JPS595338Y2 - ぬか漬器 - Google Patents
ぬか漬器Info
- Publication number
- JPS595338Y2 JPS595338Y2 JP1974069056U JP6905674U JPS595338Y2 JP S595338 Y2 JPS595338 Y2 JP S595338Y2 JP 1974069056 U JP1974069056 U JP 1974069056U JP 6905674 U JP6905674 U JP 6905674U JP S595338 Y2 JPS595338 Y2 JP S595338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- rice bran
- water
- holes
- bran
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はぬか漬器に関するものである。
従来ぬか漬は水蜜構造の容器に漬けられている為、野菜
を漬ける場合浸透圧によって浸み出た水分は逃げ場がな
く、ぬかみそ内に順次貯溜していく。
を漬ける場合浸透圧によって浸み出た水分は逃げ場がな
く、ぬかみそ内に順次貯溜していく。
この水分が腐敗することにより所謂ぬかみその臭気を発
生し同時に虫の発生の原因となっている。
生し同時に虫の発生の原因となっている。
然してこれが腐敗を防ぐ方法として、ぬかをよく手でか
き混ぜることが効果があることが知られているが、ひん
ばんに行なう患わしさと手に臭気がつく為敬遠され勝ち
である。
き混ぜることが効果があることが知られているが、ひん
ばんに行なう患わしさと手に臭気がつく為敬遠され勝ち
である。
そこで水分を適宜排出できる如き器具が多数提案されて
いるが、何れもぬか潰の水は上方に溜まるとの知見から
、ぬか上方の水を吸取或はかき出す如きものであった。
いるが、何れもぬか潰の水は上方に溜まるとの知見から
、ぬか上方の水を吸取或はかき出す如きものであった。
例えばぬか上に吸水部材を置くもの、ぬか内に浸出孔を
有する容器を差し込み浸出した水分をかき出すもの等で
ある。
有する容器を差し込み浸出した水分をかき出すもの等で
ある。
しかしぬか漬の水分はぬかに充分吸収され飽和状態にな
ったとき上方に溜まる如き印象を与えるだけで、上方の
水分のみを取り除くのみで水分の充分な排出は出来ない
。
ったとき上方に溜まる如き印象を与えるだけで、上方の
水分のみを取り除くのみで水分の充分な排出は出来ない
。
更に従来臭気を容器外に出さないように蓋体にて密閉す
る為ぬかが外気に当らず余計腐敗と臭気を増大させてい
る。
る為ぬかが外気に当らず余計腐敗と臭気を増大させてい
る。
そこで本考案に於ては水分の充分な排出が行われ、且そ
の排出には何等の器具、手を使用することなく自然に排
出されると共にぬかが完全に乾燥して了うことなく湿潤
状態を保持できる様に水分の流下方式をとったもので、
これによりぬかは常に空気と接し腐敗と臭気を防ぐこと
が出来るものである。
の排出には何等の器具、手を使用することなく自然に排
出されると共にぬかが完全に乾燥して了うことなく湿潤
状態を保持できる様に水分の流下方式をとったもので、
これによりぬかは常に空気と接し腐敗と臭気を防ぐこと
が出来るものである。
この為本考案に於ては、底部に直径3乃至5mm程度の
透孔を多数穿設した容器と、側壁に通気孔を有し容器と
底部に於て適宜の間隔を有して容器に着脱自在に設けら
れる水受器と、容器上に密封状に嵌合される蓋体とから
なるぬか漬器を提案せんとするものである。
透孔を多数穿設した容器と、側壁に通気孔を有し容器と
底部に於て適宜の間隔を有して容器に着脱自在に設けら
れる水受器と、容器上に密封状に嵌合される蓋体とから
なるぬか漬器を提案せんとするものである。
以下図に示す実施例について説明すると、1は容器で、
その底部1′に多数の透孔2,2・・・・・・を穿設し
ておく。
その底部1′に多数の透孔2,2・・・・・・を穿設し
ておく。
該透孔2はぬかが湿潤状態にて落ちない程度の大きさ、
実験によれば3〜5mmφ程度が適している。
実験によれば3〜5mmφ程度が適している。
透孔2,2・・・・・・の数は容器1の大きさによって
異なるが5cm間隔位がよい。
異なるが5cm間隔位がよい。
3は水受器で容器1と底部に於て適宜の間隔を有する如
く形成し容器10口縁部4と嵌合する如き縁部5を形成
させである。
く形成し容器10口縁部4と嵌合する如き縁部5を形成
させである。
6は水受器3の一側壁に設けた通気孔で防虫網を設けで
ある。
ある。
該通気孔6としてはこの他縁部5に設は或は容器1側に
凹部を形成させることもできる。
凹部を形成させることもできる。
水受器3は容器1の底部1′のみを覆う如く形成し、該
底部1′には嵌合或は係合させる如く構成してもよい。
底部1′には嵌合或は係合させる如く構成してもよい。
この場合容器1の底部1′外側に突出台を形成し該突出
台に水受器3を嵌合或は螺入させてもよい。
台に水受器3を嵌合或は螺入させてもよい。
7は容器1の蓋体で摘片8を設け、容器1に密閉状に嵌
合できる如く形成しておく。
合できる如く形成しておく。
次いでその使用方法及び作動について説明すれば、容器
1に所謂ぬかみそを作成しておく。
1に所謂ぬかみそを作成しておく。
然るとき透孔2,2・・・・・・に面したぬかみそは、
その部分は空気に接触している為他の部分に比し乾燥す
ることになるので他の部分の水分は順次該乾燥部分に移
動し均一化しようとする。
その部分は空気に接触している為他の部分に比し乾燥す
ることになるので他の部分の水分は順次該乾燥部分に移
動し均一化しようとする。
この様な状態で野菜を漬けると水分が浸出してぬかみそ
に吸収される。
に吸収される。
然してぬかみそ内に吸収された水分は上記の如き経路に
て透孔2,2・・・・・・に至り順次その附近が飽和状
態になると透孔2,2・・・・・・より滴下する。
て透孔2,2・・・・・・に至り順次その附近が飽和状
態になると透孔2,2・・・・・・より滴下する。
こうしてぬかみそ上部の水分も順次流下浸出しつつ透孔
2,2・・・・・・より排出される。
2,2・・・・・・より排出される。
この際容器1に蓋体7を密閉状に施こしである為水分の
流下に好影響があるようである。
流下に好影響があるようである。
然も野菜を暫時漬けない場合でも自然流下とぬかみその
含水力とが適宜の処でつり合って適当の水分を保持する
ことになるので乾燥し切ることはない。
含水力とが適宜の処でつり合って適当の水分を保持する
ことになるので乾燥し切ることはない。
この様に水分は自然に排出し且又はぬかは透孔2.2・
・・・・・を介して常に外気と接触している為、酸素は
供給されぬかみその臭気の因たる水の腐敗を防止する。
・・・・・を介して常に外気と接触している為、酸素は
供給されぬかみその臭気の因たる水の腐敗を防止する。
又透孔2,2・・・・・・より滴下した水分は水受器3
に溜まるので容器1より外し排出すると共に清掃する。
に溜まるので容器1より外し排出すると共に清掃する。
上記の如き本考案によれば、底部に直径3乃至5mm程
度の透孔を多数穿設した容器と、側壁に通気孔を有し容
器と底部において適宜の間隔を有して容器に着脱自在に
設けられる水受器と、容器上に密封状に嵌合される蓋体
とからなるぬか潰器であるので何等の器具及び操作を要
することなくぬか潰の水分は自然に排出され、且大気と
接しているのでぬか漬の腐敗と臭気源を取り除くことが
出来た。
度の透孔を多数穿設した容器と、側壁に通気孔を有し容
器と底部において適宜の間隔を有して容器に着脱自在に
設けられる水受器と、容器上に密封状に嵌合される蓋体
とからなるぬか潰器であるので何等の器具及び操作を要
することなくぬか潰の水分は自然に排出され、且大気と
接しているのでぬか漬の腐敗と臭気源を取り除くことが
出来た。
然も構造も簡単であるから廉価に提供できる等実用効果
著大である。
著大である。
第1図は本考案−実施例一部縦断側面図、第2図は同上
A−A線横断平面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・透孔、3・・・・
・・水受器、4・・・・・・口縁部、5・・・・・・縁
部、6・・・・・・通気孔、7・・・・・・蓋体、8・
・・・・・摘片。
A−A線横断平面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・透孔、3・・・・
・・水受器、4・・・・・・口縁部、5・・・・・・縁
部、6・・・・・・通気孔、7・・・・・・蓋体、8・
・・・・・摘片。
Claims (1)
- 底部に直径3乃至5mm程度の透孔を多数穿設した容器
と、側壁に通気孔を有し容器と底部に於て適宜の間隔を
有して容器に着脱自在に設けられる水受器と、容器上に
密封状に嵌合される蓋体とからなるぬか潰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974069056U JPS595338Y2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | ぬか漬器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974069056U JPS595338Y2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | ぬか漬器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50155393U JPS50155393U (ja) | 1975-12-23 |
JPS595338Y2 true JPS595338Y2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=28236601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974069056U Expired JPS595338Y2 (ja) | 1974-06-13 | 1974-06-13 | ぬか漬器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595338Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621551A (en) * | 1979-08-01 | 1981-02-28 | Kikue Konuma | Container for pickling vegetable in rice-bran paste |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4723196U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-15 |
-
1974
- 1974-06-13 JP JP1974069056U patent/JPS595338Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4723196U (ja) * | 1971-04-06 | 1972-11-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50155393U (ja) | 1975-12-23 |
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