JPS5950875B2 - 液体供給装置 - Google Patents
液体供給装置Info
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- JPS5950875B2 JPS5950875B2 JP51070829A JP7082976A JPS5950875B2 JP S5950875 B2 JPS5950875 B2 JP S5950875B2 JP 51070829 A JP51070829 A JP 51070829A JP 7082976 A JP7082976 A JP 7082976A JP S5950875 B2 JPS5950875 B2 JP S5950875B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pump
- regular
- liquid supply
- emergency
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体供給源と被液体供給装置とを結ぶ液体供給
流路に主回路と非常用回路を備えた液体供給装置におい
て、特に主回路の圧力が常用ポンプのトラブルで低下し
た場合、そのことを圧力検出スイッチで検出して非常用
ポンプを起動し非常用回路による液体供給のバックアッ
プを行なわせる液体供給装置に関する。
流路に主回路と非常用回路を備えた液体供給装置におい
て、特に主回路の圧力が常用ポンプのトラブルで低下し
た場合、そのことを圧力検出スイッチで検出して非常用
ポンプを起動し非常用回路による液体供給のバックアッ
プを行なわせる液体供給装置に関する。
例えばタービン発電機の軸受部等に給油を行なう密封油
供給装置は、第1図に示すように常時は主回路側の常用
ポンプ1を駆動して油タンク2より油をタービン発電機
3の軸受部に逆止弁5を通し、さらには発電機側の油圧
調整弁6を介して供給し、また主回路側の常用ポンプ1
にトラブルが発生した時は非常用回路側の非常用ポンプ
7を起動して油タンク2より油をタービン発電機3の軸
受部に逆止弁9を通し、さらには前記した油圧調整弁6
を通して供給し、そしてこの軸受部に供給された油を再
び油タンク2へ戻すようにしである。
供給装置は、第1図に示すように常時は主回路側の常用
ポンプ1を駆動して油タンク2より油をタービン発電機
3の軸受部に逆止弁5を通し、さらには発電機側の油圧
調整弁6を介して供給し、また主回路側の常用ポンプ1
にトラブルが発生した時は非常用回路側の非常用ポンプ
7を起動して油タンク2より油をタービン発電機3の軸
受部に逆止弁9を通し、さらには前記した油圧調整弁6
を通して供給し、そしてこの軸受部に供給された油を再
び油タンク2へ戻すようにしである。
この場合、常用ポンプ1および非常用ポンプ7としては
容積形ポンプが使用され、ポンプ回転数に比例した流量
が吐出される。
容積形ポンプが使用され、ポンプ回転数に比例した流量
が吐出される。
したがってこれら両ポンプ1及び7の吐出側圧力を一定
にするため、両ポンプの吸入口側と吐出口側との間に圧
力調整弁(例えばスプリング形の逃し弁)4および8を
設けた帰還ループを圧力調整回路として形成しである。
にするため、両ポンプの吸入口側と吐出口側との間に圧
力調整弁(例えばスプリング形の逃し弁)4および8を
設けた帰還ループを圧力調整回路として形成しである。
ところで、従来このような密封油供給装置において、主
回路側の常用ポンプ1にトラブルが発生し、油圧が急激
に低下すると、このことを常用ポンプ1の吐出口側に設
けられた圧力検出スイッチ10により検出し、その検出
信号で非常用回路側の非常用ポンプ7を起動するように
している。
回路側の常用ポンプ1にトラブルが発生し、油圧が急激
に低下すると、このことを常用ポンプ1の吐出口側に設
けられた圧力検出スイッチ10により検出し、その検出
信号で非常用回路側の非常用ポンプ7を起動するように
している。
しかし上記圧力検出スイッチ10からの検出信号で直ち
に非常用ポンプ7を起動しても常用密封油ポンプ1の吐
出口側に設けられている圧力調整弁4の作用により、常
用密封油ポンプ1の回転数と圧力の特性は第2図Cに示
すようになり、圧力検出スイッチ10がその圧力の低下
を検出するまでに時間がかかりすぎる。
に非常用ポンプ7を起動しても常用密封油ポンプ1の吐
出口側に設けられている圧力調整弁4の作用により、常
用密封油ポンプ1の回転数と圧力の特性は第2図Cに示
すようになり、圧力検出スイッチ10がその圧力の低下
を検出するまでに時間がかかりすぎる。
すなわち、常用密封油ポンプ1の吐出口側からタービン
発電機3の軸受部に至る流路抵抗による流量Qと圧力P
との関係は第2図aに示すような特性で示すことができ
る。
発電機3の軸受部に至る流路抵抗による流量Qと圧力P
との関係は第2図aに示すような特性で示すことができ
る。
また圧力調整弁4の設定値による流量Qと圧力Pとの関
係は第2図すに示すような特性で示される。
係は第2図すに示すような特性で示される。
そこで、今常用密封油ポンプ1の吐出側圧力Pを縦軸に
、またポンプ回転数(流量に比例)Nを横軸にして第2
図aとbとを合成すると第2図Cに示すような特性とな
る。
、またポンプ回転数(流量に比例)Nを横軸にして第2
図aとbとを合成すると第2図Cに示すような特性とな
る。
したがって、第2図Cに示す特性から明らかなように、
主回路側の常用ポンプ1にトラブルが発生しているにも
かかわらず、ポンプ吐出圧力はポンプ回転数がかなり低
くならないと急激な圧力変化は生じない。
主回路側の常用ポンプ1にトラブルが発生しているにも
かかわらず、ポンプ吐出圧力はポンプ回転数がかなり低
くならないと急激な圧力変化は生じない。
しかも圧力検出スイッチ10の動作点は第2図の点線の
ように常時のポンプ吐出圧力に対してΔPだけ下がった
ところに設定しであるので、圧力検出スイッチ10は常
用密封油ポンプ1の回転数がほとんど“0”にならない
と働らかず、これでは非常用密封油ポンプ7の回転が上
がるまでに時間の余裕がなく、一時的に圧力が下がって
しまう。
ように常時のポンプ吐出圧力に対してΔPだけ下がった
ところに設定しであるので、圧力検出スイッチ10は常
用密封油ポンプ1の回転数がほとんど“0”にならない
と働らかず、これでは非常用密封油ポンプ7の回転が上
がるまでに時間の余裕がなく、一時的に圧力が下がって
しまう。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は液体供給源と被液体供給装置とを結ぶ液体供給
路に設けられ且つ常用ポンプ及びこの常用ポンプの吐出
口側と吸入口側との間を結ぶ帰還路に常用ポンプ吐出口
側の液体圧力を一定に制御する圧力調整弁を設けた主回
路と、この主回路に並列に非常用ポンプを設けた非常用
回路と、前記主回路又は非常用回路を通して前記被液体
供給装置に供給される液体供給路に設けられた液圧調整
弁とを備えた液体供給装置において、前記常用ポンプの
帰還路にその上流側と下流側との間に圧力差を発生させ
る絞り機構を設け、また前記常用ポンプの吐出口と前記
液圧調整弁との間の流路に、前記常用ポンプの吸入口側
圧力に前記絞り機構及び前記圧力調整弁による差圧力を
加えた圧力よりも小さく、しかも前記常用ポンプの吸入
口側圧力に前記絞り機構による差圧力を加えた圧力より
も大きな値に設定された動作値を有する液体圧力検出器
を設けて前記常用ポンプの吐出口側圧力が前記動作値以
下に低下したことを検出すると前記非常用ポンプに起動
指令を与えることにより主回路側の常用ポンプのトラブ
ル発生による圧力低下の検出時間を大幅に短縮し得、ポ
ンプ切換時における過渡的な液体圧力の低下を防止する
ことができる液体供給装置を提供するにある。
の目的は液体供給源と被液体供給装置とを結ぶ液体供給
路に設けられ且つ常用ポンプ及びこの常用ポンプの吐出
口側と吸入口側との間を結ぶ帰還路に常用ポンプ吐出口
側の液体圧力を一定に制御する圧力調整弁を設けた主回
路と、この主回路に並列に非常用ポンプを設けた非常用
回路と、前記主回路又は非常用回路を通して前記被液体
供給装置に供給される液体供給路に設けられた液圧調整
弁とを備えた液体供給装置において、前記常用ポンプの
帰還路にその上流側と下流側との間に圧力差を発生させ
る絞り機構を設け、また前記常用ポンプの吐出口と前記
液圧調整弁との間の流路に、前記常用ポンプの吸入口側
圧力に前記絞り機構及び前記圧力調整弁による差圧力を
加えた圧力よりも小さく、しかも前記常用ポンプの吸入
口側圧力に前記絞り機構による差圧力を加えた圧力より
も大きな値に設定された動作値を有する液体圧力検出器
を設けて前記常用ポンプの吐出口側圧力が前記動作値以
下に低下したことを検出すると前記非常用ポンプに起動
指令を与えることにより主回路側の常用ポンプのトラブ
ル発生による圧力低下の検出時間を大幅に短縮し得、ポ
ンプ切換時における過渡的な液体圧力の低下を防止する
ことができる液体供給装置を提供するにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第3図は本発明による液体圧力検出装置を油タンクから
タービン発電機の軸受部に油を供給する密封油供給装置
として適用した場合の一例を示す゛ものである。
タービン発電機の軸受部に油を供給する密封油供給装置
として適用した場合の一例を示す゛ものである。
即ち、第3図において、11は油を収容する油タンク、
12および13は吸入口をそれぞれ油タンク11に共通
接続され図示しない常用および非常用ポンプモータによ
り駆動される常用密封油ポンプおよび非常用密封油ポン
プで、これら両ポンプ12および13は従来と同様の容
積形ポンプが使用され、その吐出口を逆止弁16゜17
をそれぞれ介して共通に接続し、その共通接続部を油圧
調整弁18を介してタービン発電機19の軸受部給油ラ
インに接続する。
12および13は吸入口をそれぞれ油タンク11に共通
接続され図示しない常用および非常用ポンプモータによ
り駆動される常用密封油ポンプおよび非常用密封油ポン
プで、これら両ポンプ12および13は従来と同様の容
積形ポンプが使用され、その吐出口を逆止弁16゜17
をそれぞれ介して共通に接続し、その共通接続部を油圧
調整弁18を介してタービン発電機19の軸受部給油ラ
インに接続する。
また軸受部の油を排油ラインに導びき、これを再び油タ
ンク11へ戻す循環路を形成する。
ンク11へ戻す循環路を形成する。
この場合、常用密封油ポンプ12および非常用密封油ポ
ンプ13の吐出圧力を一定にするため、両ポンプの吸入
口側と吐出口側との間に圧力調整弁14および15を設
けた帰還ループを圧力調整回路として形成しである。
ンプ13の吐出圧力を一定にするため、両ポンプの吸入
口側と吐出口側との間に圧力調整弁14および15を設
けた帰還ループを圧力調整回路として形成しである。
一方、21は常用密封油ポンプ12側の帰還ループに設
けられた絞り機構で、この紋り機構21は上流側の圧力
(常用密封油ポンプ12の吐出口側の圧力)を下流側の
圧力(常用密封油ポンプ12の吸入口側の圧力)よりオ
リフィスの理論によって高くするものである。
けられた絞り機構で、この紋り機構21は上流側の圧力
(常用密封油ポンプ12の吐出口側の圧力)を下流側の
圧力(常用密封油ポンプ12の吸入口側の圧力)よりオ
リフィスの理論によって高くするものである。
すなわち、絞り機構21の下流側の圧力は油タンク11
に接続されているので一定圧力に保たれ、また上流側の
圧力はその一定圧力に絞り機構両端の差圧力(圧力損失
)を加えたものとなり、したがって流量の増加と共に2
乗曲線で上昇する。
に接続されているので一定圧力に保たれ、また上流側の
圧力はその一定圧力に絞り機構両端の差圧力(圧力損失
)を加えたものとなり、したがって流量の増加と共に2
乗曲線で上昇する。
また常用密封油ポンプ12の吐出口側圧力は絞り機構2
1の上流側圧力にさらに圧力調整弁14による差圧力を
加えた圧力になる。
1の上流側圧力にさらに圧力調整弁14による差圧力を
加えた圧力になる。
また、20は常用密封油ポンプ12の吐出口と油圧調整
弁18との間の流路、本例では逆止弁16と油圧調整弁
18との間の流路に設けられた圧力検出スイッチで゛、
この圧力検出スイッチ20は常用密封油ポンプ12の吸
入口側圧力に絞り機構21及び圧力調整弁14による差
圧力を加えた圧力よりも小さく、常用密封油ポンプ12
の吸入口側圧力に絞り機構21による差圧力を加えた圧
力よりも大きな値に設定された設定値を有しポンプ吐出
口側の圧力がその設定圧力より低下すると動作して非常
用ポンプモータに起動指令を与え、非常用密封油ポンプ
13を駆動するものである。
弁18との間の流路、本例では逆止弁16と油圧調整弁
18との間の流路に設けられた圧力検出スイッチで゛、
この圧力検出スイッチ20は常用密封油ポンプ12の吸
入口側圧力に絞り機構21及び圧力調整弁14による差
圧力を加えた圧力よりも小さく、常用密封油ポンプ12
の吸入口側圧力に絞り機構21による差圧力を加えた圧
力よりも大きな値に設定された設定値を有しポンプ吐出
口側の圧力がその設定圧力より低下すると動作して非常
用ポンプモータに起動指令を与え、非常用密封油ポンプ
13を駆動するものである。
次に上記構成の作用について述べるに、今常用密封油ポ
ンプ12が正常に働らいているものとすれば、油タンク
11の油は常用密封油ポンプ12、逆止弁16の主回路
を通し、さらに油圧調整弁18を通してタービン発電機
19の軸受部へ供給されている。
ンプ12が正常に働らいているものとすれば、油タンク
11の油は常用密封油ポンプ12、逆止弁16の主回路
を通し、さらに油圧調整弁18を通してタービン発電機
19の軸受部へ供給されている。
この場合、常用密封油ポンプ12の吐出口側圧力はその
吸入口側圧力に絞り機構21によるオリフィス差圧と圧
力調整弁14による差圧とが加わった圧力になっている
。
吸入口側圧力に絞り機構21によるオリフィス差圧と圧
力調整弁14による差圧とが加わった圧力になっている
。
したがって、圧力検出スイッチ20は常用密封油ポンプ
12の吐出口側の圧力がその設定圧力よりも高くなって
いるので動作せず、非常用密封油ポンプ13は働らいて
いない。
12の吐出口側の圧力がその設定圧力よりも高くなって
いるので動作せず、非常用密封油ポンプ13は働らいて
いない。
このような状態にあるとき、常用密封油ポンプ12にト
ラブルが発生してこのポンプの回転数が低下すると第4
図に示すポンプ吐出圧カーポンプ回転数特性からも明ら
かなように常用密封油ポンプ12の回転数低下の初期に
おいてポンプ吐出圧力が急激に下がるため圧力検出スイ
ッチ20は直ちにこのことを検出し動作して非常用ポン
プモータに起動指令を与え、非常用密封油ポンプ13を
運転する。
ラブルが発生してこのポンプの回転数が低下すると第4
図に示すポンプ吐出圧カーポンプ回転数特性からも明ら
かなように常用密封油ポンプ12の回転数低下の初期に
おいてポンプ吐出圧力が急激に下がるため圧力検出スイ
ッチ20は直ちにこのことを検出し動作して非常用ポン
プモータに起動指令を与え、非常用密封油ポンプ13を
運転する。
その後のポンプ吐出側圧力は常用密封油ポンプ12の慣
性エネルギーで非常用密封油ポンプ13の回転数が上昇
するまで略一定圧の状態に保持される。
性エネルギーで非常用密封油ポンプ13の回転数が上昇
するまで略一定圧の状態に保持される。
すなわち、第4図において、横軸を常用ポンプ12の回
転数とし縦軸をそのポンプの吐出側の圧力とすると、常
用密封油ポンプ12が正常に運転されているとき、その
ポンプの吐出側圧力は常用密封油ポンプ12の吸入口側
圧力に圧力調整弁14による差圧と絞り機構21による
オリフィス差圧ΔPが重畳された圧力P。
転数とし縦軸をそのポンプの吐出側の圧力とすると、常
用密封油ポンプ12が正常に運転されているとき、その
ポンプの吐出側圧力は常用密封油ポンプ12の吸入口側
圧力に圧力調整弁14による差圧と絞り機構21による
オリフィス差圧ΔPが重畳された圧力P。
になっている。他方、圧力検出スイッチ20の動作点が
P1圧力に設定されているものとすれば、常用密封油ポ
ンプ12のトラブルで、その回転数がN1まで下がると
、この回転数低下の初期段階ではポンプ吐出圧力はオリ
フィス差圧の2乗曲線によって急激に下がるため圧力検
出スイッチ20は直ちに動作し、非常用ポンプモータを
起動する。
P1圧力に設定されているものとすれば、常用密封油ポ
ンプ12のトラブルで、その回転数がN1まで下がると
、この回転数低下の初期段階ではポンプ吐出圧力はオリ
フィス差圧の2乗曲線によって急激に下がるため圧力検
出スイッチ20は直ちに動作し、非常用ポンプモータを
起動する。
従って、常用密封油ポンプ12のトラブルでその回転数
が低下する初期段階で圧力低下を検出して非常用密封油
ポンプ15を運転できるので、タービン発電機19側へ
供給される油の圧力低下はほとんどなく、非常用回路を
通しての油供給のバックアップがスムーズに行なわれる
。
が低下する初期段階で圧力低下を検出して非常用密封油
ポンプ15を運転できるので、タービン発電機19側へ
供給される油の圧力低下はほとんどなく、非常用回路を
通しての油供給のバックアップがスムーズに行なわれる
。
また絞り機構21は常用密封油ポンプ12の圧力調整回
路に設けて常用密封油ポンプ12の吐出口側の圧力をオ
リフィス差圧分だけ高くしであるので、特に常用密封油
ポンプの容量をオリフィス差圧分だけ大きなものを用い
る必要もなくすでに設備されているポンプをそのまま利
用できる。
路に設けて常用密封油ポンプ12の吐出口側の圧力をオ
リフィス差圧分だけ高くしであるので、特に常用密封油
ポンプの容量をオリフィス差圧分だけ大きなものを用い
る必要もなくすでに設備されているポンプをそのまま利
用できる。
なお、上記実施例において絞り機構21の絞り開度を適
宜調整することにより圧力検出スイッチ20による検出
時間を大幅に短縮することができるものであ・る。
宜調整することにより圧力検出スイッチ20による検出
時間を大幅に短縮することができるものであ・る。
また上記実施例ではタービン発電機の軸受部に油を供給
する密封油供給装置に適用した場合について述べたが、
他の電気機器の油供給装置に適用してもよく、また油の
供給だけでなく液体供給源から被液体供給装置へ他の液
体、例えば水を供給する装置についても前述と全く同様
にして適用できるものである。
する密封油供給装置に適用した場合について述べたが、
他の電気機器の油供給装置に適用してもよく、また油の
供給だけでなく液体供給源から被液体供給装置へ他の液
体、例えば水を供給する装置についても前述と全く同様
にして適用できるものである。
この他、本発明はその要旨を変更しない範囲内で種々変
形して実施できるものである。
形して実施できるものである。
以上述べたように本発明によれば、液体供給源と被液体
供給装置とを結ぶ液体供給路に設けられ且つ常用ポンプ
及びこの常用ポンプの吐出口側と吸入口側との間を結ぶ
帰還路に常用ポンプ吐出口側の液体圧力を一定に制御す
る圧力調整弁を設けた主回路と、この主回路に並列に非
常用ポンプを設けた非常用回路と、前記主回路又は非常
用回路を通して前記被液体供給装置に供給される液体供
給路に設けられた液圧調整弁とを備えた液体供給装置に
おいて、前記常用ポンプの帰還路にその上流側と下流側
との間に圧力差を発生させる絞り機構を設け、また、前
記常用ポンプの吐出口と前記液圧調整弁との間の流路に
、前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り機構及び前
記圧力調整弁による差圧力を加えた圧力よりも小さく、
しかも前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り機構に
よる差圧力を加えた圧力よりも大きな値に設定された動
作値を有する液体圧力検出器を設けて前記常用ポンプの
吐出口側圧力が前記動作値以下に低下したことを検出す
ると前記非常用ポンプに起動指令を与えるようにしたの
で、主回路側の常用ポンプのトラブル発生による圧力低
下の検出時間を大幅に短縮し得、ポンプ切換時における
過渡的な液体圧力の低下を防止することができる液体供
給装置が提供できる。
供給装置とを結ぶ液体供給路に設けられ且つ常用ポンプ
及びこの常用ポンプの吐出口側と吸入口側との間を結ぶ
帰還路に常用ポンプ吐出口側の液体圧力を一定に制御す
る圧力調整弁を設けた主回路と、この主回路に並列に非
常用ポンプを設けた非常用回路と、前記主回路又は非常
用回路を通して前記被液体供給装置に供給される液体供
給路に設けられた液圧調整弁とを備えた液体供給装置に
おいて、前記常用ポンプの帰還路にその上流側と下流側
との間に圧力差を発生させる絞り機構を設け、また、前
記常用ポンプの吐出口と前記液圧調整弁との間の流路に
、前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り機構及び前
記圧力調整弁による差圧力を加えた圧力よりも小さく、
しかも前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り機構に
よる差圧力を加えた圧力よりも大きな値に設定された動
作値を有する液体圧力検出器を設けて前記常用ポンプの
吐出口側圧力が前記動作値以下に低下したことを検出す
ると前記非常用ポンプに起動指令を与えるようにしたの
で、主回路側の常用ポンプのトラブル発生による圧力低
下の検出時間を大幅に短縮し得、ポンプ切換時における
過渡的な液体圧力の低下を防止することができる液体供
給装置が提供できる。
第1図はタービン発電機の密封油供給装置の一例を示す
概略系統図、第2図は同装置におけるポンプ回転数とポ
ンプ吐出圧力との関係を示す特性曲線図、第3図は本発
明による液体供給装置とタービン発電機の密封油供給装
置として適用した場合の一実施例を示す概略系統図、第
4図は同実施例におけるポンプ回転数とポンプ吐出圧力
との関係を示す特性曲線図である。 11・・・・・・油タンク、12・・・・・・常用密封
油ポンプ、13・・・・・・非常用密封油ポンプ、14
,15・・・・・・圧力調整弁、16,17・・・・・
・逆止弁、20・・・・・・圧力検出スイッチ、21・
・・・・・絞り機構。
概略系統図、第2図は同装置におけるポンプ回転数とポ
ンプ吐出圧力との関係を示す特性曲線図、第3図は本発
明による液体供給装置とタービン発電機の密封油供給装
置として適用した場合の一実施例を示す概略系統図、第
4図は同実施例におけるポンプ回転数とポンプ吐出圧力
との関係を示す特性曲線図である。 11・・・・・・油タンク、12・・・・・・常用密封
油ポンプ、13・・・・・・非常用密封油ポンプ、14
,15・・・・・・圧力調整弁、16,17・・・・・
・逆止弁、20・・・・・・圧力検出スイッチ、21・
・・・・・絞り機構。
Claims (1)
- 1 液体供給源と被液体供給装置とを結ぶ液体供給路に
設けられ且つ常用ポンプ及びこの常用ポンプの吐出口側
と吸入口側との間を結ぶ帰還路に常用ポンプ吐出口側の
液体圧力を一定に制御する圧力調整弁を設けた主回路と
、この主回路に並列に非常用ポンプを設けた非常用回路
と、前記主回路又は非常用回路を通して前記被液体供給
装置に供給される液体供給路に設けられた液圧調整弁と
、前記常用ポンプの帰還路に設けられ且つその上流側と
下流側との間に圧力差を発生させる絞り機構と、前記常
用ポンプの吐出口と前記液圧調整弁との間の流路に設け
られ且つ前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り機構
及び前記圧力調整弁による差圧力を加えた圧力よりも小
さく、しかも前記常用ポンプの吸入口側圧力に前記絞り
機構による差圧力を加えた圧力よりも大きな値に設定さ
れた動作値を有し前記常用ポンプの吐出口側圧力が前記
動作値以下に低下したことを検出すると前記非常用ポン
プに起動指令を与える液体圧力検出器とを備えたことを
特徴とする液体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51070829A JPS5950875B2 (ja) | 1976-06-16 | 1976-06-16 | 液体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51070829A JPS5950875B2 (ja) | 1976-06-16 | 1976-06-16 | 液体供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52153202A JPS52153202A (en) | 1977-12-20 |
JPS5950875B2 true JPS5950875B2 (ja) | 1984-12-11 |
Family
ID=13442847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51070829A Expired JPS5950875B2 (ja) | 1976-06-16 | 1976-06-16 | 液体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0220559Y2 (ja) * | 1986-08-19 | 1990-06-05 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815417B1 (ja) * | 1968-09-06 | 1973-05-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140485Y2 (ja) * | 1971-06-30 | 1976-10-02 |
-
1976
- 1976-06-16 JP JP51070829A patent/JPS5950875B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815417B1 (ja) * | 1968-09-06 | 1973-05-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52153202A (en) | 1977-12-20 |
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