JPS5953218B2 - 中空球状の酸化鉄粉及びその製法 - Google Patents

中空球状の酸化鉄粉及びその製法

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JPS5953218B2
JPS5953218B2 JP55068875A JP6887580A JPS5953218B2 JP S5953218 B2 JPS5953218 B2 JP S5953218B2 JP 55068875 A JP55068875 A JP 55068875A JP 6887580 A JP6887580 A JP 6887580A JP S5953218 B2 JPS5953218 B2 JP S5953218B2
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powder
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oxygen
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栄治 初谷
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Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中空球状の酸化鉄粉及びその製法、とくに、
金属鉄を主成分として含有した鉄粉を酸素雰囲気下、そ
の発火温度以上融点以下に保持した反応器に酸素と共に
供給し、これを急激に酸化させ、その粒子内に気体を包
含させた中空球状の酸化鉄粉及びその製法に関する。
球状鉄粉は、いろいろの用途に使用されているが、例え
ば、電子複写機のキャリヤーなどに使用する場合は、電
子複写機の高速化に伴なつて、球状でさらに軽量のもの
が要求されるようになり、また、鉄粉でなく軽量で球状
の酸化鉄粉の要求が強くなつてきている。
従来、球状の鉄粉の製法としてはいろいろ提案されてお
り、アトマイズ法が大部分である。
還元粉を使用するものもあるが、これは酸素不足の状態
で鉄粉表面を溶融させて球状化する方法で、緻密なもの
しか得られず、アトマイズ法同様軽量化する方法は無か
つた。また、これらの方法では、元の鉄粉粒子の不規則
度が大きい場合は完全に球状化することは不可能であつ
た。(特公昭36一19667号、同昭53−3011
1号)、一方球状酸化鉄粉の製造法については、まつた
く知られていない。本発明者は球状酸化鉄粉の軽量化に
ついていろいろ研究を行なつた結果、金属鉄粉を急激に
酸化させると、この時発生する酸化熱により瞬時に溶融
し、鉄粉内部にある気体やその周囲にある酸素が溶融し
て球状化中の鉄粉粒子内に巻き込まれるという知見から
中空球状の酸化鉄とする本発明に到達したもので、この
ような現象は従来全く知られておらず、本発明者が初め
て発見したものである。j 本発明は、新規な粒度が一
定で、しかもその物性がすぐれた中空球状の酸化鉄粉、
及び金属鉄成分の含有量の高く、かつ特定の粒度の鉄粉
を酸素と共に反応器に供給し、酸素気流中に分散させて
急激に自己酸化発熱を起こさせることにより内部iに空
隙を有する中空球状酸化鉄粉を製造する方法を提供しよ
うとするものである。
すなわち、本発明は48メッシュ以下が98重量%以上
の粒度のものからなり、しかも、その還元減量26〜3
0重量%、鉄分68〜73重量%、金属鉄分1フ重量%
以下である内部に空隙を有することを特徴とする。
また、他の発明は98重量%以上の金属鉄分を含有する
65メッシュ以下の粒度の鉄粉と酸素を標準状態におけ
る酸素11に対し、鉄粉5g以下の割?合で、酸素雰囲
気下その鉄粉の発火温度以上融点以下に保持した反応器
に供給して反応させ急冷することを特徴とする。
以下、さらに詳しく本発明を説明する。
本発明の中空球状の酸化鉄は前記したように48メツシ
ユ以下の粒度のものが98重量%以上のほぼ均一な酸化
鉄粉であり、これを還元して金属鉄粉とした場合の減量
が26〜30重量%、鉄分68〜73重量%、金属鉄分
1重量%以下である内部に空隙を有する中空球状のもの
であつて、新規な酸化鉄粉である。
これをそのまま、または篩分などの手段により調整し、
粒度80メツシユより細かい粉末としたもの、例えば−
100メツシユ〜+200メツシユの範囲の粒度、見掛
密度2.5〜3.0g/CO]−、その還元減量26〜
30重量%、鉄分68〜73重量%、金属鉄分1重量%
以下のものは高速電子複写機のキヤリヤ一用として使用
すると従来のものに比べて高速であるに拘らず鮮明な画
像が得られる。次に本発明の中空球状の酸化鉄粉の製法
について説明する。
本発明において原料として使用する鉄粉は、金属鉄成分
の含有量が98重量%以上のものであえば十分使用する
ことができ、その製法については何ら制限を受けるもの
ではなく、還元法、アトマイτ:ボ≠τ?::Ra:′
i′!′@↓;:[■■粗還元後粉砕した海綿鉄粉など
のようなものは溶融しながら球状化する作用が少なく、
微細化するので球状化率が極度に低くなる。
この理由は金属鉄成分の含有量が少ないため、酸化熱に
よる発熱量が少ないこと、また鉄粉内部に含まれる酸化
物が球状化を妨害するためであると考えられる。次に、
原料鉄粉の粒度は、65メツシユ以下のものを使用する
が、この理由は65メツシユ以下のものは急激な酸化反
応を起しやすいため中空化されるからである。また、原
料鉄粉の粒径より酸化して生成した中空球状の酸化鉄粉
の粒径は大となるために、用途に応じて適正な粒度のも
のを選択することが望ましい。
例えば、酸化鉄粉の粒径が200メツシユより大なるも
のが98重量%以上のものを製造する場合は、その酸化
鉄粉の平均粒径より25〜45μ小さい平均粒径のもの
を原料とすればよい。
次に、反応条件について説明すると、前記した鉄粉が発
火温度以上融点以下の酸素気流中で充分分散された状態
となるように反応器に供給するが、市販の鉄粉は発火温
度が400〜500℃のものが多く、反応器を外部より
加熱する場合は気流があるため外熱温度はこの温度より
高い温度とし、その反応器内では個々の鉄粉粒子全てが
発火温度以上の温度となるようにする必要がある。
また、鉄粉粒子はその発火温度以上融点以下の温度であ
れば、中空球状化は可能であるが、酸素を使用するため
成るべく低温の方が操作しやすい。中空球状1化するに
は急激な酸化反応させなければならないので充分な酸素
が必要である。本発明においては、標準状態における酸
素11に対し、鉄粉5g以下すなわち鉄粉1gあたり、
標準状態における酸素約200cwIが瞬間的に鉄粉中
に吸収されるように操作する。
このように瞬間的に酸素が鉄粉に吸収されなければ中空
球状酸化鉄粉とはならない。従つて、空気のような酸素
濃度が低いものを用いると、中空球状酸化鉄粉とはなり
にくいが、反応温度を制御する必要のある場合は、少量
の空気を添加することもできる。また、この他に鉄粉粒
子同志が互いに接触しないようにするための酸素ガス量
も必要であるが、また、鉄粉も充分分散するよう反応器
に供給しなければならない。
鉄粉粒子が数個固まつた状態であると、その個所におい
て、酸素不足の状態となるため中空球状化しない。また
、1部溶融後互いにくつつき合つて大きな粒子を生ずる
場合がある。従つて、十分な酸素の供給、鉄粉の成分及
び分散に注意を払わなければならない。
このようにして完全に酸化溶融した鉄粉は急冷し乾燥す
ると、前記した6メツシユ以下の粒径のものが98重量
%以上―元i量26〜30重量%、鉄分68〜73重量
%、金属鉄成分1重量%以下のウスタイト化またはウス
タイトとマグネタイト及びヘマタイトのいずれか又は全
てを含む共存組成のものが得られる。71) なお、゛前記溶融鉄粉を急冷するには、水中に投入する
方法が簡単であり、設備や処理手段の面から優れそも占
ので好ましいが、必ずしもこの方法に限られるものでは
ない。
このよ→辷して得られた中空球状の酸化鉄粉の粒径は原
料鉄粉の粒径より大となつている。
これは原m電粉が酸化して中空化したためであり、実施
例において示すように平均粒径で25〜45μ大きくな
つている。このことは粒子断面の空隙の有無を1個1個
調べなくとも、粒子の形状や原料鉄粉と本発明品との粒
度を比較すれば容易に確認することができる。また、第
1図に示した実施例3において得た本発明品の粒子を倍
率200に拡大した顕微鏡写真によつても中空であるこ
とが明らかである。なお、写真において、埋込み用樹脂
中に円形の酸化鉄粒子その粒子中の中心部に黒色の空隙
があり、ほぼ完全な球形をしていることがわかる。また
、原料鉄粉に鉄以外の成分を選択して含有させたものを
用いることによつて、任意の成分をもつたものが得られ
る。
このように本発明法によれば各種の中空球状の酸化鉄粉
が得られる。本発明の中空球状酸化鉄粉を互いに溶着し
ないようにして公知の還元法により還元すると、そのま
ま中空球状鉄粉とすることができるが、その処理条件に
よつてその成分や純度を向上させることも、また、任意
の成分をもつ鉄粉とすることも可能である。以上説明し
たとおり、本発明は48メツシユ以下の粒径のものが9
8重量%以上、還元減量26〜30重量%、鉄分68〜
73重量%、金属鉄成分1重量%以下の内部に空隙を有
する中空球状酸化鉄粉であり、また、特定粒度の金属鉄
成分の含有率の高い5鉄粉を原料とし、過剰の酸素の存
在下で急激な酸化反応を起させることにより溶融させる
と共に酸化させ急冷する中空球状の酸化鉄粉の製法であ
つて、いずれも全く知られていなかつたものであり、本
発明品は高速の電子複写機などのキヤリヤ一として特に
すぐれたものであり、さらにその他軽量でかつ球状の鉄
粉の要求される分野に利用される可能性が大である。
以下、実施例をあげてさらに本発明を説明する。
なお、本発明の明細書の実施例において%としたのはい
ずれも重量基準である。
実施例 1 内径3インチ、長さ1mの耐熱鋼(310S)パイプを
竪型反応管とし、周囲から電熱により加熱するようにし
た電気炉を用い、パイプ上部からロードにより鉄粉を供
給するように開放し、その下端は水中に浸漬させ、反応
管下端より酸素を供給するようにした装置を用いた。
酸素及び鉄粉の供給量を一定とし、鉄粉はロードより反
応管中に自然落下させ酸素は下端より供給し、反応管の
外周の加熱温度を変え温度の影響を調べた。
これらの条件及びその結果を第1表テスト記号A−Eに
示す。この結果から見ると反応管外周の加熱温度が65
0℃以上でないと完全に球状化していないことがわかる
。なお、この装置は反応管外周を加熱する方法であるた
め、この程度の加熱温度としないと、鉄粉を発火温度以
上に加熱することはできないことを示している。
実施例 2 酸素の供給量と鉄粉の分散の影響を見るため酸素、空気
をそれぞれ単独または併用した以外は実施例1と同様に
行なつた。
これらの条件及び結果を第1表テスト記号F〜Iに示す
この結果から見ると酸素流量が少ないと、水滴状等の不
規則なものが増加すること、また、酸素の代りに空気を
用いると酸素濃度が低いため球状化率が低く、凝集体が
非常に多いという結果が得られた。
さらに、凝集体がないような条件で操作すると、平均粒
径が増加せず、中空状とならないことが分つた。また、
鉄粉の供給量が増加すると酸素が不足し、極端に球状化
率が低下するので、適切な鉄粉の供給量があることが認
められた。
実施例 3 鉄粉の種類を代えて、反応管温度850℃酸素供給量1
51/Min、鉄粉供給量7.51/Minとした以外
は実施例1と同様に行なつた。
これらの条件及びその結果は第2表に示す。なお、各種
鉄粉はそれぞれ次の方法によつて作成し、粒度を−15
0〜+200メツシユ平均粒径89μに調整したものを
用いた。(1)海綿鉄粉はミルスケール粉砕粉を原料と
し、これをトンネル炉により粗還元後粉砕した。
(2)還元鉄粉は、ミルスケール粉砕粉を水素を含む雰
囲気中で仕上還元した。(3)アズアトマイズ粉はスク
ラツプを電気炉で溶解後、水アトマイズした。
(4)アトマイズ粉はアズアトマイズ粉を仕上還元した
これらの結果から明らかなように、還元鉄粉とアトマイ
ズ鉄粉とは殆んど同一であり、ほぼ完全に球状化してい
るが、海綿鉄粉では球状化率が低く微細化しているもの
が多く、また、アズアトマイズ粉も球状化率が良くない
これは鉄粉の形状や製法による影響ではなく、金属鉄の
含有量によるものである。還元鉄粉を中空球状化し、さ
らにこれを粒度調整して、第3表に示すような特性値の
ものを作成し、乾式コピーのキヤリヤ一用として使用し
た結果、十分キヤリヤ一として好適であることが分つた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 48メッシュ以下が98重量%以上の粒度のものか
    らなり、しかもその還元減量26〜30重量%、鉄分6
    8〜73重量%、金属鉄分1重量%以下である内部に空
    隙を有する中空球状の酸化鉄粉。 2 98重量%以上の金属鉄成分を含有する65メッシ
    ュ以下の粒度の鉄粉と酸素を標準状態における酸素11
    に対し、鉄粉5g以下の割合で、酸素雰囲気下、その鉄
    粉の発火温度以上融点以下に保持した反応器に供給し、
    反応させて急冷することを特徴とする中空球状の酸化鉄
    粉の製法。
JP55068875A 1980-05-26 1980-05-26 中空球状の酸化鉄粉及びその製法 Expired JPS5953218B2 (ja)

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JPS60458A (ja) * 1983-06-09 1985-01-05 Kanto Denka Kogyo Kk 電子写真用キヤリア−
JPH067272B2 (ja) * 1985-08-30 1994-01-26 同和鉄粉工業株式会社 電子写真現像剤用フエライトキヤリヤの製造方法

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