JPS5955644A - 無線個別選択呼出送信装置におけるメッセ−ジの送出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広域に散在する複数の受信機を選択的に呼出
すとともに、その受信機に対してメツセージを伝達する
ことのできる基地局の無線個別選択呼出送信装置におけ
るメツセージの送出方式に関する。

近年、ＩＣ技術の進歩により、基地局装置から呼出され
る個別選択呼出受信機においても１選択呼出のみのサー
ビスからメツセージも伝えることのできるものへの普及
が一段と活発化されてきた。

ところが、基地局から呼出信号にメッセージデ−タを付
加して送出すると、従来の呼出しのみの場合と比較して
必然的に一加入者当シのチャンネルに占める信号の所要
時間が長くなシ、その結果。

通信系全体に対するシステム容量の低下を招くという欠
点があった。

本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、メツセージ
のデータ長の極端に長いものや、使用頻度の高いデータ
を特定データとして時間長の短縮された形で送信し、こ
れをうける受信機で元のデータに復元させることによっ
て、システムのチャンネル効率を大きく向上させること
のできる無線個別選択呼出送信装置におけるメツセージ
の送出方式を提供するにある。

本発明によれば、複数の受信機を選択的に呼出すだめの
個別選択呼出信号およびそれに続いて伝達すべきメツセ
ージデータをうけて、これ等を格納するバッファメモリ
と、データ長の短縮される対象となる予め決められた複
数のメツセージデータとこれ等のメツセージデータにそ
れぞれ対応する短縮データとが格納されたデータファイ
ルと。

前記伝達すべきメツセージデータと該データファイルか
ら読出されたメツセージデータとをうけて。

両者の間の比較によシ一致の有無を検出するデータ比較
手段とを設け、該データ比較手段から一致信号が得られ
ると、該一致信号の制御によシ前記データファイルから
読出される一致時のメンセージデータに対応する短縮デ
ータと前記バッファメモリから前記個別選択呼出信号に
続いて読出される前記一致の対象になったメツセージデ
ータ以外のメツセージデータとのタイミングを取直し、
これによって前記個別選択呼出信号とそれに続く短縮さ
れたデータを含んで形成されたメツセージデータとを送
出するようにしたことを特徴とする無線個別選択呼出送
信装置におけるメツセージの送出方式が得゛られる。

次に１本発明によるメツセージ送出方式について実施例
を挙げ２図面を参照して説明する。

第１図は本発明による実施例の構成をブロック図によシ
示したものである。この図に見られるように、基地局の
無線個別選択呼出送信装置は、呼出信号／メツセージデ
ータ入力回路１．バッファメモリ２．データ比較回路３
．データファイル４゜アドレススキャナ５．制御回路６
．ダート回路７゜８、タイミング調整回路９．送信回路
１０およびアンテナ１１により構成されている。この装
置の動作を第２図のタイムチャートを参照して以下に説
明する。呼出信号／メツセージデータ入力回路１は、第
２図ａに示すように最初に呼出信号が与えられると、デ
ータ頭出し信号を発生して制御回路６を駆動し、その後
に引続いてメツセージデータが与えられてデータ列すを
出力する。このデータ列すは、順次、バッファメモリ２
に格納されるとともに、データ比較回路３にも加えられ
る。一方、データファイル４には、連絡内容に応じて用
いられるブロックデータのうちから、データ長の短縮さ
れる対象となる。特に時間長の長いメツセージデータや
使用頻度の高いメツセージデータと。

これ等の特定データにそれぞれ対応する短縮データとが
格納されている。このうち、上記の特定データはアドレ
ススキャナ５のスキャン操作により（５） 得られるアドレスによって順繰シに読出され、データ比
較回路３に与えられる。データ比較回路３において、こ
れ等の特定データにより呼出信号／メツセージデータ入
力回路１から与えられるメツセージデータをブロックご
とに照合し、特定データのいずれかと一致が検出される
と、その検出信号を制御回路６に送る。制御回路６は、
この一致検出信号をうけてデータファイル４を制御し、
一致検出時点におけるメツセージデータ対応の短縮デー
タをデータファイル４から取出す。

データファイル４から取出された短縮データはダート回
路８に与えられる。一方、先にバッファメモリ２に格納
されていたデータ列すは読出されてダート回路７に与え
られる。ここで、制御回路６からデータ出力切替信号に
よる制御をうけて。

短縮されたブロックデータを除く呼出信号およびメツセ
ージデータはゲート回路７から取出されて信号Ｃとなシ
、短縮データはダート回路８から取出されて信号ｄ（２
＃および４“）となる。これ等両者の信号はタイミング
調整回路９に加えられ、と（６） こで与えられたメツセージデータのうち、特定のブロッ
クデータのみが短縮データに置換へられ。

タイミング処理されて第２図ｅに示すごとく出力される
。タイミング調整回路９の出力は送信回路１０に加えら
れ、ここでチェックビットの付加等を含む伝送信号の符
号形態に整えられたのち。

ＦＳＸ変調されてアンテナ１１から送出される。

なお、上記の説明では、データファイル４にファイルさ
れている短縮されるべきデータは固定的に決められてお
り、変更することができないものとして扱われたが、破
線で示したデータ変更回路１２を付加することによって
、データファイル４の内容を使用状況や運用状態の変化
に応じて変更することが可能である。

第３図は、第１図の基地局無線個別選択呼出送信装置に
対向して使用される個別選択呼出受信機の構成例をブロ
ック図により示したものである。

この例によれば、受信機は、アンテナ２１．受信回路２
２．呼出信号／メツセージデータ検出回路２３、アラー
ム発生回路２４．スピーカ２５．メツセージ記憶回路２
６．メツセージデータ復元回路２７．メツセージ表示回
路２８および制御回路２９によ多構成されている。この
ような構成において、基地局送信機から送出された選択
呼出信号とメツセージデータの変調波はアンテナ２１で
うけられ、受信回路２２において復調されたのち。

整形、符号誤シの修正等が行われ、基地局でつくられた
短縮デニタを含む原メツセージデータの状態に再生され
る。この再生された信号ａは呼出信号／メツセージデー
タ検出回路２３に与えられ。

ここで、最初に検出された選択呼出信号は自受信機のコ
ード番号に一致することが確認されると。

アラーム発生回路２４を駆動してスピーカ２５を鳴らす
。アラームのリセットはスイッチ２４ａを押すことによ
シ行われる。

さらに、呼出信号／メツセージ信号検出回路２３におい
ては、上記自己のコード番号との一致が検出されると同
時に、呼出信号のあとに引続いて受けられるメツセージ
データのタイミングを取るだめのデータ選択信号を発生
し、これを制御回路２９に送る。これによシ、制御回路
２９はメツセージ記憶回路２６のダートを開き、その後
に呼出信号／メツセージ信号検出回路２３から検出さの
ちに、制御回路２９のリコールスイッチ２９ａを操作す
ることによって、メソセージ記憶回路２６に記憶されて
いるデータが読出される。読出されたメツセージデータ
はメツセージデータ復元回路２７に与えられ、ここで与
えられたデータのうちから短縮されたデータのみが、内
蔵されているデータファイルとの照合によって時間長の
、長い元のデータに復元される。短縮データ以外のデー
タはそのまま取シ出されて、上記復元されたデータとと
もにタイミングが合わされて出力側に得られる。かくし
て得られたメツセージデータはメツセージ表示回路２８
に加えられ、音声、または文字等によってその内容が表
示される。

第４図は、第３図におけるメソセージデータ復元回路２
７の具体的な構成をブロック図で示した（９） ものである。この図において、２７−１．２７−６．２
７−７はダート回路、２７−２はバッファメモリ、２７
−３は短縮データ検出回路、２７−４はアドレスデコー
ダ、２７−５は復元データファイル、２７−８はタイミ
ング調整回路、そして２７−９はデータ出力回路である
。このメソセージデータ復元回路２７の動作を第５図の
タイムチャートを参照して以下に説明する。前述のよう
に。

制御回路２９のメモリリコール信号の制御によシメッセ
ージ記憶回路２６から読出されたメツセージデータＣは
、開かれたダート回路２７−１を通ってバッファメモリ
２７−２および短縮データ検出回路２７−３に与えられ
る。短縮データ検出回路２７−３では、与えられたメツ
セージデータＣ（第５図Ｃにおいて１’、３’、５’は
短縮されないデータ、　２″、　４”は短縮データを示
す）のうちから。

短縮データに予め付されているコードを検出することに
よって短縮データのみが取出され、同時に短縮データを
検知したことを示す信号が制御回路２９へ送られる。検
出された短縮データはアドレ（１０） スデコーダ２７−４に与えられ、ここで短縮データに対
応するアドレスに変えられる。復元データファイル２７
−５においては、アドレスデコーダ２７−４からアドレ
ス指定をうけると、同時に制御回路２９から与えられる
制御信号により短縮データに対応する復元データが読出
される。この短縮データ復元処理の間、バッファメモｌ
７２７−２に加えられた短縮データを含むメツセージデ
ータＣはバッファメモリ内に格納されている。

上記のようにして復元データファイル２７−５から読出
されたデータブロックはダート回路２７−７を通り、タ
イムチャートのｅに示すように。

復元データｅとしてタイミング調整回路２７−８に与え
られる。一方、短縮データに該当しないデータブロック
はバッファメモリ２７−２から読出され、ダート回路２
７−６を通シ、タイムチャートのｄに示すように、デー
タｄとしてタイミング調整回路２７−８に与えられる。

ここで、ダート回路２７−６と２７−７とは、それぞれ
データｄと復元データｅとを重複させてタイミング調整
回路２７−８に与えないよう、制御回路２９からの制御
信号によシ切替制御される。タイミング調整回路２７−
８では、短縮データの復元された時間つくられたと同じ
原信号のデータ列ｆに変えられる。この出力データはデ
ータ出力回路２７−９に送られ、制御回路２９からの同
じタイミング信号をうけて時間的な調整を行なったのち
、データ列ｇとしてメツセージ表示回路２８へ与えられ
る。

なお、上記の説明では、復元データファイル２７−５に
ファイルされている復元データは固定的に決められてお
シ、変えることができないものとして扱ったが、破線で
示したデータ変更回路２７−１０を付加することによっ
て、使用状況や運用状態等の変化に応じて基地局側で変
更される特定データに対応して、復元データファイル２
７−５の内容を変更することが可能である。

以上の説明によシ明らかなように２本発明によれば１選
択呼出惜号に引続いて送出されるメツセージデータのう
ち、データ長の極端に長いものや使用頻度の高いデータ
を特定データとして時間長の短縮された形で送出し、受
信機側では受信データのうちから短縮データを元のデー
タに復元させ。

メツセージの原信号を再生させることによって。

基地局から複数の受信機に対してチャンネル効率を低下
させることなくメツセージを伝達することができ、シス
テムの運用面において得られる効果は太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の構成を示すブロック図、
第２図は、第１図における実施例の動作を説明するだめ
のタイムチャート、第３図は、第１図の基地局無線個別
選択呼出送信装置に対向して使用される個別選択呼出受
信機の構成例を示すブロック図、第４図は、第３図にお
けるメツセージデータ復元回路の具体的な構成を示すブ
ロック図、第５図は、第４図におけるメツセージデータ
復元回路の動作を説明するためのタイムチャート（１３
） である。 図においてｊｌは呼出信号／メツセージデータ入力回路
、２はバッファメモリ、３はデータ比較回路、４はデー
タファイル、５はアドレススキャナ、６は制御回路、７
，８はダート回路、９はタイミング調整回路、１０は送
信回路、１１はアンテナ、１２はデータ変更回路である
。 （１４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　複数の受信機を選択的に呼出すＩための個別選択
   呼出信号およびそれに続いて伝達すべきメツセージデー
   タをうけて、これ等を格納するバッファメモリと、デー
   タ長の短縮される対象となる予め決められた複数のメツ
   セージデータとこれ等のメツセージデータにそれぞれ対
   応する短縮データとが格納されたデータファイルと、前
   記伝達すべきメツセージデータと該データファイルから
   読出式れたメツセージデータとをうけて２両者の間の比
   較によシ一致の有無を検出するデータ比較手段とを設け
   、該データ比較手段から一致信号が得られると、該一致
   信号の制御によシ前記データファイルから読出される一
   致時のメツセージデータに対応する短縮データと前記バ
   ッファメモリから前記個別選択呼出信号に続いて読出さ
   れる前記一致の対象になったメツセージデータ以外のメ
   ツセージデータとのタイミングを取直し、これによって
   前記個別選択呼出信号とそれに続く短縮されたデータを
   含んで形成されたメツセージデータとを送出するように
   したことを特徴とする無線個別選択呼出送信装置におけ
   るメツセージの送出方式。