JPS5960817A - 超電導導体 - Google Patents
超電導導体Info
- Publication number
- JPS5960817A JPS5960817A JP57170309A JP17030982A JPS5960817A JP S5960817 A JPS5960817 A JP S5960817A JP 57170309 A JP57170309 A JP 57170309A JP 17030982 A JP17030982 A JP 17030982A JP S5960817 A JPS5960817 A JP S5960817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- covered
- copper
- superconducting thin
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は超電導細線を多数撚線して成る超電導導体の改
良に関する。
良に関する。
近年、核融合装蒙に使用される超電導コイルとしては、
10〜12Tの高磁界コイルが要求されてきており、ま
た極低温安定性に優れていることが要求されている。そ
こで、従来はかかる要求に応えるべく第1図(at *
tb)に示すような超電導導体が、この意味において
艮好な特性を有することから用いられている。
10〜12Tの高磁界コイルが要求されてきており、ま
た極低温安定性に優れていることが要求されている。そ
こで、従来はかかる要求に応えるべく第1図(at *
tb)に示すような超電導導体が、この意味において
艮好な特性を有することから用いられている。
第1図(alにおいて、超電導細線1は約0.6朋の直
径を有し1例えば500本の相当数の細線1を撚線して
、ステンレス管2内部に収納されている。そして、各超
電導細線1の周囲は超臨界ヘリウムのような冷媒3にて
強制冷却されている。
径を有し1例えば500本の相当数の細線1を撚線して
、ステンレス管2内部に収納されている。そして、各超
電導細線1の周囲は超臨界ヘリウムのような冷媒3にて
強制冷却されている。
また、上記超電導細線1は同図(blに示すように、数
μm径のNb s S nフィラメント4が1000本
以上ブロンズ銅5の内部に配列されており、その周囲は
タンタルバリア6で囲まれ、さらにその外側は安定化銅
7で覆われている。ここで、安定化銅7は超電導導体の
極低温安定性を維持するために必要なもので、高純度の
無酸素鋼が用いられその比抵抗は11Tの磁界でも7×
101Ωmと極めて低い。一方、Nb5Sn化合物ハブ
ロンズ銅5中のニオビウムを700°C1100時間の
熱処理を行なって形成されるものである。さらに、タン
クルバリア6はこの熱処理過程で最外層の安定化銅7が
ブロンズ銅5と接触して不純になり、比抵抗が増大する
のを防止するための障壁である。
μm径のNb s S nフィラメント4が1000本
以上ブロンズ銅5の内部に配列されており、その周囲は
タンタルバリア6で囲まれ、さらにその外側は安定化銅
7で覆われている。ここで、安定化銅7は超電導導体の
極低温安定性を維持するために必要なもので、高純度の
無酸素鋼が用いられその比抵抗は11Tの磁界でも7×
101Ωmと極めて低い。一方、Nb5Sn化合物ハブ
ロンズ銅5中のニオビウムを700°C1100時間の
熱処理を行なって形成されるものである。さらに、タン
クルバリア6はこの熱処理過程で最外層の安定化銅7が
ブロンズ銅5と接触して不純になり、比抵抗が増大する
のを防止するための障壁である。
ところで、高磁界マグネットに対してもパルスマグネッ
トとして機能することが、近年では強く要求されてきて
いる。核融合装置用のマグT/8 ネットでは、その磁場の変化率が10 にもなる。こ
のため、かかる目的に上述した超電導導体を用いた場合
には、電気抵抗の極めて低い安定化銅7で囲まれている
超電導細線1が撚線に、より互いに接融しているので、
外部磁場の時間的変化により超電導細線1間に渦電流が
流れる。そして、この渦電流は超電導細線1に発熱をも
たらし、その結果相当の交流損失になるばかりでなく、
コイルの性能を低下させる原因となる。
トとして機能することが、近年では強く要求されてきて
いる。核融合装置用のマグT/8 ネットでは、その磁場の変化率が10 にもなる。こ
のため、かかる目的に上述した超電導導体を用いた場合
には、電気抵抗の極めて低い安定化銅7で囲まれている
超電導細線1が撚線に、より互いに接融しているので、
外部磁場の時間的変化により超電導細線1間に渦電流が
流れる。そして、この渦電流は超電導細線1に発熱をも
たらし、その結果相当の交流損失になるばかりでなく、
コイルの性能を低下させる原因となる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は渦電流による交流損失の小さい良好な特性を有
する超電導導体を提供することにある。
の目的は渦電流による交流損失の小さい良好な特性を有
する超電導導体を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、前述した超電導
導体における超電導細線の最外層を、安定化銅に比し、
て電気抵抗の高い物質で覆ったことを特徴とする。
導体における超電導細線の最外層を、安定化銅に比し、
て電気抵抗の高い物質で覆ったことを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第2図は1本発明による超電導導体を構成する超電導細
線の拡大断面図を示すもので、第1図(blと同一部分
には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異な
る部分についてのみ述べる。
線の拡大断面図を示すもので、第1図(blと同一部分
には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異な
る部分についてのみ述べる。
つまり、第2図は第1図(b)に示す超電導細線の最外
層である安定化銅7を、この安定化銅7に比して極めて
電気抵抗の高い物質、例えばタンタル−8で覆って構成
したものである。
層である安定化銅7を、この安定化銅7に比して極めて
電気抵抗の高い物質、例えばタンタル−8で覆って構成
したものである。
かかる構成の超電導細線を撚線して成る超電導導体にお
いては、超電導細線1の安定化銅7の外周側がそれに比
して電気抵抗の桁違いに大きなタンタル@8で囲まれて
いるので、高速の交流磁場が導体に印加されても、超電
導細線1間に流れる渦電流は微小なものとなり、超電導
細線1に発熱をもたらすようなことがない。したがって
1本超電導導体を用いて巻線したコイルハ、高磁界パル
スコイルとして交流損失の小さい良好な特性を示すこと
になる。
いては、超電導細線1の安定化銅7の外周側がそれに比
して電気抵抗の桁違いに大きなタンタル@8で囲まれて
いるので、高速の交流磁場が導体に印加されても、超電
導細線1間に流れる渦電流は微小なものとなり、超電導
細線1に発熱をもたらすようなことがない。したがって
1本超電導導体を用いて巻線したコイルハ、高磁界パル
スコイルとして交流損失の小さい良好な特性を示すこと
になる。
尚1本発明は上記実施例に限定されるものではなく、次
のようにしても実施することができるものである。
のようにしても実施することができるものである。
(a)2 第3図に示すように、前記タンタル喝8の
外側をさらに高抵抗のCuNi 9で覆っても、同様の
効果を得ることができる。
外側をさらに高抵抗のCuNi 9で覆っても、同様の
効果を得ることができる。
(bl、@4図に示すように、NbT j合金フィラメ
ント10を安定化銅1)に埋入し、最外層を高電気抵抗
のCuNi 12で覆ったNbTi細線を、撚請して超
電導導体を構成しても、・やルスコイルとしての同様の
効果を得ることができる。
ント10を安定化銅1)に埋入し、最外層を高電気抵抗
のCuNi 12で覆ったNbTi細線を、撚請して超
電導導体を構成しても、・やルスコイルとしての同様の
効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、超電導細線の最外
層を安定化銅に比して電気抵抗の高い物質で覆うように
構成したので、パルスコイルとして渦電流による交流損
失の小さい艮好な特性を有する極めて信頼性の高い超電
導導体が提供できる、
層を安定化銅に比して電気抵抗の高い物質で覆うように
構成したので、パルスコイルとして渦電流による交流損
失の小さい艮好な特性を有する極めて信頼性の高い超電
導導体が提供できる、
第1図(alは従来の超電導導体を示す斜視図。
第1図(blは同超電導細線を示す拡大断面図、第2図
は本発明の一実施例を示す断面図、第3図および第4図
は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・超電導細線、2・・・ステンレス管、5・・・
ブロンズ銅、6・・・ダンタルバリア、7・・・安定化
銅、8・・・タンタル層、9,12・・・C’uNi
0出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (a) (b) 第2図
は本発明の一実施例を示す断面図、第3図および第4図
は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・超電導細線、2・・・ステンレス管、5・・・
ブロンズ銅、6・・・ダンタルバリア、7・・・安定化
銅、8・・・タンタル層、9,12・・・C’uNi
0出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (a) (b) 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11冷媒にて強制冷却される超電導細線を多数撚線し
て成る束導体において、前記超電導細線の最外層を安定
化銅に比して電気抵抗の高い物質で覆ったことを特徴と
する超電導導体。 (2) タンタル層で覆うようにしたものである特許
請求の範囲第(1)項記載の超電導導体。 (3) タンタル層で覆いさらにその外側を銅−ニッ
ケル合金で覆うようにしたものである特許請求の範囲第
(1)項記載の超電導導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57170309A JPS5960817A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 超電導導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57170309A JPS5960817A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 超電導導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5960817A true JPS5960817A (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=15902579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57170309A Pending JPS5960817A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 超電導導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5960817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07505337A (ja) * | 1992-05-29 | 1995-06-15 | レッテンマイヤー、ホルスト | 粉末塗装のための方法及び装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51132799A (en) * | 1975-05-14 | 1976-11-18 | Ulvac Corp | Composite superconductive wire-materials |
JPS52132692A (en) * | 1976-04-28 | 1977-11-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Superconductor cable made of twisted-wire-type compound |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP57170309A patent/JPS5960817A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51132799A (en) * | 1975-05-14 | 1976-11-18 | Ulvac Corp | Composite superconductive wire-materials |
JPS52132692A (en) * | 1976-04-28 | 1977-11-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Superconductor cable made of twisted-wire-type compound |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07505337A (ja) * | 1992-05-29 | 1995-06-15 | レッテンマイヤー、ホルスト | 粉末塗装のための方法及び装置 |
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