JPS5951896B2 - ハニカム要素及びその製造方法 - Google Patents

ハニカム要素及びその製造方法

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JPS5951896B2
JPS5951896B2 JP9261480A JP9261480A JPS5951896B2 JP S5951896 B2 JPS5951896 B2 JP S5951896B2 JP 9261480 A JP9261480 A JP 9261480A JP 9261480 A JP9261480 A JP 9261480A JP S5951896 B2 JPS5951896 B2 JP S5951896B2
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JP
Japan
Prior art keywords
corrugated sheet
honeycomb
adhesive
flat plate
honeycomb element
Prior art date
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Expired
Application number
JP9261480A
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English (en)
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JPS5718234A (en
Inventor
博司 安久
浩司 渡辺
哲也 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP9261480A priority Critical patent/JPS5951896B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、集積することによつてハニカムを構成する透
明体ガラスよりなるハニカム要素及びそれを製造する技
術に関する。
ハニカムは周知のように、比較的薄い隔壁で区画された
管状室を多数集合したはちの巣型構造物であつて、この
ハニカムで密閉された空間部を理めることにより、この
空間部における空気の対流が抑止され熱伝達が小さ<抑
えられるとともに空気層による保温効果も優れていると
ころから、壁面パネルの芯材、太陽熱集熱器のカバーガ
ラスと集熱板との間に設けられる放熱防止層、複層ガラ
スのガラス板間間隙に挿入されるコア材等、広範囲に亘
る用途が期待されている。
ところでハニカムの製作方法は種々あるが、最も一般的
には、帯状薄板を、断面視において略サインカーブ状波
型に加工したコルゲートシートを多数枚積層して形成さ
れる。
上記従来方法によると、コルゲートシートの波型山部が
先細り形状で且つ谷部が入口の拡大したテーパ形状であ
るため、ハニカム体の製作時あるいは積層時に上層シー
トと下層シートの山部と山部、谷部と谷部が相互に入り
込んでシート同士が面接触状態に重なり合い、ハニカム
が形成できなかつた。
これを防ぐために従来は、コルゲートシート同士波の周
期を半ピッチずつずらせて積層した後、上層の谷部と下
層の山部との接点を接着等により接合していたが、接合
時の位置決めも、上層の谷部が下層の山部からすベー落
ちたりして容易で゛はなく、またコルゲートシート同士
のハンドリングは、平板を扱う時に使用できる簡単な吸
盤機が使用できないなどの困難がありハニカムの形成は
むずかしかつた。本発明の主な目的は上記問題点を解決
する透明な薄板をもつて構成した新規なハニカム要素を
提供することである。
本発明の他の目的は、透明なガラス板をもつて構成した
ハニカム要素の量産に適した方法を提供することである
以下本発明を図面に示した実施例につき説明する。
第1図は本発明に係るハニカム要素の側面図であり、第
2図は同斜視図である。
図示のようにハニカム要素1は、一方向に一定波高Hの
繰り返し波型に成形したガラスの帯状のコルゲートシー
ト2の片面側に、このコルゲートシート2と同様の材質
で且つ大きさの等しい帯状のガラス平板3を重わ、適宜
間隔をおいた波頭部分2Aで接着剤4を介して接合一体
化したものである。
上記構造のハニカム要素1を使用すればコルゲートシー
ト2と平板3が交互に位置するような向きにして波高H
の方向に単に積層するだけで任意の面積のハニカム断熱
層を構成することができる。
またコルゲートシート2、平板3が肉厚の薄い破損し易
いものであつても両者を一体化したハ.ニカム要素1は
剛性が高<取扱い容易である。特に、コルゲートシート
2及び平板3の両方を肉厚1m/m以下の薄い透明ガラ
スで構成したハニカム要素は太陽熱温水器の放熱防止層
として有用である。この場合の使用態様を第3図及び第
4図に示す。
すなわち図示のように透明カバー5で開口を塞いだ扁平
なケース6内に導水路7Aを持つ集熱板7を収納した太
陽熱温水器は広<普及しているが、かかる構造の温水器
において、上述したハニ.カム要素1の多数を立姿勢に
して透明カバー5と集熱板との間に密接配列する。これ
により、上記空間部における空気の熱対流が抑止されて
対流に伴なう温水器外への熱伝達損失が減少し、一方ハ
ニカム要素1 ・・・・・・は透明であるから、受光さ
れる.太陽光は極めて効率良く、集熱板7に吸収される
。上記目的に使用するハニカム要素においては太陽光の
透過損失を可及的に小さ<抑える上で接着剤4の塗布は
必要最小限度に留めることが望まし.<、コルゲートシ
ート2の隣接する波頭2A,2A間距離Pを1ピツチと
すれば、2ピツチ以上の波長間隔をおいて接着するよう
にするのがよい。
ただし、最小限度両端付近及び中央の計3箇所の接着は
必要である。なお接着剤4としては、光硬化性、熱硬化
性、など種々の樹脂接着剤が使用可能であるが、前述の
ように太陽熱温水器の放熱防止層に用いる場合には透明
又は半透明の接着剤4を使用するのがよい。
本発明に係るハニカム要素は、コルゲートシートを水平
姿勢で波の連続方向に移送しつつその波頭部分に接着剤
を塗布し、次いで該波頭側に平板を重ね、これらコルゲ
ートシート及び平板の両側縁を面一に挟持した状態で面
側から押圧力を加えて接合することにより連続生産が可
能である。
第5図ないし第9図に上記方法を実施するための装置例
を示す。第5図、第6図において20A,20Bはベル
トコンベアラインであり、図外の連続成形工程で成形さ
れるコルゲートシート2は、第1コンベアライン20A
により波の連続する方向に移送されつつ接着剤が塗布さ
れた後に第2コンベアライン20Bに移乗する。
第1コンベアライン20Aの側方にはコルゲートシート
2の側縁をガイドするガイドローラー8・・・・・・が
設けてあり、接着剤塗布装置9がライン上に設置してあ
る。
接着剤塗布装置9は第7図および第8図に詳細構造を示
すように、コルゲートシート2の両側縁近くに先端を位
置させた一対の吐出ノズル10,10を有し、且つ自動
吐出バルブ11によつて内部の接着剤の吐出量が制御さ
れる吐出器12は、コンベアライン20A側方のガイド
フレーム13に上下動自在に取り付けたプロツク14に
支持されている。プロツク14には回転自在なローラー
15が設けられており、この口ーラ一15はモーター1
6で回転駆動されるカム板17の側縁上に載つている。
力ム板17の外形は、円弧部分17Aと低段部分17B
からなり、ローラー15が円弧部分17Aに載つている
間は、吐出器12は上方位置に保持されており且つ弁が
閉じられている。
カム板17の回転に伴ない、その低段部分17Bが上方
に’来ると、プロツク14及び吐出器12が下方に沈み
、吐出ノズル10が降下してノズル10先端に固定した
二叉状のゴム板18の下端がコンベアライン20A上に
あるコルゲートシート2の波頭表面に接触する。上記の
プロツク14の下降でリミツトスイツチLSIが作動し
、吐出バルブ11が開放され、圧縮空気によりノズル1
0から光硬化性樹脂接着剤4が吐出された後、ゴム板1
8の二叉に沿つて流下してコルゲートシート2の波頭表
面に塗布される。
上記のようにして長手方向に数ピツチの波長間隔をおい
て接着剤が塗布されたコルゲートシート2は第2コンベ
アライン20Bに移乗し、先端が一定位置まできたとき
にリミツトスイツチLS2の作動で停止する。
この位置でコンベア20B脇にある平板ガラス集積場1
9から吸着搬送装置21により平板ガラス3が取り出さ
れコルゲートシート2上に載置される。
次いでコンベア20Bが始動し、コルゲートシート2と
平板ガラス3との接合体を圧着ステージ22へ送る。こ
の圧着ステージ22には、コルゲートシート2とほぼ同
等の長さを有しコンベアライン20Bに対してシリンダ
Sの駆動で水平方向に遠近動するプレスバ一23及び上
下方向に遠近動するプレスバ一24が設けられていてそ
の表面には緩衝材25が貼着してある。また、コンベア
ライン20Bのプレスバ一23とは反対側にはガイド壁
26が設けられており、これによりコンベアライン20
Bが停止している間に一方のプレスバ一23が突出して
、コルゲートシート2と平板ガラス3とをガイド壁26
とともに挟持してその側縁を面一に揃える。
これとほぼ同時に他方のプレスバ一24が下降して平板
ガラス3を面側からコルゲートシート2に押圧する。ま
た圧着ステージ22には、接着剤硬化のために上方に水
銀灯のような紫外線照射光源27が設けてあり、その下
方にはプレスバ一23,24の駆動に連動して開閉操作
されるとシヤツタ一28が設けてあつて、プレスバ一2
3,24による押圧が行なわれている間シヤツタ一28
が開き、コルゲートシート2と平板ガラス3とを接合し
ている接着剤に所定時間(一例として十数秒間)だけ紫
外線が照射される。
その後シヤツタ一28が閉じられ、プレスバ一23,2
4は初期位置に復帰し接合されたハニカム要素1はコン
ベアで第5図の右方へ搬出される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はハニカム要素の
側面図、第2図は同斜視図、第3図および第4図は本発
明に係るハニカム要素を使用した太陽熱温水器のそれぞ
れ横断面図及び平面図、第5図はハニカム要素の連続製
造工程の平面図、第6図は同縦断面図、第7図は第5図
の工程における接着剤の塗布装置を示す横断面図、第8
図は第7図の装置の要部側面図、第9図は第5図の工程
における圧着ステージの要部正面図である。 1・・・・・・ハニカム要素、2・・・・・・コルゲー
トシート、3・・・・・・平板、4・・・・・・接着剤
、5・・・・・・透明カバ6・・・・・・ケース、7・
・・・・・集熱板、8・・・・・・ガイドカーラ一 9
・・・・・・接着剤塗布装置、10・・・・・・吐出ノ
ズル、11・・・・・・自動吐出バルブ、]2・・・・
・・吐出器、13・・・・・・ガイドフレーム、14・
・・・・・プロツク、]5・・・・・・ローラー、16
・・・・・・モーター、17・・・・・・カム板、18
・・・・・・ゴム板、19・・・・・・平板ガラス集積
場、20A,20B・・・・・・コンベアライン、21
・・・・・・吸着搬送装置、22・・・・・・圧着ステ
ージ、23,24・・・・・・プレスバ一、25・・・
・・・緩衝材、26・・・・・・ガイド壁、27・・・
・・・接着剤硬化用光源、28・・・・・・シヤツタ一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方向に一定波高の繰り返し波型に成形した透明薄
    板ガラスに透明ガラスの平板を接合して一体となしたハ
    ニカム要素。 2 一方向に一定波高の繰り返し波型に成形した透明薄
    板ガラスからなる帯状コルゲートシートを水平姿勢で波
    の連続方向に移送しつつ、少くとも2ピッチの波長間隔
    をおいてその波頭部分に接着剤を塗布し、次いで該波頭
    側に平板を重ね、これらコルゲートシート及び平板の両
    側縁を面一に挾持した状態で面側から押圧力を加えて接
    合することを特徴とするハニカム要素の製造方法。
JP9261480A 1980-07-09 1980-07-09 ハニカム要素及びその製造方法 Expired JPS5951896B2 (ja)

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JPS5718234A JPS5718234A (en) 1982-01-30
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JPS63100595U (ja) * 1986-12-17 1988-06-30
JPS63165395U (ja) * 1987-04-15 1988-10-27

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JPH0545263U (ja) * 1991-11-22 1993-06-18 小松ゼノア株式会社 バンドブレーキ装置

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