JPS5955830A - 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物 - Google Patents

末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物

Info

Publication number
JPS5955830A
JPS5955830A JP16155182A JP16155182A JPS5955830A JP S5955830 A JPS5955830 A JP S5955830A JP 16155182 A JP16155182 A JP 16155182A JP 16155182 A JP16155182 A JP 16155182A JP S5955830 A JPS5955830 A JP S5955830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muscle
nerve
transmission
pharmaceutical composition
effect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16155182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335611B2 (ja
Inventor
エリオノラ・フイシエレウナ・ラブレトスカヤ
エルネスト・アレクサンドロウイツチ・ルドジト
レフ・アラモウイツチ・ピルジアン
リユボフ・イワノブナ・ボルコワ
ニ−ナ・イワノブナ・ザハロワ
ダビド・アシヨトウイツチ・サルキシアン
アレクサンドラ・ウラジミロブナ・ウパデイシエワ
ナタリヤ・ダニロブナ・グリゴリエワ
アンナ・パブロブナ・ズナメンスカヤ
ラヒル・エベリエブナ・リビンゾン
セメン・グルゲノウイツチ・アントニアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAUCHINOOISUREDOWAACHIERUSUKII INST PO BIOROGICHIESUKIMU ISUPITANIAMU HIMICHIESUKIFU SOEDEINENUI
NII BIOROGICHIESUKIMU ISUPITAN
Original Assignee
NAUCHINOOISUREDOWAACHIERUSUKII INST PO BIOROGICHIESUKIMU ISUPITANIAMU HIMICHIESUKIFU SOEDEINENUI
NII BIOROGICHIESUKIMU ISUPITAN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAUCHINOOISUREDOWAACHIERUSUKII INST PO BIOROGICHIESUKIMU ISUPITANIAMU HIMICHIESUKIFU SOEDEINENUI, NII BIOROGICHIESUKIMU ISUPITAN filed Critical NAUCHINOOISUREDOWAACHIERUSUKII INST PO BIOROGICHIESUKIMU ISUPITANIAMU HIMICHIESUKIFU SOEDEINENUI
Priority to JP16155182A priority Critical patent/JPS5955830A/ja
Publication of JPS5955830A publication Critical patent/JPS5955830A/ja
Publication of JPS6335611B2 publication Critical patent/JPS6335611B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬、より具体的には新規医薬組成物、即ち運
動障害を有する末梢神経系統の各捗損傷(神経炎、多発
性神経炎、多発根神経炎)の治療、以前に起こった脳の
血管の損傷の後遺症の治療、遺伝的或いは獲得形成の筋
無力症その他の神経−筋肉病の治療、出産における分娩
の刺戟、胃腸経路のアトニー(弛緩ンおよび無動症の患
者の治療などに有用な末梢神経および中枢神経系統にお
ける神経−筋肉伝達、平滑筋および興奮を生ぜしめる刺
戟剤に関する。
従来、神経−筋肉伝達を刺戟する医薬組成物、即ちプロ
セリン(ネオスチグミン)、ガランタミン(リハリン)
、オキサジル(アンベノニウムクロロベンジルクロライ
ド)などの可逆性−効果コリンエステラーゼ+5fl害
薬が知られている。しかしlヨから、これらの従来技術
の製剤は短時間および不十分な治療効果を有するにすぎ
ず、高い毒性(マウスに皮下注射したガランタミンのL
D50は/グrダ7y、gであり、腹j控内に投与した
鴇台はLD5oは//πダ/ K9であり、皮下注射し
たプロセリンのLD、。
はθ、’lfn!/Kyである)を有する。
更に、ガランタミンはユキノハナの特別の変f1g(G
a1anthus  Woronowl  A、 Lo
s、)から製造されるので極めて高価であり、得ろこと
が1]将+ll/、!:化合l吻である。
本発明の主な目的は、低い−tB性を・11シ、コリン
−7−スfラーゼの押部1と興・i;V ”J能は膜の
ノJリウム通路を妨害する能力とを結合することによシ
i& HID ’tlL位を延長するところの、末イ[
4神経および中枢神経系統における神経−筋肉伝達、平
滑筋を刺戟し、興奮を改良する新規な医薬組成物を提供
することである。
本発明による医薬組成物は新規であり、これまで文献上
知られていない。
本発明による末梢および中枢神経系統における神経−筋
肉伝達、平滑筋および興奮伝導の刺戟剤としての新規医
薬組成物は、活性成分および医薬希釈剤よシなるもので
あり、活性成分としては次の一般式 で表わされるターアミノ−,2,J、J’、J、7゜♂
−へキサヒドロ−/H−シクロペンタ(b)キノリン−
水利物塩酸塩を含有するものである。
本発明による医薬組成物は、好゛ましくは注射液および
錠剤として用いられる。本発明による注射液形態の医薬
組成物は、好ましくは活性成分をl!重脅゛チで含有し
、医薬用希釈剤として33〜2.0のpHに酸性化した
二回蒸留の水を含有する。
鉄剤形に、!4の本発明による製剤は、好1しくけ活性
成分を/3−JONi1O量で含有する。炭剤用の医薬
用希釈剤とし7ては、好ましくは、デン粉又は糖粉末が
含まれる。
本発明による医薬組成物は、新しい種類の薬理学的活性
を有し、その主たる出現は神経−筋肉伝達の刺戟、興奮
可能な組織(神経 Xll滑筋および構成部)におけろ
興’rti (D増大、並びに神経、神経−筋肉シナラ
プスが損傷した場合のそれらにおける伝導の回復である
特別の実験的横開により、本発明によるこの医薬組成物
の作用の原理は次の分子レベルにおける効果の組合せに
基づくことが示された:/)それは興奮可能な膜のカリ
ウム通路を妨害する、および 、2)それはコリンエス
テラーゼを抑制する。
本発明による製剤は、末梢神経系統の各種損傷(神経炎
、多発性神経炎、多発根神経炎)の治療に有用である。
これらの症例において、その効果はプロセリン、ガラン
タミン、オキサジルなどの公知のコリンエステラーゼ阻
害薬を含むその他の全ての医薬組成物の治療効果よりも
すぐれているものである。他の如何なる柳類の治療も如
何なる治療効果も与えないような長JUJ間の病におい
てさえも神経機能の回復が観察されている。
特に良好な治療結果が、本発明による製剤が痙縮の存在
においてさえもその効果を与える顔面神経の神経炎の治
療の場合に得られる。本発明の製剤の鎮痛効果により、
神経根拠および神経根神経炎の場合において、組合わさ
れた積極的効果を及Iチす。それは痛み症候群を除去し
、神経−筋肉シナラプスの機能を回復する。
余り顕著ではないが、積極的フ、(効果が筋無力症、遺
伝的神経−筋肉病、散在性硬化症の場合に、本でい 発明による製剤によって示さ却チ。それは脳器管剤は頭
骨外傷などの後遺症を仔するアツ′ローム性脳動脈硬化
症に悩む患者の記憶の改善にも寄与する。本発明の製剤
は又小腸アトニー、膀胱アトニー、弱い労働活l抽並び
に成る種の形態のインポテンスの治療の処方に用いるこ
とができる。
本発明による医薬組成物は、動物および診療所において
各種病気に悩む思考について実験的に試験を行った。
即ち、本発明の医薬組成物のラットの横隔膜試i斗、カ
エルのiA: )HA筋肉、ウサギの座骨神経に対する
実験において、神経−筋肉伝達に及ぼす効果が研究され
た。
実験は、体重、2oogの雄ラットから得られた横1イ
^1模試料について行われる。横隔j1カから適当な2
0朋長の神経を有する!〜ざ關幅の筋肉片が切り出され
る。この試料を通気されたタイロード液を有する浴中に
入れ、二倍量のグルコース合邦を用い20℃の温度にお
いて溶液のpHを7.3にする。 この神経は筋肉試料
が刺戟を力えられる二本の銀製の’+i:f、 (ii
、 J二におかれる。
刺戟パラメータは7ミリ秒間隔の矩形パルス、その間の
2秒間隔の10 /Zルスの群および群間の/分間隔で
あり、電圧は7.2〜/jVである。
実験の結果、浴に本発明による医薬組成物を/、10−
7Mの濃度で添加すると、横隔膜の収縮の振幅を7≠〜
♂oqbだけ増大させることが示された。
この増大は化合物を溶液から除去後緩やかに下降するが
、洗浄除去後/時間後に2いても収縮はなお3%増大し
たま−まである。
同様な濃度において、ガランタミンは振幅の増大を、2
g%与え、その効果は短時間のものであシ、洗浄開始後
20分間後に消滅する。
カエルの腹部の切断された直腸筋肉を空気を通したリン
ゲル溶液(pH=7.4’)を有する容器中に入れる。
筋肉収縮はひずみゲージにより記録される。アセチルコ
リンを溶液中に/、10−6Mの最終濃度になるまで導
入する。本発明の製剤を溶液中にその最終濃度か/、1
0〜/、10−6Mとなるように導入する。本発明の化
合物の背景に対して、アセチルコリンは対照例のものに
比べて110%すぐれた収縮を起こす。この効果は70
〜73分以内に起こり、化合物を溶液から除去すると徐
々に消失する。除去後、25分後においてもアセチルコ
リンに対する応答はノ爪お対照値に対して/30%に等
しい。
同一条件下において、ガランタミンおよびプロセリンは
アセチルコリンの効果について顕著さがより低く、より
短時間の増大を与えるにすぎない。
ウサギの座骨神経(In 5ltu )  についての
実験に」?いて本発明の化合物は腓腹筋の振幅をアセチ
ルコリンの添加に対する応答において、SO〜7g係増
大する。この効果は又持続性である。それは本発明の化
合物の添〃旧麦/時1ijJ後においてもなお観察され
る。
微小端板1b1位(gpp)に対する効果を神経−筋肉
シナラプス(腓骨神経−伸筋−digitorumlo
−ngus )について研究した。マウスに本発明の化
合物を92〜10.弘πノ/Ky (LL)、。の10
.−20チ)の投Ji量で力え、その後注射後の異った
時間限反Hに殺し、神経−筋肉試料を単離し、微小EP
PをイV[究する。
統計的には次の端板取位のパラメーターを用いる二頻1
f(f)、振幅(A)および継続時間(1)。
対照試料においては、微小端板電位の・ζラメ−ターは
次の通りである: f = 3.0 //秒、A=Oj
mVs  t=0.3 ミリ秒。本発明による組成物を
10Mで添加すると、パラメーターは次の如く変化する
:f=3.O//秒、A = /、 、2 mV、t=
7、Oミリ秒。
従って、微小EPPの振幅および継続時間の増大が観察
される。この効果は、僅かな継続時間のものであり、そ
れは医薬組成物の添加後30分以内に単離された製剤に
おいてのみ検出される。
本発明による製剤はクラーレ系の筋弛緩薬、特にd−ツ
ボクラリンの効果を弱める。それは後者の毒性を低下さ
せる。よって、マウスについての実験において、対照群
、および本発明の医薬組成物を予め投与しておいた試験
群におけるd−ツボクラリンの平均致死策が求められる
。筋弛緩薬のLD、。は0.2タグ/KPからO9乙り
πり/に9に増大する。
ツボクラリンをo、2smp/Kyで静脈内に投与する
と、神経−筋肉伝達の妨害によりウサギの首の垂れ下り
が生ずる。この徴候の記録後に本発明の化合物を/、3
、λ、!;、J−、、2ダ/ Kpで静脈内に注射する
と、筋肉緊張の回復が得られる。抗りラーレ剤的効果の
継続時間は3o−tt−o分である。
本発明の化合物の平滑筋対象物に対する効果がラットの
子宮、輸精管および腸について研究された。動物を錠切
りにより般傷し、腹腔ケ開き平滑筋器官を切出し、生理
液を含有する容器内に移す。
/S X 2 ynmの片を帰管から切出し、絹糸片の
両端に固定し、この筋肉試料を試験単位室内に置く。筋
肉の収縮活動を同長性の条件下に張力泪を用いて記録す
る。筋肉は通気された生理溶液の連続流内に置かれる。
自発的収縮が記録され、作動薬(アセチルコリン、オキ
シトシン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミン、K
Cl)に対する収縮応答が記録される。本発明の化合物
は応答を高めながら、K+を除いて全ての作動薬に対す
る応答において収縮の振幅を増大させる。通常のコリン
エステラーゼの阻害薬はそのような効果は有さす、単に
アセチルコリンの作用に対する子宮の応答を僅かに増大
させるにすぎない。
本発明の化合物の刺戟効果は、又持続性を有し、それを
溶液から除いた後tI0分間後においても検出される。
特別の室に置かれたラットの座骨神経についての実験に
おいて、本発明の化合物の興奮の伝導性に対する効果が
研究された。刺戟電極を通じて、パルスが通され、第二
の記録電極かり4奮に応答する神経作用電位の記録の役
割を果たす。
製剤を/、IO−〜/、10Mの範囲において電極間の
限られた長さの神経に適用する。!、 / 0−5Mの
濃度のKCIが電導性の妨害を引起こす。本発明の化合
物はこの妨害を除去し、神経の伝導性を回復する。
実験研究の結果、本発明による化合物は次の二群の効果
を有することが示された: コリンエステラーゼの抑制
による短時間(最大30分間)の効果、および筋肉およ
び神経繊維に対する直接効果によって説明することので
きる長時間の効果。本発明の化合物はガランタミンおよ
びプロセリンのような通常のコリンエステラーゼ阻害薬
と比べて同様の特徴であって明確に区別された相異を有
するものである。
後者の試薬とは対照的に、本発明の化合物は神経−筋肉
伝達により顕著な効果を示し、平滑筋を刺戟し、耐以外
のあらゆる作動薬の効果を増大する。本発明の化合物は
KCIによる妨害の後に神経にふ・ける興奮の伝導性を
1引復する。
脳アセチルコリンエステラーゼ(ACE)および血清ブ
チリルコリンエステラーゼ(BuCE)の精製された製
剤についての実験においで、本発明による化合物は抑削
効果の強度に関してガランタミンよりすぐれ、プロセリ
ン近似するものであることが示された。
そのACEに対する抑制定数に+は/、グアX10−7
Mであシ、BuCEに対してt、 A X /θ−9M
である。本発明の化合物は組合わせた態様でAcEを抑
:ilJ L、非−競争的態様においてBuCEを抑制
する。
ガランタミンについては、Kiはそれぞれ、!、3 X
10−6M(ACE)および/、 7 X10−” M
 (Bu CE )であり、プロセリンについてはt、
jXlo−8M(ACE)および/、jXlo M(B
uCE)である。
本発明による製剤を/、10〜/、10 Mの濃度で用
いることによシミ気興IK性膜におけるカリウム電流を
3゛0〜70%で有効に妨害する。この効果は膜のカリ
ウム通路の公知の抑制剤(≠−アミノピリジン)に特徴
的なものである。しかしながら、試験電圧パルスを10
ミリ秒から7秒に延長するとび一アミノピリジンによる
に+電流の抑制は消えるのに対して本発明による医薬組
成物の効果は十分に保持される。電位を固定することな
く、本発明の化合物は膜効果の電位の著しい延長を引起
こす。
マウス、ラット、ウサギおよびイヌについての実験にお
いて、本発明による化合物の挙動、脳波、訓練に及ばず
影響、および、催眠剤、アレコリン、ニコチン、アポモ
ルフイン、フェナミン、L−DOFA% !−ヒドロキ
シトリプトファンと組合わせた場合の効果が研究さ扛た
。少最の投与量においては、それは動物の挙動を変えな
い。10−、)、01ny / Kyの投与量において
は、それは中枢神経系統に対する刺戟効果を表わし、イ
ライラに対する活性応答を静める。更に投与量を〜」め
ると、動物の興奮、ふるえ、M−コリン作用性系統の刺
戟の徴候、即ち過流涯、過発汗、下痢などが観察される
毒性の投与量においては、痙彎が生ずる。
本発明による医薬組成物は、アレコリンの効果を強める
。アポモルフイン、フェナミンおヨヒL−DOFAの効
果は、本発明の化合物によってはその高投力量(10,
グ〜λO9r叩/に2)においてのみ高められる。
それはT字型迷路におけるラットのil+練を容易にす
る。
従って、実験ナータは、本発明による化合物はコリンエ
ステラーゼ阻害薬の全ての効果を有することを示した。
しかし、それに加えて本発明の化合物し[・他の如何な
る抗コリンエステラーゼ試薬について説明されたことの
なかった多くの特性、即ち、筋肉に対する持続性の直接
的な刺戟効果、神経における興奮の伝導の回復および刺
戟する能力を何するものである。
本発明は初めてその作用スペクトルがコリンエステラー
ゼの抑制と膜のカリウム通路の妨害とを組合わせた化合
物を提供するものである。この特性の組合わせにより化
合物の興奮の伝導に対する影響を特に有効にしている。
この場合において、それは伝導に参加するあらゆる単位
に作用する:シナラプス前の繊維→メチイエーターの放
出→シナラプスにおけるメチイエ−ターの酵素分解の妨
害→シナラプス後の神経或いは筋肉繊維に対する効果。
本発明の組成物について急性および慢性の毒性が研究さ
れた。
マウスに対する単−腹腔内投与のLD、oはlAt/−
πグ/Kpであシ、皮下注射の場合は5,2 rny 
/ Kyであり、経口投与の場合はt♂my/Kyであ
り、ラットに対する皮下投与の場合はAOmy/Kyで
ある。
本発明の製剤の慢性の根性は三種の動物(ラット、イヌ
、ウサギ)について研9Eされた。これらの種類の動物
に対する慢性実験において本発明の化合物の持続的皮下
投与における動物の一般的健康状態および体重、ヘモグ
ラム、心臓血管系統、呼吸・、中枢神経系統、腎臓、肝
臓、甲状腺の機能状態に対する影響が研究された。得ら
れた結果および形p(ツ学的検討から長期+1jlに亘
る投与(ラット−3t月、ウーナギー2ケ月、イヌー乙
ケ月)によっても本発明の製剤は実験室動物に如何なる
毒性効果も与えないことが判明17た。本発明について
、これらの実験において用いられた投与量は、ヒトに対
し7て心安とされる( Ky一体重当υ)それよりも1
.り〜70倍越えるものであった。
又、本発明の化8−物のアレルギー誘発効果ケ評価する
試11、宍も行われた。試験結果は、本発明の化合物は
アレルギー誘発効果を有さないことを示している。
本発明の製剤は発ガン性、変異誘発性、奇ノ1そ発生成
いtit胎青胎動性効果さない。
本発明の化合物は、神X1sI学的および治療的側面の
診療所において試験を行った。各種病理形!ノ、すの5
30人のM、−考が治療された。
本発明の製剤は、末梢神経系統の障害および歩行1’+
1:Ci停、即ち神紅炎、多発性神経炎、多根性神経炎
を有する患者i脳器肯の以前の血管障Hの後遺症、脳髄
膜腫のある種の手術の後遺症、筋無力症およびその他の
遺伝的或いは獲得形成の神経−筋肉病を有する患者;導
出活動の刺戟即ち胃腸経路にアトニーおよび無動症を有
する。qλ者の治療のために投与された。
本発明による組成物の投与の処方は実質的により広いも
のであるが、臨床研9℃の間は最大の治療効果が期待さ
れる主たる病理形態についてのみ使び110人の女)に
ついて行われた本発明の製剤の有効性の分析結果を示す
病理形態については患者は次の如く分類された:神経炎
              70人多発性神経炎  
          、20′多発根神経炎     
       /j。
椎間板発生根神経炎        ≠O筋無力症  
           4t。
脳血液循環不順のVi、遣症      SO髄膜腫の
神経外科手術の後遺症    j散在性硬化症    
        75人筋萎縮性側索硬化症     
   /θ進進行肋筋ジストロフィー     20導
出刺戟             30小腸アトニー 
          /j本発明の化合物は全ての患者
に0.j〜/、!;’16溶液の皮下注射液として与え
た。単一投与量は70〜、?0#Iで変えらJLs毎日
の投与量はio −AOfRダで変えられた。治療期間
は病気の特りfに応じて/θ〜JQ日間で変えられたが
、しかし、筋無力症の場合には更に長期間であった。最
高の効率は末梢神経系統の傷害において認められた。最
良の効果は、感染性および外傷性病因の神経炎および多
発性神経炎をイイする。り者に認められた(♂ざ%の改
良率)。これよりやや少ない効果は椎間板起因の根神経
炎においてケらiシた(ti気の改良率)。これらの、
似者における神経学的徴候の積極的な動態は、より大き
なスケールの活動、損傷した筋肉群における増大した筋
力、より鮮やかなj健の応答、感受性の回復、痛み症候
群の消滅(この場合には、本発明の化合物は鎮痛特性を
示す)などとして示された。
顔面神経の末梢麻痺に悩む患者の治療の場合における良
好な有効性に注目されるべきである。この場合において
治療効果は、病気の新鮮な場合のみならず、抗コリンエ
ステラーゼ製剤の使用を含むあらゆる種類の薬学的およ
び物理治療的処理の使用が不首尾であった後の顔面神経
炎(7〜3年)の長期経過においても認められた。又、
本発明の化合物の使用の成功例の一つに筋無力症の症例
もあった(7.2チの改良率)。筋無力症に悩む患者の
治療において、本発明の化合物はプロセリン、オキサジ
ル、などの抗コリンエステラーゼとは異った独特の特性
を有することが見出された。それはその持続するコース
の計画に従った投与により、治療効果を確実にする。又
、その効果は、より良好なシナプシス伝達において表わ
扛るのではなく、むしろ筋肉の収縮性の変化、筋肉収縮
の高効率によシ実現されるものである。父、散在性硬化
症、特に抵抗力のある麻痺のないおだ−やかな運動障害
を有する患者について改良が認められる(w%’)。
中枢神経系統の病気の場合には、本発明の化合物に、し
る治療も又有効であることが判明したが、末梢神経系統
の損傷の場合と同程度ではなかった。
脳血液循TIの障害の後遺症を有する思考において、も
゛j神的機能、i1憶、注意力などの改善がみられた。
!I/i著な歩行障害(深い不全麻痺、矢語症)におい
ては後者の現象は消失しなかったが、成る稗の脳m能の
改良、意志伝轟会砧機会の拡張が認められブこ0 筋萎縮性側索硬化症および神経−筋肉ジストロフィーの
場合には何等の効果も見られなかった。
本発明の化合物の行別のfIIfXdr’+的効果が弱
い分娩活+(hO,)場合に見られた。/卯りの化合物
の投与70分後に、子宮の増大した収縮活動が観察され
、その後側″′、f7の合併症を生ずることj、(<正
常な出産が行われた(りA%の効率)。
小1i−Jおよび胆汁管の無、1.J、症およびアトニ
ーの場32にも又(青竹イ白な、ト吉:!4+ニア!J
11忍められ)こ。
本発明による4慴剤は又良好な許容性および稀な副作用
によって1(’:j徴イζJけられる。ぞれ(ti:A
4−コリン作用像中1゛4造の徴候、即ち、腸d儒動の
増強、吐気、唾液分泌過多などを極めて稀にしか起こさ
ない(6患者−i、gs)。これに対して、プロセリン
はこれらの障吾を5(7%の患者に起こし、これらは更
に相当に顕著なものであるので副作用の重さによシその
活性が不十分な場合にプロセリンの投与量を増大するこ
とが不可能となる。同様に、よυ少ない程度であるが、
もう一つの抗コリンエステラーゼ製剤、ガランタミンに
ついても同様なことがいえる。グ人の患者(/艷%)に
おいて徐静か認められ、2人の患者において動脈圧の上
昇(一過性) −〇、A %、μ人の患者(7,2%)
には治療コースの完了後迅速に消滅したアレルギー性成
JSのの発疹が表われた。本発明の製剤の副作用の低い
類度および弱い出現、良好なR′[容性はそれの単一お
よび毎日の投与量の広いス(化を可能にし、必要な場合
には投与量を相当に増大することを可能にする。
従って、本発明の医薬組成物は、その臀別の活性スベク
)ルによシ特徴付けられる。即ち、それは末梢神経の損
傷の症秒りにおいて特に全ての公知の抗コリンニステラ
・−ゼ製剤が無効であることが判明した頭蓋骨−脳神経
において特別の刺戟および回1ν効果を示す。それは筋
肉の収縮特性を改良する筋肉の直接作用を力える。本発
明による医薬組成分は脳血液循環、脳外傷手術の障害の
後の回復期間における梢神活動、脳機能の特性を改良す
る。それは弱まった分娩活ルbを刺戟し、胃腸経路のア
トニーを除去する。
本発明による医薬組成物は注射溶液および錠剤として用
いられるのが好−ましい。本発明の製剤は0207〜0
.03gの投与fd:において錠剤として毎日二回投与
され、/、、!r%の注射溶液としCfjj日/〜−回
投与される。
本発明による医薬組成物の製剤形態は常法により製造さ
れる。活性成分、即ちターアミツー−93、j、乙、7
.1−へキサヒドロ−/H−シクロペンタ(b)キノリ
ン−水和物塩酸塙は次の好ましい方法により製造するこ
とができる。
/−アミノ−ノーシアノシクロベンテン−11シクロヘ
キサノ、ポリリン酸および乾燥ベンゼンを沸騰させなが
ら2時間1′!l拝する。冷却後反応液を水で希釈し、
エーテルで抽出する。エーテル抽出液を廃棄する。水層
をpH7に中和する。析出物を沢別して、数回水でフィ
ルター上で洗浄する。
析出物を分離後、水fuを洗浄液と合わせ、アンモニア
によりpHり〜10のアルカリ性にする。得られたター
アミツー、2,3.t、x、7.ざ−へキザヒドロー/
H−シクロペンタ(b)キノリンの析出l吻を沢別し、
洗浄し次いでr、o mlのエタノールに溶解し、この
エタノール溶液をガス状の塩化水素を3〜.25℃の温
度においてpHJにおいてその中に通すことによυ処理
する。かようにして得られた塩をエチルエーテルにより
析出させ、析出q勿をニーデルによジェタノールからI
I■析出させる。かようにして、無臭の、水に易溶性の
、りj%エタノールに徐々に可溶性の、アセトン、エー
テル、クロロホルムに実質的に不溶性で、酸の希釈溶液
に易溶性の、白色或いは僅かにクリーム状の、粉末よシ
なる、ターアミツーコ、J、t、+、7.f−へキザヒ
ドロー/H−シクロヘプタ(b)キノリン−水111物
塩1筏地が得られる。
本発明による製剤はリス)Aの化合物に関し、光−保H
(’4場所に貯蔵されるべきである。
出願人代理人  猪 股   清 第1頁の続き 0発 明 者 レフ・アラモウィッチ・ピルジアン ソビエト連邦モスクワ・ウーリ ツツア・コシギナ2べ− 0発 明 者 リュボフ・イヮノブナ・ボルコワ ソビエト連邦モスコフス力ヤ@ オーブラスト・バラシバ・ウー リツツア・カルビシエワ7コル ジス5カーベー88 0発 明 者 ニーす・イヮノブナ・ザハロヮソビエト
連邦モスクワ・アナデ イルスキー・プロエズド57カー ベー214 0発 明 者 ダビド・アショトウィッチ・サルキシア
ン ソビエト連邦モスコフスカヤ・ オーブラスト・スタラヤ・クパ フナ・ミクロライオン11カーベ 77 0発 明 者 アレクサントラ・ウラジミロブナ・ウパ
デイシエワ ソビエト連邦モスコフスカヤ・ オーブラスト・ヒムキ・ウーリ ツツア・ロジイ・リュクセンブ ルグ4カーベー59 0発 明 者 ナタリャ・ダニロブナ・グリゴリエワ ソビエト連邦モスクワ・プロス ペクト・ミラ24カーベー10 0発 明 者 アンチ・パブロブナ・ズナメンスカヤ ソビエト連邦モスクワ・ルイア ジスキー・プロエズド7カーベ 21 0発 明 者 ラヒル・エベリエブナ・リビンゾン ソビエト連邦モスクワ・ウーリ ツツア・トロフイモワ19コルプ ス2カーベー23 0発 明 者 セメン・グルゲノウィッチ・アントニア
ン ソビエト連邦モスクワ・ウーリ ツツア・フオミチェボイ8コル プス2カーベー224

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /、 活性成分、即ち下記一般式 で表わされるターアミノ−,2,3,,4i、4,7゜
    g−へキザヒドロー/H−シクロペンタ(b)キノリン
    −水和物塩酸塩および医薬用希釈剤よりなることを特徴
    とする、末梢および中枢神経系統における神経−筋肉伝
    達、平滑筋およびJ)4奮伝導の刺戟剤と゛しての医薬
    組成物。 2、 活性成分を/j重景−の量で含有する注射液形態
    の特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。 3、 二回蒸留した水であってpH3,3〜1,1に酸
    性化したものを医薬用希釈剤として含有する、特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載g<の医薬組成物。 ≠、 活性成分を/S〜30りの量で含有する制剤形態
    の特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。 !、 錠剤用充填剤即ち、糖粉末成いはデン粉を医薬用
    希釈剤として含有する、特許請求の範囲第1項又は第1
    項記載の医薬組成物。
JP16155182A 1982-09-16 1982-09-16 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物 Granted JPS5955830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16155182A JPS5955830A (ja) 1982-09-16 1982-09-16 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16155182A JPS5955830A (ja) 1982-09-16 1982-09-16 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955830A true JPS5955830A (ja) 1984-03-31
JPS6335611B2 JPS6335611B2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=15737256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16155182A Granted JPS5955830A (ja) 1982-09-16 1982-09-16 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5955830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308259A (ja) * 1988-01-26 1989-12-12 N I Inst Tekhnol I Bezopasnosti Lekarstvenn Sredstv 4‐アミノ‐2,3‐二置換‐6,7‐ジヒドロ‐5h‐1‐ピリンジン誘導体
WO1996012495A1 (fr) * 1994-10-24 1996-05-02 Nikken Chemicals Co., Ltd Preparation administrable par voie percutanee

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01308259A (ja) * 1988-01-26 1989-12-12 N I Inst Tekhnol I Bezopasnosti Lekarstvenn Sredstv 4‐アミノ‐2,3‐二置換‐6,7‐ジヒドロ‐5h‐1‐ピリンジン誘導体
WO1996012495A1 (fr) * 1994-10-24 1996-05-02 Nikken Chemicals Co., Ltd Preparation administrable par voie percutanee
US5869088A (en) * 1994-10-24 1999-02-09 Nikken Chemicals Co., Ltd Transdermal administration preparation of a 9-aminocyclopenta (b) quinoline

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6335611B2 (ja) 1988-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4550113A (en) 9-Amino-2,3,5,6,7,8-hexahydro-1H-cyclopenta(b)quinoline monohydrate hydrochloride as stimulant of neuro-muscular transmission of smooth muscles
Stevens Psychiatric consequences of temporal lobectomy for intractable seizures: a 20–30-year follow-up of 14 cases
CN109748881A (zh) 胱硫醚-γ-裂合酶(CSE)抑制剂
RU2451512C2 (ru) Нейрогенез, опосредованный производным 4-ациламинориридина
Lehmann Therapeutic results with chlorpromazine (Largactil) in psychiatric conditions
CN107406420A (zh) 取代的三唑及与其相关的方法
Strumper et al. Antidepressants as long-acting local anesthetics
JPS5955830A (ja) 末梢神経系統における興奮伝導の刺戟剤としての医薬組成物
Slaughter et al. New clinical aspects of the analgesic action of morphine
Kubo et al. Cardiovascular response to microinjection of physostigmine and choline into the dorsal medullary site of the rat
US20020013280A1 (en) Pharmaceutical composition for preventing and treating sexual dysfunction and vasculargenic disease comprising icariin
TW544311B (en) Therapeutic or preventive agent for intractable epilepsies
CN107613966A (zh) 阿片类物质和n‑酰基乙醇胺的组合
JP4864259B2 (ja) 性機能障害および血管収縮に関する疾患の予防および治療におけるイカリンの使用
Blair The modern treatment of epilepsy: a critical survey, with special reference to sodium diphenyl hydantoinate and a comparison of its effects with those of other anticonvulsants
US6916845B2 (en) Method for prevention and treatment of male and female sexual dysfunction
DE3231571C2 (ja)
CN112569237A (zh) 伊马替尼及其衍生物与尼古丁或其类似物联用或复方在防治尼古丁成瘾与复吸中的应用
GB2125696A (en) Compositions containing quinoline derivatives
CN1309563B (zh) 1-(氨基烷基)-3-喹喔啉-2-酮类衍生物在制备具有抗氧化剂作用的组合物中的应用
RU2675237C1 (ru) Соединение (6-{ [(1S)-1(5-фтор-4-оксо-3-фенил-3,4-дигидрохиназолин-2-ил)пропил]амино} -9Н-пурин-9-ил)метилацетат как ингибитор p110δ - дельта-изоформы фосфоинозитид-3-киназы (PI3K), способы его получения (варианты) и применения
Kundig Studies in primates on the manifestations and treatment of fenfluramine intoxication
Birkmayer The importance of monoamine metabolism for the pathology of the extrapyramidal system
KR20110025961A (ko) 이카리시드 ii의 남성 또는 여성 성기능장애의 예방 또는 치료제 제조에서의 용도
KR20210058586A (ko) 실데나필 및 rock 저해제를 포함하는 뇌졸중 치료용 약학적 조성물