JPS5950344B2 - 酸素呼吸用のマスク - Google Patents
酸素呼吸用のマスクInfo
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- JPS5950344B2 JPS5950344B2 JP52116147A JP11614777A JPS5950344B2 JP S5950344 B2 JPS5950344 B2 JP S5950344B2 JP 52116147 A JP52116147 A JP 52116147A JP 11614777 A JP11614777 A JP 11614777A JP S5950344 B2 JPS5950344 B2 JP S5950344B2
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Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸素呼吸用マスクに関するものである。
有害ガスが発生する火災や工場災害、鉱山災害、あるい
は酸欠災害等に際しては、いわゆる防毒マスクでは役立
たず、酸素源を備えた呼吸装置°を必要とすることが多
い。
は酸欠災害等に際しては、いわゆる防毒マスクでは役立
たず、酸素源を備えた呼吸装置°を必要とすることが多
い。
呼吸装置としては、酸素ボンベや化学的酸素発生装置と
呼吸用マスクとの組合わせ、あるいはこれらに更に呼気
中の酸素の回収再利用システムを組合わせたもの(閉鎖
循環式呼吸装置)などがあるが、いかなる型式のもので
あっても、有害ガスを吸入することなく酸素ガスのみを
吸入するためのマスクは不可欠である。
呼吸用マスクとの組合わせ、あるいはこれらに更に呼気
中の酸素の回収再利用システムを組合わせたもの(閉鎖
循環式呼吸装置)などがあるが、いかなる型式のもので
あっても、有害ガスを吸入することなく酸素ガスのみを
吸入するためのマスクは不可欠である。
呼吸装置における酸素呼吸用マスク(以下マスクという
)の良否は、呼吸装置全体の操作性、着用感、安全上な
どに及ぼす影響が極めて大きいから、マスクの改良に関
しては早くから多数の研究がなされている。
)の良否は、呼吸装置全体の操作性、着用感、安全上な
どに及ぼす影響が極めて大きいから、マスクの改良に関
しては早くから多数の研究がなされている。
しかしながら、従来提案されたマスクは、未だ改良すべ
き点の多いものであった。
き点の多いものであった。
すなわち、災害発生時という緊急事態で使用する器具で
あるマスクとしては、■できるだけ構造が簡単であって
特別な訓練なしでも容易且つ迅速に装着できること、■
有毒ガス吸入の恐れがないこと(すなわち気密性がよい
こと)、■刺激性のガスや煙、火の粉、粉塵等に対する
眼や頭部の防禦が充分考慮されていること、■着用者が
顔面や頭部に圧迫を感じない、長時間着用可能なもので
あること、などが必要であるが、従来品はこれらの点に
おいて極めて不満足なものであった。
あるマスクとしては、■できるだけ構造が簡単であって
特別な訓練なしでも容易且つ迅速に装着できること、■
有毒ガス吸入の恐れがないこと(すなわち気密性がよい
こと)、■刺激性のガスや煙、火の粉、粉塵等に対する
眼や頭部の防禦が充分考慮されていること、■着用者が
顔面や頭部に圧迫を感じない、長時間着用可能なもので
あること、などが必要であるが、従来品はこれらの点に
おいて極めて不満足なものであった。
本発明はこのような現状を背景に、よりすぐれたマスク
を提供することを目的として行われた研究に基づき完成
されたものである。
を提供することを目的として行われた研究に基づき完成
されたものである。
本発明によるマスクにつき、まずその概要を述べると、
このマスクは、使用者の口及び鼻を気密に包囲する呼吸
室部(狭義のマスク)、使用者の頭部を覆うフード状部
、及び眼鏡部の3部分から主としてなり、これらは一体
に結合されている。
このマスクは、使用者の口及び鼻を気密に包囲する呼吸
室部(狭義のマスク)、使用者の頭部を覆うフード状部
、及び眼鏡部の3部分から主としてなり、これらは一体
に結合されている。
フード状部は使用者の頭部を保護し、更に後記マスク固
定用バンドと共にマス久を支持固定する役割を有するも
のであって、標準的な人体頭部の形状に合わせて成形さ
れた独立気泡型の発泡弾性体シートの表面をニットで被
覆した軽度の伸縮性を有する素材で作られている。
定用バンドと共にマス久を支持固定する役割を有するも
のであって、標準的な人体頭部の形状に合わせて成形さ
れた独立気泡型の発泡弾性体シートの表面をニットで被
覆した軽度の伸縮性を有する素材で作られている。
そしてその正面(眼鏡部との接合部)から頂部を経て背
面下端迄伸びる帯状の非伸縮性部分を有し、また内面に
は、顔面周部と接触する位置に、線状に隆起したゴム面
を有する。
面下端迄伸びる帯状の非伸縮性部分を有し、また内面に
は、顔面周部と接触する位置に、線状に隆起したゴム面
を有する。
眼鏡部は顔面に合わせて軽く湾曲せしめられた1片の透
明プラツチツクシートが最小限度、但し使用者のまつ毛
と接触しない程度に、顔面から離れた位置に置かれるよ
うフードに固着されて出来ている。
明プラツチツクシートが最小限度、但し使用者のまつ毛
と接触しない程度に、顔面から離れた位置に置かれるよ
うフードに固着されて出来ている。
呼吸室部には、呼吸管(又はその連結具)、伝声板、マ
イクロホン等を適宜付属させるほか、前面に半固定の呼
吸室押圧板を置く。
イクロホン等を適宜付属させるほか、前面に半固定の呼
吸室押圧板を置く。
そして該押圧板の左右の端部に1本づつ、マスク固定用
バンドを装着する。
バンドを装着する。
マスク固定用バンドは、フード状部の背面下端に装着さ
れた環状金具に通して折返すことが可能な程度の長さを
有すると共に、折返したバンドを装着部側のバンドと重
ね合わせただけでバンド同士接合されるよう、バンド表
面に面接合ファスナーが縫着されたものである。
れた環状金具に通して折返すことが可能な程度の長さを
有すると共に、折返したバンドを装着部側のバンドと重
ね合わせただけでバンド同士接合されるよう、バンド表
面に面接合ファスナーが縫着されたものである。
以下本発明を具体例により図面を参照しながら説明する
。
。
第1図〜第3図は本発明による閉鎖循環式呼吸装置用マ
スクの一例を示す図で゛あって、第1図は正面図、第2
図は側面図、第3図は縦断面図である。
スクの一例を示す図で゛あって、第1図は正面図、第2
図は側面図、第3図は縦断面図である。
各図において、1はフード、2は眼鏡、3は呼吸室であ
り、これらは、一部縫着した上で、強固に且つ気密に接
着されている。
り、これらは、一部縫着した上で、強固に且つ気密に接
着されている。
フード1は標準的な人体頭部の形状に合わせて発泡成形
されたネオプレンゴムシート(厚さ3mmの独立気泡型
のもの)をナイロンフィラメントからなるニットで被覆
した軽度の伸縮性を有する素材で作られている。
されたネオプレンゴムシート(厚さ3mmの独立気泡型
のもの)をナイロンフィラメントからなるニットで被覆
した軽度の伸縮性を有する素材で作られている。
4はフード製法の際の縫目であるが、非伸縮性の布テー
プをフード素材と一緒に縫着しであるので、この部分だ
けは伸縮性がない。
プをフード素材と一緒に縫着しであるので、この部分だ
けは伸縮性がない。
このような非伸縮性部分は、フードの正面(眼鏡2との
接合部)からフードの背面下端迄伸びていることにより
、マスク全体の支持バンドの役割を果たすのである。
接合部)からフードの背面下端迄伸びていることにより
、マスク全体の支持バンドの役割を果たすのである。
非伸縮性部分は図の例では2条設けであるが、これに限
られるものではなく、マスク重量、フード素材の伸長応
力、非伸縮性部分自体の形成手段等を考慮して、1〜数
条を適宜数ければよい。
られるものではなく、マスク重量、フード素材の伸長応
力、非伸縮性部分自体の形成手段等を考慮して、1〜数
条を適宜数ければよい。
なおフードは頭部全体を完全に覆うものでなくてもよい
。
。
図の例では前記のようなマスク支持機能に関係のない耳
に当たる部分に大きな切欠を設け、マスク装着時に耳が
露出するようにしである。
に当たる部分に大きな切欠を設け、マスク装着時に耳が
露出するようにしである。
これによって、マスク装着時に圧迫感がなく、また周囲
の音を平常と同様に聞くことがで□き、更に消火服のよ
うに全身を包む服装をした場合でも、耳朶による外気温
度の判断が可能である。
の音を平常と同様に聞くことがで□き、更に消火服のよ
うに全身を包む服装をした場合でも、耳朶による外気温
度の判断が可能である。
フード1の内面には、気密性を高めるため、第3図に示
したように、幅15mmの帯状に切断した厚さ約3mm
の独立気泡型発泡ネオプレンゴムシート16を、顔面周
部と接触する位置に貼着しである。
したように、幅15mmの帯状に切断した厚さ約3mm
の独立気泡型発泡ネオプレンゴムシート16を、顔面周
部と接触する位置に貼着しである。
このような顔面の気密性向上のために付加された帯域−
顔面シール帯−は、ゴム膜17又は18を、第5図及び
第6図(第3図と同様の位置における部分断面図)に示
したように、貼着して形成してもよい。
顔面シール帯−は、ゴム膜17又は18を、第5図及び
第6図(第3図と同様の位置における部分断面図)に示
したように、貼着して形成してもよい。
眼鏡2は頬部よりの洩れを防ぎ、装着性をよくするため
、湾曲させたポリカーボネート樹脂板を用いており、こ
れをフードから僅かに突出させて固定しである。
、湾曲させたポリカーボネート樹脂板を用いており、こ
れをフードから僅かに突出させて固定しである。
取付位置は、マスク使用者の眼になるべく近いほうが、
水滴が付着しても眼の焦点からのずれが大きいから障害
にならないが、あまり近過ぎると、眼鏡に防曇剤等を塗
布したときにまつ毛で剥されたりするもので、まつ毛と
接触しない程度とする。
水滴が付着しても眼の焦点からのずれが大きいから障害
にならないが、あまり近過ぎると、眼鏡に防曇剤等を塗
布したときにまつ毛で剥されたりするもので、まつ毛と
接触しない程度とする。
呼吸室3は、眼鏡2の取付枠2fと一体の合成ゴム製の
ものであり、顔面側は薄膜部分3′が使用者の口と鼻を
包囲するごとく顔面に密着して小空間を形成するように
なっている。
ものであり、顔面側は薄膜部分3′が使用者の口と鼻を
包囲するごとく顔面に密着して小空間を形成するように
なっている。
5は酸素を呼吸窒に送り込む吸気管の連結具、6は呼気
を排出する呼気管の連結具、7は会話用の伝声板(小孔
を多数窄設した金属板3枚とプラスチックフィルム1枚
とを、小間隔を設けて重ね合わせたもの)であるが、こ
れらの構造や配置は限定的なものではない。
を排出する呼気管の連結具、7は会話用の伝声板(小孔
を多数窄設した金属板3枚とプラスチックフィルム1枚
とを、小間隔を設けて重ね合わせたもの)であるが、こ
れらの構造や配置は限定的なものではない。
8は厚さ約1mmのアルミ合金板製の呼吸室押圧板であ
る。
る。
この押圧板は、マスクから取りはずして示した第4図か
ら理解されるように、レンズの無い眼鏡のフレーム状の
ものであって、マスクに固定されてはおらず、2つの穴
に吸気管取付具5及び呼気管取付具6を嵌合させること
によって呼吸室正面に係止されている。
ら理解されるように、レンズの無い眼鏡のフレーム状の
ものであって、マスクに固定されてはおらず、2つの穴
に吸気管取付具5及び呼気管取付具6を嵌合させること
によって呼吸室正面に係止されている。
押圧板8の左右の端部にはマスク固定用バンド9及び同
10が装着されている。
10が装着されている。
これらのバンドは、フード1の背面下端にある環状金具
11及び同12 (これは環状金具11と対称位置の左
側面にあるため第1,2図では見えない)に通した上、
先端にプラスチックの小球13を付して環状金具から抜
けないようにしである。
11及び同12 (これは環状金具11と対称位置の左
側面にあるため第1,2図では見えない)に通した上、
先端にプラスチックの小球13を付して環状金具から抜
けないようにしである。
そしてバンドのほぼ半分、装着部側には、面接合ファス
ナーのループ型部材14が、また先端側には、同じファ
スナーの鉤型部材15が、それぞれ縫着されている(い
ずれもバンドのフードと反対側の表面にある)。
ナーのループ型部材14が、また先端側には、同じファ
スナーの鉤型部材15が、それぞれ縫着されている(い
ずれもバンドのフードと反対側の表面にある)。
マスク着用に際しては、マスク固定用バンド9.10の
みを操作すればよい。
みを操作すればよい。
すなわち、第2図のごとくバンド9,10のファスナー
解放の状態で、呼吸室部を口と鼻に合わせながらフード
を頭にかぶせ、バンド9,10の先端を強く前方に引き
、折り返すようにして、環状金具よりも装着部側にある
部分と重ね合わせ、面接合ファスナーによって該重合部
分を接合してしまうのである。
解放の状態で、呼吸室部を口と鼻に合わせながらフード
を頭にかぶせ、バンド9,10の先端を強く前方に引き
、折り返すようにして、環状金具よりも装着部側にある
部分と重ね合わせ、面接合ファスナーによって該重合部
分を接合してしまうのである。
この状態で、マスク全体の重量は前記のごとく主として
フードの非伸縮性縫目4によって支持され、一方水平方
向にはバンド9,10及び押圧板8によって固定される
ことになる。
フードの非伸縮性縫目4によって支持され、一方水平方
向にはバンド9,10及び押圧板8によって固定される
ことになる。
バンド9,10が直接呼吸室あるいはフードの顎部に装
着されずに剛性の強い押圧板に接続されているので、バ
ンド9,10による張力は、押圧板によって、もっばら
正面から、呼吸室を均一に顔面に押しつけるような力に
変換される。
着されずに剛性の強い押圧板に接続されているので、バ
ンド9,10による張力は、押圧板によって、もっばら
正面から、呼吸室を均一に顔面に押しつけるような力に
変換される。
したがって、マスク装着時に顔面特に鼻柱部分との密着
を妨げるような呼吸室部分の変形が起こらず、気密性の
高い装着状態が実現されるのである。
を妨げるような呼吸室部分の変形が起こらず、気密性の
高い装着状態が実現されるのである。
上述のような呼吸室押圧作用を充分発揮させるため、押
圧板は左右のマスク固定バンド装着部付近で呼吸室に固
定してはならない。
圧板は左右のマスク固定バンド装着部付近で呼吸室に固
定してはならない。
不使用時にマスクから脱落しないように簡単に固定する
としても、固定個所は呼吸室の正面中央部付近にするこ
とが望ましい。
としても、固定個所は呼吸室の正面中央部付近にするこ
とが望ましい。
押圧板としては種々の金属板のほか、硬質のプラスチッ
ク板等を使用することができる。
ク板等を使用することができる。
形状は任意であり、また呼吸室部表面に合わせて軽く湾
曲させ゛ておいてもよい。
曲させ゛ておいてもよい。
大きさも呼吸室部全体を覆う必要はなく、通常呼吸室部
表面の20〜80%を覆えば足りる。
表面の20〜80%を覆えば足りる。
以上の説明から既に明らかなように、本発明によるマス
クは従来品とは著しく異なるユニークな構造を持ち、下
記のような多くの利点を有するものである。
クは従来品とは著しく異なるユニークな構造を持ち、下
記のような多くの利点を有するものである。
(イ)伸縮性を有する素材を用いたフード状部と押圧板
を利用した独特の支持・固定法を採用したから、どのよ
うな使用者の顔面にもよく適合し1.気密性の高い装着
状態が実現される。
を利用した独特の支持・固定法を採用したから、どのよ
うな使用者の顔面にもよく適合し1.気密性の高い装着
状態が実現される。
゛(ロ)マスク装着に要する操作が極めて簡単であり、
誰でも迅速かつ確実に装着することができる。
誰でも迅速かつ確実に装着することができる。
しかも、フード状部、顔面シール帯及び呼吸室部が一体
化されているから、頭部、眼及び呼吸器の防禦が一挙に
完成する。
化されているから、頭部、眼及び呼吸器の防禦が一挙に
完成する。
(ハ)直接顔面や頭部に当るバンド類がなく、マスクの
重量や固定のための締付力がフードによって分散される
から装着感がよく、長く着用しても疲労が少ない。
重量や固定のための締付力がフードによって分散される
から装着感がよく、長く着用しても疲労が少ない。
に)フードが頭部に密着する非通気性のものであること
、及び呼吸室部とは別に顔面シール帯があることの2点
により、眼鏡部と呼吸室部が2重3重にシールされ、気
密性が高い。
、及び呼吸室部とは別に顔面シール帯があることの2点
により、眼鏡部と呼吸室部が2重3重にシールされ、気
密性が高い。
(ホ)眼鏡部は頭頂部と隔離された最小限度の間隙を眼
前に形成するから、長時間着用しても水蒸気蓄積によっ
て生ずる眼鏡の曇りは僅かであり、良好な視界が確保さ
れる。
前に形成するから、長時間着用しても水蒸気蓄積によっ
て生ずる眼鏡の曇りは僅かであり、良好な視界が確保さ
れる。
(へ)眼鏡部の突出が少なく、且つフード状部も平坦で
柔軟なものであるから、マスク装着後、必要ならば更に
通常のヘルメットを着用することもできる。
柔軟なものであるから、マスク装着後、必要ならば更に
通常のヘルメットを着用することもできる。
第1図〜第3図は本発明によるマスクの一例を示すもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は縦断面
図である。 第4図は押圧板の斜視図である。 第5図及び゛第6図は第1〜3図のマスクにおけるもの
とは異なる顔面シール帯の例を示す、マスク前頭部の断
面図である。 1:フード、2:眼鏡、3:呼吸室、4:縫目、5:吸
気管連結具、6:呼吸管連結具、7:伝声板、8:押圧
板、9,10:マスク固定用バンド、11,12:環状
金具、13ニブラスチック小球、14,15:面接合フ
ァスナー、16゜17.18:顔面シール帯。
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は縦断面
図である。 第4図は押圧板の斜視図である。 第5図及び゛第6図は第1〜3図のマスクにおけるもの
とは異なる顔面シール帯の例を示す、マスク前頭部の断
面図である。 1:フード、2:眼鏡、3:呼吸室、4:縫目、5:吸
気管連結具、6:呼吸管連結具、7:伝声板、8:押圧
板、9,10:マスク固定用バンド、11,12:環状
金具、13ニブラスチック小球、14,15:面接合フ
ァスナー、16゜17.18:顔面シール帯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸素呼吸用のマスクにおいて、 使用者の口及び鼻を気密に包囲する呼吸室部が使用者の
頭部を覆うフード状部及び眼鏡部と一体に結合され、 フード状部は人体頭部の形状に合わせて成形された独立
気泡型の発泡弾性体シートの表面をニットで被覆してな
る軽度の伸縮性を有する素材で作られ、その正面から頂
部を経て背面下端迄伸びる帯状の非伸縮性部分を有し、
且つ内面には、顔面周部と接触する位置に、帯状に隆起
したゴム面を有し、 眼鏡部は顔面に合わせて湾曲せしめられた一片の透明プ
ラスチックシートが最小限度、但し使用者のまつ毛と接
触しない程度に、顔面から離れた。 位置に置かれるようフードと呼吸室部に固着されてなり
、 呼吸室部前面には半固定の呼吸室押圧板が置かれて該押
圧板の左右の端部に1本づつのマスク固定用バンドが装
着され、 マスク固定用バンドはフード状部の背面下端に装着され
た環状金具に通した上で折返すことが可能な程度の長さ
を有すると共に、折返したバンドを装着部側のバンドと
重ね合わせただけでバンド同士接合されるよう、バンド
表面に面接合ファスナーが縫着されたものである ことを特徴とする酸素呼吸用のマスク。 2 フード内面の顔面周部と接触する位置に帯状に隆起
したゴム面が、フードに貼着された帯状の独立気泡型発
泡弾性体により形成されたものである特許請求の範囲第
1項記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52116147A JPS5950344B2 (ja) | 1977-09-29 | 1977-09-29 | 酸素呼吸用のマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52116147A JPS5950344B2 (ja) | 1977-09-29 | 1977-09-29 | 酸素呼吸用のマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5450190A JPS5450190A (en) | 1979-04-19 |
JPS5950344B2 true JPS5950344B2 (ja) | 1984-12-07 |
Family
ID=14679901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52116147A Expired JPS5950344B2 (ja) | 1977-09-29 | 1977-09-29 | 酸素呼吸用のマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950344B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4026956B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2007-12-26 | 株式会社重松製作所 | 全面形面体用しめひも |
KR101235213B1 (ko) * | 2012-07-11 | 2013-02-20 | 한국지질자원연구원 | 야외 조사용 안면 보안경 |
-
1977
- 1977-09-29 JP JP52116147A patent/JPS5950344B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5450190A (en) | 1979-04-19 |
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