JPS595440Y2 - 皮革地材 - Google Patents
皮革地材Info
- Publication number
- JPS595440Y2 JPS595440Y2 JP1979151638U JP15163879U JPS595440Y2 JP S595440 Y2 JPS595440 Y2 JP S595440Y2 JP 1979151638 U JP1979151638 U JP 1979151638U JP 15163879 U JP15163879 U JP 15163879U JP S595440 Y2 JPS595440 Y2 JP S595440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- string
- leather material
- strings
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Decoration Of Textiles (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はメツシュ状に編成した皮革地を作るための皮革
地材に関するものである。
地材に関するものである。
従来より、例えば靴、サンダル、バンドバッグ等に用い
られているメツシュ状の皮革地は、複数本の皮紐を経緯
に編成して作られている。
られているメツシュ状の皮革地は、複数本の皮紐を経緯
に編成して作られている。
ところで、従来この皮紐を編成するには、予め目的物に
応じて釘型を形成しておいてから、それぞれの皮紐を釘
に引掛けて編んで行くものであった。
応じて釘型を形成しておいてから、それぞれの皮紐を釘
に引掛けて編んで行くものであった。
このために釘型を要することは勿論、非常に作業時間が
かかり、またきれいに仕上げるにはかなりの熟練を要し
、さらに作業の分業を図ることは困難であった。
かかり、またきれいに仕上げるにはかなりの熟練を要し
、さらに作業の分業を図ることは困難であった。
そこで本考案は作業時間を短縮し、仕上がりをきれいに
することを目的とするもので、その特徴は位置決め用連
結部を設け、皮紐を編成している途中、又は編成後にこ
の連結部を切断するところにある。
することを目的とするもので、その特徴は位置決め用連
結部を設け、皮紐を編成している途中、又は編成後にこ
の連結部を切断するところにある。
本考案は上記の欠点を除去するもので、以下その一実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は靴又はサンダルの後部を構成して
いる皮革地であって、この皮革地はこの例では第2,3
図に示す2枚の皮革地材2および3を組合せてメツシュ
状に編成したものである。
いる皮革地であって、この皮革地はこの例では第2,3
図に示す2枚の皮革地材2および3を組合せてメツシュ
状に編成したものである。
ここで、各皮革地材2,3の具体的構成について説明す
ると、第2図に示すように、一方の皮革地材2の外形は
中間部の幅をやや狭くしたほは゛蝶形に裁断されている
。
ると、第2図に示すように、一方の皮革地材2の外形は
中間部の幅をやや狭くしたほは゛蝶形に裁断されている
。
皮革地材2のほぼ中間部には、その幅方向(上下方向)
に切断されるべき位置決め用連結部4を設けである。
に切断されるべき位置決め用連結部4を設けである。
そして、皮革地材2には、連結部4を基点として両側方
に向けて複数の短冊状の紐5・・・・・・および6・・
・・・・を連続して裁断しである。
に向けて複数の短冊状の紐5・・・・・・および6・・
・・・・を連続して裁断しである。
皮革地材2の最下部は帯体7となっており、この帯体に
は下辺に沿って複数の保持用の切込み8・・・・・・を
一定間隔を置いて穿設しである。
は下辺に沿って複数の保持用の切込み8・・・・・・を
一定間隔を置いて穿設しである。
また、他方の皮革地材3は、第3図に示すように細帯状
の外形を有している。
の外形を有している。
皮革地材3も、上記の皮革地材2の構成と同様に、位置
決め用連結部9を基点として両側方に複数の短冊状の紐
10,10 aおよび11,11 aを裁断しである。
決め用連結部9を基点として両側方に複数の短冊状の紐
10,10 aおよび11,11 aを裁断しである。
次に、皮革地1の編成方法を第4〜8図に基づいて説明
する。
する。
なお、説明の理解を容易にするために皮革地材3の表面
にドツトを付しである。
にドツトを付しである。
まず、一方の皮革地材3を、第4図に示すように他方の
皮革地材2に対してその連結部4の右側に沿って上下方
向に織込んで、両皮革地材の位置決めを行う。
皮革地材2に対してその連結部4の右側に沿って上下方
向に織込んで、両皮革地材の位置決めを行う。
すなわち、皮革地材3の一方の紐10を、皮革地材2の
連結部4の右側においてこの連結部に沿いつつ、紐6a
+の上から紐6a2の裏面を通し、紐6a3表面に位置
させ、以下同様にして順次帯体7に向けて織込んで行き
、最後に切込み8にこの紐10を皮革地材2の表面から
裏面に向けて差込む。
連結部4の右側においてこの連結部に沿いつつ、紐6a
+の上から紐6a2の裏面を通し、紐6a3表面に位置
させ、以下同様にして順次帯体7に向けて織込んで行き
、最後に切込み8にこの紐10を皮革地材2の表面から
裏面に向けて差込む。
他方の紐10aも、紐6a1の裏面から紐6a2の表面
に出し、再び紐6a3を裏面に差込み、以下順次織込ん
で、紐の先端部を帯体7の裏面に位置させる。
に出し、再び紐6a3を裏面に差込み、以下順次織込ん
で、紐の先端部を帯体7の裏面に位置させる。
そこで、連結部9を上下方向に切断して紐10と11,
102と11 aとをそれぞれ一本の紐にする。
102と11 aとをそれぞれ一本の紐にする。
次に、第5図に示すように紐11を連結部9であった位
置から折曲げて、紐10の織り方と同様にして紐6 a
l、6 a2.6 a3・・・・・・を交差させて織込
んで行き、切込み8に帯体7の下面に向けて差込む。
置から折曲げて、紐10の織り方と同様にして紐6 a
l、6 a2.6 a3・・・・・・を交差させて織込
んで行き、切込み8に帯体7の下面に向けて差込む。
また紐11 aについても、折曲げて紐10 aと同様
にして紐6a1,6a2,6a3・・・・・・に対して
織込む。
にして紐6a1,6a2,6a3・・・・・・に対して
織込む。
なお連結部9の切断を、紐11,111を折曲げて何本
かの紐6a1,6a2,6a3・・・・・・織込んだと
ころで、行ってもよい。
かの紐6a1,6a2,6a3・・・・・・織込んだと
ころで、行ってもよい。
その後、第6,7図に示すように、紐6atを折曲げて
、順次紐6a2,6a3・・・・・・に織込み、他の紐
6a2,6a3・・・・・・についても折曲げて下段の
紐6に織込む。
、順次紐6a2,6a3・・・・・・に織込み、他の紐
6a2,6a3・・・・・・についても折曲げて下段の
紐6に織込む。
こうすることにより、皮革地1の右半分がメツシュ状に
編成される。
編成される。
そして皮革地材2の連結部4を水平方向に切断して、紐
5a1と6a1.5a2と6az、5a3と6aa・・
・・・・をそれぞれ1本の紐状にする。
5a1と6a1.5a2と6az、5a3と6aa・・
・・・・をそれぞれ1本の紐状にする。
そして第7,8図に示すように、紐5atを折曲げて紐
5a2,5a3,5a4・・・・・・と交差させ、以下
縁5a2,5a3,5a4・・・・・・についても順次
折曲げて、上記線6a2,6a3・・・・・・と同様の
編成方法によって皮革地1の左半分を編成して行く。
5a2,5a3,5a4・・・・・・と交差させ、以下
縁5a2,5a3,5a4・・・・・・についても順次
折曲げて、上記線6a2,6a3・・・・・・と同様の
編成方法によって皮革地1の左半分を編成して行く。
編成終了後、第1図に示す切断線りから紐5,6の先端
部をカットすれば、はぼ三角形状のメツシュ皮革地1が
形成される。
部をカットすれば、はぼ三角形状のメツシュ皮革地1が
形成される。
因みに実験例によると、本考案の皮革地材2,3を用い
ることにより、従来の釘を用いる方法に比して、編成時
間をhに短縮することができた。
ることにより、従来の釘を用いる方法に比して、編成時
間をhに短縮することができた。
上側では1枚の皮革地は形状の異なる2枚の皮革地材か
らなるものであるが、皮革地が利用される対象物に応じ
て、同一形状の皮革地材で構成してもよく、また2枚以
上の皮革地材で編成したものであってもよい。
らなるものであるが、皮革地が利用される対象物に応じ
て、同一形状の皮革地材で構成してもよく、また2枚以
上の皮革地材で編成したものであってもよい。
以上説明したように本考案によれば、組合せる皮革地材
に位置決め用連結部を設けであるので、編成作業が極め
て容易となり、編成には熟練を必要とせず、しかもきれ
いに仕上げることができ、きれいな縁取もすることがで
き、作業時間を著しく短縮することができる。
に位置決め用連結部を設けであるので、編成作業が極め
て容易となり、編成には熟練を必要とせず、しかもきれ
いに仕上げることができ、きれいな縁取もすることがで
き、作業時間を著しく短縮することができる。
そして作業の分業化も可能となり、作業を中断してもメ
ツシュがほどけることも少なく、さらに釘型や釘を全く
必要としない。
ツシュがほどけることも少なく、さらに釘型や釘を全く
必要としない。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は正面図
、第2図は一方の皮革地材の正面図、第3図は他方の皮
革地材の正面図、第4図から第8図までは皮革地の編成
作業を段階的に説明するための説明図である。 1・・・・・・皮革地、2,3・・・・・・皮革地材、
4,9・・・・・・位置決め用連結部、5,6,10,
10 a 、11,11 a・−・−・・紐。
、第2図は一方の皮革地材の正面図、第3図は他方の皮
革地材の正面図、第4図から第8図までは皮革地の編成
作業を段階的に説明するための説明図である。 1・・・・・・皮革地、2,3・・・・・・皮革地材、
4,9・・・・・・位置決め用連結部、5,6,10,
10 a 、11,11 a・−・−・・紐。
Claims (1)
- 切断されるべき位置決め用連結部を基点として両側方に
短冊状に裁断して形成しである複数の紐を有する皮革地
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979151638U JPS595440Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 皮革地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979151638U JPS595440Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 皮革地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673400U JPS5673400U (ja) | 1981-06-16 |
JPS595440Y2 true JPS595440Y2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=29382600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979151638U Expired JPS595440Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 皮革地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595440Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS444456Y1 (ja) * | 1964-05-12 | 1969-02-18 | ||
JPS5031153U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS624237Y2 (ja) * | 1978-10-13 | 1987-01-30 |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP1979151638U patent/JPS595440Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS444456Y1 (ja) * | 1964-05-12 | 1969-02-18 | ||
JPS5031153U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673400U (ja) | 1981-06-16 |
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