JPS59501885A - 相互に相対的に移動可能な２個の部分を有する装置用の過電圧保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 相互に゛相対的に移動可能な２個の部分を有する装置用の過電圧保護装置 技術分野 本発明は相互に相対的に移動可能な２個の部分を有する装置において、該部分の 一方が接地電位において、枠体に関し固定的であシ、上記部分は少くとも１個の 軸受によシ相互に接続されておシ、該移動可能な部分は電圧印加を受けるもので あり、該固定された部分は電気的に枠体に接続されている装置用の過電圧保護装 置に関する。

背景技術 軸受により相互に接続され、かつ相異なる電位を印加されている相互に移動する 部分を有する装置において、電流径路が軸受を通って生じ得る危険がある。軸受 面を通過する電流は、軸受が軸受面をへこます電流により損傷を受けるような量 とすることができる。例えば非同期機の場合にそうであるように、電圧差が小さ い場合には軸受座を絶縁することによって軸受を保護することは公知である。こ れは、大きな電圧差がある場合には、フラッジオーバーの危険があるので満足で はない。この実例は雷撃を当てられる風力タービンとレーダ用空中線において見 出され得るものである。

発明の開示 上記の問題は、一方で移動部分が同時に火花放電空隙を具備している間、絶縁物 を具備している軸受によって解決されるものである。

軸受は一定の電圧しきい値に関する電流に対する絶縁物によって保護される。こ の電圧しきい値を超過しないためには、火花放電空隙は動作を開始して電圧を低 下する。

好適な実施例 ここに実施例の助けをかシてまた添付された図面を参照することにより、以下に 詳細に本発明を説明することにする。図面に示されているのは軸５例えば風力タ ービン１５の軸を移動する玉軸受２，３、および４を有する軸受筐体１である。

この軸は高度の電気的絶縁力をもつ材料より構成される軸受座６と７により玉軸 受から絶縁されている。筐体は枠体１３によシミ気的接地電位に接続され、一端 においてベベル外縁（外部はす縁〕を有するリング８を携行保持している。この 軸は、円形空隙１０が２個のリング間に形成されるように、リング８と共同動作 し、リング８を包囲し、かつり／グ８の外縁のベベルに対応するベベルをもった 内面を有するリング９を支持している。この空隙は火花放電をしている間中電気 的フラッシュオーバー帯域を構成する。軸５の駆動する、発電機の如き機械１４ の軸１１は、絶縁部分１２′ｆ：介して軸に接続されている。絶縁耐力を決定す る軸受座６と７の厚みと材料、およびフラッジオーバー抵抗を決定する上記軸受 座の軸方向長さとは、空隙１ｏの絶縁耐力に関しては、空隙間では軸受座にかか る絶縁破壊電圧とフラッジオーバー電圧よシ低くなるようになっている。もしも 軸がフラッジオーバー電圧より低い電圧を受けるならば、絶縁された軸受座は電 流が軸受を通過するのを阻止する。空隙のフラッジオーバー電圧を超える電圧、 例えば雷撃に対しては、軸受座において生じ得る電圧を制限する空隙において火 花放電が生ずる。

上記の代りの別の実施例として絶縁軸受座の代りに軸は絶縁層を具備することも 可能であり、また軸受と接触する部分において完全に絶縁材料より構成されるこ とも可能である。軸がジャーナル軸受に装着されるならば、ブツシュ白骨は絶縁 材料よシ構成され得る。本発明に係る装置はそれ故に軸受に電流乞通電し、した がって破壊されることを保護するものである。風力タービンやレーダ・アンテナ における軸受の損傷は非常に不便さと不利益とを冒す結果になる。その理由は修 理のために機械全体をそのタワー（据付塔）がらもち上げて降ろし、修理工場に 運搬しなければならないからである。その他の不便さも亦避けられる。空１！３ ｊ１０は摩擦孔に作動し、火花放電中に減耗するに過ぎない。

これらの部分は長期間の間容易に寸法を維持し、また容易に交換可能とすること ができる。

本発明は上記実施例に限定されるものでなく、また例えば軸受が摺動部の移動し 得る通路上で摺動部を搬送する直線運動用の軸受にも応用することができる。

軸受は摺動部から電気的に絶縁されている。火花放電用帯域はこの場合、摺動部 上の突出部よｐ構成され、また電気的通電用軌条が突出部から成る距離用った通 路に浴って走っている。

国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．相互に相対的に移動可能な２個の部分を有する装置であって、そのうち１個 の部分が接地電位にある枠体に関して固定されており、上記２個の部分は少くと も１個の軸受を介して相互に接続されており、該移動可能な部分は電圧を印加さ れ、該固定部分は電気的に該枠体に接続されている上記装置用の過電圧保護装置 において、該２個の部分の間で電流が軸受を通過することを阻止するために、電 位を有する該部分の結果として軸受の受ける電界により、該軸受全通して発生し 得る電流の通路内に絶縁物が配置され、該移動部分は、火花空隙を形成する電気 的接地手段からある距離を距でて運動中に通過する突出部を有することを特徴と する２個の可動部分を有する装置用過電圧保護装糺２、該突出部と接地手段とが 夫々環より構成され、該環は相互に同心的であることを特徴とする請求の範囲第 １項記載の過電圧保護装置。 ６、該接地手段がそれに沿って突出部の移動される軌条より構成されることを特 徴とする請求の範囲第１項記載の過電圧保護装置。 ４、該電気的絶縁物が玉軸受用の軸受座であることを特徴とする請求の範囲第１ 項または第２項記載の過電圧保護装置。 ５、該電気的絶縁物がジャーナル軸受における軸受ブツシュよりなることを特徴 とする請求の範囲第１項もしくは第２項記載の過電圧保護装置。