JPS595098Y2 - 導線を備えたタラツプ付タンク - Google Patents

導線を備えたタラツプ付タンク

Info

Publication number
JPS595098Y2
JPS595098Y2 JP11397379U JP11397379U JPS595098Y2 JP S595098 Y2 JPS595098 Y2 JP S595098Y2 JP 11397379 U JP11397379 U JP 11397379U JP 11397379 U JP11397379 U JP 11397379U JP S595098 Y2 JPS595098 Y2 JP S595098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
conductor
ramp
wall
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11397379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5633378U (ja
Inventor
孝明 古川
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水プラントシステム株式会社 filed Critical 積水プラントシステム株式会社
Priority to JP11397379U priority Critical patent/JPS595098Y2/ja
Publication of JPS5633378U publication Critical patent/JPS5633378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595098Y2 publication Critical patent/JPS595098Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、導線を備えたタラップ付タンクに関するも
のである。
例えば、水道水貯留用タンクには、タンク内の水を加圧
して送り出すための水中ポンプ、またはタンク内の水位
を感知して給水バルブを開閉するための電極等、各種の
電気設備が付設される。
これらタンクに付属する電気設備は、タンク外へ導線に
よってつながれる。
タンク付属電気設備のうち、例えば上記電極は、蓋に固
定されるので、これに連なる導線は、下方から蓋の位置
までタンクの外壁に沿って這い上る。
また、水中ポンプは、タンク内に設置されるが、これに
連なる導線はタンク壁の外面に沿って這い上り、タンク
内の水面より上方でタンク壁を貫通し、タンク内に導か
れる。
従って、タンクでは、その付属設備のために、タンクの
外壁に沿って導線を這い上らせることを必要とした。
このように、導線をタンクの外壁に沿って這い上らせる
には、導線を管に入れて保護する必要がある。
導線の付設だけでも外観を損ねるのに、導線を入れるた
めの電線管までも使用しなければならないとなると、一
層外観を損うことになる。
その上に電線管の付設は、材料と手間とを余分に伴うの
で、経済ではない。
そこで、導線の付設をさらに合理的に行う必要があった
この考案者は、上記の必要に応じるために、タンクの外
壁に付設されるタラップの縦棒を利用することに思い着
いた。
すなわち、タンクには、タンクの蓋の点検やマンホール
への出入りのために、外壁に沿って立上るタラップが付
設されるが、このタラップの縦棒を中空管から構成し、
この中に上記の導線を通して、保護することを考えた。
この考案は、このような考え方に基いてなされたもので
ある。
すなわち、この考案は、外壁に沿って立上るタラップを
備えたタンクにおいて、タラップの少なくとも1つの縦
棒を中空管で構成し、中空管の管壁に2個の孔を上下に
離して穿設し、管内に導線を挿通し、導線の両端を上記
2個の孔から突出させ、上側の孔からの導線突出部をタ
ンク付属電気設備に接続している。
導線を備えたタラップ付タンクである。
この考案に係る導線を備えたタラップ付タンクを、図面
に基いて説明すると次の通りである。
第1図は、この考案に係る導線を備えたタラップ付タン
クの一例を示す側面図である。
第2図および第3図は、この考案におけるタラップの縦
棒の一部を示す部分断面図、第4図は、この考案に係る
導線を備えたタラップ付タンクの別の一例を示す一部切
欠斜視図である。
第1図において、タンク1の外壁11に沿って、タラッ
プ2が立上っている。
タラップ2の少なくとも1つの縦棒21は、中空管から
構成されるいる。
この中空管の管壁に、2個の孔22.23が上下に引離
されて穿設されている。
中空管内には、導線3が挿通され、導線3の両端は、孔
22.23から突出している。
上側の孔22からの導線突出部は、タンク付属電気設備
(図示した例では、フロー ト1−ススイッチの電極4
)に接続されている。
このように構成されたものが、この考案に係る導線を備
えたタラップ付タンクである。
上記のタンクは、一体に成形されたものであってもよく
、また単位板がら組立てらノまたものであってもよい。
タラップ2としては、鉄パイプを溶接して作ったものも
、合成樹脂製チーズとパイプから組立てたものも、用い
ることができる。
孔22.23は、円形であっても長円形であってもよい
2個の孔のうち、上側の孔22は、タンクの側壁上端附
近の高さ、またはこれ、より上方に位置することが望ま
しく、天井より上方に位置することが、さらに望ましい
また、孔22を穿設した部分では、縦棒21が垂直方向
に対して傾斜しており、孔22は傾斜しまた縦棒の下側
に向く管壁に穿設されていることが望ましい。
さらに、孔22の周縁には、第2図に示すように、柔軟
材料(例えはゴム)製のリング24をはめ、導線3との
外側面と接触させておくと、導線に傷がつかず、また孔
から雨水や二゛みが侵入しないので、好ましい。
また、第3図に示すように、孔22の周縁を外側へ突出
させ、突出部25と導線3とにわたってリング24を被
せてもよい。
これらのことは、孔23についても同様である。
孔23は、第1図に示すように、タラップの下端近傍に
位置することが望ましい。
導線3どしては、絶縁材を用いるのが適当である。
なお、タンク1は、架台5の上に設置されていてもよい
第1図に示したのは、この考案の基本的な実施態様の1
つである。
このほか、この考案には、次のような実施態様も含まれ
る。
第4図に示すこの考案の導線を備えたタラップ付タンク
では、タンク本体が、単位板Aから組立てられている。
単位板Aは、直角四辺形の基板12の周縁に、接合縁1
3を設けたものである。
タト壁11に沿って、タラップ2が立上っており、その
縦棒21および26は、何れも中空管から構威されてい
る。
縦棒21には、孔22.23が穿設され、縦棒26には
、孔27.28が穿設されている。
中空管内には、何れも導線が挿通され、その両端は、上
記孔から突出している。
縦棒21における」一側の孔22からの導線突出部は、
第1図の場合と同様に、フロートレススイッチの電極4
に接続されている。
縦棒26における上側の孔27がらの導線突出部は、タ
ンクの側壁上部を貫通してタンク内に入り、水中ポンプ
6に接続されている。
この考案に係る導線を備えたタラップ付タンクでは、外
壁に沿って立上るタラップを備えたタンクにおいて、タ
ラップの少なくとも1つの縦棒を中空管から構威し、中
空管の管壁に2個の孔を上下に離して穿設し、管内に導
線を挿通して、その両端を]―記2個の孔から突出させ
たので、中空管が導線保護管の役割を果たす。
それ故、タンクの外に独立した保護管を立設する必要が
なく、立設に要する材料費と人件費とが節約できる。
また、独立した保護管を立設することによるタンクの外
観の悪化も防がれる。
したがって、この考案によるタンクは、実用的価値が大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の導線を備えたタラップ付タンクの
一例を示す側面図、第2図および第3図は、この考案に
おけるタラップの縦棒の一部を示す部分断面図、第4図
は、この考案に係る導線を備えたタラップ付タンクの別
の一例を示す一部切欠斜視図である。 各図において、1はタンク、2はタラップ、3は導線、
4はフロートレススイッチの電極、5は架台、6は水中
ポンプ、11は外壁、12は基板、13は接合縁、21
は縦棒、22および23は孔、24はリング、25は突
出部、26は縦棒、27および28は孔、Aは単位板で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外壁に沿って立上るタラップを備えたタンクにおいて、
    タラップの少なくとも1つの縦棒を中空管で構成し、中
    空管の管壁に2個の孔を上下に離して穿設し、管内に導
    線を挿通し、導線の両端を上記2個の孔から突出させ、
    上側の孔からの導線突出部をタンク付属電気設備に接続
    してなる、導線を備えたタラップ付タンク。
JP11397379U 1979-08-17 1979-08-17 導線を備えたタラツプ付タンク Expired JPS595098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397379U JPS595098Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 導線を備えたタラツプ付タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397379U JPS595098Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 導線を備えたタラツプ付タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5633378U JPS5633378U (ja) 1981-04-01
JPS595098Y2 true JPS595098Y2 (ja) 1984-02-15

Family

ID=29346241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11397379U Expired JPS595098Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 導線を備えたタラツプ付タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595098Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5633378U (ja) 1981-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4887187A (en) Plural utility supply pedestal including contained common grounding means
US3652779A (en) Underground cable pedestal
US8641384B2 (en) Solid state sump pump control
JPS595098Y2 (ja) 導線を備えたタラツプ付タンク
KR101177920B1 (ko) 특별 고압 한전 배전 선로의 지중 전선 연결용 커넥터
US3119895A (en) Molded plastic outlet boxes with grounding plates
JPH0517820Y2 (ja)
JPH0118955Y2 (ja)
JPS62140809U (ja)
CN213718467U (zh) 一种电动车控制器进线防水组件
CN216345110U (zh) 一种摄像机立柱
CN208424065U (zh) 一种多功能组合电机用接线板
CN212908873U (zh) 一种u型双向接线盒
JPH0315706Y2 (ja)
JPH0315724Y2 (ja)
JPS6126508Y2 (ja)
JPH058749Y2 (ja)
JPS5910907Y2 (ja) 通信用応急ケ−ブル
JPH0632747Y2 (ja) 地中埋設用開閉器システム
JPH0122356Y2 (ja)
JPS6160660B2 (ja)
JP2501711Y2 (ja) コネクタ―付ケ―ブル内蔵管状柱及び管状柱受部
JPS627590Y2 (ja)
JP3012532B2 (ja) 地上機器の受枠及びこの受枠におけるケーブル配線用のアダプタ
JP3888251B2 (ja) 流し台シンク用の排水トラップ