JPS595233B2 - 成型炭製造方法とその装置 - Google Patents

成型炭製造方法とその装置

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JPS595233B2
JPS595233B2 JP53165296A JP16529678A JPS595233B2 JP S595233 B2 JPS595233 B2 JP S595233B2 JP 53165296 A JP53165296 A JP 53165296A JP 16529678 A JP16529678 A JP 16529678A JP S595233 B2 JPS595233 B2 JP S595233B2
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JP
Japan
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binder
kneading
coal
water
nozzle
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JP53165296A
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JPS5592797A (en
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輝男 真田
一之 中山
洋司 前川
実 花香
守 伊藤
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Nippon Steel Corp
Tetsugen Corp
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Nippon Steel Corp
Tetsugen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は成型炭製造方法とその装置の改良に関するもの
である。
成型炭製造は従来第1図に示すような工程で原料粉炭A
l(以下、単に粉炭A1と称す)を貯槽1下部から切出
し、コンベヤー2で混合工程である横型混合装置3に供
給し、バインダーをノズル8により添加し、さらに、使
用するバインダーの種類によって、ノズル9から水を添
加して断続式ラセン羽根等の混合羽根3aで混合の上、
分配ホッパー4を経て各搬送装置10aを介して混線工
程としての各竪型混練装置6に供給する。
このバインダー、水の添加量はコンベヤー2に設けた秤
量器(図示せず)からの原料石炭の秤量値により調整す
る。
竪型混練装置6では蒸気を吹込んでバインダー混合粉炭
A2 (以下、粉炭A2と称す)を加熱し、さらに羽根
6aにより混練した後、該混練装置6の下部より連続式
ラセン羽根10cを有する搬送機10bに排出する。
この搬送機10を介して粉炭A2を調整装置7に供給し
、所定温度に調温した後、成型機5に供給する。
該成型機5で成型した成型炭は搬送装置、冷却装置(共
に図示せず)を介して成品槽(図示せず)に送られて貯
蔵され、必要に応じてコークス炉(図示せず)に供給さ
れる。
このような従来方法による成型炭製造装置は混合装置3
、混練装置6、調整装置7及び、これを連結する搬送装
置等の多数の装置が必要となると共に、これらを設置す
るための広大な基礎及び高層の建家が必要となり、設備
費が嵩み、さらに保守費が高ぐなる等の欠点を有するも
のであった。
本発明者等は、上記問題点を解消するために第2図に示
す装置により種々実験検討を重ね第1表に示す結果を得
た。
まず、本実験で用いた装置を第2図を参照しつつ説明す
る。
図中、106は粉炭を混合・混練装置107に供給スる
ベルトコンベヤー、108は混合羽根で、粉炭を混合し
つつ搬送する。
109は混線羽根で、粉炭を混練しつつ搬送する。
101は混合羽根108、及び混練羽根109を取付け
た軸、5は成型機、105a、105bは蒸気吹込みノ
ズル、100.102,103は散水ノズル、101゜
104はバインダースプレーノズル、112は水管、バ
インダー5114tこ介設したバルブである。
粉炭ヲベルトコンベヤー106で搬送して混合・混練装
置107に供給し、該混合・混線装置107において、
ノズル100〜104から添加スるバインダー及び水の
位置を種々変更したがいずれにおいても、粉炭を混合羽
根108で1分間混合し、さらに混練羽根109で15
分間混練した後、成型器5に供給し、該成型器5で成型
器を製造した。
成型器の成分以外の管理点は前記第1表に示したように
貯蔵と搬送の両面から必要な圧潰強度と、製品コークス
の機械的強度を支配する嵩密度であり、一般の操炉条件
では前者は50kg、後者は1、12 g/cc程度で
あればよい。
これ等の値を変化せしめるためには周知のごとくバイン
ダーの添加量の調整をしてもよく又、バインダーの種類
の選択さらには成型時の加圧の調整によって可能であり
、要求品質と可能なコスト負担から各条件を決定すれば
よい。
次に第1表を第2図を参照しつつ説明する。
前記従来工程と同等の工程つまり、ノズル100より水
及びノズル101よりバインダーを混合工程(イ)で添
加して、これにノズル105aより蒸気を吹込み80℃
程度に加熱混練した後、成型機5で成型した実験/%)
、1及び、蒸気をノズル105aより吹込み予じめ80
℃程度に加熱した粉炭に、混練工程(B)でノズル10
2及び104より水・バインダーを添加しつつ混練した
後、成型機5で成型した実験/162、並びに混合工程
(5)でノズル100より水を添加しつつノズル105
aより蒸気を吹込み粉炭を80℃に加熱し、これに混線
工程(B)でノズル104よりパインダニを添加しつつ
混練した後、成型機5で成型した実験/163の各々か
ら得た成型器に比して、混練工程(B)でノズル102
から水を、次いでノズル104からバインターヲ添加し
つつノズル105bより蒸気を吹込んで加熱混練した後
、成型機5で成型した実験/164、及び混練工程(B
)でノズル104よりバインダーを次いでノズル103
から水を添加しつつノズル105bより蒸気を吹込んで
加熱混練した後、成型機5で成型した実験7g65、ノ
ズル100より水を混合工程穴で添加しつつ混合し、さ
らに混線工程(B)でノズル104よりバインダーを添
加しつつノズル105bより蒸気を吹込んで加熱混練し
た後、成型機5で成型した実験/166の各々から得た
各成型層の品質(圧潰強度、嵩密度)は良好となり特に
バインダーの添加前に水を添加した実験44、6が好ま
しいことが判明した。
これ等のことから実験、46.1のごとくバインダーを
添加した後、加熱混練しても、常温の粉炭によりバイン
ダーが凝固して粉炭中に偏在するため、その後、成型し
ても、上記バインダー偏在の影響が残って好ましい品質
が得られないものと思われる。
又、実験42.3のごとく、バインダーを添加する以前
に粉炭を加熱しても、その後の放熱により粉炭の温度が
不均一となる結果、これもバインダーの偏在を招き好ま
しい品質が得られないものと思われる。
これに対し、実験/164,5.6のごとく、バインダ
ーを添加しつつ加熱混練すると、混合では単に粒表面の
摩耗から得られる極めて凹凸の少ない丸味をもった新表
面がもたらす粉炭粒子間接着性の活性化に比して混練は
摩砕現象から発生する角をもった凹凸で形成された新砂
面がもたらす混線は強力な粉炭粒子間接着性の活性化が
同時ζこ得られ、粉炭粒子間の密着力が容易に最適範囲
に到達せしめられ、混合工程では得られない加温、バイ
ンダー均一添加、粒表面の強力な活性化が最も好ましい
組合せ条件で得られる結果、好ましい品質がもたらされ
たと思われる。
さらOこ実験44,6のごとくバインダーの添加前に水
を添加すると一層混線効果が助長され、成型後の品質が
バインダーの添加後に水を添加する実験/I65より一
段と向上するものと思われる。
本発明は、上記知見をもとにしてなされたもので、その
特徴とするところは粉炭にバインダーを添加しつつ加熱
混練して成形することにある。
以下、本発明の一実施例を第3図を参照しつつ詳細に説
明する。
図中、20は混線ケーシング205内に連続式ラセン羽
根等の搬送羽根20aを混練羽根20bと同一軸20c
に設けた横型混練装置、21は横型混練装置20の下部
に設けた蒸気吹込ノズル22に連結した蒸気管、23は
混練装置20の上部に設けた散水ノズル24に連結した
給水管、25は混練装置20の上部に設けたタールピッ
チスプレーノズル26をこ連結したバインダー供給管で
ある。
なお、第1図と同様のものには同符号を用いた。
貯槽1から切出した常温の粉炭A1 をコンベヤー2を
介して分配ホッパー4に供給し、ベルトコンベヤー27
を介して混線装置20に供給口20dから供給する。
該混練装置20内に供給された粉炭A1は羽根20aに
より搬送され、散水ノズル24から散水された水により
調湿され、さらに、タールピッチスプレーノズル26の
下方にきたときタールピッチをスプレーすると共に蒸気
吹込ノズル22からの蒸気によって加熱し、混線羽根2
0bにより混練する。
この混線装置20で混練した後、該混線装置20の排出
口20eから成型機5に供給して加圧成型して成型層を
製造する。
この成型層を搬送装置、冷却装置(共に図示せず)を介
して成品槽(図示せず)に貯蔵する。
前記、混練装置20内の粉炭A1ζこスプレー添加する
タールピッチ、水及び蒸気は、該混線装置20に供給す
る粉炭量に応じて調整するものであり、以下にタールピ
ッチの調整について説明する。
分配ホッパー4と混練装置20との間の搬送装置27に
設けた秤量器30からの秤量値S1 と設定器31か
らの単位粉炭量当りのタールピッチ添加量S2とにより
演算器33でタールピッチ添加量S3を演算する。
このタールピッチ添加量S3と設定器34からの単位タ
ールピッチ添加量当りの弁開度S4とにより演算器35
で弁開度S5を演算する。
この弁開度S5により弁作動装置36を動作してバイン
ダー調節弁37を開閉調整動作せしめることによりター
ルピッチの添加量を調整する。
さらに、水分量及び蒸気量も上記タールピッチと同様に
秤量器30からの秤量値S1にもとづいて水調節弁39
及び蒸気調節弁38の開度調整を行って調整する。
このようにして成型層を製造した結果、成型層の圧潰強
度、嵩密度は従来例で成型した成型層に比して低下はみ
られなかった。
尚、本実施例においては、バインダーとしてタールピッ
チ、つまり石炭系バインダーを使用したが、これにかえ
てアスファルトピッチ、等の石油系バインダーを使用し
ても、上記石炭系バインダーを使用した場合と同様に混
合工程の省略は可能である。
以上、本発明のととく粉炭にバインダーと、必要に応じ
て水を添加しつつ加熱混練して成型することにより、成
型炭の品質を低下することなく従来の混合工程を省略す
ることが可能となり、設備構成が簡略化し、これにかか
る設備費、及び保守費を低下することが出来る等の多大
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の成型炭製造工程を示す簡略図、第2図は
本発明をなすにあたって用いた実験装置を示す簡略図、
第3図は本発明の一実施例を示す簡略図である。 5:成型機、20:横型混練装置、20a:搬送羽根、
20b:混練羽根、22:蒸気吹込ノズル、24:散水
ノズル、26:バインダースプレーノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 混練ケーシング内において、ケーシング内に装入し
    た原料石炭に、バインダーを添加すると同時に加熱混練
    した後膣ケーシングに続く成型機で成形することを特徴
    とする成型炭製造方法。 2 バインダーと共に水を添加する特許請求の範囲1記
    載の成型炭製造方法。 3 バインダーの添加に先立って所要の水分を添加する
    特許請求の範囲1記載の成型炭製造方法。 4 原料石炭槽と成型機の間に、水添加器、バインダー
    添加器を有し、且つ少なくともバインダ−添加器設置位
    置を含む位置に加熱器を有せしめた混練ケーシングを設
    けたことを特徴とする成型炭製造装置。
JP53165296A 1978-12-30 1978-12-30 成型炭製造方法とその装置 Expired JPS595233B2 (ja)

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JPS5447705A (en) * 1977-09-22 1979-04-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd Method of heating molding stock

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