JPS595273B2 - 孔と空間で煙の不純物を完全に析出冷却しタバコを甘く楽しくする、安価な吸口 - Google Patents

孔と空間で煙の不純物を完全に析出冷却しタバコを甘く楽しくする、安価な吸口

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JPS595273B2
JPS595273B2 JP49027376A JP2737674A JPS595273B2 JP S595273 B2 JPS595273 B2 JP S595273B2 JP 49027376 A JP49027376 A JP 49027376A JP 2737674 A JP2737674 A JP 2737674A JP S595273 B2 JPS595273 B2 JP S595273B2
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茂夫 佐藤
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F7/00Mouthpieces for pipes; Mouthpieces for cigar or cigarette holders
    • A24F7/04Mouthpieces for pipes; Mouthpieces for cigar or cigarette holders with smoke filters

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はタバコの吸口に関するもので、タバコに装着
する吸口の途中に中空室を設け、この中空室の周囲壁に
適当に複数個の孔を設けそのうちのあるものは上記中空
室内に叩きっけ棒を設けあるいはこれにバッフル又は中
間フィルタを設けてあり、上記の複数個の孔から外部の
冷たい空気を直接取り入れる。
その際この小孔がノズルの役をなし、外部の冷たい空気
ははげしいジェットとなってこの中空室内に稲妻の如く
踊り込むので、ここを通るタバコの煙を巻き込みそれを
空気とケムリ間の直接ダイレクトな分子接触熱交換で瞬
時に冷却しつつはげしく対向する中空円筒壁土又は叩き
つげ棒(ヒツト棒)上に叩きつげ、不純物をその上に析
出除去して、更にこの空気ははげしいジェットなので瞬
時にケムリを良くかきまぜ完全均一に温度を急速に下げ
られたクールな煙はフィルタを通り、高温のままではガ
ス状の有害不純物も完全析出しているので、普通のタバ
コについているフィルタチップでは取り切れないで残っ
ている分も本発明の1次2次フィルタ等で紀麗に除去さ
れる。
更に尚中空室は喫煙者の吸引により負圧となっているの
でタバコからの煙はここに入ると急膨張する、これによ
っても有害不純物は析出し、叩きつげ棒や周囲壁、バッ
フルあるいはフィルタ等に晴着除去される。
又この負圧膨張でケムリの温度は更に下げられる。
更にこの膨張や空気ジェット冷却等で元々タバコの煙中
に大量に含まれている水分(水蒸気、タール、ニコチン
他不純物を含む)が凝縮しこの中空室に設けた中間フィ
ルタを喫煙と共に自動的に水フィルタと化せしめて、こ
れにより更に多量の有害不純物を取り除く。
更にゆっくり喫煙することになることからタバコの燃焼
温度を引き下げる効果を有しそのため有害不純物の生成
を減少せしめ、更にこのゆっくり吸うことで後に述べる
理由で、紙巻タバコの紙が燃えることで出来る紙のケム
リを選別的に排除して吸わないようにしタバコの葉本来
のケムリを多く喫煙せしめる。
更に後述する流体力学的特性を利用することで、何らの
器具装置はついていないにかかわらず喫煙者の意志通り
タバコの煙対空気の混合比を簡単に調節する自動ケムリ
流量制御機能を有し又喫煙者が強く吸いこんで大量のケ
ムリが吸われるときは、自動的に不純物除去能力がそれ
につれて上昇する。
更に後述する如く、この他にも数々の実に有用な利点を
有し、喫煙者はキレイなキレイなり一ルなり一ルなとて
もオイシイ煙草の煙を吸うことになる素晴しく健康に良
いヤニ取効果の極めて高い、冷却効果の極めて高い、そ
の他極めて秀れた数々の機能を有する、しかも使用して
極めて便利な使って楽しくなる、それでいて極めて安価
な煙草の吸口に関するものである。
タバコは元々吸わない方が一番良い。
それでも煙草を吸う人が後を絶たないのはタバコの持つ
嗜好品としての効用が犬であるからであろう。
しかも国家の重大な税収源であることを考えると、これ
を奨むべきか留めるべきか大いに悩む所の一人デイレン
マである。
せめてより甘くより健建に良いようなタバコ又はその吸
う方法があれば事態を大いに改善するものと言える。
この発明は元々はタバコを不味(する最大の元兇でしか
もその燃焼煙が身体の健建にも一番悪いと言われる紙巻
タバコの巻紙をなくすことが出来ないかと考えているう
ちに思いついたものである。
煙管(キセル)でタバコを喫うと甘い(ウマイ)ことは
周知である。
これは第1に紙がないこと、第2にあのきせるの長い管
を通って(る間に煙が冷やされて、タールなどの不純物
が析出除去され純でクールなケムリを喫うためと言われ
る。
しかし°′きせる″は掃除が大変である。
紙巻タバコの紙をなくすにはこれを取ってしまえば良い
そこで本発明者はタバコに丸い穴をいくつがあげ、その
分、紙をとってみた。
所がこうしたらタバコが吸えなくなって仕舞った。
空気ばかり入って来てタバコはサラバリ煙を出して呉れ
ない。
(結局紙をへらすにはこうして穴をあけた所をたとえば
無害なデキストリン澱粉糊などでコーティングすれば良
い) 所がである。
本発明者はここで大発見をした。それはこの空気が冷た
くて実にウマイのである。
空気はオイシイものなのだ、/ けれど、タバコに穴をあけてここで空気を取り入れ冷せ
ば析出した不純物はここでタバコの葉にくっついて、タ
バコが燃えてくれば結局又もえて吸いこんでしまう。
外部でとらないとダメである。そこで第1図の吸口を先
ずつくり験してみた。
と犬変工合が良い。
しかもフィルタ■は非常に濃い黒色となり、普通のタバ
コフィルタの色とは明らかに異る。
これは温度がよく下り不純物がよく析出濾過されるから
である。
ここで因みにタバコに含まれるナス科タバコ属のタバコ
スモークアルカロイドと言われるものを記す。
この他オペリン、ラドレイン、アノドミン、ロヒタム、
ブトハム、ポイキリンなど。
煙草のうまさは上記成分によって醸し出される。
・従ってこれら有効成分を全部とり去ることはない訳で
ある。
しかしどうしても完全にとり去らねばならない成分が1
つあることがハツキリしている。
それはアルカロイドと言うよりヤニ、タバコタール分生
に含まれている3−4ペンツピレンである。
3−4ペンツピレンは英国のクーパーが1955年タバ
コの煙中から分離に成功したものだが、強力な発ガン作
用があることは以前から迅に知られていた。
3−4ペンツピレンは分子式C20H1°、分子量25
2、タール中に含まれ強い発ガン作用を持つ淡黄色針状
晶、融点176.5〜177.5℃、沸点310〜31
2℃/ 10 mmの化学物質である。
常圧に於ける沸点すなわち析出温度は資料がないのでハ
ツキリしないが、計算では500℃前後、(400〜5
60℃)と推測される。
実験では、500〜880℃でタバコが燃焼するとき発
生すると言われる。
沸点が高いので他の成分より早くやや高温で析出する。
そこを上手にトラップすればタバコのウマミの成分はそ
のままでこれ又捕捉することは可能である。
そしてこれはケムリが口に入って来る短い時間に殆んど
瞬時に捕捉(トラップ)しないとならない。
ここでこれ迄の市販のパイプフィルタ製品の欠点をあげ
てみる。
1、煙草のケムリをよく冷却する能力をもったものは1
種類もない。
かえって舌が熱くて痛くなる類が多い。
2、兎も角タバコが不味くなるのが多い。
20本は喫えますと宣伝しているカートリッジ式のもの
も2本目は特に又一段と不味さが増す。
これは、ヤニタールの除去能力が悪いことと2本目はヤ
ニが溜って増々わるくなるからである。
3、パイプ自体にヤニがつきそれが口に溶は出して来て
舌がザラザラして不味い。
4、洗浄が大変である。
5、カートリッジ式でも取替は手が汚れるものがあり、
又服など思いがけない所にヤニかつ(。
6、器具が高価であり、又取替カートリッジも高価であ
る。
7、ノズルでタバコの煙を絞るノズル式のものは吸入抵
抗が大きすぎてものすごく吸いにくい。
8、ノズル式はヤニがノズル穴につまり易く非度いのは
カートリッジ式で2本目でもう吸えないのがある。
9、喫い終ったとき、空吹き空吸いなどしないとならな
い。
10、よく冷えないのでタバコをとても根元迄はすおう
としても吸えない。
11、重量が大きいのが多く手をはなしては口に(わえ
にくく、又恰好も悪いのが多い。
12、器具構造に複雑なのが多(バネ式は壊れやす(保
守も面倒。
13、カートリッジ式のあるものは嵌め込み精度が悪い
のでまわりのスキ間からケムリがすり抜は役に立たない
ものがある。
14、水式のものは水が吸口から出てくるのもある。
15、水式のものは水の取扱い、吹き出したり、乾いて
いたら又コツプに水を入れてそれにつげたすせねばなら
ず面倒である。
16、水式のものでも余りケムリは冷えず熱くて駄目で
ある。
冷却源が他にない。17、要らないときこのパイプは邪
マであり、家に忘れたりすると高価なものなので外出先
で気軽に又1つなどと簡単に買えない。
等々の多(の欠点をもっていることが判った。
以上のべて来たことからタバコの吸口(パイプ)はどの
ような要求を満さねばならないかを述べる(1)必要な
だけ充分に有害不純物を取り去らねばならない。
特に3−4ペンツピレンは完全に除去する能力がないと
ならない。
(2)必要な又充分に煙草のケムリを冷やす性能がない
とならない。
更に、 (3)1本の新らしいタバコには初めての新らしい吸い
口(パイプ)を常に使用せねばならない。
タバコを甘(ウマ)く吸うには1本の新らしいタバコに
は常に新らしいパイプでないと絶対1駄目である。
最良の状態で喫うには新らしくないとダメなのである。
再使用はしない。いってみれば使い捨てがタバコの吸口
の絶対必要条件である。
(4)この吸口はコストが絶対安(ないとならない。
これは説明の要がない。
(5)タバコに吸口(パイプ)を差し込む以上の動作を
人間に要求しない。
これは人間工学的見地から見出されたものである。
人間はたとえば時計を1日1回巻(のさえ厄介に感する
ものである。
(6)使ってみてタバコがオイシク、楽しく、効果が歴
然と判る、みてウレタンなる、あるいはハツキリ感ぜら
れるものでないとならない。
こうしないとこの吸口には需要者がいない。
(7)不純物除去率の真の意味 本当の不純物除去率は次式で表わされねばならない。
B=1でもS−0ならCはOなのである。
jとえば水冷熱交換器をつげミキサー(混合均一温度化
)をつけフィルタをつけたパイプがあ≧としよう。
これで吸いにくかったらポンプを′げてやればよい。
こうすればB=1のパイプQ゛い(らでもつ(れる。
しかしこれは実際には1つともタバコの不純物を除かな
いのである。
(j故ならS−0だからだ。
こんなパイプは使5/かいない。
よいパイプでもSをふやさねば何にもならない。
甚だ高価な外国産パイプR製品ブどはSは零に近い。
その意味でこのR製品はflは高いが性能はお粗末極ま
ると言える。
本発明は上に加えてさらに次のフィロリフイーをその根
底においた。
■、積極的に空気を喫う 空気はオイシイものである。
本来タバコのケムリより空気はずっとオイシイのだ。
酒をのんだ後は結局水が一番おいしい。
空気はいはば無味無臭無色である。
空気の混入をおそれてはならない。
むしろ積極的に取り入れるべきなのだ。■、空の発見 孔も中空室も実は空すなわち何もないものである。
何もないものを利用する位よいことはない。
タバコは元々ケムリであるケムリを吸わせ吸い、ケムリ
に金を出させ出しているのだ。
空を利用し空気を喫ってこれでよいのである。
さてここで以上の条件と理想を頭に置いて第1図に戻る
この中空室■にはベトベトと不純物(タール、ニコチン
他)が析出し水滴(水、タール、ニコチン他不純物を含
む)が多量つくことが判った。
中空室負圧膨張と空気ジェット冷却が良く利いている証
拠であるが、さらにここに本発明の根幹をなす次のメカ
ニズムでも析出凝集していることが判った。
第6図に於て孔■からジェット状に飛びこんだ外部の冷
たい空気は一瞬にケムリを巻きこみ直ちに分子間のダイ
レクトな熱分換でこのケムリを冷しつつこれを叩きつけ
棒■上に叩きつけこの孔の直下又は空気ジェットの先が
あたった箇所に黒点状に大量の不純物を析出する。
そこでこの効果を[空気ジェット冷却叩きつけ析出効果
]と呼ぶことにする。
この叩きつけ析出は棒上などに黒いカッ色の斑点となっ
てバ一つと出るからすぐ判る。
ハツキリ目に見えるのである。
次に第6図について述べる。
これは第3図の叩きつけ棒を太くしたもので、くらべて
孔の径は小さくその箇所はふやしである。
そしてバッフル■のかわりにこの叩きつけ棒■の支持兼
2次フィルタチップ■が中間あたりに入っている。
2次フィルタ■の役目は濾過と同時にこの叩きつげ棒■
を中心位置にしつかり固定する、いわば芯出し的役目を
もっている。
孔の径は0.01〜0.1關等々と極めて小さいが数は
まし極端な場合は数千ヶを超える。
それが中空室周囲壁に全(ランダムに但し長手方向には
なるべく重複をさげる配列でならべられている。
こうすると孔の密度が高くケムリの流路はせばめられて
居り、無数の空気ジェット(空気シャワー)で冷却は完
全に瞬間的に行こなわれ、叩きつげ析出も無数に起る。
しかも完全な乱流で均質混合と急冷却は殆んど瞬間に完
全に行こなわれる。
若し第8図に示すように0.1mmの径の孔を1円周上
に1mmに2ケ宛48ケあけるとする。
(吸口の直径を大体タバコと同じ8mrnとして)これ
を長手方向に10mmの間に10列、配したとする。
孔の個数は480ケあることになる。これをシングルと
呼ぶ、シングルを2段にしたものはダブルである。
このシングルの孔からの空気の射撃をケムリが送れるに
は、ケムリが層流と考えると不可能である。
このシングルは円周を2度切断したのと等しいからであ
る。
完全な乱流のときこのシングルのエアショットをケムリ
が送れる確率PEは約10%しかない。
烈しい乱流なので冷却の均一化はこれ丈で充分完壁と言
えるが、さらにダブ+1ノiと: し せいぜい1%しかショットを避けられず、これをもつと
多段にするともうpEは零とみてよい。
このとき混合は完全均一なのでバックルはもう要らない
タバコの火口から喫煙者の口迄の短い時間で冷却を瞬時
に完全均一に行なうには本発明の方法しかない。
ノズル式だと吸いにくさがます丈で充分冷えない(急膨
張のみ)。
又器具を利用してオリフィスや側路がら空気孔を数ケあ
け空気をとり入れ、その量は蓋などでこの空気穴をあけ
たりふさいだりするものでは瞬時の完全混合均一冷却は
全熱無理なのである。
更に本発明には次の素晴らしい効果があることが判った
煙草のケムリには元々大量のガス化された不純物タール
ガス、ニコチンガス等々の細氷蒸気も大量に入っている
これが中空室で先に述べた如く実に効率よく冷却するの
でここで液化された不純物、タール液滴やニコチン液滴
等々と細かな水滴が大量に凝縮する。
するとこれが2次中間フィルタ■に吸い込まれ、他から
何ら水を供給しなくてもこれが直ちに喫煙と共に自動的
に水フィルタと化し不純物除去能力はために凄まじく向
上する。
不純物液(水滴も勿論含む)滴が不純物のガス状のもの
よりも脱脂綿などの中間リング状フィルタ■によ(吸着
捕捉されることは明らかである。
(水がよ(不純物をとることはよく判っている)このフ
ィルタをたとえば脱脂綿などの吸湿性材料でつくってや
りさえすれば、これが自動的に水フィルタとなると言う
効果である。
上手につくれば使用後水滴がしたたる位よく濡れる。
(勿論急冷により他にガスから急激に液化されたタール
液、ニコチン液等々の不純物液なども大量に耐着する)
更に本発明は、フィルタ■が喫煙者の口に当るようにな
っているから(普通のタバコと同じ)これを喫う前に一
度軽く舌で触れてしめらせるとここも水フィルタとなら
せることが容易に出来、除去能力は一段と向上する。
これは喫煙者がくせにしとげば何でもない。
本発明は上述のように又後述するように1見単純にみえ
、しらべればしらべる程、深達とも言えるあまりに数々
の素晴らしい特性をもっているので、特に本発明者の名
を冠して「サトー」、rsatoojと名づけ以後愛称
する。
上述の水フイルタ化はたとえばフィルタ■に適当に氷袋
などおきこれを糸でもひけば破れて水がしみ水フィルタ
とするなど出来る・が、これはおそら(コストを可成り
高(する。
この中間フィルタ■の自動水フイルタ化で立派に水フイ
ルタ使用と同じ効果があげられるのである。
又本発明は単純なので(研究すれば汲めど書きせぬ面白
味があるが)中小企業で充分開発出来しかも市場の需要
が戻入なものとなる可能性があると言う大きな利点をも
っている。
更に本発明の大きな利点は、それはこれを使用すると極
めて恰好が良いと言うことである。
デザインが大切な要素の1つだが、中空円筒部分■は透
明なたとえばセロハン又は他の薄いプラスチックそして
嵌合部■も図にみる如くこの中空円筒部分の延長ともみ
られるので同じような材質、などでつ(られているので
それも印刷すればよいので安くすむ。
さて本発明はしらべるにつれ更に次の素晴らしい特性効
果を有していることが判った。
それはタバコのケムリを多く吸いたいと思えばケムリを
多く、空気を多く喫いたいと思えば空気を多くと言うよ
うに空気対ケムリの混合比を何ら器具を用いずして喫煙
者の希望意志どうりに自動的にかえられると言うことで
ある。
普通のタバコを強く喫えばケムリは多くなる。
これは当り前である。
所が空気孔がおいていれば空気も多(入る。
本発明者の言いたいのは只強く吸えばケムリを多く空気
も多いと言うのではないのである。
本発明はそれのもつ本質的な流体力学的特性を利用して
同じ吸口で器具も何も用いず、ケムリの方が多い濃いタ
バコのケムリを吸いたいと喫煙者が思えば直ちに自動的
に濃いケムリー空気のカクテルとなると言っているので
ある。
先ず本発明は孔が多数均一的に中空室の軸方向に分布し
ている特徴から、ゆっくり喫うときは中空室負圧△Pは
第9図1のように分布する。
これは初めゆっくり喫うと孔から入る空気が、喫い込む
流量Qの大部分を充分補うので負圧△Pは先程小さくな
るからである。
このとき空気対ケムリ比キ10:O8 だが充分喫い込み始めると、これはすぐへphキ△Pt
(hとtは夫々孔とタバコに対応)、図9の3となる。
このとき空気対ケムリは、9:1とかになる。
これ以後は、合孔から空気の入る抵抗をRhとする。
タバコ本来のケムリの抵抗をRtとする。
両者共入口は大気圧。両者間にはオームの法則が成立す
る。
だが大切なのは針金の抵抗と違って、RhとRtは一定
でない。
その比率Rh/Rt も一定でないことである。
/これが空気とケムリと言う流体の面白い所なのである
そして喫い方でこの比は自動変化する。
そしてこの自動変化が喫う人の希望意志どうりに、すな
わち望みのままにかわってくれるのである。
一見節(喫えばケムリも多くなるが空気も多くなるよう
にみえる。
しかしRhとRtが第10図のように変化するので(こ
の逆も設計によってはありうるので注意)ゆつ(り喫い
たいときはRhは小さく、Rtは大きいので空気は多(
ケムリは少ない。
もつとケムリが欲しいときは普通するように、強く吸え
ばRhが自動的に大きくなりRtが小さくなって望み通
りタバコのケムリの方を多(喫えるのである。
いやこう書(と誤解を招く。ゆっくり喫うときRhは小
さくRtはこれに対して相対的に大きいのでオイシイ空
気が沢山入ったケムリとなり、もつとケムリを吸いたい
と思えば少し強く喫うとRhがRtに対しグンと太き(
なり望み通りケムリが(2:8)でも、多い濃いタバコ
が喫えるのである。
すなわち喫う大の意志に従ってRh/Rt の比が自動
変化して呉れる。
/これは次の訳による。
空気もケムリも流体としてそう差はないが、ケムリの方
が温度は高いため粘性は少しは高い(だろう)。
しかし空気孔はせいぜい0.1mrn程度の小孔である
所がタバコの方は口径は桁外れに太きい。
タバコが詰っているからケムリは無茶苦茶な乱流とも考
えられるが案外層流かも知れない(実験では意外と層流
らしいと考えられるふしがある)。
この吸口は設計点がRh/Rt =1./1としたとし
よう。
流体抵抗の変化は大体次式に従う。そしてこのaが流路
口径が小さい程大きくなり易いのである。
■は速度。空気は孔径が小さく、物凄い乱流となる。
これは孔径が小さい程凄い。すなわちRhは孔径の1画
数となり、強く喫って負圧を高め、速度を大きくすれば
RhはRtにくらべふえ方がずっと大きいのである。
そして本発明ではRhの調節は孔径のえらび方で行える
のみでなく、これ以外にもう1つこれの変化を調節する
方法があるのである。
/それは叩きつげ棒と孔とのスキ間、距離をかえること
でも大きく調節出来る。
この2つの設計パラメタでRhを好きなように設計出来
る。
/それで本発明では第10図が可能なのである。
尚流速Vはケムリと空気は勿論ちがうが定性的には次式
に従うと考えてよい。
以上でゆっくり喫えばRh<<Rtで空気は多(ケムリ
は少し、−寸強くすえばRhはノンとふえ、Rh>Rt
となりタバコのケムリの濃いのが楽々タノシノルのであ
る。
混合比を任意、好みにこのままかえ得て、それが本来の
希望する動作、弱いとウスく、強く吸うと濃いと合致す
る。
/すなわち本発明の流体力学的特性を利用した、自動ケ
ムリ流量制御機能は、その構造が極めて単純なことを考
えると驚くべき特性であってこれは本発明の著しい効果
利点である。
尚又本発明は喫煙者が上述のケムリ量自動調節の範囲以
上にたとえばより多くケムリを欲しいと思えば(たとえ
ばゆっくりでも、もつとケムリが多()構造が単純だか
らすぐ出来る。
すなわち中空円筒壁の孔が無数においている所を一寸指
で押えればよいのである。
これは煙草を挾む指をそこに当てれば良く、殆んど無意
識でも出来る。
すなわち設計点を喫煙者が簡単にズラせるのである。
尚普通は中間フィルタ■のある部分を指でもつように考
えている。
これは構造が簡単なことから出来る本発明のもつ1つの
利点である。
又本発明はしらべるにつれさらに次の著しい効果利点を
有することが判った。
それは、本発明はケムリをウスと吸いこむとき、強く喫
っても、それにつれ不純物除去能力が上昇すると言う実
に有用な利点である。
しかもゆっくり喫うときも除去能力は完全なのである。
それは次の訳による。
11強く吸うと中空室負圧が高くなり急膨張がそれ丈強
くなるので析出もふえる。
2、強くすうとRhはRt に比ベノンとふえるとは言
え、それは相対的なことで、孔を通して入る空気ジェッ
トはより強くなるそのための叩きつけ析出もふえ急冷却
もそれ丈大きくなる。
3 更にタール、ニコチン、水滴等の凝縮もふえそれ実
生間フィルタの水濡塵が高まり、このことからも不純物
除去は増大する。
本発明は上の3つの、ケムリの量の変化に追随するダイ
ナミックな変量を、パラメタを持っているのでケムリの
量がふえると兄事に除去能力が高まると言う、これの単
純な構造からは考えられない程の有利な利点を有するの
である。
これを只のフィルタ式と比べてみる。
只のたとえば繊維フィルタ丈のものはケムリの量に応じ
て変化する量がないのでポジティブにもネガティブにも
変化に追随出来ない。
接触面積がふえる訳でもない。
このためケムリをうんとすうと一定時間に接触する面積
は決っているからすり抜けるケムリばかりふえて不純物
収量比はノンと低下する。
只のフィルタ式はゆっくり喫っているときが一番効率が
高いのである。
本発明はこれに反しケムリの量に応じてダイナミックに
変化追随する量が3つもあるのである。
しかもこれらはすべてが独立で(オール、ノン、インタ
ーフェアラント)、すべて正(オール、ポジティブ)な
のである。
この3変量がどれ丈ダイナミックに利くかを定性的に述
べてみる。
先ず中間フィルタの水濡度はケムリの量に完全に比例す
る。
ケムリが倍入ってくれば水分も倍入っている。
空気ジェットの強さは式(5)であられされているよう
にその速度v”jXFに大体比例する。
そして負圧度△PはF2に比例するのである。
今析出度を次式で表わす。
この3変量は各独立なので(6)式となる。
Fl、F2、F3はある函数である。
今定性的にしらべる丈なのでこのF□、F2、F3に関
し次が成立する。
このうち負圧化度は負圧がそれ丈大きいと急膨張(断熱
変化)による温度降下がそれ丈大きいのでそれ丈多く析
出する。
断熱変化のときは圧力Pを一定として大よそ温度変化△
Tは 以上から。
(8)、(9)、α0)を(6)式に代入してこの粗っ
ぽい解析では析出能力はケムリの流量がふえると、その
ふえ方の4乗で多(不純物をとることが示されている。
勿論、実際はこうではない。
析出度の定義もこの解析では曖昧である。
しかしこれは定性的に考察したものである。
(10式はいかにダイナミックにこの3変量がケムリの
吸い込み量に追随するかを示す目安である。
それで本発明の吸口「5atoolを用いればタバコを
知らずして根元迄強くすっていても全然気がつかない位
、性能が優秀なのである。
先にも書いたように本発明の吸口は、ゆつ(り喫うとき
でも、勿論上の3変量も充分働くがフィルタ■又は中間
フィルタ■がこのときは充二分に接触濾過するので元々
ケムリの量が少なく、不純物も少ないのと相俟って析出
能力は少しも落ちない高い性能を示す。
この瞠目すべき効果に加え更に今ここで書いた、タバコ
を根元迄つマク喫えると言うのは(本発明吸口をつかえ
ば気付かないで大概根元迄喫煙を楽しんでしまう)、ま
あ根元迄すうのがよいとは言えないが、タバコの葉は元
来根元造園じなのでタバコ経済と言う点ではタバコのみ
にとって極めて有利な利点と言える。
更に本発明には次の大きな長所がある。
それはタバコをどうしてもゆっくり喫うことからタバコ
の燃焼温度があまり上らないのでケムリの冷却もしやす
(なり、又有害不純物発生も少なくなることである。
タバコはその殆んどが炭素Cと水素H1あと少量の窒素
Nで出来ている。
そこで完全に酸化して燃してしまえば出て(るものは、
炭酸ガスCO2と水H20とあとノックスNOx にな
ってしまう。
こんなものは契っても仕方がないのであって、そこで実
際はタバコを喫つと言うのは、C又はHの一部が燃えそ
の熱で他の有効成分が揮発し、そのあるものは化合して
他の物質にかわり、たとえばニコチンの蒸気などはこの
揮発成分の1つである。
又タバコタール中の発ガン物質(たとえば3−4ペンツ
ピレン)などは皆殆んどが800 ’C以上880°C
の高温分解化合で出来ると言われる。
それらをケムリとして肺にすいこむと言うことである。
所で葉巻とかマドロスパイプなどの喫煙者は肺ガンにな
る人がノンと少ない、殆んど普通人とかわらないと言わ
れるのは、同じタバコの葉をすってもこれらはゆっくり
喫うのであまり高温にならないためと言われる。
所でタバコが高温になるのは、CやHの燃焼熱によるが
、若しこれを早く強く喫うと900℃位迄の高温になる
理由は、 1、酸素02の供給が盛んで酸化燃焼分がふえる。
これは火をウチワであおぐと盛んに燃え上るのと全(同
じである。
2、早く喫つと熱の放散時間がそれ丈短くなるので放散
が少い。
の2つの理由による。
所がこれをゆっくりすえばタバコの着火点附近(大体炭
素Cが02と化合する温度とみてよい)である600℃
前後で喫煙が可能である。
本発明の吸口は空気のジェットを取り入れるのでいきお
し・ゆっくり吸うことになり、したがってケムリの冷却
も楽、又一方あまり高温にならない(推定600〜80
Q ’C)ので有害物質の発生が極めて少なくなるの
である。
これは又非常に大きな本発明の効果である。
さらに又本発明には次の効果もある。
それはゆっくり喫うので紙の燃えたケムリを少くすうこ
とになるのである。
紙のケムリは本来タバコの周囲で燃えているので空中に
逃げ易い。
しかし普通のタバコのように、早(強(吸いこむときは
流れこむ空気のためそのままこれをモロに吸ってしまう
3しかしゆっくりすえば普通のタバコのときでも紙の方
のケムリは余り入り込まないのである。
これはタバコを極めてウマクする。
さらに本発明には次の利点がある。
それは本発明が容易に中空室を透明にして析出をミエル
ようにつくれることである。
このミエルと言うのは重要なことである。
目で見て効果がハツキリ判れば使う人は全く満足する。
強度が要らないから。更に本発明の大きな利点は、性能
効果は極めて素晴らしいのに、それでいて非常にコスト
が安くつ(れることである。
つくりが極めて単純なため各家庭でも手製で簡単につく
れるのである。
元元孔と中空室と言う何もないものが基本構成になって
いるから本質的に非常に低降る価格でつ(れる。
更に本発明の大きな長所これは最大の長所と言えようが
、本発明にしてはじめて3−4ペンツピレンが完全除去
されうると言うことである。
本発明の方法、いま迄のべて来た様々の効果を綜合機能
せしめたものでなければ、完全にタバコのケムリを瞬時
に均一に冷却し完全に不純物を析出せしめる方法は見当
らないと言っても過言でない。
先の(1)式の人々の使用率Sを殆んど1に近く迄もっ
ていって尚Bキ1と言うのは、これ迄の市販のパイプの
方式ではどれをとっても全部不可能である。
たとえばタバコの高温のケムリの瞬時均一冷却ひとつと
っても、本発明による外部の冷い空気の利用による無数
の孔からの空気ジェットの直接分子間熱交換による冷却
方式でないと、絶対に実現されない。
況して不純物たとえば3−4ベンツピレンの完全除去と
もなると、本方式の孔と空間(中空室)の性質を最大限
に利用した、空気ジェット叩きつげ析出(エアーシャワ
ー)、冷却析出、負圧析出、水ぬれ析出、さらにタバコ
の火の温度自体もあまりあがらない等々の様々の効果の
綜合が相俟って働かないととても出来ない。
それに加わってコストがやすくないとならないのである
これらは本発明でないと実現出来ない本発明の最大の長
所である。
さて以上様々な効果利点を書きつらねだが、本当かどう
か疑う向きに、これらを簡単に実験して験す方法を序に
のべる。
第6図のものを示す。先ずハイライトを二本用意する。
一本のフィルタチップ又もぎとりあとはすてる(捨てな
くてもよい)これを残りの完全な1本と軸をそろえてす
こし間をおいてならべる。
次に楊子を一本とり中程で折る。
この尖った方をとりこれに巾2crfL位に薄い紙を巻
いて直径を4〜6mmとする。
両端に楊子の棒を少し出してお(。
この叩きつけ棒の真中辺に脱脂綿を少しとって細く帯状
に巻きタバコの太さ位に迄する。
これを先に並べたフィルタチップとタバコの軸中心に差
しこみ、大巾のセロテープを3ぼ位に切って(足りない
ときは2枚つなげる)これをタバコとチップに外側から
巻きつげ中空円筒をつくる。
これを−寸吸ってみて(火は未だつげない)空気が洩れ
ねばOKである。
これに針で0.1間位の孔を20〜200ケ位あける。
針の直径は0.6〜0.8 mrnあるから、先で2〜
3朋−寸つつく丈がよい。
さぁこれで良い。出来あがればこれに火をつげて一服で
ある。
そうすれば前記効果は全部判る。
但し自動ケムリ量制御効果は出来上り精度が良くないと
判りにくいかも知れない。
孔を大きく沢山あけすぎるとこれは逆に出ることもある
RhとRt が第10図のような特性につ(らないとな
らない。
ここら辺は本製品の設計製作上の機微である。
勿論手製でも上手につ(ればハツキリ判る。
さてここで製作上のポイントに触れることが本発明をよ
り良く理解させるのに役立つであろう。
製作のポイントは(設計) ■、孔の径を精度高く均一におけること。
誤差は少なくとも1/10以下に押える。
0.1朋Diaなら0.1±0.01mvt、 1
/ 100の精度が出れば一番よい。
1/10の誤差のとき面積でキ2/10、抵抗係数(流
体の)で(2〜4)/10、計(4〜8 )/10の差
を生ずる。
2、叩きつげ棒とその周囲にわたる中空室壁とのスキマ
間隔の精度を高くする。
誤差は1/10以下。
孔の径に比しこれが開きすぎていると、空気ジェットの
減衰が大きいこ′Σもあり得てうま(これをヒツトしな
いこともおこる。
3、その他のリークをなくす。
特に嵌合部がスツポリしつ(り入るようにする。
4、RhとRt との関係はRh≧Rt となる。
定く N本^hンI−モをh ンギ 最高安全を見込めば、3−4ペンツピレン析出部度を4
50℃、タバコのケムリ温度を900℃とすれば、 としておけば混合のみで完全析出する。
温度の低下にはこの他に負圧膨張冷却があり、又タバコ
の途中でもいくらか下る(50〜100℃)さらに本吸
口の熱容量もある。
ケムリの温度は高くても比熱′は小さいのでこれらは割
に利くのである。
さらに本発明の吸口では最高温度がせいぜい600〜8
00℃なので必ずしもこうする必要はなく、設計の自由
度は非常に太きい。
但し、Rtはケムリ流量で変化する丈でなく喫っている
うちに減少してくる。
それで実際の設計ではこれらの余裕を見込まなければな
らない。
(比熱空気中比熱ケムリとして) 5、中間フィルタ■が充分水フィルタとなるには中空室
の体積も利(。
6、孔径は実際問題としては0.01mm位が限度だろ
う。
これは1m1Diaの孔−ケに対し面積で1oooo箇
さらに流体抵抗係数を考えに入れると更にその10〜1
000倍あけることになる。
孔径の変化は孔数に2〜6乗で利(。これ以上孔径を小
さくすると叩きつけ棒とのスキ間を仮に0.1朋にとっ
ても空気ジェットの減衰のため叩かないこともありうる
更に叩きつけ棒とのスキ間も0.2〜0.3mmが限度
だろう。
これ以下だとここの流路抵抗が太きすぎて吸いにくくな
ることもありうる。
7、孔数は孔径と密接に関係する。
空気ジェットによる空気シャワー(エアシャワー)クリ
ーニングが出来るようにする。
8、各抵抗R間にはオームの法則が成立する。
中間フィルタの抵抗をRfとするとRft 次、Rf
2 次などで孔の数は調節しうるとも考えられる。
これらの関係は設計に縦横に利用される。9、中空円筒
の材質は喫ってへこむようではいけない。
少なくとも市販セロテープ位の強度は要る。
多孔質フィルムでも条件を満足するなら使用可。
たとえば化学製品で無数に孔がおいているものとか、ス
ポンジみたいなものでも条件さえ満足すればよい。
10、以上の範囲なら孔数NhとかくとNhはいくらふ
やしてもへらしても良い。
好みに従って増減出来る。
ここではじめて嗜好に合致した設計の出来る自由度が生
れる訳であるから、この自由度が出来る丈太き(なるよ
う設計すべきである。
尚本発明は大量の孔を世の中に提供することになるので
あるからしてこの孔1つあたりコストをとれ丈やすくつ
くれるかが大切となろう。
これを1/1000銭、1/10毛すなわち1絖ぐらい
としたい。
先にかいたシングル(孔数480ケ)を設計モデュール
として使えば、シングルをA1、ダブルをA2とすれば
、A20位迄1細かに嗜好に合うようにつくる。
11、 Rtはタバコにより異る。
特に外国産のものはRtが高いのが多い。
そこで外国タバコにはA1〜6位をつかえばよい。
標準はA4−10位を考える。
12、その他太さD吸はどのくらいか、中空室の長さL
VR1次、LVR2次(夫々中間フィルターの前後の中
空室の長さ)等はどのくらいか、叩きつけ棒とのスキ間
Lc、孔径Dh、孔数Nh、一次フィルタ長さLf+
次、2次フィルタLf2 次等々、叩きつげ棒の長さ
Lhit はどのくらいにするか等々すなわち、Lv
R,Lc、D吸、Dh、Nh、Lf、Lhit等の重要
なパラメタのディメンジョン決定には研究がいる。
たとえばフィルタ■LfI 次の長短は吸い易さにとて
も関係する。
これは大切でたとえばショートホープ程度のフィルタチ
ップはとても吸い易い。
ショートホープがよ(うれるのもこの吸い易さが関係し
ているとも思われる。
これは但し不純物除去とも絡み合う。
少なくとも上記のうち最重要なりh、Nh、Lc の
3つのデザインパラメタは各3変数として27ケ一ス以
上の試行錯誤的実験が要る。
本発明はケムリと空気と言う流体に関したものなので、
理論では却々解明が難かしくどうしても実験によるしか
ない。
本格的にやるのは大変だがしかし一応のメトがつく程度
なら、この実験は楽しく簡単で中小企業で充分出来る。
と言っても本発明は外観は単純そのものでもその含む特
性の奥行きは実に深く、これを本格的に研究するとなれ
ば、理論的にも難かしい極めて高度の研究材料となる。
尚商品売れ行きの死命を決するデザインの研究も必要で
これ文楽しいものとなろう。
しかしこれは主に印刷によるからコストはやす(出来る
さて本発明の吸口「サトー」、「5atoo」の極めて
秀れた性能、数多くの効果はあまり沢山あるので一応こ
れを整理してみる。
■、中空室の負圧膨張による冷却、不純物析出効果。
2、外部の冷い空気ジェット乱流混合のダイレクトな直
接分子間エネルギ交換によるタバコの煙の瞬間冷却効果
、及びそれによる不純物析出。
3 多数殆んど無数と言ってよい孔からの空気ジェット
攪拌による完全なるタバコのケムリ温度の均一低下効果
空気シャワーと言って良い。4、無数の空気ジェット(
エアーシャワー)によるタバコの煙の巻き込み叩きつけ
による不純物析出効果。
5、タバコのケムリに大量に含まれている水分又タール
、ニコチン等々不純物の液化凝縮を積極的に利用し含湿
性中間フィルタを自動的に水フィルタ化し、効果的に不
純物を析出除去する効果。
6.1次フィルタ■による低温均一ケムリの効率よい不
純物析出除去効果。
ケムリが均一によく冷えているからこの効果は普通のフ
ィルタに比べて高いものとなる。
7、普通のタバコに比べどうしてもゆつ(り喫うことに
なるので(たとえ扁1のシングルを使っても)タバコの
火がそれ程高温にならず、(推定600〜800℃)そ
のため有害タール分発生も少な(又ケムリもそれ丈冷却
しやすくなる効果。
800℃以下だと殆んど有害物質は発生しないと言う研
究もある。
8、ゆつ(り喫うために紙巻タバコの紙の方の燃えて出
るケムリを少くすうことになる為、タバコがそれ丈うま
くなり、又兎や角有害と言われる紙の煙の害を防ぐ効果
9、又A、 10〜J’16.20などを使用すると極
めてゆっくりタバコを喫え、不純物は皆無に近(なり、
チェーンスモーカー、ヘビースモーカー又は只単にスタ
イルポーズの為フカス人などに極めて有利有用となゐ。
10、タバコのケムリの吸込みが、強く吸うことで多く
なると、中空室負圧度増加、空気ジェット叩きつげ度増
加、中間フィルターの水フイルタ化度増加の3つのダイ
ナミックパラメタの変化追随で、それにつれ不純物除去
能力が飛躍的に向上する効果。
さらにゆっくり喫うときも、元々ケムリの不純物も少な
く、フィルタの接触面積がよく利き、勿論上記の3パラ
メタも充分働き、性能はこのときも高い。
すなわちどんな喫い方をしてもそのケムリ流量全域で性
能が極めて高い。
11、Rh/Rt O比の変化を利用する自動ケムリ量
制御機能。
すなわち何ら器具なくして望みどうつ容易に混合比をか
えうる。
12.簡単に、喫う人の指で孔部を押えてケムIJ−空
気混入比の設計点(レベル)を望みどうりズラせ得る効
果。
これは全域で使えるが、特に喫いはじめのRtが梢々高
いときなど有効。
勿論これは好みによる。
13.1次フィルタ■が口に当るからここを一寸舌で触
れてしめらせると不純物析出がそれ丈高くなる。
これは無論こうしなくても良い。この点はいいか悪いか
一寸議論もあろう。
14、コストがやすく出来ること。
特別な材料もいらず(殆んど何をつかっても良い)、何
らの複雑な器具もないので大量生産をすれば殆んど只み
たいに、やす(提供出来る。
元々孔と中空室と言う空すなわち無、ないものを本質と
している発明なのでこれは自然にやすくなるのも道理で
ある。
15、空気はオイシイと言う考えに基きウマイ空気を積
極的に取り入れこれを混入しケムリとカクテルにするこ
とで、タバコをオイシクする効果。
これは一度使ったら離せない位である。
16、使い捨てなので、新らしいクバコ一本一本毎に味
がかわらない上、ノズル式にある穴づまりや、カートリ
ッジ式のように手もよごれない。
洗浄もいらない。
空吹きもいらない。吸入喫煙は楽々で、さらに不純物除
去が常に最良の状態にあること。
17、軽くて取扱いに便利でタバコを差し込む丈以上の
動作は一切要求しない。
口実で楽にくわえられ、携帯も楽、スタンダードの「サ
トー」、[S atoo 、jは20本人り軟パック、
ハイライトの半分の大きさとする。
又忘れてもやすいのでどこでも気軽に再度求められる。
18、タバコに差し込むとタバコが長くなる(すなわち
吸口の太さを略々タバコと同じにする)ので、極めて優
雅に恰好よく喫えて使って楽しい。
長さは3.4種類つ(ればよいが余りに恰好がよいので
女性に最適。
これは他のごついパイプにない洗練された優雅さである
19、強度が余り℃・らないので簡単に透明な中空室と
することが出来(セロハン程度でよい)析出が良くミエ
ルので嬉しくなって仕舞う効果。
勿論ミニない方がいいと言う人には不透明のも簡単につ
くれる。
20、本発明「サト−118atooJを利用すると余
りうまいので始らずにタバコを根元迄すえて(不純物除
去は根元迄すっても極めて高く安全である)タバコ経済
21、そして何より大切な効果は本発明にしてはじめ℃
、3−4ペンツピレンの完全除去が期待されることであ
る。
先に書いた理由で本方式でないと、絶対に3−4ペンツ
ピレンの完全除去は不可能である。
すなわち本発明は式(1)のB、物理的不純物除去が完
璧に近く、Bキ1であり又実はこれより大切とさえ言え
るSすなわち人々の使用率が極めて1に近くなることが
期待されるからである。
不純物除去率C=B (物理的除去能力)XS(人々の
使用率)キ1となってはじめて3−4ペンツピレン等(
タバコのケムリ中にはこの他にも発ガン性物質があると
言われる、就中この3−4ペンツピレンはタバコ以外ス
べてのモノを含め史上最強の発ガン性物質と言われる)
の完全除去が可能となるのである。
本発明はその考案性により、単純ながらBキ1を期待出
来る上、その単純さの為に人々の使用率Sを極めて著し
く増加させ得る(と思われる)ことがその−犬特長とな
っている。
22、これにより肺ガンの絶滅が期待出来その持つ社会
的意義が極めて犬である。
さらにこれによりタバコがよりうまく安全となれば利用
喫煙者もふえ、国家の税収もあがりで一石二鳥の効果が
挙がる。
23、本発明は単純であるからその開発が中小企業で出
来て、容易になされうる。
しかも将来その需要が美大なものになる可能性があるこ
とを考えれば大産業になりうる。
タバコ産業に匹敵するわけである。
これは、他の良い発明でも開発が難かしいものに比べて
、著しい本発明の利点である。
24、単純極まる本発明が斯かる数々の深達とも言える
働き機能をもっていることは、たとえば透明につくるこ
とで人々が空気ジェット(エアーシャワー)による叩き
つけ効果など目で実際に確かめうるので、ラーン素晴ら
しいと思い、ひきかえ単純な簡単極まる本発明が斯かる
数々の深達なる性能をもっているのかと又々ピックリし
て、これの他への応用を促し他の発明を大いに刺激する
効果。
これは単純極まりない乍ら、数々の秀れた性能を有する
本発明にしてはじめて可能な効果、特長と言える。
25、単純だが本格的に研究すれば高等なる学術的研究
を齋す。
これは本当である。自然は単純である。
単純で働きが良いものが最良のものである。
孔も中空室も元々空なるものである。
しかし空は最も単純でしかももつとも深達なものである
以上、本発明、愛称「サト−1−「5atoolのもつ
有用なる特性を列挙したが実は、本発明者自身これをつ
くってみて、その性質をいろいろ調べた所、現在迄にこ
れ丈判った訳で、あるものは思いもかげなかったもので
(殆んど全部)、自身口をマルタして驚いている所なの
であって、未だまだあるかも知れない。
味についての考察 本発明はその不純物除去能力が極めて高いので極端ると
きは不純物も完全に取り除(が、タバコのウマミの成分
これを鈍物と言えばこの鈍物もウラカリすると大部分と
って仕舞うことが起る。
手製のとき孔径の大きいのをあけすぎるとRhが小さく
なりすぎ、冷却が完全になりすぎて(手製のときは10
00ケなんて孔をあげることは不可能なので均一混合冷
却は未だまだ不完全なことが多い。
ケムリと空気を完全によくかきまぜて完全に均一に冷却
するのは非常に難かしいのである。
これはどうしても精度高い望みの径たとえばQ、Q1r
/lr/Lの孔を均一に測子とあげた機械製品でないと
最終的には無理である)と言うより手製のときは冷却が
太きすぎ(全体に)70〜80°Cのケムリとなるなど
が起る。
そうするとページ8に示したウマミの成分(大体200
〜300°Cで析出する)迄可成とってしまうので味が
問題になることもある。
一番よいのは有害不純物(3−4ペンツピレンなど)を
完全にとり去り、うまみの鈍物をそっくりそのまま残し
ておくようにすることである。
折角つくっても、又有害不純物を完全にとり除いても、
ウマクないのでは何にもならない。
これではこの製品は使う人がいないからである。
有難イことに3−4ペンツピレンは常圧で析出温度が大
体(400〜560℃)500°C前後である。
そこでケムリの完全均一温度を400℃位にシテ、3−
4ペンツピレン等を完全に除き喫煙者の口にケムリが入
るとき300℃前後となっていれば(普通のタバコは喫
煙者の口に入るとき800°C附近)有害不純物は完全
に除かれ、一方ウマミの成分は殆んどそのまま残ってい
ると言うことが実現出来る。
(尤もあまり多量のニコチン等はいけないともいわれる
のでこれも適量に調整する) 味とは微妙なものであって、中間フィルタで水分もかな
り抜き去ってしまうことは考えもののようである。
所カこの中間フィルターは水フイルタ化するので極めて
有害タールなどの除去効果が大きいことから、可成寸法
を小さくすることは可能である。
(製品によってはなくすることもありうるし又含湿性の
小さな多孔質材料又は非含湿性のものでつくってもよい
) このようにして本製品は水分の調節も可能なのである。
(元々水蒸気は100℃以下にならないと凝縮はしない
ので、この中間フィルタにとられてこれを充分に水フイ
ルタ化することは確かであるが、可成の量はそのまま残
っている。
すなわちタバコのケムリの中には大変大量の水が蒸気と
なって元々含まれているものである。
/)さて味と言う点で最も利いてくるのは何と言っても
空気ジェットである。
外部の冷い空気で直接ダイレクトに冷やしてしまうし、
又叩きっけの析出、有害不純物除去効果は極めて大きく
、・・ツキリ言えば完璧に近く、これ丈で取り去ってし
まう。
従って孔のあけ方が下手だと有害不純物と一緒にウマミ
の成分迄キレイに取り除いてしまうこともある。
(と言ってもウマミの成分は析出温度が低いので有害不
純物を取り去るよりは遥かに難かしい) 400°C以上だとウマミの成分はガス体で、有害不純
物3−4ペンツピレン等は結晶となって析出しているの
で、結晶をとり除くのは遥に容易だがガス体をとり去る
のはその何層倍いや測子倍も難かしいので、このウマミ
の成分をソックリ残すことも、ニコチンなどが多量すぎ
るなら適当に調整することもいくらでも可能である。
手製の実験のときは大概太きすぎる孔を沢山あけすぎや
すい。
自分では0.1朋と思ってもすぐ0.2〜0.371L
rILにはなりやすいし、時には0.6〜0.7 mm
の孔をあげるのもすぐやってしまう。
先にもかいたように孔径は差の2〜6乗位で利いて(る
のである。
又これらを300ケもあけるとRhが小さくなりすぎ空
気対ケムリが300対1位になることもあるのである。
大抵の場合、手製ではうま(いって空気対ケムリの比が
10対1位である。
でやや冷えすぎるきらいがあるが、しかしこれでも味は
充分うまみが増している筈である。
だが理想的に不純物、有害タール、3−4ペンツピレン
などは完全除去し、ウマミの成分はそっくり残し、ある
いは又あまり多量のニコチンが不可ないなら、このニコ
チンの量などは適当に調整された、又水分なども適当に
調節された実にウマイウマイ煙草を喫うためにはどうし
ても最終的には、先にのべた製作上のポイントをしつか
り守った精度高いものでないと駄目である。
理想的な空気比を見出した理想的なRh /Rt曲線を
見出した、しつかりした実験、製作にかかる本発明製品
なら、必ずこの飛びあがる程つマイラマイ煙草が喫える
吸口となる。
夢の吸口なのである。
要は孔数にバランスした孔径の発見にある。
そして孔数は最底200〜1000箇は望ましい。
孔数がこの位ないと1瞬にして均一にケムリの温度を下
げることはとても出来ない。
あらゆる所を完全均一に下げないと、必ずいくらかの3
−4ペンツピレンは析出しないで残ル。
これをどうあっても完壁にとってしまうには完壁なる空
気ジェット、エアーシャワーでないと駄目なのである。
完壁なるエアーシャワークリーニングでケムリがズブ濡
れになれば必ず3−4ペンツピレンは取り除ける。
完全に除ける。尚この空気シャワーは可成、弱くてもす
なわちRhが可成太(空気が少なくケムリが多い)でも
一面に多数均一に行き亘っているならそれで大丈夫であ
る。
但し叩きつげ棒を叩かない位弱いといけない。
はんの少しでも均一にキチンと全部の孔が叩(ようなら
充分である。
(いくら強く叩(ようにしても勿論よい。
要は除去率、温度均一降下をどの位にするかである) この叩きつけ析出による有害不純物除去能力は信じられ
ない位に凄まじく効果が高いからである。
以上述べて来たことから本発明は、そのタバコの味をノ
ンと飛躍的にうまくすることにおいても完壁である。
これは先にこの発明の効果利点のところで述べたオイシ
イ空気を取り入れて更にタバコをうまくすると言うのと
は別にである。
有害不純物(3−4ペンツピレン等)はすっかり取り除
き、ウマミの成分をソックリ(或いは適当に調整して)
残した、タバコ本来のウマイ味をハツキリ際立たせ強調
したウマイウマイ煙草が喫える、しかも安全なタバコが
喫えると言うことである。
この味について特別に考察を施こしたのは、本発明は先
にのべた方法で容易に手製し実験出来ることから、上手
につくったときは本稿の言っている効果利点は味も含め
て全部・・ツキリするのだが、下手につくると、ともす
るとケムリが薄くなりすぎたり、冷しすぎたり、除去し
すぎたり、しすぎなかったりすることもややもすると生
じ易く(手製ではムラがどうして姐でる)、その場合味
についてのみのことではあるが(除去性能、流力特性、
その他はまず間違いなくハツキリする)、人の好みもあ
りこれはウスクなりすぎるとか、マズクなるとか(しか
し下手につ(つても、全稈下手にしないと大抵の場合は
ウマサは増す)言って味に疑問をもつ向きもないとは言
えないため(本発明者の多数手製実験の経験から)それ
を注意したためである。
それともう一つ、本発明がその機能のみならずタバコ本
来の味の一段の向上にも充分なる能力を持っていること
を記すためである。
両光の本発明の効果長所の項で書かなかったがここで序
に述べると、この味の所で述べたようにウラカリすると
本発明はウマミの純成分も有害不純物もキレイに取り去
る程、除去能力が太きい。
その極限ではハツキリ正直に言ってしまえば、全部取り
去ってしまって後に何もないと言うことも可能なのであ
る。
その理由は空気ジェットシャワーの叩きつけ析出能力が
極めて高いからである。
これは手製実験でも一回、目でみるとハツキリ判る。
そこで本発明ではRhの条件が許す範囲内で孔数、孔径
を最適値に極太となるようにとれば、たとえば孔径1m
mの孔1ヶあげるのに対し0.01mmの孔をあけると
すれば面積を同じにする丈でも10000倍10000
箇あけうる。
面積丈でも同一流入空気量にしようと思えばこれ丈あけ
うるのである。
(これは議論のため極端な例をあげているのであって、
実際は0.01mm径の孔数刃部ともなると乱伐が高く
つく) 更に流体抵抗は0.01の方が何倍か大きいからこれを
考えに入れるとRhは同じでもQ、01mmの孔なら1
0000X(100〜1000)倍あけられるのである
こんなに小さくても空気はいくらでも入ってくる。
実際どの位い小さな孔ならもう空気は入ってこれないか
と言うと、それは大体空気分子の大きさだから0.01
mmのさらに10万分の1位、約0.0000001m
71位の孔径になると一寸人つてこな℃・。
0.1や0.01mmの孔だと直径丈でも10万個や1
00万個の空気分子がならんで入って来れる。
面積的には略これの2乗ならんで入って来れる。
空気の平均自由行路は略々、10’mrrt、0.00
01mmだから実際はこれよりへるが0.01朋の孔か
らは空気はいくらでも飛びこんでくる。
この0.01mmの孔を仮に10万個あけたとする(テ
レビジョンのブラウン管に赤青黄色の3原色のドツトを
つげるのが200万ケと言うから、2(m、〜3Cr/
Lの軸長の本発明の中空室壁にこれ丈の孔をあげるのも
出来ないことではない)、 これに対し叩きつげ棒とのスキ間を適当に正確にとりう
まくこれをヒツトさせれば不純物除去効果は1mmの孔
1ヶの時に比べ飛躍的に向上する。
これはどの1向上するかと言うと推定だがこの場合は先
ず不純物はみんなとってしまって、鈍物もみんなとって
しまって何も出て来ないのではないか? これでもRhは推定だが先ずRtと等しいか小さい。
場合によってはズート小さい。(正確には実験で計って
みないと判らない) すなわち、Rh>Rtでもこの空気ジェットシャワーは
うま(設計すれば非常に高い不純物除去能力を示してく
れろ。
殆んど空気が入ることが判らない位でも完全除去する。
又一方このときケムリと空気が一瞬に混じり合うとして
ケムリの分子と空気分子が衝突して分子間エネルギ交換
を行い冷却されるが、その様子を一寸みてみよう。
簡単のためケムリも空気も分子量が同じ、同じ速度(分
子速度)、同じ平均自由行程とする。
(平均自由行程−気体分子が衝突する迄飛ぶ平均距離) これらは気体ではオーダ(桁数)ではそうかわからない
今ケムリが仮に音速で流れるとしても本発明の吸口約4
crrLを通りすぎるのに約10−4秒かかる。
(実際はいくら早(でも10 m/ sec位がケムリ
の最高速度である) 全気体の分子速度は大体10” crfL/ secで
あり、平均自由行程1は大体1O−5CIrLである。
従って空気とケムリが完全に均一に入り混っているとし
て(本発明の方式では無数の孔からの空気ジェットシャ
ワーであるから、この仮定は正しい)1秒間に1010
回衝突するから10−4秒では106回空気とケムリの
分子は衝突し合う。
空気と空気の衝突らもあるから実際この半分以下として
も105回以上はブツカリ合う。
実際のケムリの流速はとても音速(340m/seeと
して)どころでなくせいぜい10〜20 m/ sec
だから、これを考えに入れるとケムリと空気とは、本吸
口を通り抜ける殆んど1瞬間に106回、100万回以
上も衝突し合う。
分子同志で。
しかもこれは1箇の空気分子とケムリ分子の衝突回数で
あるから、分子間では1回の衝突で完全にエネルギが交
換されるので、これは充二分以上の回数である。
尚、本発明のように無数の空気ジェットシャワーで強制
的にかきまぜないとき、只−箇の大きな穴から空気を入
れ、ケムリの中に混ぜるときは、殆んどまざり合わず拡
散のみでエネルギ交換が行なわれるので、均一温度化は
殆んど無理である。
(ケムリ)の吸口通過時間10−3秒位の間では)これ
は空気の温度拡散係数は常温では大体、鉄金属と同じ位
なので、たとえば8關の鉄板(常温)を仮に800°C
ある鉄板にピッタリ(つつけたとしてもその一方が熱く
感ぜられるのさえ2〜3秒はかかることからみても到底
、1/100〜1/1000秒の間では無理である。
尚本発明の空気ジェットシャワーによれば何の位よく混
合されるかは、ハツキリは実験によらねばならないので
あるが、たとえばこのなかのたつた1つの空気ジェット
でも孔から入るときは空気はケムリの何十倍かの速度で
入ると考えられるので、これがケムリを完全に叩くこと
がらその瞬間で完全混合するものと考えられる。
それが数百多いときは数千箇処で一度に起るわけである
叩キ棒との距離が1關として空気のスピードがケムリの
10倍としても、(1/100〜1/1000)X(1
/300)秒の間にこのことが起るわけであるから、(
ケムリの通過より空気ジェットは300倍位早い)、そ
してそれらのすべてが凄まじいジェット乱流となること
から、我々の経験(たとえば風呂の湯を1000箇所に
分け、その各々に同じ温度の冷い水を滅茶苦茶に叩きこ
んでかきまぜたとして、それを1/100秒間に300
回行なったと考えると良い。
そして水は比重が重いが空気は軽いので、約1000倍
動きやすい)からみて、本発明の方式によって行なえば
、完全均一混合は充二分以上に行なわれると考えて差支
ない。
以上の考察から本発明の吸口の不純物除去能力は只単に
孔を増す丈で、いくらでも高めうるものであり、その極
限は完壁に不純物も鈍物も何もかも全部、キレイに除去
する名高められる特性を持っている。
この、寸法の太きさもかえなければ、何もつげ加えもか
えもしないでも(材料)只孔の径と数をかえる丈で、除
去能力を完全に名高められると言う性能は、他のパイプ
などでは考えられもしない最早おそるべき特性とも言え
る性能である。
斯かるが故に、本発明の吸口はこれ迄の他のいかなるパ
イプと言えども絶対にもっていない、この殆んど原型の
ままで完全除去可能と言う、おそるべき性能をもってい
るからこそ、味との兼ね合いに於て、すなわちタバコの
ウマミを最高にして安全そのものと言う、これこそタバ
コ喫みの永年の宿望と言えることも実現が可能なのであ
る。
この味についての考察と本発明の吸口が、殆んどそのま
まで不純物完全除去迄その性能を高めうると言う特性を
一緒で本吸口「サトー」−1”’3atoojの特性の
第26とすれば、次は未だ推測の段階であるが、 27、空気ジェットシャワーによる不純物除去と中間水
フィルタによるそれと、最後の1次フィルタ■によって
とるそれとでは、少しづつ異るかも知れない。
と言うのはこの王者は夫々性質がかなり違うからである
勿論同じ不純物もとるには違いないが、夫々がある種又
はグループに属する不純物を他より多く除去すると言う
ことも考えられる。
とすれば、これも又なかなか有用な特性となりうる。
それはこの三者のうちあるものを強調すれば夫々違った
性能をもったものが造れるからである。
更に未だまだ著しい特性が本発明にはあるような気がす
る。
(a)図6又はページ40製作法(例)にも明らかな如
く、本発明はその中空円筒■中に叩きつげ棒(シリンド
リカル)■を同軸に挿入することでタバコの煙通路は環
状(リング状断面)となる。
今又ページ53にあるように本発明の吸口の太さは、略
々タバコと同じ位(約8龍)にするので次のようなこと
が起る。
今、普通の市販タバコのフィルタチップが外径8mmあ
るとする。
さすればこれの横断面積は、4×4π−16πmAであ
る。
一方本発明の叩きつけ棒の外径を6mmとすれば本発明
の環状ケムリ通路の断面積は(以後これをリング断面積
という)(42a2)π=7πrn!Lとなり普通のタ
バコフィルタのそれの1/2以下となる。
リング断面積は叩きつけ棒の外径をかえることでいくら
でも小さくとりうる。
すると今喫煙者がyなる量のケムリを1定時間を内に喫
うとすると、単位時間、単位面積当りのケムリ通過量は
本発明のフィルタ上例では、これをSとおくと、 となるが、普通の市販タバコフィルタチップではとなり
、フィルタに対しSlはS2の2倍以上の単位面積単位
時間当りの煙流大密度の大きさとなる。
これにより本発明のリング状中間フィルタ■内にはその
単位体積中に単位時間当りタバコの煙中の不純物を普通
の市販タバコフィルタチップのそれに比べ2倍以上補捉
することになる。
これと先に記した急激な空気ジェットによる予冷却不純
物ガス液化とを組合せるとリングフィルタ■はアラと言
う間(喫い始めて1吸2吸位いで)に急速自動的に水濡
化して来て水フィルタとなって(るのである。
これは外部からは一滴の水も供給することなく只タバコ
中の水分不純物自身によってこれを利用して水フィルタ
をつくるのであるから自動的である。
そこでこれを「急速自動水フイルタ効果」と呼ぶことに
する。
添付第13図は本発明にかかるフィルタの新品つまり使
用前の状態である。
真白な叩きつけ棒■とリングフィルタ■に注意。
第14図はこの新品のフィルタを煙草一本に使った状態
つまり使用後である。
叩きつけ棒上不純物黒点析出と真っ黒となったリング状
フィルタ■に注意。
つまり中間フィルタ■が環状リング形をしていることか
ら断面縮小効果が生れリングフィルタの「急速自動水濡
効果」即ち、急速自動水フイルタ化が起って来るのであ
る。
(図15をみよ)ページ53にある如く、本発明のフィ
ルタはその太さを略々タバコト同じにする。
つまり第2図又は第11図にみる如く殆んど全く煙草の
外径と形状に等しい円筒形フィルタである。
中空円筒はセロハンなどの透明なうすい材料で主につく
られ、又タバコ嵌合部も似た材質でつくることから一見
完全に煙草と同一形状でいわば煙草の一部の感じである
只夫々中空円筒又は煙草嵌合部の軸長により、普通の煙
草の長さ約80mmより長くなるか短くなるかの差−と
なり、図11の嵌合した図は、デザインの点を除けば、
只タバコが長くなったと言う丈にすぎず、これ迄の市販
フィルタが全部タバコの外径より可成太いのに較べ、本
発明の構造はいわば犬きと言う点でみたフィルタの最小
の構造と言う特徴を持っている。
これから、■、小さいので軽くなる。
約、0.1グラム(全体がウスイ材質構造なので) 従って、これ迄の市販フィルタの1150の軽さ 2、扱い易い。
羽根のように特別に軽い。3、持ち易い。
4、コスト的に安価となる。
5、口元チップが形状、大きさ共に煙草のそれと変らな
いので、このフィルタをつかうとき、純然たる煙草をく
わえているのと全(同じで気分、(わえ心地とも全く変
らないメリットが生ずる。
このフィルタを使っていながら、性能の点を除いて、全
くフィルタを使っている気を起こさせない 以上の諸点はこれ迄のフィルタにはないものである。
特に上記3の持ち易いことは、O出っ張りも何もないひ
ねった形状も何もない、径の変る所がない。
スッキリ、ホラソリしたスリムな円筒フィルタである 等々から特に持ち易(扱い易(なってくるのである。
Oコスト的に安価になる点では普通のどの市販フィルタ
に較べても約1/10位のコストで製作可能であり特に
非常に安価となる。
○フィルタ以外の増加はセロハンつまり0.001〜0
.2mm位タバコより太(なる丈 等々の数々の効果が生れる。
さて、次に追加図について説明する。
これ迄の第6図を添付した新らしい第6図に差し替える
これは全(元のものと同じで判り易く拡大しである。
図中0は煙草の挿入されるときのストッパーとして働(
新らしく添付した第6・1図は上記第6図中のA−A断
面を矢印の方向から視たものである。
第6図及び第6・1図中 ■は口元チップ ■は中空円筒。
■は煙草嵌合部。
■は中空室。
■は■の中空円筒にあげられた空気孔。
■は叩きつけ棒。
■はリング形状の中間フィルタ。
0はタバコストッパー。
[有]はタバコ挿入口。
0は支持突起。
新らしく第11図を追加する。
これは、本発明のフィルタに市販タバコを挿入した所で
、 ■、■、■、■及び■は第6図と同じ。
0は市販タバコのフィルタチップ。
[相]は市販タバコの本体。
であり、嵌合状態がどのように見えるかを示すと共に、
本発明の別の特徴である中空円筒部が透明であることか
ら生ずるシースルールツク効果[See −Throu
gh −Look EffectJの説明である。
これは又、新添付の図12,13,14と共にこの本質
が説明される。
新らしく第12図を追加する。
これは、本発明の「空気ジェット冷却叩きつげ析出効果
」を説明したものである。
■は空気孔。
■は叩きつげ棒。
0は叩きつげ棒上に点々と空気孔に対応して析出された
不純物黒点。
■は空気ジェット。
[相]はタバコのケムリ。
■は市販タバコのフィルタチップ。
[相]は市販タバコのタバコ本体。
。無数の黒点析出に注意。
新らしく第13図、第14図を追加する。
これは、本発明の機能中、特に1.「空気ジェット冷却
叩きつけ析出効果」、2.「リングフィルタの急速自動
水フイルタ化効果」、及びこれらを眼のあたりにみられ
る、3.[シースルールツク効果」の説明である。
第13図は、本発明のフィルタの新品状態である(使用
前)、雪の如(白い叩きつけ棒■と、同じく雪よりも白
いリング形状中間フィルタ■に注意。
第14図は上のフィルタを一本のタバコに使用した後の
状態つまり使用後である。
真っ黒tdhとした無数の黒点析出と(これらはすべて
タバコの不純物である)同じく不純物で真つ黒になった
リング状中間フィルタに注意。
新らしく第15図を添付する。
これは、本発明の効果、「急速自動水フイルタ化」を生
せしめる、リング中間フィルタ■を示したものである。
aはリングを中心を通って切断したときの横断面。
bは、リングの正面図。
Cは、リングの立体図。
である。
【図面の簡単な説明】
第6図は本発明の改良変形例。 ■はフィルタ(第1次)、■は中空円筒、■は■の一部
でその先端部分をなしここにタバコを差し込む嵌合部。 ■は中空室、■は中空円筒■の周囲壁に適当にあけられ
た複数個の孔。 ■は叩きつげ棒、■は中間フィルタ(第2次)兼叩きつ
け棒位置決め支持。 第7図は第6図の変形例。 ■から■迄は第6図と同じ。 ■は第3次中間フィルタ。 第8図は孔■のあけ方の1例。 ■は中空円筒を開いた図。 ■は孔。第9図は中空室内の負圧△Pが軸方向にどのよ
うに分布するかを示したグラフ。 ■、■、■等は前と同じ。 第10図は中空室内負圧△Pが略々全体にどこでも一様
になったとき、孔■を通る空気の抵抗をRhとし、タバ
コを通るケムリの抵抗をRtとして、(タバコの煙)/
(空気)の流量比に対してこれをプロットしたグラフで
、本発明の液体力学的特性の1例を示したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第6図に示されているように、喫煙者の口許に当る
    円筒状のフィルタ又はチップ■を有し、このチップ■は
    綿又は普通の市販のフィルタ材質のものでよい。 そしてその外径は4mmから12mm位で普通は約8m
    mである。 その軸長は約5mmから20mm位である。 この口許チップ■にそれと外径が略々等しい透明な材質
    からなるたとえばセロハン、プラスチック、又は半透明
    又は不透明な材質からなる中空円筒■が同軸に接続され
    る。 この中空円筒■の外径も4mmから12mm位で普通は
    約8mmである。 その軸長は約10mmから601nr/Lである。又そ
    の内径は外径より厚み約0.017nmから、1.0m
    m位い小さいことになる。 従ってこのチップ■と中空円筒■とによりその内部に中
    空室■が形成され、更にこの中空円筒■の先には略々こ
    れと外径を等しくする煙草嵌合部■がこれと同軸に接続
    され、煙草挿入口[相]はこのタバコ嵌合部■の先端で
    ある。 この煙草嵌合部の外径は8間から12mm位いだがその
    内径はタバコの外径と等しい。 その材質は中空円筒■と同様のものでも又はタバコさえ
    入れば違うものでもよい。 中空室■内にはその軸方向の長さが中空円筒■と略々同
    じ位で、中空室■の内径よりも小さな外径を有する叩き
    つけ棒■が同軸に設置される。 この叩きつげ棒■は固体であれば材質は紙でも何でもよ
    い。 その形状はこの場合その外側を蔽うことになる中空円筒
    ■が中空の円筒形状なのでこれに合せて円筒状である。 この直径は2龍から7.9龍位いである。 この叩きつげ棒■の一端の中心附近からの突起0はチッ
    プ■の中心位置に固定され、叩きつげ棒■を固定する。 同じく叩きつげ棒■の他端の中心附近からの棒状突起0
    はタバコのストッパーとして働く。 この棒状突起0及び0の断面形状は棒状さえなしていれ
    ばよいので円形のみでなく3角又は四角でも何でもよい
    がその直径は叩きつけ棒■よりズット小さく1rnrI
    l〜2myn位である。 この叩きつげ棒■の長手方向の真中あたりに環状の中間
    フィルタ■が巻れている。 このリング状の中間フィルタ■はこの第6図の場合は1
    個つけられているが、お互の間を離して同機の構造で叩
    きつけ棒の周囲にその長手方向に2つ以上とりつげるこ
    ともある。 この中間フィルタ■の材質は綿など吸湿性の一般にフィ
    ルタに用いられるものなら何でもよい。 このリング状中間フィルタ■は叩きつけ棒■の外周及び
    中空円筒■の内壁に密着していて、同じく環状のケムリ
    通路をおどっているのでタバコのケムリは必ず一度はこ
    のリングフィルタを通ることになる。 このリングの内径は叩きつけ棒の外径と同じでその外径
    は中空円筒■の内径と同じになる。 その幅つまり軸方向長さは約0.1 mmから10mr
    IL位いである。 この上記中空円筒壁には複数ケの空気孔■があげられて
    いて円筒■の周方向、軸方向に規則的又は不規則に散ぼ
    っている。 特に軸方向には上述の叩きつけ棒■の軸長に沿って散ら
    ばっている。 この孔■の数は1ヶ以上10000ケ位で普通10から
    200ケの範囲にある。 その孔径は空気をジェット状に躍り込ませるためノズル
    をなさねばならぬので0.01mmから1.0mm位い
    であり。 孔と孔との間隔はQ、1mmから10 mm位である。 この叩きつけ棒■と中空円筒■とによりその間に環状の
    ケムリ通路[相]が形成される。 以上のジェット状の空気叩きつげ冷却析出効果とこのリ
    ンクフィルタ断面縮少効果との相乗作用でこのリングフ
    ィルタの水濡れ効果は指数山数的に増大する。 この通路[相]のクリアランスは0.2mmから5im
    位いであり普通0.5 vanから1.0關位いである
    。 先記の如(上記タバコ嵌合部■の内径は市販タバコの外
    径ト等しくなっていてここに入口[相]を通してタバコ
    が挿入嵌合される煙草の吸口。 本発明の実施形態の大概の場合は一見すると只普通のタ
    バコが延長され長くなった丈にみえるシースルールツク
    又は半透明又は不透明な煙草の吸口。
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