JPS595624B2 - 陽イオン性染料 - Google Patents

陽イオン性染料

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JPS595624B2
JPS595624B2 JP56053082A JP5308281A JPS595624B2 JP S595624 B2 JPS595624 B2 JP S595624B2 JP 56053082 A JP56053082 A JP 56053082A JP 5308281 A JP5308281 A JP 5308281A JP S595624 B2 JPS595624 B2 JP S595624B2
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formula
formulas
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chemical
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JP56053082A
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JPS56157456A (en
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ヴイリ・ステインゲリン
ペ−タ・レウ
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPS595624B2 publication Critical patent/JPS595624B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/16Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms
    • C09B23/162Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms only nitrogen atoms
    • C09B23/164Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing hetero atoms only nitrogen atoms containing one nitrogen atom
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/28Colorants ; Pigments or opacifying agents

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規陽イオン性染料、およびその製法に関する
織物材料、皮および紙を染色および捺染する染料として
使用する方法に関する。
この新規陽イオン性染料は式 L
−」{式中、Zは互いに独立して各各式〔式中、Rは互
いに独立して各各水素原子、置換されていないかまたは
置換されたC1〜4−アルキル基、置換されていないか
または置換されたC1〜4−アルコキシ基またはハロゲ
ン原子であり、R1は互いに独立して各各置換されてい
ないかまたは置換されたC1〜4−アルキル基またはC
3〜4−アルケニル基であり、Xは基(式中、基R1は
互いに架橋して炭素環式の5−または6員環を形成する
ことができる)であり、Yは−NH−,−NRl−また
は−0−である〕で表わされる基であり、BはZと同一
であるかまたは以下の式または特に以下の式 〔これらの式中、基RおよびR1は前記の意味であり、
pは2または3である〕のいずれかで表わされる陽イオ
ン性基であり、Anは陰イオンである}で表わされる。
非置換かまたは置換されたC1−C4−アルキル基とし
て、Rは直鎖状または分枝鎖状のアルキル基例えばメチ
ル基、エチル基、n−またはイソ−プロピル基またはn
−.Sec−,またはTert−ブチル基であり、これ
らの基は例えばメトキシ基、エトキシ基、n−およびイ
ソープロポキシ基またはn−およびイソーブトキシ基の
ようなC1−C4アルコキシ基、CN基、ふつ素、塩素
または臭素のようなハロゲン原子、フエニル基〔その部
分に対しては場合によつては例えばハロゲソ原子、アル
キル基および(または)アルコキシ基でさらに置換され
ていることもある〕、CONH2基またはN原子上に例
えばC1−C4−アルキル基がモノまたはジ置換したカ
ルボン酸アミド基によつて置換されていることができる
Rが置換されていないかまたは置換されたC1〜C4ア
ルコキシ基である場合には、これは直鎖状または分枝鎖
状のアルコキシ基例えばメトキシ基、エトキシ基、nお
よびイソープロポキシ基またはn−およびイソーブトキ
シ基であり、これらの基はさらに例えばフエニル基で置
換されていることができる。
Rがハロゲン原子である場合には、それは特にふつ素原
子、塩素原子または臭素原子である。
しかし置換基Rが1つの同じベンゼン環に1度以上現わ
れることができるということも可能である。式(1)の
好ましい陽イオン性染料においては、Rは水素原子であ
るかまたは非置換の直鎖状C1一C4−アルキル基こと
にメチル基であるか、または非置換の直鎖状アルコキシ
基特にメトキシ基またはハロゲン原子特に塩素原子であ
る。
R1が非置換かまたは置換されたC1−C4−アルキル
基であるならば、それはメチル基、エチル基、n−およ
びイソ−プロピル基またはnおよびイソ−ブチル基のよ
うな直鎖状または分枝鎖状のアルキル基であり、これら
の基はさらに例えばC1−C4−アルコキシ基(メトキ
シ基、エトキシ基またはn−およびイソープロポキシ基
のような直鎖または分枝鎖)、CN基またはハロゲン原
子(ふつ素、塩素または臭素)、非置換かまたはC1−
C4−アルキル基またはハロゲン原子で置換されたフエ
ニル基またはCONH2基によつて置換されていること
ができる。
R1がアルケニル基である場合には、それは例えばアリ
ル基である。式(1)の好ましい陽イオン性染料におい
ては、R1は非置換の直鎖状C1−C4−アルキル基特
にCH3基である。Xを表わす式 中の両方のR1が互いに結合して5員または6員の炭素
環を形成する場合には、それは特に非置換のシクロペン
タン環またはシクロヘキサン環である。
式(1)の好ましい陽イオン性染料においてXが式+(
(式中のR1はそれぞれ直鎖状非置換C1−C4−ア
ルキル基である)場合には、Xは特に式で表わされる基
である。式(1)の好ましい陽イオン性化合物において
は、Yは−CH=CH−NH橋に関してm−またはP−
位置で結合している。
−NRl基として、Yは−N−アルキル(ClC4)基
で例えば−N−CH3一基、−N−C2H5−基または
−N−C3H7基であり、ここではアルキル基は付加的
に定義されているように特にCN基またはハロゲン原子
によつて置換されていることができる。
式(1)の好ましい陽イオン性化合物においてYは一N
H一基または−NRl一基特に−N−CH3基である。
Bは例えば次の基のいずれか1つである:[−N(R1
)3] 基としてBは例えば次の基のいずれか1つであ
る:′ゞ\′。
\7一\式(1)の好ましい陽イオン性染料においては
、はZがもつのと同じ意味をもつかまたは式i
乙\
―B(式中pとR1は先に与えた意味をもつ)で
表わされる基の1つである。
Anで表わされる陰イオンは無機性および有機性どちら
の陽イオンでもあることができ、例えばハロゲンは塩化
物、臭化物またはよう化物イオンであり、そしてまた硫
酸塩イオン、メチル硫酸塩イオン、アミノスルホン酸塩
イオン、過塩素酸塩”5η イオン、炭酸塩イオン、炭酸水素塩イオン、りん酸塩イ
オン、りんモリブデン酸イオン、りんタングステン酸イ
オン、りんタングステンモリブデン酸イオン、ベンゼン
スルホン酸塩イオン、ナフタリンスルホン酸塩イオン、
4−クロルベンゼンスルホン酸塩イオン、しゆう酸塩イ
オン、マレイン酸塩イオン、き酸塩イオン、酢酸塩イオ
ン、プロピオン酸塩イオン、乳酸塩イオン、こはく酸塩
イオン、クロル酢酸塩イオン、酒石酸塩イオン、メタン
スルホン酸塩イオンおよび安息香酸塩イオンまたは塩素
一亜鉛複塩のそれのような錯陰イオンである。
好ましい陰イオンAnはぎ酸塩イオン、酢酸塩イオン、
乳酸塩イオン、塩化物イオン、硫酸塩イオンおよびりん
酸塩イオンである。
式(1)の新規な陽イオン性染料は3価に荷電された緑
がかつたないし赤みがかつた味のある黄色化合物でそれ
は公知の方法で作ることができる。
例えばBがZと同じでない式()の染料は、式で表わさ
れるジアミン1モルを、式―▼1 で表わされるアルデヒド2モルと酸HAnの存在下で縮
合させることによつて得ることができる。
式()のジアミンと式(1)のアルデヒド化合物は知ら
れておりそして公知の方法で作ることができる。式()
のジアミンは例えば対称トリクロルトリアジン中で塩素
原子を、式で表わされる化合物およびB−H(またはピ
リジン誘導体)と反応させ、そして次いで縮合生成物に
おいてNO2基をNH2基に還元することによつて得る
ことができる。
BがZと同じである式(1)の化合物は例えば式で表わ
されるトリアミン1モルを、式()のアルデヒド化合物
3モルと酸HAnの存在下に縮合させることによつて得
られる。
式(1)の適当なアルデヒド化合物は例えば次のもので
ある:1,3,3−トリメチル−2−メチレン−インド
リン−ω−アルデヒド、1,3,3−トリメチル−5−
クロル−2−メチレン−インドリン−ω−アルデヒド、
1,3,3−トリメチル−5−フエニル一2−メチレン
−インドリン−ω−アルデヒドおよび1,3,3−トリ
メチル−5−シアノ−2−メチレン−インドリン−ω−
アルデヒド。
式()のジアミンまたは式(5)のトリアミンと式(1
)のアルデヒド化合物との縮合反応は公知の方法で行わ
れ、例えば水性媒質中で約0〜100℃の温度で酸HA
nの存在下に行われる。
この酸HAnは有機酸で例えば酢酸またはアリールスル
ホン酸特にベンゼンスルホン酸またはそれは無機酸で例
えば塩酸、硫酸またはりん酸である。縮合反応の後この
新規陽イオン性は場合によつては反応媒質から分離され
そして乾燥される。
所望によりまたは必要によつては、式(1)の陽イオン
性染料中の陰イオンAnは公知の方法で他の陰イオンに
取替えることができる。しかしこの新規染料は蒸発によ
る反応媒質の濃縮後、直接液体の市販用の型に変えるこ
ともできる。
式(1)で表わされる新規陽イオン性染料は陽イオン性
染料で染色できる材料特に例えば有利にはアクリロニト
リルのホモポリマーまたはコポリマーあるいは酸基によ
つて変性されている合成ポリアミドまたはポリエステル
から成る織物材料を染色するそして結合剤および場合に
より溶媒を添加して捺染する染料として使用される。
染色を好ましくは水性の中性または酸性媒質中、場合に
よつては加圧下吸尽法によりあるいは連続法により行う
。織物材料は種種の形であることができ、例えば繊維、
フイラメント、織物、ニツトウエア一、反物および完成
品例えばシヤツおよびプルオーバーの形であることがで
きる。この染料の適用により、非常に良好な一般的堅牢
性を示す、均一な緑がかつた黄色から赤みがかつた黄色
の染色および捺染を得る。
さらに、この新規陽イオン性染料は天然および再生セル
ロース材料特に木綿およびビスコースの染色および捺染
に使用することもでき、同様の緑がかつた黄色から赤み
がかつた黄色に深く染色した染色が得られる。
この新規染料はこれらの材料上に良好な直接性および高
い吸尽度を持ち、そして得られた染色は非常に良好な堅
牢性特に非常に良好な湿式法堅牢性を持つ。さらに式(
1)で表わされる新規陽イオン性染料の使用法はあらゆ
る型の紙特に漂白したサイジングしていないおよびサイ
ジングしたリグニンを含まない紙の染色への適用である
これらの染料は特にサイジングしていない紙(テイツシ
ユ一)に対する染料の非常に高い親和力によりこの物質
の染色に対して安定である。この新規染料はこれらの基
質上で非常に良好に吸収され、その際廃液は無色に完成
され、これは現在の廃液に関する法律の点から特に非常
に経済的に有利な要因である。
得られた染色は湿式製造に対して堅牢性であり、すなわ
ち、湿潤状態の染色した紙を湿つた白い紙と接触させた
場合、にじむ傾向を示さない。
この性質は特にいわゆる『テイツシユ一」の場合に望ま
しい。というのはこの染色した紙は湿潤状態(例えば水
、アルコール、界面活性剤溶液等がしみこんだ状態)で
変色に対して保護されなければならない他の表面例えば
織物、紙等の表面と接触することが予期されるからであ
る。この新規染料の紙への高い親和力および高い吸尽速
度は紙への連続染色において非常に有利であり、そして
この公知の経済的方法の非常に広い適用を可能にする。
この新規染料は非常に種種の方法により例えばパルプ染
色、サイジングプレスおよびイックジェット法による水
性インクにより紙材料に適用することができる。
最後にこの新規染料は皮の染色(例えば噴霧、ブラツシ
ングおよび浸液による)およびインクの製造にも使用で
きる。
以下の例は本発明の範囲を限定することなしに本発明を
説明する。
部およびパーセント(5)は重量に基づく。紙上に得ら
れる色調データとして、色調とカラーインデツクスのH
ueIndicatiOnChartに基づくIndi
catOrE.を記載した。例12,4,6−S−トリ
−(42−アミノフエニルアミノ)一トリアジン8.6
部と1,3,3−トリメチル−2−メチレンインドリン
−ω−アルデヒド12.7部とを水50部とメタノール
41部との中でよくかき混ぜる。
混合物を約20〜30分間で60〜65℃に加熱しそし
て同時に8%水性塩酸32.8部の滴下を開始する。塩
酸の滴下を2%時間後に完了する。かきまぜをさらに1
時間同じ温度で維持し、それからメタノールを真空中で
の蒸発により反応溶液から除去する。沈殿した染料を冷
水200部中でよくかきまぜ、それからろ別し、少量の
水で洗つて70℃で乾燥する。で表わされるオレンジ色
の染料粉末20.5部を得る。
この染料は紙上に赤色がかつた黄色(IndicatO
r煮3)を与える。
塩酸の代わりに相当する量のリン酸および硫酸を使用す
ると、同じ染料を各各リン酸塩および硫酸塩として得る
前記の無機酸の代わりにぎ酸、酢酸および乳酸を使用す
る場合、同じ染料を各各イオン状態を持つ染料は水への
優れた溶解度による、液状の市販用調合物の製造に特に
有利な性質により特徴づけられる。例1による方法にお
いて、塩酸をぎ酸で置きかえると、蒸留によりメタノー
ルを除いた後で染料を希酢酸中で直接液状の市販用調合
物に変えることができる。
相当するジニトロ化合物の還元により得られた2−アミ
ノ−4,6−ジ一(l−アミノフエニルアミノ)−S−
トリアジン6.2部を例1と同様の方法で1,3,3−
トリメチル−2−メチレンインドリン−ω−アルデヒド
8.4部と水35部とメタノール27.5部と870水
性塩酸21.8部とで縮合し、それから単離する。
で表わされる黄色染料14.5部を得る。
この染料は紙上に赤色がかつた黄色(IndicatO
rE.3)を与える。化学量論的に例1に記述したのと
同様な方法でそして以下の表に記載の化合物を使用する
ことにより、塩酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ぎ酸塩、酢酸
塩または乳酸塩として沈殿する3価に荷電した染料を得
る。
この染料を紙上に施した時の色調は表の右端の欄に示す
。以上の例3〜28の染料を紙上に施した時の色調をH
ueIndicatiOnChart(7)Indic
atOr煮で以下に示す。
以上の例1〜28の染料の吸収極大波長をメタノール中
で測定した値は次のとおりである(単位はNm)。
例29 化学的に漂白したぶな材サルファイドパルプ50部をR
KNl5(コウ解度22ドSR)50部および例1によ
り得られた染料2部とともに水中で混合する(PH6、
水の硬度10とdH1温度20℃、固体対液体の比1:
40)。
15分間かきまぜた後、ブランク(Frank)のシー
ト形成機により紙シートを形成する。
紙は非常に濃い黄金色の色調に染色される。廃液は完全
に無色である。吸尽度はほとんど10070に達する。
そして光堅牢度および湿式法堅牢度が優れている。例3
0 通常の研究室操作用抄紙機により漂白したぶな材サルフ
ァイドパルプ(゜22SR)から用紙を製造する。
ブレストボツクスの10秒前、薄い物質に例1による染
料の水性溶液を特定量強くかきまぜながら連続的に加え
る(0.5%染色、固体対液体の比1:4001水の硬
度010dHspH6、温度20℃)。こうして製造し
た用紙は中程度の濃度のオレンジ色の色調に深く染色さ
れ、そして廃液は完全に無色である。例31 木綿布(漂白したシルケツト綿)10部を例1による染
料0.05部を含有する溶液200部中で研究室用のビ
ーム染色機により染色する(水の硬度1『DH,PH4
、染料溶液回転数3回/分)。
温度を60分間で20℃から100℃に上げ、それから
15分間一定に保つ。染料溶液を完全に吸尽する。こう
して木綿布を良好な光堅牢性および非常に良好な湿式法
堅牢性を示すオレンジ色に深く染色した染色物を得る。
再生セルロース(ビスコース)から作つた織物材料を同
一の方法により染色する場合、例1の染料を使用すれば
この材料を良好な光堅牢性および非常に良好な湿式堅牢
性を持つオレンジ色に深く染色した染色物を得る。
以上本発明を詳細に説明したが、本発明の構成の別の具
体例を示せば次のようである。
(1)前記特許請求の範囲1に記載の陽イオン性染料を
使用する、織物材料、皮およびあらゆる型の紙を染色お
よび捺染する方法。
(2)ポリアクリロニトリル材料または酸変性したポリ
エステルまたはポリアミド材料ならびに天然および再生
セルロース材料を染色および捺染する前項(1)に記載
の方法。
(3)リグニンを含まない、漂白したそしてサイジング
していない紙を染色および捺染する前項(1)に記載の
方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ){式中、Z
    は互いに独立して各各式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは互いに独立して各各水素原子、置換されて
    いないかまたは置換されたC_1_〜_4−アルキル基
    、置換されていないかまたは置換されたC_1_〜_4
    −アルコキシ基またはハロゲン原子であり、R_1は互
    いに独立して各各置換されていないかまたは置換された
    C_1_〜_4−アルキル基またはC_3_〜_4−ア
    ルケニル基であり、Xは基▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、基R_1は互いに架橋して炭素環式の5−また
    は6員環を形成することができる)であり、Yは−NH
    −、−NR_1−または−O−である〕で表わされる基
    であり、BはZと同一であるかまたは以下の式▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼または▲
    数式、化学式、表等があります▼〔これらの式中、基R
    およびR_1は前記の意味であり、pは2または3であ
    る〕のいずれかで表わされる陽イオン性基であり、An
    は陰イオンである}で表わされる陽イオン染料。 2 記号ZとBとが同一の基である前項1に記載の陽イ
    オン性染料。 3 Rが水素原子、CH_3、OCH_3または塩素原
    子である前項1に記載の陽イオン性染料。 4 R_1が置換されていない直鎖のC_1_〜_4ア
    ルキル基である前項1に記載の陽イオン性染料。 5 R_1がCH_3基である前項4に記載の陽イオン
    性染料。 6 Xが▲数式、化学式、表等があります▼基である前
    項1に記載の陽イオン性染料。 7 Yが−CH=CH−NH−架橋に関してm−位また
    はp−位で結合している前項1に記載の陽イオン性染料
    。 8 Yが−NH−基または−NR_1−基である前項1
    に記載の陽イオン性染料。 9 Yが−N・CH_3−基である前項1に記載の陽イ
    オン性染料。 10 BがZと同一であるかまたは基 [−NH(CH_2)p−N(R_1)_3]^■また
    は[−NH(CH_2)p−NH(R_1)_2]^■
    (式中、pおよびR_1は前記の意味である)である前
    項1に記載の陽イオン性染料。 11 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる前項1に記載の陽イオン性染料。 12 式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ){式中、Z
    は互いに独立して各各式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは互いに独立して各各水素原子、置換されて
    いないかまたは置換されたC_1_〜_4−アルキル基
    、置換されていないかまたは置換されたC_1_〜_4
    −アルコキシ基またはハロゲン原子であり、R_1は互
    いに独立して各各置換されていないかまたは置換された
    C_1_〜_4−アルキル基またはC_3_〜_4−ア
    ルケニル基であり、Xは基▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、基R_1は互いに架橋して炭素環式の5−また
    は6員環を形成することができる)であり、Yは−NH
    −、−NR_1−または−O−である〕で表わされる基
    であり、BはZと同一であるかまたは以下の式▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、ま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼〔これらの式中
    、基RおよびR_1は前記の意味であり、pは2または
    3である〕のいずれかで表わされる陽イオン性基であり
    、Anは陰イオンである}で表わされる陽イオン性染料
    を製造するにあたり、BがZと異る場合は式▲数式、化
    学式、表等があります▼(II)(式中、R、Y、および
    Bは前記の意味である)で表わされるジアミン1モルを
    式▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、
    R、R_1およびXは前記の意味である)で表わされる
    アルデヒド2モルと酸HAnの存在下で縮合させること
    から成り、BがZと同一の場合は式▲数式、化学式、表
    等があります▼(IV)(式中、RおよびYは前記の意味
    である)で表わされるトリアミン1モルを式(III)で
    表わされるアルデヒド3モルと酸HAnの存在下で縮合
    させることから成る前記式( I )で表わされる陽イオ
    ン性染料の製法。 13 Bが式 [NH(CH_2)p−N(R_1)_3]^■または
    [NH(CH_2)p−NH(R_1)_2]^■(式
    中、pは2または3であり、R_1は前記に記載の意味
    である)である(IV)で表わされるトリアミンまたは式
    (II)で表わされるジアミンを出発物質として使用する
    前項12に記載の方法。 14 Rが水素原子、CH_3、OCH_3または塩素
    原子である式(II)で表わされるジアミンまたは式(I
    V)で表わされるトリアミンと式(III)で表わされるア
    ルデヒド化合物とを使用する前項12に記載の方法。 15 R_1が置換されていない直鎖のC_1_〜_4
    −アルキル基である式(III)で表わされるアルデヒド
    化合物を使用する前項12に記載の方法。 16 Xが▲数式、化学式、表等があります▼(アルキ
    ルC_1_〜_4)_2基である式(III)で表わされ
    るアルデヒド化合物を使用する前項12に記載の方法。 I7 Yがアミノ基に関してm−位またはp−位で結合
    している式(II)で表わされるジアミンまたは式(IV)
    で表わされるトリアミンを使用する前項12に記載の方
    法。 18 出発物質としてYが−NH−または−N(アルキ
    ルC_1_〜_4)−基である式(II)で表わされるジ
    アミンまたは式(IV)で表わされるトリアミンを使用す
    る前項12項に記載の方法。
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