JPS595026Y2 - つり上げ電磁石装置 - Google Patents

つり上げ電磁石装置

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Publication number
JPS595026Y2
JPS595026Y2 JP13654377U JP13654377U JPS595026Y2 JP S595026 Y2 JPS595026 Y2 JP S595026Y2 JP 13654377 U JP13654377 U JP 13654377U JP 13654377 U JP13654377 U JP 13654377U JP S595026 Y2 JPS595026 Y2 JP S595026Y2
Authority
JP
Japan
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lifted
magnetic
pole
electromagnet device
movable
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Expired
Application number
JP13654377U
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JPS5462057U (ja
Inventor
信重 栄
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁極部分を改良したつり上げ電磁石装置に
関するものである。
従来のつり上げ電磁石装置は第1図及び第2図のように
なっていた。
図は正面図及び側面図を示し、1はつり具、2はフレー
ムで鋼材よりなり磁路となる。
3は電磁コイルで、一対の磁極4にそれぞれはめられて
いる。
5は被つり上げ物で、図はコイル状に巻かたれ薄鋼帯材
を示す。
次に動作について説明する。
電磁コイル3に通電すると、フレーム2と磁極4を通る
磁束6が発生する。
この磁束は磁性体である被つり上げ物5を通り、磁気吸
引力により被つり上げ物5は磁極4に吸着され、つり上
げられる。
従来のつり上げ電磁石装置は、隣接して置かれている複
数個の被つり上げ物のうちより、任意の1個をつり上げ
る場合(特に巻コイル状材)で、軸方向に置かれた大径
の物の間にある小径の物をつるとき、磁極4が隣の物に
接触して磁束が漏れ、2個つったり、横振れが生じたり
していた。
このため、被つり上げ物の軸方向間は相当のすき間をあ
けて置かねばならなかった。
この考案は、上記のような従来の装置の欠点を除くため
になされたもので、電磁石の外側に非磁性材よりなる側
板を取付け、所望の被つり上げ物外の隣接する他の被つ
り上げ物が直接電磁石に接触しないようにし、さらに、
磁極面側に可動極を上下動可能に装着し、所望の被つり
上げ物のみを確実につり上げられるようにすることを目
的としている。
第3図及び第4図にこの考案の一実施例を示し、図は一
部を断面にした正面図と側面図であり、電磁石装置の大
きさは、被つり上げ物5のつり上げ側の長さ及び横寸法
に対して同等又は小さくされている。
10は鋼材よりなるフレームで、外側は一対の電磁コイ
ル11の外側と同−又は大きくされている。
磁極12は鋼材よりなり、被つり上げ物50円周方向に
対し一対が設けられ、長手方向に長く形威されており、
極面は円弧状にされている。
なお、この極面は直線にし一対が鈍角をなして狭むよう
に形成してもよい。
あるいは、各極面とも鈍角をなす2面に形威し、被つり
上げ物5の円弧面に接するようにしてもよい。
12aは磁極12の両端部の極面側に設けられた突出部
、13は磁性材よりなる可動極で、突出部12aに設け
られた縦方向の支持みぞ12bに上下動可能に支持され
、先端は磁極面から突出可能であり、頭部は突出部12
a上の空所に出ている。
14は電磁石外側を囲んで取付けられた側板で、非磁性
材、例えばステンレス鋼よりなり、フレーム10に締付
けねじ15により固定されている。
16は磁極12にはめられた電磁コイル11の下面に当
てられた保護板で、非磁性材よりなる。
17は側板14と保護板16とを結合する締付けねじで
ある。
上記のように構成された一実施例による装置は、被つり
上げ物5が軸方向にすき間なく並べられていても、隣接
する物に対しては、磁極12は側板14により隔てられ
直接接触せず、漏れ磁束は極めて少なく吸引することは
ない。
所望の被つり上げ物5の上部に電磁石を下すと、まず、
可動極12が接し、続いて磁極12面が接し強力に吸着
できる。
こうして、大、小径の被つり上げ物がすき間なく置かれ
ていても、任意のものを自在につり上げることができる
なお、上記実施例では、磁極数は一対の2個とし、可動
極を4個設けた場合を示したが、一対宛の多数個にし、
可動極も多くすることもでき、これにより、一度に複数
個のつり上げ物をつり上げることができ、用途が拡大さ
れる。
また、被つり上げ物は円形に限らず、角形その他の形状
のものでもよく、この場合は磁極面はそれに応じた極面
にする。
さらに、上記実施例では鋼材の磁極12が用いられてい
るが、永久磁石を一部あるいは全部用いてモヨい。
この場合は電磁コイルのアンペアターンは小さいもので
よい。
以上のように、この考案によれば、電磁石の外側に非磁
性材よりなる側板を取付け、磁極の極面側に可動極を上
下動可能に接着し、先端が下面に突出されるようにして
いるので、多数の被っり上げ物がすき間なく置がれてぃ
ても、大、小の径にかかわりなく所望のものが確実につ
り上げられ、従来のように特殊フックなどでつり上げ物
量をあける作業を要せず、作業が容易で時間を短縮し省
力化できる。
さらに、被つり上げ物の保管場所が狭くてよいなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のつり上げ電磁石装置を示す正面図、第2
図はその側面図、第3図はこの考案の一実施例によるつ
り上げ電磁石装置を、一部は第4図のIII−II線に
おける断面で示す正面図、第4図は第3図の装置を一部
はIV−IV線における断面で示す側面図である。 10・・・フレーム、11・・・電磁コイル、12・・
・磁極、12a・・・突出部、13・・・可動極。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石の外側を囲って取付けられた非磁性材よりなる側
    板、磁性材よりなり、端部の極面側に長手方向に突出部
    が設けられた少なくとも一対の磁極、上記突出部を縦方
    向に貫通した上下動可能に支持され、下端面が被つり上
    げ物に接する可動極を備えたことを特徴とするつり上げ
    電磁石装置。
JP13654377U 1977-10-11 1977-10-11 つり上げ電磁石装置 Expired JPS595026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13654377U JPS595026Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 つり上げ電磁石装置

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JP13654377U JPS595026Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 つり上げ電磁石装置

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Publication Number Publication Date
JPS5462057U JPS5462057U (ja) 1979-05-01
JPS595026Y2 true JPS595026Y2 (ja) 1984-02-15

Family

ID=29107864

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JP13654377U Expired JPS595026Y2 (ja) 1977-10-11 1977-10-11 つり上げ電磁石装置

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JPS5462057U (ja) 1979-05-01

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