしまう傾向があり、又、テン
ションプーり3を外側に引張るため余分なスペースを必
要とする難点があった。
又、最近、第3図に示す如く駆動プーり1と従動プーり
2の間にベルト4を巻掛け、これにベルト押え5を付設
したテンションプーり3を例えばa, b,,cの如
き適当な位置に設置し、これによりクラッチ作用をせし
める方式があるが、これはベルト押え5によってベルト
腹面を押えつつベルト4の張力を緩めてベルト4を駆動
プーり1から点線の如く離し動力の伝達を完全に遮断す
る方式であり、ベルトテンション3の押込量を大きくし
変速比も大きくすることができるが、伝動機構の態様な
らびにベルトの仕様などによりベルト押えを設置する位
置決めが困難であるばかりでなく、ベルト駆動をクラッ
チオフした時、ベルト4とベルト押え5が急激に接触す
るためベルト腹面を損傷しスリップ音を発生するという
問題がある。
2の間にベルト4を巻掛け、これにベルト押え5を付設
したテンションプーり3を例えばa, b,,cの如
き適当な位置に設置し、これによりクラッチ作用をせし
める方式があるが、これはベルト押え5によってベルト
腹面を押えつつベルト4の張力を緩めてベルト4を駆動
プーり1から点線の如く離し動力の伝達を完全に遮断す
る方式であり、ベルトテンション3の押込量を大きくし
変速比も大きくすることができるが、伝動機構の態様な
らびにベルトの仕様などによりベルト押えを設置する位
置決めが困難であるばかりでなく、ベルト駆動をクラッ
チオフした時、ベルト4とベルト押え5が急激に接触す
るためベルト腹面を損傷しスリップ音を発生するという
問題がある。
更に、上記従来の方式は何れもベルト起動時、即ちクラ
ッチオンの時、スリップ、スリップ音、ベルトの発熱、
摩耗が大きくベルトライフに影響を及ぼすばかりでなく
、又クラッチオン、クラッチオフの時の衝撃が大きく装
置自体を損傷せしめるほか、作業者の安全面にも問題が
あった。
ッチオンの時、スリップ、スリップ音、ベルトの発熱、
摩耗が大きくベルトライフに影響を及ぼすばかりでなく
、又クラッチオン、クラッチオフの時の衝撃が大きく装
置自体を損傷せしめるほか、作業者の安全面にも問題が
あった。
本考案は、上記の如き従来の諸問題を解決すべく鋭意研
究の結果完或するに至ったもので、一方の■形変速プー
り片を軸に固定し、他方のプーリ片として遊軍機能を有
するV形プーり片を回転移動可能になるように内部にプ
ッシュ、外面ボス部にベアリングを介して前記固定プー
り片と対向的に取付け、かつ両プーり片間にストッパー
兼スラストベアリングを挿入したV形変速プーりを従動
プーりとして使用し、これに通常の■形プーりを駆動プ
ーリへして組み合わせ、クラッチオンの時にはベルトは
両プーり間の下面にかかつて駆動軸と共に回転し、クラ
ッチオフの時にはベルトは上面に移動して他方のプーり
片のプッシュならびにスラストベアリングにより他方の
プーり片を遊軍として機能ゼしめ従動軸を停止せしめる
ようにすることを目白勺とするもので゛ある。
究の結果完或するに至ったもので、一方の■形変速プー
り片を軸に固定し、他方のプーリ片として遊軍機能を有
するV形プーり片を回転移動可能になるように内部にプ
ッシュ、外面ボス部にベアリングを介して前記固定プー
り片と対向的に取付け、かつ両プーり片間にストッパー
兼スラストベアリングを挿入したV形変速プーりを従動
プーりとして使用し、これに通常の■形プーりを駆動プ
ーリへして組み合わせ、クラッチオンの時にはベルトは
両プーり間の下面にかかつて駆動軸と共に回転し、クラ
ッチオフの時にはベルトは上面に移動して他方のプーり
片のプッシュならびにスラストベアリングにより他方の
プーり片を遊軍として機能ゼしめ従動軸を停止せしめる
ようにすることを目白勺とするもので゛ある。
即ち本考案の特徴とするところは、軸の一対の■形プー
り片を対向して、その一方の■形プーリ片は軸に固定し
て取付け、他方の■形プーり片は内部に該プーり片をス
ラスト方向及び回転方向に移動可能ならしめるプッシュ
を装着し、かつ外面に設けた段付ボス部に滑り機能を有
するスラストベアリングを嵌入固定して前記軸に取付け
ると共に、上記可動側V形プーり片の側方に前記ベアリ
ングに対向してスラスト方向には軸と一体で、回転方向
には内面にプッシュを有して回転自在な固定式ガイド板
を設け、前記ベアリングと該固定式ガイド板との間にス
プリングを介挿せしめ、更に前記一対のプーり片の間に
は可動プーり片の移動量を制限し、両プーり片間の回転
力を遮断するためのストッパー兼スラストベアリングを
挿入してなる変速プーりを従動側プーりとなし、一方、
該従動側プーりに対応して通常の■形プーりからなる駆
動側プーりを設け、かつ両プーり間にテンションプーり
を配して各プーり間にわたる■ベルトを懸架せしめテン
ションプーりをベルトの張りがゆるむ方向に移動させる
とき、それに追従して従動側変速プーりの可動プーり片
が移動して変速プーりの有効径が大きくなり、最大有効
径近くとなったとき、可動プーり片が移動した分だけベ
ルトの走行線が固定プーり片側に偏倚し、テンションプ
ーりを更に移動し可動プーり片をそれに追従して移動せ
しめ、固定プーり片と可動プーり片の■溝底部が前記ス
トッパー兼スラストベアリングを介して接圧するとき、
ベルトと各プーり間でベルトに生ずる張力が殆ど零とな
り、この状態でベルトの走行線を固定プーり片側に片寄
らせることによってベルトが戻る力で可動プーり片側面
と接圧し固定プーり片に接圧することなしに完全なクラ
ッチ切れを起生ずる如く構威せしめた点にある。
り片を対向して、その一方の■形プーリ片は軸に固定し
て取付け、他方の■形プーり片は内部に該プーり片をス
ラスト方向及び回転方向に移動可能ならしめるプッシュ
を装着し、かつ外面に設けた段付ボス部に滑り機能を有
するスラストベアリングを嵌入固定して前記軸に取付け
ると共に、上記可動側V形プーり片の側方に前記ベアリ
ングに対向してスラスト方向には軸と一体で、回転方向
には内面にプッシュを有して回転自在な固定式ガイド板
を設け、前記ベアリングと該固定式ガイド板との間にス
プリングを介挿せしめ、更に前記一対のプーり片の間に
は可動プーり片の移動量を制限し、両プーり片間の回転
力を遮断するためのストッパー兼スラストベアリングを
挿入してなる変速プーりを従動側プーりとなし、一方、
該従動側プーりに対応して通常の■形プーりからなる駆
動側プーりを設け、かつ両プーり間にテンションプーり
を配して各プーり間にわたる■ベルトを懸架せしめテン
ションプーりをベルトの張りがゆるむ方向に移動させる
とき、それに追従して従動側変速プーりの可動プーり片
が移動して変速プーりの有効径が大きくなり、最大有効
径近くとなったとき、可動プーり片が移動した分だけベ
ルトの走行線が固定プーり片側に偏倚し、テンションプ
ーりを更に移動し可動プーり片をそれに追従して移動せ
しめ、固定プーり片と可動プーり片の■溝底部が前記ス
トッパー兼スラストベアリングを介して接圧するとき、
ベルトと各プーり間でベルトに生ずる張力が殆ど零とな
り、この状態でベルトの走行線を固定プーり片側に片寄
らせることによってベルトが戻る力で可動プーり片側面
と接圧し固定プーり片に接圧することなしに完全なクラ
ッチ切れを起生ずる如く構威せしめた点にある。
以下、更に上記本考案の具体的構戊を添付図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
第4図は、本考案に係るクラッチオンした時の変速装置
横断面図で、図において11は固定■形プーり片(以下
固定プーり片と略称する)でボルト16によって軸17
に固定して取付けられている。
横断面図で、図において11は固定■形プーり片(以下
固定プーり片と略称する)でボルト16によって軸17
に固定して取付けられている。
一方、これと相対向する位置に取付けられた他方のプー
り片12は遊車をなす可動■形プーリ片(以下、可動プ
ーり片と略称する)で、その内部に前記プーり片12と
共に回転しうるプッシュ(軸受)13が装着され、かつ
その外面には段付ボス部が形威されて、これに滑り機能
を有するスラストボールベアリング14が嵌入固定され
ており、更にプッシュ20(必らずしも必要ではない)
を内挿した固定式ガイド板19との間に挿入された反撥
弾性を有するスプリング18によって押圧され軸線方向
にも移動できるようになっている。
り片12は遊車をなす可動■形プーリ片(以下、可動プ
ーり片と略称する)で、その内部に前記プーり片12と
共に回転しうるプッシュ(軸受)13が装着され、かつ
その外面には段付ボス部が形威されて、これに滑り機能
を有するスラストボールベアリング14が嵌入固定され
ており、更にプッシュ20(必らずしも必要ではない)
を内挿した固定式ガイド板19との間に挿入された反撥
弾性を有するスプリング18によって押圧され軸線方向
にも移動できるようになっている。
又前記両プーり片11, 12の間には可動プーり片1
2の移動量を制限し、かつ固定プーり片11と可動プー
リ片12の間に回転力を遮断するためのストッパー兼ス
ラストボールベアリング15が挿入されており、かつこ
の両プーり片11, 12はその間の下面に■ベルト1
0を巻掛けた時、可動プーり片12がスプリング18の
強い押圧力を受けることにより軸17と共に駆動する。
2の移動量を制限し、かつ固定プーり片11と可動プー
リ片12の間に回転力を遮断するためのストッパー兼ス
ラストボールベアリング15が挿入されており、かつこ
の両プーり片11, 12はその間の下面に■ベルト1
0を巻掛けた時、可動プーり片12がスプリング18の
強い押圧力を受けることにより軸17と共に駆動する。
この際、一方の可動プーリ片12は遊車として機能し、
該プーり片12に内挿されているプッシュ13ならびに
段付ボス部に固定されているスラストボールベアリング
14はスプリング18の押圧力により回転機能は発揮し
ない。
該プーり片12に内挿されているプッシュ13ならびに
段付ボス部に固定されているスラストボールベアリング
14はスプリング18の押圧力により回転機能は発揮し
ない。
第5図は同じく本考案に係る変速装置の横断面図である
が、この場合はクラッチオフした場合で、ベルト10の
上面を押圧しているテンションプーリ(図示せず)のゆ
るみ移動により両プーり11,12間の下方に嵌合され
たベルト10が上方に移動し、同時に可動プーり片12
がガイド板19を固定壁としてスプリング18の押圧力
で固定プーり片11の方向に移動して固定プーり片11
と可動プーリ片12のアライメント即ち整列状態を変化
せしめることにより、ベルト10両側面への押圧力は固
定プーり片11より可動プーり片12側へ大部分の圧力
が加わり、そのためベルト10を強く押圧している可動
■形プーり片12はプッシュ13. 20ならびにスラ
ストボールベアリング14の空転機能により変速される
と同時に遊軍としての機能が強く働き、更にベルト10
が上面に移動すると可動プーリ片12は両プーり片11
, 12間のスラストボールベアリング15と接触して
滑り機能が働き、その上テンションプーリ (図示せず
)の働きでベルトの張りを少くするか又は零にすると、
この結果ベルト10は遊軍片の作用にある可動プーり片
12と共に軸17の周りを空転しているが、固定■形プ
ーリ片11ならびに従動軸17は回転力が遮断され、ク
ラッチ切れとなる。
が、この場合はクラッチオフした場合で、ベルト10の
上面を押圧しているテンションプーリ(図示せず)のゆ
るみ移動により両プーり11,12間の下方に嵌合され
たベルト10が上方に移動し、同時に可動プーり片12
がガイド板19を固定壁としてスプリング18の押圧力
で固定プーり片11の方向に移動して固定プーり片11
と可動プーリ片12のアライメント即ち整列状態を変化
せしめることにより、ベルト10両側面への押圧力は固
定プーり片11より可動プーり片12側へ大部分の圧力
が加わり、そのためベルト10を強く押圧している可動
■形プーり片12はプッシュ13. 20ならびにスラ
ストボールベアリング14の空転機能により変速される
と同時に遊軍としての機能が強く働き、更にベルト10
が上面に移動すると可動プーリ片12は両プーり片11
, 12間のスラストボールベアリング15と接触して
滑り機能が働き、その上テンションプーリ (図示せず
)の働きでベルトの張りを少くするか又は零にすると、
この結果ベルト10は遊軍片の作用にある可動プーり片
12と共に軸17の周りを空転しているが、固定■形プ
ーリ片11ならびに従動軸17は回転力が遮断され、ク
ラッチ切れとなる。
この際、可動プーり片12を移動させる′アライメント
の変化は、ベルト軸の1/8〜1/3.5程度移動させ
ることが必要で、1/8以下では場合によって固定プー
り片とベルトが接することになり、クラッチオフが作用
せず、又1/3.5以上ではベルト10がねじれ、早期
破損の原因となる。
の変化は、ベルト軸の1/8〜1/3.5程度移動させ
ることが必要で、1/8以下では場合によって固定プー
り片とベルトが接することになり、クラッチオフが作用
せず、又1/3.5以上ではベルト10がねじれ、早期
破損の原因となる。
従って前記範囲内にすることは好ましく、かつ必要があ
る。
る。
尚、第5図中、第4図と同一部分は同一符号で示す。
しかして、本考案変速装置は上述の第4図、第5図で示
される装置を従動側とし、これに公知の■形プーりから
なる駆動側プーりを組み合わせ両プーり間にテンション
プーりを配して各プーり間にわたりベルトを懸架するこ
とによって上記の各機能を果すものであるが、この場合
、少くともテンションプーりをベルトの張りがゆるむ方
向に移動させるとき、それに追従して従動側変速プーリ
の可動プーり片が移動して変速プーりの有効径が大きく
なり、最大有効径近くとなったとき、可動プーり片が移
動した分だけベルトの走行線が固定プーり片側に偏倚し
、テンションプーりを更に移動し可動プーり片をそれに
追従して移動せしめ、固定プーり片と可動プーり片の■
溝底部が前記ストッパー兼スラストベアリングを介して
接圧するとき、ベルトと各プーり間でベルトに生ずる張
力が殆ど零となり、この状態でベルトの走行線を固定プ
ーり片側に片寄らせることによってベルトが固定プーり
片に接圧することなしに完全なクラッチ切れを起生ずる
如く構或されることが肝要である。
される装置を従動側とし、これに公知の■形プーりから
なる駆動側プーりを組み合わせ両プーり間にテンション
プーりを配して各プーり間にわたりベルトを懸架するこ
とによって上記の各機能を果すものであるが、この場合
、少くともテンションプーりをベルトの張りがゆるむ方
向に移動させるとき、それに追従して従動側変速プーリ
の可動プーり片が移動して変速プーりの有効径が大きく
なり、最大有効径近くとなったとき、可動プーり片が移
動した分だけベルトの走行線が固定プーり片側に偏倚し
、テンションプーりを更に移動し可動プーり片をそれに
追従して移動せしめ、固定プーり片と可動プーり片の■
溝底部が前記ストッパー兼スラストベアリングを介して
接圧するとき、ベルトと各プーり間でベルトに生ずる張
力が殆ど零となり、この状態でベルトの走行線を固定プ
ーり片側に片寄らせることによってベルトが固定プーり
片に接圧することなしに完全なクラッチ切れを起生ずる
如く構或されることが肝要である。
即ち、少くともテンションプーりをベルトの張りが、ゆ
るむ方向に移動させるとき、それに追従して従動側変速
プーり片が第4,5図において、左方向に移動して変速
プーり中の■ベルトの有効径が大きくなり、可動プーり
片が左方向に移動した分だけベルト走行線が強制的に固
定プーり片側へ片寄り、■ベルトの側面が可動プーり片
の側面により強く接圧する。
るむ方向に移動させるとき、それに追従して従動側変速
プーり片が第4,5図において、左方向に移動して変速
プーり中の■ベルトの有効径が大きくなり、可動プーり
片が左方向に移動した分だけベルト走行線が強制的に固
定プーり片側へ片寄り、■ベルトの側面が可動プーり片
の側面により強く接圧する。
そして更にテンションプーりをベルトの張りがゆるむ方
向に移動させると、それに追従して■ベルトの有効径が
更に大きくなり、その有効径が、最大近くになる迄移動
せしめた時、固定プーり片と可動プーり片の底部がスト
ッパー兼スラストボールベアリングを介して接圧した状
態となる。
向に移動させると、それに追従して■ベルトの有効径が
更に大きくなり、その有効径が、最大近くになる迄移動
せしめた時、固定プーり片と可動プーり片の底部がスト
ッパー兼スラストボールベアリングを介して接圧した状
態となる。
この状態より引続き前記テンションプーりを更にベルト
の張りが、ゆるむ方向に移動させるとき、上記の如く、
両プーり片底部は、スラストボールベアリングを介して
、接圧しており、一方、■溝巾が狭くならないためテン
ションフ゜−りをゆるめた分だけ■ベルトに対する張り
がなくなり、ベルトの張りがリラックスした状態となる
。
の張りが、ゆるむ方向に移動させるとき、上記の如く、
両プーり片底部は、スラストボールベアリングを介して
、接圧しており、一方、■溝巾が狭くならないためテン
ションフ゜−りをゆるめた分だけ■ベルトに対する張り
がなくなり、ベルトの張りがリラックスした状態となる
。
しかしベルトの走行線を固定プーり片側へ強制的に第4
,5図で左方向に移させた分だけベルトは逆に右方向へ
戻ろうとする力を生じ、その力で可動プーり片側面と接
圧することとなり、逆に固定プーり片とは、接圧せずそ
の状態がクラッチオフとなるのである。
,5図で左方向に移させた分だけベルトは逆に右方向へ
戻ろうとする力を生じ、その力で可動プーり片側面と接
圧することとなり、逆に固定プーり片とは、接圧せずそ
の状態がクラッチオフとなるのである。
次に、本考案に係る上記変速装置の作用機構について説
明すると、第6図は通常の■形プーりよりなる駆動プー
IJ Drと本考案に係る変速装置を用いた従動プーリ
DnならびにアイドラープーリIの間に変速V形ベルト
10を巻掛け、ベルト10の背面に更にテンションプー
リTを設けた伝動機構で、このテンションプーリTの位
置を移動せしめることによりベルト10の変速ならびに
クラッチオン、クラッチオフを可能ならしめたものであ
る。
明すると、第6図は通常の■形プーりよりなる駆動プー
IJ Drと本考案に係る変速装置を用いた従動プーリ
DnならびにアイドラープーリIの間に変速V形ベルト
10を巻掛け、ベルト10の背面に更にテンションプー
リTを設けた伝動機構で、このテンションプーリTの位
置を移動せしめることによりベルト10の変速ならびに
クラッチオン、クラッチオフを可能ならしめたものであ
る。
先ず、テンションプーリTがT1の位置にある時はベル
ト10にかかる初張力を生じないようにプーり上の巻掛
け長さよりベルト10長に対し、2〜7%長くなるよう
な状態にしておく。
ト10にかかる初張力を生じないようにプーり上の巻掛
け長さよりベルト10長に対し、2〜7%長くなるよう
な状態にしておく。
この時従動側の変速プーリDnには第5図に示す如くベ
ルト10は有効径R1でプーり上面に位置し、ベルトに
対してプーりよりのスプリング力による側圧がない状態
でベルトより生ずる変速プーリDnに対する圧力がアラ
イメントの変化(ずれ)によって可動プーり片12に集
中し、可動プーり片12は遊車として機能しクラッチが
オフ状態にされている。
ルト10は有効径R1でプーり上面に位置し、ベルトに
対してプーりよりのスプリング力による側圧がない状態
でベルトより生ずる変速プーリDnに対する圧力がアラ
イメントの変化(ずれ)によって可動プーり片12に集
中し、可動プーり片12は遊車として機能しクラッチが
オフ状態にされている。
次にテンションプーリTの位置をT1からT2へ押圧移
動することにより、変速プーリDnの有効径はR2へ、
そしてベルト位置も10から18′へと変化し、同時に
ベルト10はクラッチオフからクラッチオンの状態に移
行して駆動され、ベルト周速度は低速から順次高速へと
変化して走行を続ける。
動することにより、変速プーリDnの有効径はR2へ、
そしてベルト位置も10から18′へと変化し、同時に
ベルト10はクラッチオフからクラッチオンの状態に移
行して駆動され、ベルト周速度は低速から順次高速へと
変化して走行を続ける。
このように、ベルト10のクラッチオン、クラッチオフ
ならびに変速はテンションプーリTを移動して可動プー
り片12をベルト10の中心線よりずらすことにより繰
り返し行うことができる。
ならびに変速はテンションプーリTを移動して可動プー
り片12をベルト10の中心線よりずらすことにより繰
り返し行うことができる。
以上の如く、本考案ベルト変速装置によれば従動側プー
りとして軸に固定した一方の変速プーリ片と、内部に回
転移動可能になるようにプッシュを装着すると共に外面
に形威した段付ボス部に滑り機能を有するスラストボー
ルベアリングを嵌入固定した他方の可動プーり片よりな
るV形変速プーりを使用し、通常のV形プーりを駆動プ
ーリとしで組合せ、プーり間に巻掛けられたベルトをテ
ンションプーりを適宜移動せしめることによりベルトの
クラッチオン、クラッチオフを作動せしめると共に、ベ
ルトの周速度を変化せしめるようにした機構であり、下
記の如き種々の顕著な効果を有している。
りとして軸に固定した一方の変速プーリ片と、内部に回
転移動可能になるようにプッシュを装着すると共に外面
に形威した段付ボス部に滑り機能を有するスラストボー
ルベアリングを嵌入固定した他方の可動プーり片よりな
るV形変速プーりを使用し、通常のV形プーりを駆動プ
ーリとしで組合せ、プーり間に巻掛けられたベルトをテ
ンションプーりを適宜移動せしめることによりベルトの
クラッチオン、クラッチオフを作動せしめると共に、ベ
ルトの周速度を変化せしめるようにした機構であり、下
記の如き種々の顕著な効果を有している。
(1)ベルトを同一伝動面上にある固定■形プーリ片と
回転移動可能なV形プーり片よりなるV形変速プーり片
間を上下に往復移動せしめる方式であるため、同一スペ
ースで大きな変速比をとることができる。
回転移動可能なV形プーり片よりなるV形変速プーり片
間を上下に往復移動せしめる方式であるため、同一スペ
ースで大きな変速比をとることができる。
(2)ベルトを固定プーり片と可動プーり片の間を走行
させながら移動する方式であるため、クラッチオン、ク
ラッチオフの頻繁な繰り返しに対しても、従来の如き強
いショックはなく、スムースなスタートならびにストッ
プせしめることができ、又ショックによるベルトのスリ
ップ、スリップ音、ベルトの発熱、摩耗をも防止するこ
とができる。
させながら移動する方式であるため、クラッチオン、ク
ラッチオフの頻繁な繰り返しに対しても、従来の如き強
いショックはなく、スムースなスタートならびにストッ
プせしめることができ、又ショックによるベルトのスリ
ップ、スリップ音、ベルトの発熱、摩耗をも防止するこ
とができる。
(3)固定プーり片と可動プーり片の間にストッパー兼
スラストベアリングを設けているため両プーり片がテン
ションプーりの移動によりそれに追従し可動プーり片が
固定プーり片側に移動すると最終的に、該スラストベア
リングを介して固定可動両プーり片が接圧し、最小ベル
ト巾が確実に制限されると共に更に固定プーり片側の回
転力がスラストベアリングにより遮断されて伝達されな
い状態で、該ベアリングが溝幅制限ストッパーとして働
くことにより定まった最小溝巾に対して両プーり片によ
り作られる変速プーりの最大有効径でのV溝幅に対して
ベルトの有効幅が狭くなる如く位置せしめることができ
る利点がある。
スラストベアリングを設けているため両プーり片がテン
ションプーりの移動によりそれに追従し可動プーり片が
固定プーり片側に移動すると最終的に、該スラストベア
リングを介して固定可動両プーり片が接圧し、最小ベル
ト巾が確実に制限されると共に更に固定プーり片側の回
転力がスラストベアリングにより遮断されて伝達されな
い状態で、該ベアリングが溝幅制限ストッパーとして働
くことにより定まった最小溝巾に対して両プーり片によ
り作られる変速プーりの最大有効径でのV溝幅に対して
ベルトの有効幅が狭くなる如く位置せしめることができ
る利点がある。
(4)衝撃緩和によりプーりその他装置全体の破損を防
止し、かつ作業者の安全面を向上することができる。
止し、かつ作業者の安全面を向上することができる。
(5)構戒がシンプルであるためコスト安になる。
第1図乃至第3図は従来の方式による伝動機構の概略側
面図、第4図は本考案に係るクラッチオン時の変速装置
横断面図、第5図は同じく本考案に係るクラッチオフ時
の変速装置横断面図、第6図は本考案に係る変速装置を
用いた伝動機構の概略側面図である。 11・・・固定プーり片、12・・・可動プーり片、1
3・・・プッシュ、14・・・ベアリング、17・・・
軸、18・・・スプリング、19・・・ガイド板、20
・・・プッシュ。
面図、第4図は本考案に係るクラッチオン時の変速装置
横断面図、第5図は同じく本考案に係るクラッチオフ時
の変速装置横断面図、第6図は本考案に係る変速装置を
用いた伝動機構の概略側面図である。 11・・・固定プーり片、12・・・可動プーり片、1
3・・・プッシュ、14・・・ベアリング、17・・・
軸、18・・・スプリング、19・・・ガイド板、20
・・・プッシュ。
Claims (1)
- 軸に一対のV形プーり片を対向して、その一方のV形プ
ーり片は軸に固定して取付け、他方のV形プーり片は内
部に該プーり片をスラスト方向及び回転方向に移動可能
ならしめるプッシュを装着し、かつ外面に設けた段付ボ
ス部に滑り機能を有するスラストベアリングを嵌入固定
して前記軸に取付けると共に、上記可動側V形プーり片
の側方に前記ベアリングに対向してスラスト方向には軸
と一体で、回転方向には内面にプッシュを有して回転自
在な固定式ガイド板を設け、前記ベアリングと該固定式
ガイド板との間にスプリングを介挿せしめ、更に前記一
対のプーり片の間には可動プーり片の移動量を制限し、
両プーり片間の回転力を遮断するためのストッパー兼ス
ラストベアリングを挿入してなる変速プーりを従動側プ
ーりとなし、一方、該従動側プーりに対応して通常の■
形プーりからなる駆動側プーりを設け、かつ両プーり間
にテンションプーりを配して各プーり間にわたり■ベル
トを懸架せしめ、テンションプーリをベルトの張りがゆ
るむ方向に移動させるとき、それに追従して従動側変速
プーりの可動プーリ片が移動して変速プーりの有効性が
大きくなり、最大有効径近くとなったとき、可動プーり
片が移動した分だけベルトの走行線が固定プーり片側に
偏倚し、更にテンションプーりをベルトの張りがゆるむ
方向に移動し可動プーり片をそれに追従して移動せしめ
、固定プーり片と可動プーり片の■溝底部が前記ストッ
パー兼スラストベアリングを介して接圧するとき、ベル
トと各プーり間でベルトに生ずる張力が殆ど零となり、
この状態でベルトの走行線を固定プーり片側に片寄らせ
ることによってベルトが戻る力で可動プーり片側面と接
圧し固定プーり片に接圧することなしに完全なクラッチ
切れを起生ずる如く構成せしめてなることを特徴とする
伝動ベルト用変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15851579U JPS596285Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 伝動ベルト用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15851579U JPS596285Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 伝動ベルト用変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5675346U JPS5675346U (ja) | 1981-06-19 |
| JPS596285Y2 true JPS596285Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=29669756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15851579U Expired JPS596285Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 伝動ベルト用変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596285Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP15851579U patent/JPS596285Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5675346U (ja) | 1981-06-19 |
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