JPS595012Y2 - 織機用緯糸中間貯蔵器 - Google Patents
織機用緯糸中間貯蔵器Info
- Publication number
- JPS595012Y2 JPS595012Y2 JP14997679U JP14997679U JPS595012Y2 JP S595012 Y2 JPS595012 Y2 JP S595012Y2 JP 14997679 U JP14997679 U JP 14997679U JP 14997679 U JP14997679 U JP 14997679U JP S595012 Y2 JPS595012 Y2 JP S595012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- cap
- brush
- yarn
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は織機用緯糸中間貯蔵器に係り、更に詳述すれ
ば回転貯蔵ドラムの表面を走る緯糸のテンション調節ブ
ラシの調節を容易になし得られるようにした織機用緯糸
中間貯蔵器に関するものである。
ば回転貯蔵ドラムの表面を走る緯糸のテンション調節ブ
ラシの調節を容易になし得られるようにした織機用緯糸
中間貯蔵器に関するものである。
織機における緯糸貯蔵器は例えば特公昭
43−26562号公報に記載されているようにボビン
にコーン巻きした緯糸を中空軸の内部より該軸に明けら
れた開口を通してテーパーを付した糸貯蔵ドラムに前記
ドラムの端部に設けられた糸輪を介して巻取り貯蔵し、
しかる後にブラシを付した制動リングで一定のテンショ
ンを付して送り出すようにした織機用緯糸の中間貯蔵器
が提案されている。
にコーン巻きした緯糸を中空軸の内部より該軸に明けら
れた開口を通してテーパーを付した糸貯蔵ドラムに前記
ドラムの端部に設けられた糸輪を介して巻取り貯蔵し、
しかる後にブラシを付した制動リングで一定のテンショ
ンを付して送り出すようにした織機用緯糸の中間貯蔵器
が提案されている。
このような構成の緯糸貯蔵器においてはテンション調節
用ブラシは糸貯蔵ドラムと同じに回転しなければならな
い。
用ブラシは糸貯蔵ドラムと同じに回転しなければならな
い。
従来そのために別の糸貯蔵ドラムと同じに回転させるた
めの駆動軸、プーリ、ベルト等の同期回転機構を設けた
ものとが、テンション調節用ブラシを適当な強さで糸貯
蔵ドラムに装着したものがあるが、前者は構造が複雑で
あり、駆動パワーも余分に必要とし、後者は繰り出し糸
のテンションを調節することが出来ず、多くの種類の(
太糸用、細糸用)のテンション調節用ブラシを必要とし
調節がしにくいと云う欠点がある。
めの駆動軸、プーリ、ベルト等の同期回転機構を設けた
ものとが、テンション調節用ブラシを適当な強さで糸貯
蔵ドラムに装着したものがあるが、前者は構造が複雑で
あり、駆動パワーも余分に必要とし、後者は繰り出し糸
のテンションを調節することが出来ず、多くの種類の(
太糸用、細糸用)のテンション調節用ブラシを必要とし
調節がしにくいと云う欠点がある。
この考案は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、一端部で軸支し、他端部に緯糸テンション調節用
のブラシを取付けたホーン状の回転キャップを設け、こ
のキャップ他端部内に、これと同じ傾斜面を有する緯糸
貯蔵回転ドラムの截頭円錐部を同軸に挿入し、かつこれ
らの両者に互に吸引反発する複数対の永久磁石を取付け
て、回転キャップを回転ドラムと同期回転するようにし
た、ことを特徴とする織機用緯糸中間貯蔵器を提供する
ものである。
ので、一端部で軸支し、他端部に緯糸テンション調節用
のブラシを取付けたホーン状の回転キャップを設け、こ
のキャップ他端部内に、これと同じ傾斜面を有する緯糸
貯蔵回転ドラムの截頭円錐部を同軸に挿入し、かつこれ
らの両者に互に吸引反発する複数対の永久磁石を取付け
て、回転キャップを回転ドラムと同期回転するようにし
た、ことを特徴とする織機用緯糸中間貯蔵器を提供する
ものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述する。
この考案の織機用緯糸中間貯蔵器は第1図および第2図
に示すように一端に筒状の糸導出環11を内挿した筒状
の取付部12を他端に環状のブラシ支持鍔13を一体に
形成したホーン状の回転キャップ1をブラケット2に支
持ベアリング3を介して回転自在に取付は前記ブラシ支
持鍔13に内側面に中心に向ってブラシ41を取付けた
ブラシ取付リング42をねし杆からなるブラシ調節ホル
ダ43に取付け、前記回転キャップの他端外側に前記キ
ャップの軸心方向にその取付位置を可変し得るように取
付け、一方連続した同一半径のドラム主体部51の一端
に前記回転キャップと同一傾斜面のテーパ形成部52を
他端にテーパ状の鍔部53をそれぞれ形成した糸貯蔵ド
ラム5を回転シャフト6に固定し、前記糸貯蔵ドラム5
のテーパ形成部52を回転キャップ1内にキャップ内周
面とテーパ形成部の外周面との間に糸の繰り出しに必要
な空隙が存在する位置まで挿入し、前記回転キャップ1
のブラシ支持鍔13に近い外側と糸貯蔵ドラム5のテー
パ形成部52の内側に複数の対をなす永久磁石71 a
、 71 bおよび72 a、 72 bをそれぞれ双
方の磁極が逆向に位置するようにかつ磁路が形成するよ
うに取付は糸貯蔵ドラム5の回転により対をなす永久磁
石の吸引反発で回転キャップ1が前記ドラムと同期して
回転し得るように構成したものである。
に示すように一端に筒状の糸導出環11を内挿した筒状
の取付部12を他端に環状のブラシ支持鍔13を一体に
形成したホーン状の回転キャップ1をブラケット2に支
持ベアリング3を介して回転自在に取付は前記ブラシ支
持鍔13に内側面に中心に向ってブラシ41を取付けた
ブラシ取付リング42をねし杆からなるブラシ調節ホル
ダ43に取付け、前記回転キャップの他端外側に前記キ
ャップの軸心方向にその取付位置を可変し得るように取
付け、一方連続した同一半径のドラム主体部51の一端
に前記回転キャップと同一傾斜面のテーパ形成部52を
他端にテーパ状の鍔部53をそれぞれ形成した糸貯蔵ド
ラム5を回転シャフト6に固定し、前記糸貯蔵ドラム5
のテーパ形成部52を回転キャップ1内にキャップ内周
面とテーパ形成部の外周面との間に糸の繰り出しに必要
な空隙が存在する位置まで挿入し、前記回転キャップ1
のブラシ支持鍔13に近い外側と糸貯蔵ドラム5のテー
パ形成部52の内側に複数の対をなす永久磁石71 a
、 71 bおよび72 a、 72 bをそれぞれ双
方の磁極が逆向に位置するようにかつ磁路が形成するよ
うに取付は糸貯蔵ドラム5の回転により対をなす永久磁
石の吸引反発で回転キャップ1が前記ドラムと同期して
回転し得るように構成したものである。
この考案の緯糸中間貯蔵器は以上のように構成されたも
ので、以下緯糸の貯蔵、緯糸の繰り出し2動作について
説明する。
ので、以下緯糸の貯蔵、緯糸の繰り出し2動作について
説明する。
緯糸の貯蔵はシャフト6を介して図示してない駆動機構
に連結した糸貯蔵ドラム5の回転によりボビンにコーン
巻きされた緯糸aは鏡面状に仕上げられているテーパ状
の鍔部53に巻かれた緯糸aはこの傾斜の大きいテーパ
状の鍔部上を滑り前記鍔部上部によって規定される緯糸
ループは次回の鍔部上への緯糸の巻付けによりそのルー
プ径を縮少しつつ前記鍔部に連続する同一半径のドラム
主体部51側に向って押動され前記ドラム主体部上に整
列貯蔵されていく。
に連結した糸貯蔵ドラム5の回転によりボビンにコーン
巻きされた緯糸aは鏡面状に仕上げられているテーパ状
の鍔部53に巻かれた緯糸aはこの傾斜の大きいテーパ
状の鍔部上を滑り前記鍔部上部によって規定される緯糸
ループは次回の鍔部上への緯糸の巻付けによりそのルー
プ径を縮少しつつ前記鍔部に連続する同一半径のドラム
主体部51側に向って押動され前記ドラム主体部上に整
列貯蔵されていく。
この糸貯蔵ドラム5に貯蔵された緯糸aはその端よりテ
ーパ形成部52に圧接したブラシ41の前記糸貯蔵ドラ
ムと同期回転する回転キャップ1と糸貯蔵ドラム5との
間に形成されている空隙および糸導出環11内を通って
レピア−、グリッパ−等による周知の緯糸繰出し運動に
よりシャトルの動作に連動して引出される。
ーパ形成部52に圧接したブラシ41の前記糸貯蔵ドラ
ムと同期回転する回転キャップ1と糸貯蔵ドラム5との
間に形成されている空隙および糸導出環11内を通って
レピア−、グリッパ−等による周知の緯糸繰出し運動に
よりシャトルの動作に連動して引出される。
すなわちシャトルの飛行間隔に略等しい量の緯糸がシャ
トルの往動時に繰出され、復動時に貯蔵される。
トルの往動時に繰出され、復動時に貯蔵される。
この緯糸の繰出し時に緯糸に加えるテンションはテンシ
ョンブラシ組立体4のブラシ41により付与され、テン
ション付与の調節はブラシ調節ホルダ43によりブラシ
取付はリング42を前述の如く回転キャップ1の中心軸
方向に矢印で示すように移動させることにより容易に出
来る。
ョンブラシ組立体4のブラシ41により付与され、テン
ション付与の調節はブラシ調節ホルダ43によりブラシ
取付はリング42を前述の如く回転キャップ1の中心軸
方向に矢印で示すように移動させることにより容易に出
来る。
以上述べたようにこの考案は一端部で軸支し、他端部に
緯糸テンション調節用のブラシを取付けたホ・−ン状の
回転キャップを設け、このキャップ他端部内に、これと
同じ傾斜面を有する緯糸貯蔵回転ドラムの截頭円錐部を
同軸に挿入し、かつこれらの両者に互に吸引反発する複
数対の永久磁石を取付けて、回転キャップを回転ドラム
と同期回転するようにしたので、回転キャップは回転ド
ラムと両者に取付けた複数対の永久磁石により簡易に同
期回転するし、緯糸繰出時に緯糸に加えるテンションは
、回転キャップの他端部に取付けたブラシにより、緯糸
を回転ドラムに押圧して与え得られ、しかもこのブラシ
を調節してテンションを容易に加減できる等の効果があ
る。
緯糸テンション調節用のブラシを取付けたホ・−ン状の
回転キャップを設け、このキャップ他端部内に、これと
同じ傾斜面を有する緯糸貯蔵回転ドラムの截頭円錐部を
同軸に挿入し、かつこれらの両者に互に吸引反発する複
数対の永久磁石を取付けて、回転キャップを回転ドラム
と同期回転するようにしたので、回転キャップは回転ド
ラムと両者に取付けた複数対の永久磁石により簡易に同
期回転するし、緯糸繰出時に緯糸に加えるテンションは
、回転キャップの他端部に取付けたブラシにより、緯糸
を回転ドラムに押圧して与え得られ、しかもこのブラシ
を調節してテンションを容易に加減できる等の効果があ
る。
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は緯糸中間貯蔵器の断面図、第2図はテンション調節ブ
ラシを取付けた回転キャップの正面図である。 1・・・回転キャップ、2・・・ブラケット、3・・・
支持ベアリング、4・・・テンションブラシ組立体、5
・・・糸貯蔵ドラム、6・・・シャフト、71 a、
71 b、 72 a。 72b・・・永久磁石、a・・・緯糸。
は緯糸中間貯蔵器の断面図、第2図はテンション調節ブ
ラシを取付けた回転キャップの正面図である。 1・・・回転キャップ、2・・・ブラケット、3・・・
支持ベアリング、4・・・テンションブラシ組立体、5
・・・糸貯蔵ドラム、6・・・シャフト、71 a、
71 b、 72 a。 72b・・・永久磁石、a・・・緯糸。
Claims (1)
- 一端部で軸支し、他端部に緯糸テンション調節用のブラ
シを取付けたホーン状の回転キャップを設け、このキャ
ップ他端部内に、これと同じ傾斜面を有する緯糸貯蔵回
転ドラムの截頭円錐部を同軸に挿入し、かつこれらの両
者に互に吸引反発する複数対の永久磁石を取付けて、回
転キャップを回転ドラムと同期回転するようにしたこと
を特徴とする織機用緯糸中間貯蔵器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997679U JPS595012Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 織機用緯糸中間貯蔵器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14997679U JPS595012Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 織機用緯糸中間貯蔵器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668759U JPS5668759U (ja) | 1981-06-08 |
JPS595012Y2 true JPS595012Y2 (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=29381041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14997679U Expired JPS595012Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 織機用緯糸中間貯蔵器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595012Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP14997679U patent/JPS595012Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668759U (ja) | 1981-06-08 |
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