JPS596062Y2 - スピ−カのボイスコイル用ボビン - Google Patents
スピ−カのボイスコイル用ボビンInfo
- Publication number
- JPS596062Y2 JPS596062Y2 JP12872679U JP12872679U JPS596062Y2 JP S596062 Y2 JPS596062 Y2 JP S596062Y2 JP 12872679 U JP12872679 U JP 12872679U JP 12872679 U JP12872679 U JP 12872679U JP S596062 Y2 JPS596062 Y2 JP S596062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- bobbin
- voice coil
- resin
- metal mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高大カスピー力のボイスコイル用ボビンに関
する。
する。
従来、上記ボビンとしては、コイルからの発熱を放散さ
せる目的でアルミ薄膜を使用する場合があったが、アル
ミ薄膜は放熱のためにはよいがコイルを通る電流の変化
によりアルミ薄膜に渦電流を生じ、その渦電流に影響さ
れて忠実に入力信号を再生することができない欠点があ
り、又、絶縁の目的で樹脂シートを使用する場合があっ
たが、樹脂シートは絶縁にはよいがコイルからの発熱で
樹脂が高温となり軟化して変形したりボビンと振動板と
の間の接着剤による接着をゆるめる等してスピーカの性
能を低下させる欠点があった。
せる目的でアルミ薄膜を使用する場合があったが、アル
ミ薄膜は放熱のためにはよいがコイルを通る電流の変化
によりアルミ薄膜に渦電流を生じ、その渦電流に影響さ
れて忠実に入力信号を再生することができない欠点があ
り、又、絶縁の目的で樹脂シートを使用する場合があっ
たが、樹脂シートは絶縁にはよいがコイルからの発熱で
樹脂が高温となり軟化して変形したりボビンと振動板と
の間の接着剤による接着をゆるめる等してスピーカの性
能を低下させる欠点があった。
又、ボビンの一部に放熱用として孔を開けた場合空気の
流通をよくして放熱効果を上げるには帯紙の孔を上記ボ
ビンの孔と合わせてセットする面倒な熟練作業を必要と
した。
流通をよくして放熱効果を上げるには帯紙の孔を上記ボ
ビンの孔と合わせてセットする面倒な熟練作業を必要と
した。
本考案は、コイルの絶縁を良い状態に保ち、然もコイル
からの発熱を速かに放散することを目的としたスピーカ
のボイスコイノレ用ボビンで゛ある。
からの発熱を速かに放散することを目的としたスピーカ
のボイスコイノレ用ボビンで゛ある。
次に図面について本考案の実施例を説明する。
本考案の第1の実施例は、第1図、第2図に示すように
、金属網よりなる円筒1の外周に樹脂2を覆うように固
着してなる。
、金属網よりなる円筒1の外周に樹脂2を覆うように固
着してなる。
第1図に示す樹脂2の外周に第3図に示すようにコイル
3を固着し、リード線4を出して使用する。
3を固着し、リード線4を出して使用する。
又、本考案の第2の実施例は、第4図に示すように、金
属網よりなる円筒5のコイルを巻付ける部分となる下部
外周に樹脂6を覆うように固着しコイルを巻付けない上
部外周はそのままとしてなる。
属網よりなる円筒5のコイルを巻付ける部分となる下部
外周に樹脂6を覆うように固着しコイルを巻付けない上
部外周はそのままとしてなる。
第4図に示す樹脂6の外周に、第5図に示すように、コ
イル7を固着しリード線8を帯紙9で円筒5の上部外周
に固着して使用する。
イル7を固着しリード線8を帯紙9で円筒5の上部外周
に固着して使用する。
尚、第5図中の間隙10は通気のためのものである。
上述の通り本考案によれば、コイルはボビンに対し樹脂
により絶縁状態に保つことができ、然もコイルからの発
熱は、熱伝導のよい金属網により十分に放散することが
でき、又、金属膜に比べて金属網の方が渦電流を起しに
くいので、渦電流による音質への悪影響は殆んどない。
により絶縁状態に保つことができ、然もコイルからの発
熱は、熱伝導のよい金属網により十分に放散することが
でき、又、金属膜に比べて金属網の方が渦電流を起しに
くいので、渦電流による音質への悪影響は殆んどない。
尚、上記本考案実施例における金属網の代りに、図示し
ないが、金属板を無数に穿孔したもの(通称パンチング
メッシュ板)を用いても差支えない。
ないが、金属板を無数に穿孔したもの(通称パンチング
メッシュ板)を用いても差支えない。
第1図は、本考案の第1の実施例の斜視図である。
第2図は、上記第1の実施例の平面図である。第3図は
、上記第1の実施例にコイルを取付けた状態を示す斜視
図である。 第4図は、本考案の第2の実施例の斜視図である。 第5図は、上記第2の実施例にコイルを取付けた状態を
示す斜視図である。 1・・・・・・金属網円筒、2・・・・・・樹脂、3・
・・・・・コイル、4・・・・・・リード線、5・・・
・・・金属網円筒、6・・・・・・樹脂、7・・・・・
・コイル、8・・・・・・リード線、9・・・・・・帯
紙、10・・・・・・間隙。
、上記第1の実施例にコイルを取付けた状態を示す斜視
図である。 第4図は、本考案の第2の実施例の斜視図である。 第5図は、上記第2の実施例にコイルを取付けた状態を
示す斜視図である。 1・・・・・・金属網円筒、2・・・・・・樹脂、3・
・・・・・コイル、4・・・・・・リード線、5・・・
・・・金属網円筒、6・・・・・・樹脂、7・・・・・
・コイル、8・・・・・・リード線、9・・・・・・帯
紙、10・・・・・・間隙。
Claims (3)
- 1.金属網よりなる円筒の外側に樹脂を覆うように固着
してなる、スピーカのボイスコイル用ボビン。 - 2.実用新案登録請求の範囲第1項記載のスピーカのボ
イスコイル用ボビンにおいて、金属網よりなる円筒の外
側に覆うように固着する樹脂はコイルを巻付ける部分だ
けとし、コイルを巻付けない部分はそのままとしてなる
もの。 - 3.実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のス
ピーカのボイスコイル用ボビンにおいて、金属網が金属
板を無数に穿孔してなるもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872679U JPS596062Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | スピ−カのボイスコイル用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872679U JPS596062Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | スピ−カのボイスコイル用ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646396U JPS5646396U (ja) | 1981-04-25 |
JPS596062Y2 true JPS596062Y2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=29360535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12872679U Expired JPS596062Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | スピ−カのボイスコイル用ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596062Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-19 JP JP12872679U patent/JPS596062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646396U (ja) | 1981-04-25 |
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