JPS595918Y2 - 残響付加装置 - Google Patents

残響付加装置

Info

Publication number
JPS595918Y2
JPS595918Y2 JP1978103417U JP10341778U JPS595918Y2 JP S595918 Y2 JPS595918 Y2 JP S595918Y2 JP 1978103417 U JP1978103417 U JP 1978103417U JP 10341778 U JP10341778 U JP 10341778U JP S595918 Y2 JPS595918 Y2 JP S595918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
delay
delayed
output terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978103417U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5520568U (ja
Inventor
明寿 山田
滋 有田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1978103417U priority Critical patent/JPS595918Y2/ja
Publication of JPS5520568U publication Critical patent/JPS5520568U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595918Y2 publication Critical patent/JPS595918Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オーディオ信号より多数の異なる遅延信号を
発生させる残響付加装置を提供するものである。
第1図は従来の残響付加装置の電気回路を示している。
第1図において、1はオーテ゛イオ信号が印加される入
力端子、2は加算器、3はフィルタ、4はBBD遅延素
子、5はクロツク信号発振器、6はフィルタ、7は緩衝
増幅器、8は出力端子である。
入力端子1に印加されたオーディオ信号は加算器2、フ
ィルタ3を介してBBD遅延素子4の入力端に印加され
、クロツク信号発振器5からのクロツク信号によって順
次転送されBBD遅延素子4の出力端子に出力され、B
BD遅延素子4内を転送される時間だけ遅延されるもの
である。
この遅延された信号は出力端子8に印加されるとともに
、緩衝増幅器7を介して加算器2に帰還され、この帰還
信号がさらに遅延され、同様の動作が繰り返されるもの
である。
上記緩衝増幅器7を含む帰還ループのゲインをgとする
と、オーディオ信号に対する最初の遅延出力はgとなり
、2回目はg2、以下1,g4・・・・・・となり、そ
のエコーパターンは第2図に示すようになる。
なお第1図におけるフィルタ3,6はオーディオ信号と
クロツク信号とを分離し、ビートの発生を除去するため
のものである。
しかしながら、上記従来の残響付加装置では、第2図に
示すように各遅延信号のレベルが一様に変化し、かつ遅
延時間が一定τの遅延信号しか得られず、自然な残響効
果が得られない欠点があり、この残響信号を再生して受
聰しても、「鳴き竜」の現象のようなフラツター感が伴
って受聴されるものであった。
本考案は、上記従来の欠点を除去するものであり、以下
に本考案の一実施例について第1図と同一個所には同一
番号を付して第3図とともに説明する。
第3図において、9はBBD遅延素子であり、この遅延
素子9には複数の出力端子a,b,C,dが具備され、
出力端子aに得られる遅延信号の遅延時間τを基準とす
ると、出力端子bには3τ、出力端子Cには5τ、出力
端子dには7τの遅延時間の遅延信号が得られ、各遅延
信号がそれぞれフイルタ6a,6b,6C,6dおよび
可変減衰器10a, 10 b, 10 C, 10
dを介して加算器11テ加算される。
上記各可変抵抗器10 a, 10 b, 10 c,
10dの減衰をgとすると,出力端子8に得られるエコ
ーパターンは第4図に示すようになる。
このように遅延時間の関係を素数倍とすると、第2図に
示す従来例のような一定のレベル関係とはならないもの
である。
なお遅延素子9の出力端子aを使用しない場合のエコー
パターンを第5図に示す。
本実施例においては、各帰還ループの減衰は一定である
が、遅延素子9の各出力端子b, C, dから得ら
れる遅延時間の倍数は5/3倍,7/3倍となり無理数
となり、遅延信号間隔が一定とならず、多数の異なる遅
延信号が得られるものである。
また、本実施例におけるエコー密度p(一定時間tにお
ける遅延信号の個数)は、遅延素子9の出力端子bにお
いてはpa =L.出力端子Cにおいてはp5−一,出
力端子dにおいてはp7=五となり、全エコー密度p.
は となるものである。
第6図は、第3図に示す実施例におけるフィル夕6a,
6b,6C,6dを共通ノフィルタ6で構或したもので
ある。
本考案は以上のように、基本遅延信号出力端子のほかに
その基本遅延信号の遅延時間の素数倍の遅延時間の遅延
信号を出力する複数の出力端子を有する遅延素子を用い
、その各出力端子からの遅延信号を加算して出力するよ
うにしたため、1つの遅延素子でもって簡単に遅延時間
の重なりがない遅延信号を得ることができ、したがって
室内のような複雑な時間構造を有する自然な残響効果を
簡単にかつ安価にして得ることができ、その効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の残響付加装置のブロック図、第2図は同
装置のエコーパターン図、第3図は本考案の一実施例に
おける残響付加装置のブロック図、第4図は同装置のエ
コーパターン図、第5図は同装置の他の使用態様におけ
るエコーパターン図、第6図は本考案の他の実施例のブ
ロック図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・加算器、3・
・・・・・フィルタ、5・・・・・・クロツク信号発振
器、6・・・・・・フィルタ、7・・・・・・緩衝増幅
器、8・・・・・・出力端子、9・・・・・・遅延素子
、10a〜10 d・・・・・・可変抵抗器、11・・
・・・・加算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号を遅延時間τをもって出力する基本遅延信号出
    力端子を有するとともにその基本遅延時間τの素数倍の
    遅延時間の遅延信号を出力する複数の出力端子を有する
    遅延素子を用い、オーディオ信号を前記遅延素子の入力
    端子に入力し、かつその遅延素子の各出力端子からの遅
    延信号を減衰器を介して加算器で加算して出力するよう
    にし、前記加算器の遅延出力信号を上記遅延素子の入力
    端子に帰還する帰還回路を設けてなる残響付加装置。
JP1978103417U 1978-07-26 1978-07-26 残響付加装置 Expired JPS595918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103417U JPS595918Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 残響付加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978103417U JPS595918Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 残響付加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520568U JPS5520568U (ja) 1980-02-08
JPS595918Y2 true JPS595918Y2 (ja) 1984-02-22

Family

ID=29043912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978103417U Expired JPS595918Y2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 残響付加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595918Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019401A (ja) * 1973-06-20 1975-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019401A (ja) * 1973-06-20 1975-02-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5520568U (ja) 1980-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4873722A (en) Multi-channel reproducing system
JPS575499A (en) Acoustic reproducing device
JPH0157880B2 (ja)
MXPA96004270A (en) Digital filter and apparatus to play sound with the digi filter
JPS595918Y2 (ja) 残響付加装置
JPS60840B2 (ja) ステレオ方式
JPS6318078Y2 (ja)
JPS58190698U (ja) デイスト−シヨンサウンド形成回路
JPH046080Y2 (ja)
JPH0423280Y2 (ja)
JPS6042653B2 (ja) 残響装置
JPS5831600U (ja) 残響音付加装置
JPH0633760Y2 (ja) 音響機器における音声拡大装置
JPS6146700A (ja) 疑似ステレオ再生回路
JPS6315920Y2 (ja)
JPS636799Y2 (ja)
JPS5919520Y2 (ja) 残響付加装置
JPS5925822U (ja) 周波数特性調整回路
JPH0770950B2 (ja) オクタ−ブ多重フイルタ
JPH0134239Y2 (ja)
JPH0117918Y2 (ja)
JPS5824320Y2 (ja) アナログ遅延素子のプッシュプル回路
JPS62129595U (ja)
JPS61195099A (ja) 音響再生装置
JPH02106720U (ja)