JPS595833Y2 - 焼成炉形成用耐火ブロック体 - Google Patents
焼成炉形成用耐火ブロック体Info
- Publication number
- JPS595833Y2 JPS595833Y2 JP6230181U JP6230181U JPS595833Y2 JP S595833 Y2 JPS595833 Y2 JP S595833Y2 JP 6230181 U JP6230181 U JP 6230181U JP 6230181 U JP6230181 U JP 6230181U JP S595833 Y2 JPS595833 Y2 JP S595833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block body
- ceiling
- furnace
- base
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は陶磁器等の焼威炉における天井及び壁部を形或
する耐火ブロック体に関するものである。
する耐火ブロック体に関するものである。
従来のこの種焼戒炉は耐火レンガの積重ねによって形或
されているためその構築が面倒で手間のかかる欠点があ
った。
されているためその構築が面倒で手間のかかる欠点があ
った。
また炉天井は良好な燃焼状態を得るために水平な天井と
することが望ましいが、水平天井とするためには耐火レ
ンガを吊下げなければならずコスト高となることからア
ーチ型が広くなされていた。
することが望ましいが、水平天井とするためには耐火レ
ンガを吊下げなければならずコスト高となることからア
ーチ型が広くなされていた。
そこで本考案は構築が容易で且つ特異な水平天井或いは
壁部が形或できるような耐火ブロック体を提供するもの
であり、以下、本考案の図示実施例について説明する。
壁部が形或できるような耐火ブロック体を提供するもの
であり、以下、本考案の図示実施例について説明する。
第１図及び第２図に示す本例ブロック体Ｓはシャモット
にアルミナセメント等を配合して威形された耐火物であ
り、長くしたブロック基体１の基部（第１図では下部）
を長手方向に沿って二股状となるよう外向きに傾斜させ
て突出した突出壁２，２を対向させて一体形威したもの
で、第２図で示すように該突出壁２，２の間に長手方向
に沿った凹溝３が形威してある。
にアルミナセメント等を配合して威形された耐火物であ
り、長くしたブロック基体１の基部（第１図では下部）
を長手方向に沿って二股状となるよう外向きに傾斜させ
て突出した突出壁２，２を対向させて一体形威したもの
で、第２図で示すように該突出壁２，２の間に長手方向
に沿った凹溝３が形威してある。
また夫々の突出壁２の長手方向に沿った外周側縁部に面
一状の接合面２ａを形或すると共に夫々の突出壁２の突
出端縁部を水平状態の面一状内向面２ｂとして突出壁２
の突出端部を直角状２Ｃに形威している。
一状の接合面２ａを形或すると共に夫々の突出壁２の突
出端縁部を水平状態の面一状内向面２ｂとして突出壁２
の突出端部を直角状２Ｃに形威している。
なお基体１の両端部には下面に面一状の載置面４ａを有
する補強台部４を一体戒形している。
する補強台部４を一体戒形している。
また基体１及び突出壁２の肉厚をほぼ同一に或形して強
固にしている。
固にしている。
このように構或した本例を焼戊炉の天井材として使用す
る場合には、第１図仮想線で示す炉壁Ｋに設けた両側の
段部Ｋａにブロック体Ｓの補強台部４を載置してブロッ
ク体Ｓを支架し、ついで載置したブロック体Ｓに隣接さ
せて他のブロック体Ｓを載置して炉天井を構戊するので
ある（第３図参照）。
る場合には、第１図仮想線で示す炉壁Ｋに設けた両側の
段部Ｋａにブロック体Ｓの補強台部４を載置してブロッ
ク体Ｓを支架し、ついで載置したブロック体Ｓに隣接さ
せて他のブロック体Ｓを載置して炉天井を構戊するので
ある（第３図参照）。
この際、夫々の突出壁２の接合面２ａを当接させて隣接
配置するのであり、その接合目地をモルタル５で塞げば
よい。
配置するのであり、その接合目地をモルタル５で塞げば
よい。
なお、ブロック体Ｓと炉壁Ｋとに生ずる間隙にもモルタ
ル５や断熱材で塞げばよい。
ル５や断熱材で塞げばよい。
このようにして構築された炉天井は面一状内向面２ａが
天井面となるため水平型天井となって副射熱の乱反射に
より焼或効来が良好となるのである。
天井面となるため水平型天井となって副射熱の乱反射に
より焼或効来が良好となるのである。
しかも天井面に多数の凹溝３が形或され凸凹状となる結
果、第３図仮想線で示すように熱流が天井でうす巻き状
となって滞留するため従来のように熱流が直ちに通過し
て抜けることがなく燃焼効率が向上するのである。
果、第３図仮想線で示すように熱流が天井でうす巻き状
となって滞留するため従来のように熱流が直ちに通過し
て抜けることがなく燃焼効率が向上するのである。
また天井面積が拡大する結果受熱、放熱効果も良好とな
って好適な焼成炉となるのである。
って好適な焼成炉となるのである。
さらに突出壁２の突出によって天井裏に凹部６が形威さ
れるため該凹部６に断熱綿等の断熱材７を収容できて断
熱効果も良好となる他、従来のように格別な断熱層を設
ける場合と比較して小スペースとなる利点もある。
れるため該凹部６に断熱綿等の断熱材７を収容できて断
熱効果も良好となる他、従来のように格別な断熱層を設
ける場合と比較して小スペースとなる利点もある。
なお第３図のように隣接する接合面２ａを離してブロッ
ク体Ｓを配置すると共に四部６にフ一ド８を開口させれ
ば煙の排出路が形或できるのである。
ク体Ｓを配置すると共に四部６にフ一ド８を開口させれ
ば煙の排出路が形或できるのである。
なお、本例ではブロック体Ｓの両端に補強台部４を形或
して段部Ｋａに載置したが該台部を形或しないブロック
体でもよく、その両端部を段部Ｋａに載置するだけでも
基体１が強固のため充分使用に耐え得るのである。
して段部Ｋａに載置したが該台部を形或しないブロック
体でもよく、その両端部を段部Ｋａに載置するだけでも
基体１が強固のため充分使用に耐え得るのである。
本例は上記のように構或したが本考案においてはこれに
限定されない。
限定されない。
例えばブロック体における突出壁の形状も問わず第６図
のように形或してもよい。
のように形或してもよい。
また突出壁で形或される凹溝形状も適宜であり第４図の
ような形状でもよい。
ような形状でもよい。
さらにブロック体を炉壁として使用してもよく、第５図
のように配列すれば前記と同様の効果が得られる。
のように配列すれば前記と同様の効果が得られる。
なおブロック体の素材も任意であり各種耐火物で戊形で
きるものである。
きるものである。
要するに本考案は実用新案登録請求の範囲を構戊とする
耐火ブロック体である。
耐火ブロック体である。
したがって本考案によると、構築された炉天井或いは炉
壁が凹凸状となり熱流を焼或炉内に滞留できて良好な熱
焼状態が図れること、また凹凸状のため炉天井、炉壁の
面積が広くなるため蓄熱、放熱効果が向上して好適な焼
戒炉となること、さらに壁裏に断熱材を収容できる凹部
が形或できて断熱材層の形戊のため特別なスペースを設
けなくてもよいことの効果が大きく、構築に手間がかか
らないこと、天井炉材に使用すれば特異な水平型天井と
なる優れた利点がある。
壁が凹凸状となり熱流を焼或炉内に滞留できて良好な熱
焼状態が図れること、また凹凸状のため炉天井、炉壁の
面積が広くなるため蓄熱、放熱効果が向上して好適な焼
戒炉となること、さらに壁裏に断熱材を収容できる凹部
が形或できて断熱材層の形戊のため特別なスペースを設
けなくてもよいことの効果が大きく、構築に手間がかか
らないこと、天井炉材に使用すれば特異な水平型天井と
なる優れた利点がある。
第１図は本考案の一実施例を示す上からの斜視図、第２
図は第１図におけるＡ−Ａ拡大断面図、第３図はそれを
使用した炉天井の要部縦断面図、第４図は別例の縦断面
図、第５図は炉壁の一部斜視図、第６図はさらに別例の
縦断面図である。 １：ブロック基体、２：突出壁、２ａ：接合面、２ｂ：
内向面、３：凹溝、４：補強台部、６：凹部、Ｋ：炉壁
、Ｋａ：段部。
図は第１図におけるＡ−Ａ拡大断面図、第３図はそれを
使用した炉天井の要部縦断面図、第４図は別例の縦断面
図、第５図は炉壁の一部斜視図、第６図はさらに別例の
縦断面図である。 １：ブロック基体、２：突出壁、２ａ：接合面、２ｂ：
内向面、３：凹溝、４：補強台部、６：凹部、Ｋ：炉壁
、Ｋａ：段部。
Claims (1)
- ブロック基体の基部に外へ向けて傾斜突出した突出壁を
その長手方向に沿い二股状に対向させて一体形戒するこ
とによりブロック基体に凹溝を形或し、隣接する他の突
出壁と当接できるよう夫々の突出壁の外周側縁部に接合
面を形威して威る焼戒炉形戊用耐火ブロック体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230181U JPS595833Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | 焼成炉形成用耐火ブロック体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230181U JPS595833Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | 焼成炉形成用耐火ブロック体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57175000U JPS57175000U (ja) | 1982-11-05 |
| JPS595833Y2 true JPS595833Y2 (ja) | 1984-02-22 |
Family
ID=29858497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230181U Expired JPS595833Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | 焼成炉形成用耐火ブロック体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595833Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6230181U patent/JPS595833Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57175000U (ja) | 1982-11-05 |
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