JPS5952688B2 - 定型機出側の鋼管冷却装置 - Google Patents
定型機出側の鋼管冷却装置Info
- Publication number
- JPS5952688B2 JPS5952688B2 JP14778177A JP14778177A JPS5952688B2 JP S5952688 B2 JPS5952688 B2 JP S5952688B2 JP 14778177 A JP14778177 A JP 14778177A JP 14778177 A JP14778177 A JP 14778177A JP S5952688 B2 JPS5952688 B2 JP S5952688B2
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- JP
- Japan
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- cooling
- pipe
- header shell
- cooling device
- cooling header
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、継目無鋼管製造ラインにおいて、定型機を出
た後の鋼管冷却ラインに設ける冷却装置に関するもので
ある。
た後の鋼管冷却ラインに設ける冷却装置に関するもので
ある。
従来、鋼管が定型機を出た以後のライン上で、冷却速度
を適正に制御する手段は開発されていなかったが、定型
機出口後において管の冷却速度を制御することは、結晶
粒の細粒化に極めて有効である。
を適正に制御する手段は開発されていなかったが、定型
機出口後において管の冷却速度を制御することは、結晶
粒の細粒化に極めて有効である。
したか゛つて本発明の目的は、定型機出口後の冷却ライ
ンに適した鋼管冷却装置を得ることによって、適正な冷
却管理を行わせ、結晶粒の細粒化を促進させて焼準組織
以上の低温衝撃値をもつ鋼管を得ようとするところにあ
る。
ンに適した鋼管冷却装置を得ることによって、適正な冷
却管理を行わせ、結晶粒の細粒化を促進させて焼準組織
以上の低温衝撃値をもつ鋼管を得ようとするところにあ
る。
まず、本発明の冷却装置を設置する定型機出口側の冷却
ラインの構成について、第１図を参照して略説する。
ラインの構成について、第１図を参照して略説する。
定型機１とクーリング・テーブル３との間に介在させる
コンベア・テーブル２のローラ２１には、いずれも一定
のスキ二角を付した鼓形ローラを用いてあり、該ローラ
のスキ二角は、管の進行方向に直交する軸線に対して１
〜５°程度の傾斜角として形成され、したがって該ロー
ラの上を移送される管は、回転しつつ螺旋状に推進され
るようにしである。
コンベア・テーブル２のローラ２１には、いずれも一定
のスキ二角を付した鼓形ローラを用いてあり、該ローラ
のスキ二角は、管の進行方向に直交する軸線に対して１
〜５°程度の傾斜角として形成され、したがって該ロー
ラの上を移送される管は、回転しつつ螺旋状に推進され
るようにしである。
コンベア・テーブル２上の複数位置には、移送中の管の
外面を冷却するための本発明による装置４を所定間隔で
配設しておく。
外面を冷却するための本発明による装置４を所定間隔で
配設しておく。
冷却装置４の入側には被冷却管の表面温度を測定するた
めの温度検出器５１を設けておく。
めの温度検出器５１を設けておく。
温度検出器５１の検出値は、温度計５２から演算器５３
へ人力されるようにしてあり、演算器５３には、制御器
５に予め設定された所定の冷却勾配の基準値が記憶され
ており、温度計５２から導入される実測値と前記基準値
とを比較させ、その偏差にもとづいて、冷却装置４の冷
媒供給管路４２に設けた弁４３の開度を調整し、冷媒の
噴射量を調整するようにしておくのである。
へ人力されるようにしてあり、演算器５３には、制御器
５に予め設定された所定の冷却勾配の基準値が記憶され
ており、温度計５２から導入される実測値と前記基準値
とを比較させ、その偏差にもとづいて、冷却装置４の冷
媒供給管路４２に設けた弁４３の開度を調整し、冷媒の
噴射量を調整するようにしておくのである。
前述の冷却ラインに設置される本発明の装置は、第２図
および第３図に示すように、水蜜状の空間を内部に形成
したヘッダ殻体４１を主体として、これの中央部に対し
て被冷却管７を水平に挿入通過させるようになっており
、内部空間には、挿通された管７の円周方向にそってこ
れを囲繞するように冷却ヘッダ管４４を殻体４１の外側
から導入して設け、さらに管表面に向かってほぼ求心状
に冷却媒体を噴射させうるノズル４５を、円周上の複数
位置に均等間隔で点在配設させである。
および第３図に示すように、水蜜状の空間を内部に形成
したヘッダ殻体４１を主体として、これの中央部に対し
て被冷却管７を水平に挿入通過させるようになっており
、内部空間には、挿通された管７の円周方向にそってこ
れを囲繞するように冷却ヘッダ管４４を殻体４１の外側
から導入して設け、さらに管表面に向かってほぼ求心状
に冷却媒体を噴射させうるノズル４５を、円周上の複数
位置に均等間隔で点在配設させである。
ヘッダ殻体４１の一隅には可撓継手４６をかいして、内
部空間の排水および排気をなしうるダクト４７を連通接
続しである。
部空間の排水および排気をなしうるダクト４７を連通接
続しである。
前述の各部を含むヘッダ殻体４１はスクリュ機構４８な
どの可調整機構を介在して基台４０上に保持され、被冷
却管の管径の変化に応じて中心を合せることができるよ
うに上下方向へ移動調整可能に構成しである。
どの可調整機構を介在して基台４０上に保持され、被冷
却管の管径の変化に応じて中心を合せることができるよ
うに上下方向へ移動調整可能に構成しである。
なお、ヘッダ入側には管７の到達および抜出しを検出す
るリミット・スイッチ４９を設けてあり、該リミット・
スイッチによる管先端ならびに尾端の検出によって、ノ
ズルの噴射指令または噴射停止指令を行わせるようにし
である。
るリミット・スイッチ４９を設けてあり、該リミット・
スイッチによる管先端ならびに尾端の検出によって、ノ
ズルの噴射指令または噴射停止指令を行わせるようにし
である。
噴射量の調整は供給管路４２に設けた弁４３によって行
われる。
われる。
噴射の方向は、管の進行方向に対しては順方向とし、円
周移動方向に対しては逆向き方向となるような傾斜角を
付して設定するのが望ましい。
周移動方向に対しては逆向き方向となるような傾斜角を
付して設定するのが望ましい。
次に、本発明装置を備えた冷却う・１ンの一実施の形態
を管の進行にそって説明する。
を管の進行にそって説明する。
管は、定型機１にかみ込まれている間は軸線方向に直進
しているが、骸骨の全長が定型機１から脱すると、コン
ベア・ローラ２上へ移載され、スキ二角を伴うローラ２
１の送りによって螺旋状に推進される。
しているが、骸骨の全長が定型機１から脱すると、コン
ベア・ローラ２上へ移載され、スキ二角を伴うローラ２
１の送りによって螺旋状に推進される。
管が第１段目の冷却装置の位置に達し、管端がリミット
・スイッチ４９ （第２図参照）に接触すると、シリン
ダが作動して温度検出器５１が下降して測温を開始し、
同時にノズル４５からの噴射も開始される。
・スイッチ４９ （第２図参照）に接触すると、シリン
ダが作動して温度検出器５１が下降して測温を開始し、
同時にノズル４５からの噴射も開始される。
温度検出器５１によって検出された冷却勾配の実測値は
演算器５３において基準冷却曲線の冷却勾配と比較され
、その偏差によって弁４３の開度を調節して冷却条件を
補正する。
演算器５３において基準冷却曲線の冷却勾配と比較され
、その偏差によって弁４３の開度を調節して冷却条件を
補正する。
噴射量の調整は、各冷却装置ごとに個別に行われるが、
温度検出と噴射との間には適度の遅れ時間があり、温度
に応じて冷却速度を調整するように噴射量が制御される
。
温度検出と噴射との間には適度の遅れ時間があり、温度
に応じて冷却速度を調整するように噴射量が制御される
。
管端がリミツＩ・・スイッチ４９の位置を通過すると、
シリンダが作動して温度検出器５１を引上げ、この動作
に同期してノズルからの噴射が停止する。
シリンダが作動して温度検出器５１を引上げ、この動作
に同期してノズルからの噴射が停止する。
以下同様にして管は制御器５に設定された所定の冷却パ
ターンにそって冷却され、やがてコンベア端に設けたス
トッパ２３に管の先端が接触すると、キツカ２４が作動
して管はクーリング・テーブル３上へ移載される。
ターンにそって冷却され、やがてコンベア端に設けたス
トッパ２３に管の先端が接触すると、キツカ２４が作動
して管はクーリング・テーブル３上へ移載される。
本発明の冷却装置によれば、定型機を出た管の冷却制御
を均一条件で行うことができるので、成品の機械的強度
の向上には極めて効果を発揮する。
を均一条件で行うことができるので、成品の機械的強度
の向上には極めて効果を発揮する。
第１図は本発明の冷却装置を備えた定型機出口側冷却ラ
インの全体構成を示す説明図。 第２図は冷却装置の側面断面図。 第３図は第２図のＩＩＩ −ＩＩＩ線による断面図。 １：定型機、２：コンベア・テーブル、３：クーリング
・テーブル、４：鋼管冷却装置、４１：ヘッダ殻体、４
２：冷媒供給管路、４３：弁、４４：冷却ヘッダ管、４
５：噴射ノズル、４６：可撓継手、４７：排水・排気ダ
クト、４８ニスクリユ一機構、４９：リミット・スイッ
チ、４０：基台、５：制御器、７：被冷却管。
インの全体構成を示す説明図。 第２図は冷却装置の側面断面図。 第３図は第２図のＩＩＩ −ＩＩＩ線による断面図。 １：定型機、２：コンベア・テーブル、３：クーリング
・テーブル、４：鋼管冷却装置、４１：ヘッダ殻体、４
２：冷媒供給管路、４３：弁、４４：冷却ヘッダ管、４
５：噴射ノズル、４６：可撓継手、４７：排水・排気ダ
クト、４８ニスクリユ一機構、４９：リミット・スイッ
チ、４０：基台、５：制御器、７：被冷却管。
Claims (1)
- １ 内部に水密空間を形成されこれの中心部に対して被
冷却管を水平に挿入通過させる冷却ヘッダ殻体と、前記
冷却ヘッダ殻体の内部空間において挿通される管の円周
方向を囲繞するように点在配置させた複数の噴射ノズル
を備えた冷却媒体供給管と、冷却ヘッダ殻体の内部空間
に連通させた排水・排気ダクトと、冷却ヘッダ殻体へ導
入される被冷却管の到達時点および抜出し時点を検出し
て噴射ノズルに開閉を指令するリミット・スイッチと、
前記各部を含む冷却ヘッダ殻体を上下調整可能に保持す
る機構とから成る定型機出側の鋼管冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14778177A JPS5952688B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 定型機出側の鋼管冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14778177A JPS5952688B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 定型機出側の鋼管冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5480212A JPS5480212A (en) | 1979-06-26 |
| JPS5952688B2 true JPS5952688B2 (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=15438034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14778177A Expired JPS5952688B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | 定型機出側の鋼管冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952688B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62103280U (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-01 | ||
| JPS62103281U (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-01 |
-
1977
- 1977-12-09 JP JP14778177A patent/JPS5952688B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62103280U (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-01 | ||
| JPS62103281U (ja) * | 1985-12-18 | 1987-07-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5480212A (en) | 1979-06-26 |
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