JPS595749Y2 - カレンダ−ロ−ラのストップモ−ション装置 - Google Patents
カレンダ−ロ−ラのストップモ−ション装置Info
- Publication number
- JPS595749Y2 JPS595749Y2 JP4344580U JP4344580U JPS595749Y2 JP S595749 Y2 JPS595749 Y2 JP S595749Y2 JP 4344580 U JP4344580 U JP 4344580U JP 4344580 U JP4344580 U JP 4344580U JP S595749 Y2 JPS595749 Y2 JP S595749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bracket
- stop motion
- calendar roller
- swing lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紡機におけるカレンダーローラに繊維捲付きな
どが発生した際に機械を停止せしめるストップモーショ
ン装置に関する。
どが発生した際に機械を停止せしめるストップモーショ
ン装置に関する。
従来のストップモーション装置は、カレンダーローラの
軸受を上下滑動可能に設け、この軸受の上部には検出棒
を配設し、カレンダーローラに繊維が捲付くと軸受が上
動し、これに伴ない検出棒が作動して検出棒先端の電気
接点に接触し機械を停止するようになっている。
軸受を上下滑動可能に設け、この軸受の上部には検出棒
を配設し、カレンダーローラに繊維が捲付くと軸受が上
動し、これに伴ない検出棒が作動して検出棒先端の電気
接点に接触し機械を停止するようになっている。
しかしながら、このような従来装置においては、カレン
ダーローラの微小な異常作動を検出することは困難であ
って、近時のように紡機の高速化に伴なってカレンダー
ローラの回転も高速度となっている状況下においてはよ
り高精度なストップモーション装置が希求されていた。
ダーローラの微小な異常作動を検出することは困難であ
って、近時のように紡機の高速化に伴なってカレンダー
ローラの回転も高速度となっている状況下においてはよ
り高精度なストップモーション装置が希求されていた。
本考案は上述の問題点に鑑み創案されたものであり、カ
レンダーローラの微小な異常作動をも的確に検知して迅
速に機械の停止を行ない得るカレンダーローラのストッ
プモーション装置を提供することを目白勺とする。
レンダーローラの微小な異常作動をも的確に検知して迅
速に機械の停止を行ない得るカレンダーローラのストッ
プモーション装置を提供することを目白勺とする。
以下本考案の具体例を図面に基づいて詳しく説\明する
。
。
図において、1はトップ力レンダーローラ2及び゛ボト
ム力レンダーローラ3からなるカレンダーローラで゛、
ボトム力レンダーローラ3は機枠に固定のブラケット4
に回転可能に支承されており、一方トップ力レンダーロ
ーラ2は枢軸5に揺動可能に枢着されたブラケット6に
回転可能に支承されているとともに同ブラケット6に装
着されたバネ7により常時はボトム力レンダーローラ3
側に付勢されている。
ム力レンダーローラ3からなるカレンダーローラで゛、
ボトム力レンダーローラ3は機枠に固定のブラケット4
に回転可能に支承されており、一方トップ力レンダーロ
ーラ2は枢軸5に揺動可能に枢着されたブラケット6に
回転可能に支承されているとともに同ブラケット6に装
着されたバネ7により常時はボトム力レンダーローラ3
側に付勢されている。
8はカレンダーローラ1の後方に位置するドラフトロー
ラで、図例では3オーバー2方式を示している。
ラで、図例では3オーバー2方式を示している。
ドラフトローラ8の各トップローラ9は、その軸10が
ブラケット11の凹溝12内に上下滑動可能に嵌入され
ているとともにこの軸10には枢支軸13を介して揺動
可能な加圧腕14に取着されたサドル15にバネ16に
よって弾装された加圧棒17が押圧されていて、各トッ
プローラ9がボトムローラ18上面に圧接するようにな
っている。
ブラケット11の凹溝12内に上下滑動可能に嵌入され
ているとともにこの軸10には枢支軸13を介して揺動
可能な加圧腕14に取着されたサドル15にバネ16に
よって弾装された加圧棒17が押圧されていて、各トッ
プローラ9がボトムローラ18上面に圧接するようにな
っている。
19は前記枢軸5と同軸もしくは加圧腕14に取付けら
れた枢軸20又は他の適宜な軸に揺動可能に枢着された
揺動レバーであり、この揺動レバー19はドラフトロー
ラ8の後部側に延出していて、その延出端にはリミット
スイッチなどの検知器21が位置しており、更に揺動レ
バー19には前記各トップローラ9の上動を検出するた
めの検出棒22がその下端を各トップローラ9の軸10
と若干の間隙を存してナット23を介して取着されてい
る。
れた枢軸20又は他の適宜な軸に揺動可能に枢着された
揺動レバーであり、この揺動レバー19はドラフトロー
ラ8の後部側に延出していて、その延出端にはリミット
スイッチなどの検知器21が位置しており、更に揺動レ
バー19には前記各トップローラ9の上動を検出するた
めの検出棒22がその下端を各トップローラ9の軸10
と若干の間隙を存してナット23を介して取着されてい
る。
24は前記ブラケット6の揺動作用を前記揺動レバー1
9に伝達するための伝達部材であって、この伝達部材2
4は、揺動レバー19にナット25を介して固着した作
動棒26の下端をブラケツ1ヘ6の上端に当接するよう
に構戊するか、またはブラケット6に作動板27を固定
し、この作動板27を前記検出棒22の部位に延設し、
その延設端を同検出棒22に嵌装されたプッシュ28に
当接する如く構或することができる。
9に伝達するための伝達部材であって、この伝達部材2
4は、揺動レバー19にナット25を介して固着した作
動棒26の下端をブラケツ1ヘ6の上端に当接するよう
に構戊するか、またはブラケット6に作動板27を固定
し、この作動板27を前記検出棒22の部位に延設し、
その延設端を同検出棒22に嵌装されたプッシュ28に
当接する如く構或することができる。
引き続いて上述の構戊になる本考案の作用を説明する。
カレンダーローラ1のトツフ゜カレンダーローラ2また
はボトム力レンダーローラ3に繊維が捲付く等の異常作
動が発生すると、ブラケット6が枢軸5を支点として揺
動し、この揺動作用が伝達部材24を介して揺動レバー
19に伝達され、同揺動レバー19も揺動することとな
る。
はボトム力レンダーローラ3に繊維が捲付く等の異常作
動が発生すると、ブラケット6が枢軸5を支点として揺
動し、この揺動作用が伝達部材24を介して揺動レバー
19に伝達され、同揺動レバー19も揺動することとな
る。
すると揺動レバー19の先部が検知器21の検知片21
aから離れ、この検知器21から停止指令が発信され
て機械は停止する。
aから離れ、この検知器21から停止指令が発信され
て機械は停止する。
この際揺動レバー19はカレンダーローラ1側からドラ
フトローラ8の後部側に長く延出しているため、その先
部の延出端においてはカレンダーローラ1の微小な異常
作動をも的確に検知することができる。
フトローラ8の後部側に長く延出しているため、その先
部の延出端においてはカレンダーローラ1の微小な異常
作動をも的確に検知することができる。
また、ドラフトローラ8が同様に異常作動すると、トッ
プローラ9の軸10が凹溝12内を上動し、検出棒22
が上動するため、これに伴なって揺動レバー19が揺動
して検知器21を作動せしめ機械が停止する。
プローラ9の軸10が凹溝12内を上動し、検出棒22
が上動するため、これに伴なって揺動レバー19が揺動
して検知器21を作動せしめ機械が停止する。
以上詳述したところから明らかなように、本考案は、カ
レンダーローラを支承するブラケットを枢軸に揺動可能
に枢着し、このブラケットの揺動作用を伝達部材を介し
て伝達する揺動レバーを前記枢軸と同軸もしくは適宜な
軸に枢着するとともにドラフトローラ後部側に延出し、
その延出端には機械停止用の検知器を位置せしめたもの
であるから、カレンダーローラの微小な異常作動をもド
ラフトローラ後側部へ長く延出した揺動レバーによって
極めて的確に検知して迅速に機械を停止せしめることが
でき、併せてドラフトローラの異常作動をも同一の揺動
レバーによって検知して機械の停止を行なうことができ
装置の構或を簡素化できる等の効果を有している。
レンダーローラを支承するブラケットを枢軸に揺動可能
に枢着し、このブラケットの揺動作用を伝達部材を介し
て伝達する揺動レバーを前記枢軸と同軸もしくは適宜な
軸に枢着するとともにドラフトローラ後部側に延出し、
その延出端には機械停止用の検知器を位置せしめたもの
であるから、カレンダーローラの微小な異常作動をもド
ラフトローラ後側部へ長く延出した揺動レバーによって
極めて的確に検知して迅速に機械を停止せしめることが
でき、併せてドラフトローラの異常作動をも同一の揺動
レバーによって検知して機械の停止を行なうことができ
装置の構或を簡素化できる等の効果を有している。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1の実施例を
示した側面図、第2図は第2の実施例を示した側面図で
ある。 1・・・・・・カレンダーローラ、2・・・・・・枢軸
、6・・・・・・ブラケット、8・・・・・・ドラフト
ローラ、19・・・・・・揺動レバー21・・・・・・
検知器、24・・・・・・伝達部材。
示した側面図、第2図は第2の実施例を示した側面図で
ある。 1・・・・・・カレンダーローラ、2・・・・・・枢軸
、6・・・・・・ブラケット、8・・・・・・ドラフト
ローラ、19・・・・・・揺動レバー21・・・・・・
検知器、24・・・・・・伝達部材。
Claims (2)
- (1)カレンダーローラを支承するブラケットを枢軸に
揺動可能に枢着し、このブラケットの揺動作用を伝達部
材を介して伝達する揺動レバーを前記枢軸と同軸もしく
は適宜な軸に枢着するとともにドラフトローラ後部側に
延出し、その延出端には機械停止用の検知器を位置せし
めたことを特徴とするカレンダーローラのストツフ゜モ
ーション装置。 - (2)前記揺動レバーには前記ドラフトローラの上動を
検出して同揺動レバーを揺動せしめる検出棒を設けたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のカ
レンダーローラのストップモーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344580U JPS595749Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | カレンダ−ロ−ラのストップモ−ション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344580U JPS595749Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | カレンダ−ロ−ラのストップモ−ション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56146785U JPS56146785U (ja) | 1981-11-05 |
JPS595749Y2 true JPS595749Y2 (ja) | 1984-02-21 |
Family
ID=29638768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4344580U Expired JPS595749Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | カレンダ−ロ−ラのストップモ−ション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595749Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4344580U patent/JPS595749Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56146785U (ja) | 1981-11-05 |
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