JPS5952616B2 - 管状ガスケ−ブルの方向変換を行う装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内部導体の軸線が、横断面で見て三角形を形
成している三相管状ガスケーブルの方向変換を行う装置
に関する。

、このような管状ガスケーブルにおいて、金属から成り
かつ接地された共通のケーシング管内に３つの内部導体
を収容することは公知である。

内部導体を絶縁して支持するために、種々の形式の支持
絶縁体が使用され、一方ケーシング管の内部は、ＳＦ６
圧縮ガスを充填されている。

このような管状ガスケーブルを据えつける際に、まっす
ぐな線の通り道ですますことが試みられる。

しかしながら場所的な構成条件のためこのことが常に可
能になるとは限らないので、まっすぐな線からの偏向を
可能にする装置が必要になる。

管状ガスケーブル内へアダプタを挿入することがすでに
提案されており、このアダプタは、ケーシング’？ｉＶ
＞内において玉継手のように形成されており、かつこの
アダプタの内部導体は、たわみ範囲を持っている。

しかしながらこの構成によっては、はぼ±５°の比較的
わずかな角度変化しか得られない。

本発明の課題は、方向変換を行う装置を提供することに
あり、この装置において単位構成部の広い用途と並んで
、任意の方向づけにおいてほぼ直角以上にまで線の通り
道に角度変化が可能であるようにする。

本発明によれば、装置は次のような特徴を持っている。

（ａ） 装置が、それぞれ所定の方向変換角に対して
ケーシング部として、接続すべきまっすぐな管状ガスケ
ーブル部に取付けるための接続管片を備えた球形の単位
エルボ部を持っており、（ｂ） 単位エルボ部内の内
部導体である３つの弧状片が、球の中心点において交差
する両方の接続管片軸線によって形成された平面に対し
て対称に配置されており、 （Ｃ）アダプタが設けられており、これらのアダプタが
、まっすぐな管状ガスケーブル部内にある内部導体のそ
れぞれの空間的位置を、単位エルボ部内にある弧状片の
位置に合わせるために使われる。

本発明の実施例を以下図面によって説明する。

図において互いに相応する部分は同一の符号を備えてい
る。

第１図において管状ガスケーブルのケーシング部のまっ
すぐな部分は１および２と符号を付けられている。

単位エルボ部の球形ハウジング３は、本実施例において
９０°の方向変換のために使われる。

このハウジングは接続管片３ａ。３ｂを持ち、これらの
接続管片によってこのハウジングは、部分１，２にガス
密に、例えば溶接によって結合されている。

ケーシングのまっすぐな部分１，２内にあるまっすぐな
内部導体４，５゜６は、曲け゛られたアダプタ４’、
５’、 ６’を介して弧状片４ ｔＺ ５ ｔ′
、６ ／／に電気的に結合されており、かつハウジング
３内においてピンがいし７によって保持されている。

弧状片４ ／Ｚ ５ ／／、 ６ ／／は、単位エ
ルボ部内において、交差した直線Ｇ。

Ｇ′によって形成される平面に対して対称に配置されて
いる。

直線Ｇ、 Ｇ’は、接続管片３ａ、３ｂの軸線であり、
これらの軸線は、球の中心点Ｐにおいて交わっている。

その際最大の曲率半径を持つ弧状片４″が、なるべく平
面Ｇ、Ｇ’内にある。

何となればこの時管状ガスケーブル内において好ましい
誘電関係が得られるからである。

図示された単位エルボ部は、その他の角度のために方向
変換するように構成することもできる。

この時場合によってはアダプタ４’、 ５’、 ６
’の形だけが変化する。

これらのアダプタは、ケーシング管１あるいは２内の内
部導体４． ５． ６のそれぞれの位置と弧状片４ ／
Ｚ ５ ／／、 ６ ／／との間における整合を行
う。

管状ガスケーブルのまっすぐな部分にある内部導体系の
空間的な方向づけは、線の通り道に応じて変えることが
でき、かつ単位エルボ部への移行部において必要な場合
には弧状片の前においてそれぞれアダプタ４’、 ５
’、 ６’によって修正される。

第５図、第５ａ図および第５ｂ図において垂直な段状の
線の通り道のための例が、３つの単位エルボ部３を用い
て示されている。

新しい装置の利点は、所定の方向変換角において単位エ
ルボ部を使用して、ケーシング管内に三相管状ガスケー
ブルを据えつける可能性にある。

この構成様式において内部導体用の簡単なアダプタだけ
が必要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、直角に方向変換するための単位エルボ部の水
平断面図、第２図および第３図は、当該の位置において
内部導体の空間的位置を示す切断線Ｂ−ＢおよびＣ−Ｃ
に沿った断面図、第４図は、第１図の切断線Ａ−Ａに沿
った単位エルボ部の断面図、第５図は、３つの単位エル
ボ部を使用した管状ガスケーブルの段状の据えつけを示
す図、第５ａ図および゛第５ｂ図は、管状ガスケーブル
内の切断位置Ｉ−ＩおよびＩＩ−ＩＩにおける内部導体
のそれぞれの位置および整合を示す断面図である。 なお図中主な構成要素と参照符号の関係は次の通りであ
る。 ａ・・・・・・方向変換角、Ｐ・・・・・・球の中心点
、Ｇ。 Ｇ′・・・・・・接続管片の軸線、３・・・・・・単位
エルボ部、３ａ、３ｂ・・・・・・接続管片、４． ５
． ６・・・・・・内部導体、４’、 ５’、 ６
’・・・・・・アダプタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １２つの接続管片３ａ、３ｂをもつ単位エルボ部３を備
   えた３相電気導管の方向を変換する装置で、前記管片中
   の一方のもの３ａは管状ガスケーブル部１として形成さ
   れた第１の導管部の取つけに役立ち、その他方のもの３
   ｂは第２の導管部の取つけに役立ち、前記エルボ部は前
   記の管状ガスケーブル部１および第２導管部の互いに対
   応する内部導体４． ５． ６を接続する接続片を含ん
   でいるものにおいて、前記の第２導管部が管状ガスケー
   ブル部２として形成され、前記のエルボ部３が球状に形
   成され、内部導体４． ５． ６の各々に弧状片４ ｒ
   ′、５ ｔｔが付設され、前記弧状片は少なくとも１つ
   の絶縁支持体７により球状の前記エルボ部３内に保持さ
   れ、さらに、アダプタ４ ／ 、 ５ ／。 ６′が設けられ、該アダプタは真直ぐな管状ガスケーブ
   ル部１，２の内部導体４． ５． ６のそれぞれの空間
   的位置を前記のエルボ部３内の弧状片４ ／／、 ５
   ／／の空間的位置に合わせるのに役立つことを特徴と
   する３相電気導管の方向変換装置。 ２ 最大の曲率半径をもった弧状片４″が、前記の接続
   管片の軸線Ｇ、 Ｇ’により形成される平面中にある特
   許請求の範囲第１項記載の装置。