JPS595189Y2 - ポンプの切換弁装置 - Google Patents

ポンプの切換弁装置

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JPS595189Y2
JPS595189Y2 JP16812079U JP16812079U JPS595189Y2 JP S595189 Y2 JPS595189 Y2 JP S595189Y2 JP 16812079 U JP16812079 U JP 16812079U JP 16812079 U JP16812079 U JP 16812079U JP S595189 Y2 JPS595189 Y2 JP S595189Y2
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JP
Japan
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opening
discharge conduit
valve device
switching valve
valve
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JP16812079U
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JPS5685074U (ja
Inventor
新太郎 千田
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば生コンクリート等の流動体の圧送駆
動に用いられるポンプの切換弁装置に関するものである
コンクリートポンプ用の切換弁装置には、従来各種構造
の装置が実用化されているが、この種の切換弁装置に要
求される特性としては、 (a)生コンの吸込、圧送に関し流路抵抗が小さい形状
であること、 (b)各移動部の摩耗が小さく、また偏摩耗を生じにく
いこと、 (C)弁機構全体としての作動効率を高める観点から、
弁の切換時間が短く、また、切換駆動負荷が小さいこと
、 (d)ホッパ内の生コンを良好に吸入して、残留量を生
じさせないようにすること、 (e)摩耗部分の交換等の整備保守作業が容易であるこ
と、 等の諸点がある。
ところで、従来の構造方式の中では、第1図〜第3図に
示すようなパイプ揺動方式バルブと呼ばれる方式が、流
路抵抗が小さいという特性の点でその実用性が見直され
ている。
しかし、この方式の弁装置においても、各部の形成態様
の如何によって、流路抵抗特性以外の上述した各種特性
に不満足な場合が多い。
すなわち、第1図に示す構造のものは、弁箱Rに固定し
た圧送管Qに一端部が回動自在に連結されているZ型の
排出導管1を、アクチュエータCの操作駆動により回転
軸2の回りにスイングせしめ、これにより、導管1の弁
口を、交互に二つのコンクリートシリンダAの開口aに
連成させるようにしたものである。
この構造によると、弁口の口金3に偏摩耗が生じ易いと
いう特性があり、特にスイング半径が大きい部分の摩耗
度が大きい。
従って、偏摩耗に対する補償手段を採るか、またはスイ
ング半径を大きく採ることが考えられるが、重量容積の
増大や、駆動負荷の増加等を招くことから、上記対策の
実用性が乏しい。
また、第2図に示す構造のものは、排出導管4に可撓管
を用いると共に、弁箱Rのコンクリートシリンダ開口面
にガイド板5を設け、更に、ガイド板5に案内された導
管4の口金6をアクチュエータCでストローク摺動させ
るようにしたものである。
この構造によると、口金6の偏摩耗の点では問題がない
が、しかし、可撓管は一般に流路抵抗が太きいほか、可
撓管にかかる生コンの内圧が大きいことから、剛性の低
い可撓管では耐久性が悪く、また剛性の高い可撓管では
、駆動負荷が過大化する矛盾があり、すなわちポンプの
使用に制約を受ける欠点がある。
また、第3図に示す構造のものは、逆漏斗形の排出導管
7を介して、コンクリートシリンダ開口と圧送管Qとの
間を連通させると共に、アクチュエータCの駆動で排出
導管7を左右に移動させるようにしたものである。
しかし、この構造によると、排出導管7の内空の生コン
クリートの流路が一様な断面形に形成されないので生コ
ンクリートの吐出流に乱流を生じることから、圧送性に
劣る欠点があるほか、導管7の両端に生コンクリートに
露出する二つの摺動部分が存在し、口金部分8,8aの
摩耗隙間から生コンクリートの水分が脱水し易いという
欠点がある。
本考案は、上述した各種欠点を一様に解消するためにな
されたもので、すなわち、本考案の目的は、吸込作動と
圧送作動の同作動性に優れ、かつ、偏摩耗がなくまた弁
の駆動負荷が小さいポンプの切換弁装置を提供すること
にある。
したがって、この目的を達成するためにこの考案のポン
プの切換弁装置は、ポンプを構成する並列した1対の給
送シリンダの各開口が、被圧送材としての流動体が貯え
られるホッパの底部弁箱内に開口していて、排出導管の
一方の端面に開口形成された弁口が、各給送シリンダの
吐出動作に合せて、交互に上記給送シリンダの各開口に
つながり、排出導管の他方の端面に形成された開口が、
常時上記弁箱に開口された圧送管につながるようにした
切換弁装置において、その上記弁口を、弁箱内壁の給送
シリンダ開口面に沿い両開口間を往復移動せしめるごと
く操作摺動する排出導管の途中が、直交方向に湾曲成形
されると共に、該導管の他方の開口端は、上記圧送管の
内孔に、シールを介し該内孔の軸方向に摺動可能に挿入
されていることを特徴としている。
以下、図示の一実施例に基づき本考案を説明する。
実施例の切換弁装置では、第4図および第5図に示すよ
うに、弁箱の側板10にコンクリートの給送シリンダ1
1.12の開口端が取付けられると共に、隣接する一方
の側板13には、圧送管14に一体化されたスリーブ1
5が取付けられている。
しがして、側板10に裏打ちされた耐摩耗質金属材より
戒る直線状の案内溝16 aを設けた長板状の案内板1
6と、スリーブ15の内方開口端15 aとの間には、
中間部が直交方向にほぼ一様な円形断面形状を有する排
出導管17が差渡されている。
この排出導管17は、その弁口17 aに外嵌嵌着され
た耐摩耗質金属材よりなる口金18が、案内板16の案
内溝16 aに案内されることにより、給送シリンダ1
1.12の両開口間を直線的に往復摺動可能であり、か
つその摺動時には、排出導管17の他方の開口端17b
が、シール31を介してスリーブ15の内孔に密に重合
されていることから、開口端17bも同時にスリーブ1
5内をその軸方向に移動する。
そして排出導管17と各給送シリンダ11.12と圧送
管14とは、排出導管17の往復動する平面と同一平面
に位置するように配置されている。
このような排出導管17の摺動駆動は、油圧アクチュエ
ータ19の操作作動により行われるものである。
すなわち、アクチュエータ19は、側板10に隣接する
他方の側板20に突設されたブラケット21に取付けら
れると共に、側板20を内方に貫通するアクチュエータ
作動機22の内端が、排出導管17の湾曲部の外周に突
設されたフィン17 Cにピン結合されている。
なお、作動機22の上記貫通部は、シール23の介装に
より生コンの洩れが防止されており、またフィン17
Cは、側板10に対向する側板24に取外し可能に固定
された受板25の内面に、該受板に固着した耐摩耗質金
属材によりなる当板26を介して当接しており、これに
より、排出導管17にかかるスラスト荷重は、受板25
により担持されている。
なお、受板25のフランジ25 aと側板24との間に
は、シール27が介装されて生コンクリートの洩れが防
止されている。
そのほか、弁箱の底面には、該弁箱の上方に設けたホッ
パHの内壁に付着した生コンクリートを洗浄する為と、
弁箱内を整備、点検する為の開閉窓28が設けられてい
て、バンドル29の操作で容易に開閉し得るようになっ
ている。
次に、このように構成された弁装置の操作と作動につい
て述べる。
ポンプ運転中は、両給送シリンダ11.12のピストン
30は、夫々の油圧シリンダに駆動されて、互に人達い
方向に往復運動し、例えば第4図に示す作動態位では、
シリンダ11が吸入作動工程、シリンダ12が吐出作動
工程にある。
この工程間には、アクチュエータ19の作動機22が図
示引込態位にって、排出導管17の弁口17aは給送シ
リンダ12の開口に対接しており、従って、シリンダ1
1は、ビスI・ン30の吸引によりホッパから直接生コ
ンクリートを吸入すると共に、シノンダ12のピストン
30に押出された生コンクリートの吐出流は、排出導管
17内を通って圧送管14から外部に圧送される。
ところで、ピストン30の反転時期に同期して、アクチ
ュエータ19は反対方向に作動し、これにより、排出導
管17は、第4図右方に押動されてその他方の開口端1
7 bがスリーブ15内に進入し、弁口17 aがシリ
ンダ11の開口に対接する。
以後、上述作動を繰返すことにより、ホッパHから吸引
された生コンクリートは、連続的に圧送管14から圧送
される。
このようなポンプ作動では、 (a)吐出流路の形状が、一様な経路を威していること
から、吐出流に局部的な抵抗や乱流が生じることがなく
、その結果、流動体の圧送性は良好である。
(b)摩耗に起因して隙間が生じる恐れのある個所は、
口金18と案内板16との接触面だけであるが、両部材
18.16ともに耐摩耗質であることがら、ノーンや脱
水等が起る心配がなく、従って、吸込不良や圧送力低下
が発生しない。
(C)排出導管17は平行移動するだけなので、可動部
の偏摩耗が生じない。
(d)排出導管17の摺動時にかかる抵抗負荷は、同導
管17の弁口17a付近の周囲にある生コンクリートの
抵抗だけなので、アクチュエータ19は小容量のもので
よく、装置が小型になる。
(e)弁装置の装備や部品交換は、スリーブ15の取付
ボルトを外してスリーブ15を脱した後の開口と、窓2
8の窓孔を使って実施できることから、装置のメンテナ
ンスは極めて容易である。
これらのことから解るように、実施例の弁装置では、上
述した要求特性の(a)〜(e)項のすべてを一様に満
足させている。
以上述べたように、本考案に係るポンプの切換弁装置に
よれば、片側端の弁口をシリンダ開口に対接させる排出
導管を、途中で90°湾曲させると共に、他方の開口端
を不動のスリーブの内孔に密に挿入させて弁装置を構成
したので、吸込作動と圧送作動の両件動性に優れている
ばかりでなく、摩耗に基因する隙間や偏摩耗の発生が防
止され、更には、弁の駆動力が小容量で済むなど、切換
弁装置の作動性、信頼性、および保守性を向」ニさせる
効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、従来の構造3例を示すポンプの
切換弁装置の平面図、第4図は、本考案の一実施例を示
すポンプの切換弁装置の平断面図、第5図は、第4図の
■−v線における側断面図である。 10.13,20.24・・・・・・枠室を形成する側
板、11゜12・・・・・・給送シリンダ、14・・・
・・・圧送管、15・・・・・・圧送管のスリーブ、1
7・・・・・・排出導管、17 a・・・・・・弁口、
17b・・・・・・他方の開口端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプを構成する並列した1対の給送シリンダの各開口
    が、被圧送材としての流動体が貯えられるホッパの底部
    弁箱内に開口していて、排出導管の一方の端面に開口形
    成された弁口が、各給送シリンダの吐出動作に合せて、
    交互に上記給送シリンダの各開口につながり、排出導管
    の他方の端面に形成された開口が、常時上記弁箱に開口
    された圧送管につながるようにした切換弁装置において
    、その上記弁口を、弁箱内壁の給送シリンダ開口面に沿
    い両開口間を往復移動せしめるごとく操作摺動する排出
    導管の途中が、直交方向に湾曲成形されると共に、該導
    管の他方の開口端は、上記圧送管の内孔に、シールを介
    し該内孔の軸方向に摺動可能に挿入されていることを特
    徴とするポンプの切換弁装置。
JP16812079U 1979-12-06 1979-12-06 ポンプの切換弁装置 Expired JPS595189Y2 (ja)

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JPS5685074U JPS5685074U (ja) 1981-07-08
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