JPS595036Y2 - 両側弧動型ケ−ブルクレ−ン - Google Patents
両側弧動型ケ−ブルクレ−ンInfo
- Publication number
- JPS595036Y2 JPS595036Y2 JP15492378U JP15492378U JPS595036Y2 JP S595036 Y2 JPS595036 Y2 JP S595036Y2 JP 15492378 U JP15492378 U JP 15492378U JP 15492378 U JP15492378 U JP 15492378U JP S595036 Y2 JPS595036 Y2 JP S595036Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- tower
- double
- type cable
- cable crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は両側微動型ケーブルクレーンに関する。
ダムの建造に使用するケーブルクレーンの走行路を作る
とき、地形(等高線)の状況によっては、斜面の掘削量
を少なくするため走行路を斜面に沿って設けた斜行型走
行うレーンが従来度々使用されてきた。
とき、地形(等高線)の状況によっては、斜面の掘削量
を少なくするため走行路を斜面に沿って設けた斜行型走
行うレーンが従来度々使用されてきた。
前記斜行型走行うレーンは第1図及び第2図に示されて
おり、図中1は略等高線7と平行に配設された機械塔走
行路、2は略等高線7に平行で且つ機械塔走行路1に対
しても略平行に配設された側塔走行路、3は機械塔走行
路1上を走行する機械塔、4は側塔走行路2上を走行す
る側塔であり、機械塔3ど側塔4との間には、横行トロ
リ5が横行し得るよう懸吊された主索6が掛渡されてい
る。
おり、図中1は略等高線7と平行に配設された機械塔走
行路、2は略等高線7に平行で且つ機械塔走行路1に対
しても略平行に配設された側塔走行路、3は機械塔走行
路1上を走行する機械塔、4は側塔走行路2上を走行す
る側塔であり、機械塔3ど側塔4との間には、横行トロ
リ5が横行し得るよう懸吊された主索6が掛渡されてい
る。
又りは機械塔3と側塔4との間のスパン、hは主索6の
サグ、Dはダムである。
サグ、Dはダムである。
ところが上述の斜行型走行うレーンにあっては、主索6
に作用する張力T1により、機械塔走行路1側では該走
行路1に沿い且つ第1図で見て上側に向いた分力T2が
作用し、側塔走行路2側では該走行路2に沿い且つ分力
T2とは逆向きの分力T2′が作用するため、機械塔3
や側塔4はこれら分力T2.T2′に打勝って走行し得
るよう駆動装置の動力を決定しなければならず、従って
走行用のモーターパワーを平行走行型ケーブルクレーン
に比較して5〜6倍も大きくする必要があった。
に作用する張力T1により、機械塔走行路1側では該走
行路1に沿い且つ第1図で見て上側に向いた分力T2が
作用し、側塔走行路2側では該走行路2に沿い且つ分力
T2とは逆向きの分力T2′が作用するため、機械塔3
や側塔4はこれら分力T2.T2′に打勝って走行し得
るよう駆動装置の動力を決定しなければならず、従って
走行用のモーターパワーを平行走行型ケーブルクレーン
に比較して5〜6倍も大きくする必要があった。
又分力T2.T2′は相互に逆方向に作用しているため
、機械塔3と側塔4の走行速度にアンバランスが生じて
スパンLが変化し、主索6のサグ量を一定に保持するこ
とが困難であり、更にモーターが大型になるため、該モ
ーターを機械塔や側塔に搭載した自走式にすることはで
きず、走行路1゜2端においたウィンチによって機械塔
3や側塔4をロープ牽引し走行させなければならず、従
って機械塔や側塔を2台以上並べる場合には走行用のロ
ープのやりくりが非常に困難である。
、機械塔3と側塔4の走行速度にアンバランスが生じて
スパンLが変化し、主索6のサグ量を一定に保持するこ
とが困難であり、更にモーターが大型になるため、該モ
ーターを機械塔や側塔に搭載した自走式にすることはで
きず、走行路1゜2端においたウィンチによって機械塔
3や側塔4をロープ牽引し走行させなければならず、従
って機械塔や側塔を2台以上並べる場合には走行用のロ
ープのやりくりが非常に困難である。
本考案は従来装置の有する上述の欠点を除去することを
目的としてなしたもので゛、その要旨とするところは、
平面円弧型の走行路を所要の地形上に相対峙して配設し
、該走行路上に一方の走行体が走行するときは他方の走
行体が停止し他方の走行体が走行するときは一方の走行
体が停止し得るよう走行体を配設し、両走行体間に横行
トロリを懸架せる主索を掛渡したことを特徴とするもの
である。
目的としてなしたもので゛、その要旨とするところは、
平面円弧型の走行路を所要の地形上に相対峙して配設し
、該走行路上に一方の走行体が走行するときは他方の走
行体が停止し他方の走行体が走行するときは一方の走行
体が停止し得るよう走行体を配設し、両走行体間に横行
トロリを懸架せる主索を掛渡したことを特徴とするもの
である。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図中1は略同−等高線上に配設した機械塔走行路、
2は略同−等高線上に配設した側塔走行路であり、これ
ら走行路1,2は円弧状をし且つ相互に相対峙して配設
されている。
2は略同−等高線上に配設した側塔走行路であり、これ
ら走行路1,2は円弧状をし且つ相互に相対峙して配設
されている。
又機械爆走行路1上には自走可能なるよう走行用のモー
ターを塔載した機械基3が設置され、側塔走行路2上に
は自走可能なるよう走行用のモーターを搭載した側塔4
が設置され、機械基3と側塔4との間には、第2図に示
すと同様な横行トロリ5を懸吊した主索6が掛渡されて
いる。
ターを塔載した機械基3が設置され、側塔走行路2上に
は自走可能なるよう走行用のモーターを搭載した側塔4
が設置され、機械基3と側塔4との間には、第2図に示
すと同様な横行トロリ5を懸吊した主索6が掛渡されて
いる。
なお図中7は等廃線、Dはダム、A、 Bは該クレーン
による作業範囲を示す。
による作業範囲を示す。
作業範囲Aの作業を行う場合には、機械基3の走行を停
止させてクレーンストッパーで機械爆走行路1に当該機
械基3を固定し、側塔4を走行させ、機械基3を中心と
して円弧状に作業を行う。
止させてクレーンストッパーで機械爆走行路1に当該機
械基3を固定し、側塔4を走行させ、機械基3を中心と
して円弧状に作業を行う。
作業範囲Bの作業を行う場合には、側塔4を停止させて
クレーンストッパーで当該側塔4を側塔走行路2上に固
定し、機械基3を走行させ、側塔4を中心として円弧状
に作業を行う。
クレーンストッパーで当該側塔4を側塔走行路2上に固
定し、機械基3を走行させ、側塔4を中心として円弧状
に作業を行う。
上記作業においては、走行する側には主索6の張力のみ
が作用し、機械基3や側塔4の走行に際して抵抗となる
走行方向と平行な分力が作用しないので、走行用のモー
ターパワーが小さくなり、機械基や側塔を自走式とする
ことができ、従って機械基や側塔を1組のレール上に2
台以上配置しても、ロープのやりくりの問題がなくなる
うえ、停止している側を中心として移動する側が円弧運
動するため、スパンに変化がなくサグ量を一定に保持で
き、作業に対する安全性を高めることができる。
が作用し、機械基3や側塔4の走行に際して抵抗となる
走行方向と平行な分力が作用しないので、走行用のモー
ターパワーが小さくなり、機械基や側塔を自走式とする
ことができ、従って機械基や側塔を1組のレール上に2
台以上配置しても、ロープのやりくりの問題がなくなる
うえ、停止している側を中心として移動する側が円弧運
動するため、スパンに変化がなくサグ量を一定に保持で
き、作業に対する安全性を高めることができる。
なお本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
本考案の両側微動型ケーブルクレーンは上述のごとき構
成であるから (I) 走行用のモーターを小型にできるため機械基
や側塔を自走式にでき、機械基や側塔を1組のレール上
に2台以上設置しても、ロープの複雑な索取りが不要に
なる。
成であるから (I) 走行用のモーターを小型にできるため機械基
や側塔を自走式にでき、機械基や側塔を1組のレール上
に2台以上設置しても、ロープの複雑な索取りが不要に
なる。
(6)走行用のモーターを小型にできるため、設備費や
運転維持費が安価となる。
運転維持費が安価となる。
(2)サグ量に変化が無いため安全性が向上する。
等、種々の優れた効果を奏し得る。
第1図は従来の斜行型走行うレーンの説明用平面図、第
2図は第1図のII −II方向矢視図、第3図は本考
案の両側微動型ケーブルクレーンの説明用平面図である
。 図中1は機械爆走行路、2は側塔走行路、3は機械基、
4は側塔、5は横行トロリ、6は主索、Dはダム、A、
Bは作業範囲を示す。
2図は第1図のII −II方向矢視図、第3図は本考
案の両側微動型ケーブルクレーンの説明用平面図である
。 図中1は機械爆走行路、2は側塔走行路、3は機械基、
4は側塔、5は横行トロリ、6は主索、Dはダム、A、
Bは作業範囲を示す。
Claims (1)
- 平面円弧型の走行路を所要の地形上に相対峙して配設し
、該走行路上に一方の走行体が走行するときは他方の走
行体が停止し他方の走行体が走行するときは一方の走行
体が停止し得るよう走行体を配設し、両走行体間に横行
トロリを懸架せる主索を掛渡したことを特徴とする両側
微動型ケーブルクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492378U JPS595036Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 両側弧動型ケ−ブルクレ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15492378U JPS595036Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 両側弧動型ケ−ブルクレ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570484U JPS5570484U (ja) | 1980-05-15 |
JPS595036Y2 true JPS595036Y2 (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=29143476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15492378U Expired JPS595036Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 両側弧動型ケ−ブルクレ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595036Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15492378U patent/JPS595036Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570484U (ja) | 1980-05-15 |
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