JPS59500703A - サイクロン純粋化プラント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サイクロン純粋化プラント 技術分野 本発明は液体から懸濁固体を分離するためのハイドロサイクロン・プラントに関 する、該プラントは、例えば製紙工場の排水中の繊維のような懸濁粒子を水から 分離するとき、あるいは製紙機械の純水システム中に存在する繊維部分を除去す るために、！＃に適合させたものである。該プラントは大容量でありながら、か さばらずコンパクトでしかも保守が容易であるので、液体中の粒子をハイドロサ イクロンを用いて除去する全ての場合Ｋ、本発明に係るプラントは非常に適する ものである。該プラントは液体から微粒子を除去するときに、良く適合する。こ のことは、特にノルウェイ特許出願８３．００５８号に開示された型のサイクロ ンを使用するときに顕著である。

背景技術 本発明に係る装置の中で使用されるハイドロサイクロン（以下サイクロンと略す ）は、公知のものであって、その簡単な説明は工／サイクロベディア　オプケミ カルテクノロジー第２版ｇ４巻Ｍ７４７〜７４８頁に見出される。

サイクロンは、固体分譲室が低まｆＣは中程度で存在′　特Ｐｊ％１５”９−５ ００７゜３（２）する微粒子の除去に良く適合する。サイクロン中の渦の中に存 在する力を共に使うことにより、分離は遠心力にだけに影響されず、粒子の形状 もある程度の作用をする。これ故、サイクロンは種々の長さの繊維を分離するた めにバルプ工業あるいは製紙工業で使用されてきた。

通常、サイクロンは、回転対称性を有する細長い形状で使用時には垂直に配設さ れる中空体からなり、該中空体の上端に少くとも一つの接線方向入口が設けられ ておシ、サイクロンの中に渦流系が生成され名ように高速で、処理されるべき液 体が該入口を通して注入される。

公知技術によるサイクロンの上部分には、中心に配設した出口があり、該出口の 断面積は入口開孔の断面積よシ大きい。固体粒子が完全にあるいは部分的に取り 出された注入液体は、該上側出口開孔から排出される。

サイクロンの下部には中央排出開孔が配設されている。該中央排出開孔の断面積 は入口開孔の断面積より小さく、サイクロンの下部分において固体物質が多くな っている注入液体の小部分を排出するために使われる。

長手方向に回転対称性を有する中空体は、米国特許２．９２０，７６１号に示さ れているように円錐形に設計することができ、またノルウェイ特許１４４，１２ ８号ｆ示されているように下部分を円錐形にし上部分を円筒形に設計することも できる。

種々の目的のサイクロンに適合させるために、あるいは効率を改善するために上 記サイクロンに種々の変形例が提案されている。例えば液体の取入れ口について は上記ノルウェイ特許に、また固体物質が多くなっている液体の部分の排出口の 変形例については米国特許４．３０９，２３８号に開示されている。

純粋化された液体のための特殊な排出口が米国特許４．２５９，１８０号とフラ ンス特許１，５１８，２５３号に開示されている。

別の型のサイクロンは、米国特許４，２６５，４７０号。

４．２８０．９０２号、　４．３０５，８２５号、　４，２６７．０４８号およ び気体から固体粒子を分離するためサイクロンを開示する米国特許４，２７７． ２６０号に開示されている。

発明の開示 多数のサイクロンを並列に結合することは普通に知られている。すなわち複数の サイクロンの取入れ口を共通のパイプに連結し、純粋化された液体のためのサイ クロ／排出口に共通のパイプを連結し、また粒子が多くなっている液体相の排出 はサイクロンの下部に結合された共通パイプを用いて行うことは知られている。

多数のサイクロンからなる上記プラントは非常流かさばり、また全てのサイクロ ンについて等しい条件を得ることが困難であり、その結果多数のサイクロン列を 最適の条件のもとで稼動させることが困難である。

本発明は、全てのサイクロンが一つの容器の中に収容され、処理されるべき液体 が等しい圧力のもとて全てのサイクロンに供給されて、多数のサイクロンが本質 的に等しい条件のもとで稼動することを可能とするコンパクトなサイクロン−プ ラントを提案する。

以下図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。

図面の簡単な説明 第１図は本発明に係るプラントの断面図、・第２図はサイクロンが配設されてい る容器を複数の区画に分割するためとサイクロンを該容器内に固定するための基 本的には同一の２つの隔壁の上面図、第３図は特別に設計された取入口を有する サイクロンの上部分の断面およびサイクロンを隔壁に固定する部材の拡大断面図 、第４図は上側隔壁と同様に設計されている下側隔壁をサイクロンの下部分がど のように貫通するかを示す断面図である。

発明を実施するための最良の形態 第１図に、多数のサイクロン１が共通容器２の中にどのように配設されているか を図示する。処理されるべき水４または液体は、図示されていない供給ポンプか ら取入れ口３を経て区画１５に注入される。サイクロン１は適当な圧力のもとで 水４に取り囲まれ、水は各サイクロンの取入孔５の中に注入さ註る。このように ５ 全てのサイクロンには水または液体が本質的に等しい圧力で供給される。区画１ ５の上部分には、各サイクロン１毎に穴７が穿設された水密隔壁６が配設されて いる。全てのサイクロンを必要に応じて容器から同時に引き上げることができる ように、隔壁６は容器に取外し可能に結合されている。

水密蓋８は容器２の上部分を構成し、蓋８の下部は隔壁６の下にある水から分離 されている区画９を形成する。全てのサイクロンからの純粋化された水のための 排出口が、蓋８と隔壁６０間に形成された区画９の中に開孔している。純粋化さ れた水あるいは区画９に受容された水は、排出チューブ１０を経て排出される。

容器２の下部分には、さらに別の区画１１が配設されている。下側区画１１は、 容器２の壁面に水密にて配設され、隔壁板６と同じように対応する穴７が穿設さ れ、紋穴７を通ってサイクロンの下側出口が水密に延在し、その結果隔壁６と１ １でそれぞれ区切られた区画１５の中の水４が隔壁１１の下方の空間１３に進入 できないように形成することが好ましい。

サイクロンの吐出し出口１２から、注入液体の小部分が排出される。通常のサイ クロンにおいて上記小部分は、入口チューブ３に注入された供給水から分離され た粒子の固体相が多くなっている。該固体相の多い水あるいは吐水された水は空 間１３から出口チューブ１４を経て除去される。

符表ｇｏ５９−５引稈０３　（ｓ） 容器２の中に配設されたサイクロン１は、それ自体は公知のものであり隔壁６と 入口５に結合されている。

該入口５け、入口３を通って導入された水４ガ各サイクロンの入口５の中に強制 的に入るように隔壁の下部に配設されている。

サイクロン１は、ノルウェイ特許出願８３０，０８５号に記載されたタイプのも のを使うことが好ましい。該サイクロンは大きな容量と非常に小さい粒子を分離 する能力において特徴付けられるものである。

入口５を通ってサイクロン１に導入された液体は、サイクロン１内壁と円錐度４ 〜１０’の円錐形ガイドチューブ加の間の回転生成室４０に導かれる。回転液体 流はサイクロンの中で下方向に強制的に進ませられ、普通サイクロンの下部分で 反転し上昇する。純粋化された液体あるいは受容された液体は、ガイドチューブ 加と特別に設計された部材１１０の間の環状出口１２０を通って、区画９に導か れさらに出口１０ヲ経てプラントから出されろう 好ましいものとして使用されているサイクロンにおいては、液体は中心にある出 口を通っては排出されず、普通のサイクロンにおいては通常そうであるようして 、円錐チューブ加と中心に配設された部材１１０の間足形成された環状出口１２ ０を通って排常される。

部材１１０は方向板加に固定され、該方同板加は流れを隔壁６の上の区画９の中 に向ける、そして流ｈ２出日ｌＯを通って外に出す。

サイクロン１の交換を容易にするために、サイクロンは固定装置間を用いて固定 される。該固定装置５ＩＪＦ：ｉ、第３図に図示されているように、貫通ボルト ５１と、サイクロン１に付設されたフランジ５３に噛み合うカラー５２とからな っている。

カラー５２はボルト５１を用いて固定され、これによってカラー５２に対して噛 合してしっかりと保持されているサイクロン１を、ナツト５５ヲ用いて固定され ているカラー５４を用いて支持している。

サイクロン１の下部分は、第４図に図示されている隔壁１１に各サイクロンに対 応して穿設された穴７を貫通している。注入された液体４が隔壁１１の下方の区 画に漏洩することを防止するために、隔壁の中の溝にシールリング（例えば第４ 図に示されているような０リング）が取付けられる。他のシール装置や固定装置 を使用することも当然に可能である。

好ましいタイプの８５本のサイクロンを備える本発明に係るサイクロンプラント について、その容器の高さは３．３メートルで直径は１．３７メートルであった 。それぞれのサイクロンの直径は約７．６センチメードルであった。

この製電は海水から固体粒子を分離するために使われ、導入された海水の粒子数 と受容された水の粒子数は「クルター・カウンタ・ＴＡＩＩｊを用いて決定され た。

海水は２．１バールの圧力で導入された、この圧力のもとて各サイクロンは１５ ０リットル／分の処理能力を有する、すなわちプラント全体の処理能力は約１７ ，７５０リットル／分である。このプラントの分離効率を次表に示す。この表か ら、この新しいサイクロンプラントを用いることにより優れた分離と高い効率が 得られる液　体：海　水 場　所：　ＮＵＴＥＣボルゲン １．０−１．２５　２２４３６　１７０７２　２３゜９　７５．４１．２５−１ ．６　１０５７８　８０９５　２３．５　７６．７１．６−２．０　６２６８　 ４３５７　３０．５　７８．１２．０−２．５　４６５１　２９７１　３６．１ 　７９．５２．５−３．２　２７６５　１５２９　４４．７　８１．６３．２− ４．０　１７２７　７５９　５６．１　８３．８４：ｏ−ｓ、１１００４　２９ ９　７２．４　８６．０５．１−６．４　７０７　１０７　８４．９　８７．６ ６．４−８．０　４２３　５８　８６．３　８８．１８．０１０．１　２３３　 ２６　８８．８　８８，６１０．１−１２．７　１００　９　９１．０　８８． ５１２．７−１６．０　３９　６　８４．６　８７．１１６．０−２０．２　１ ９　３　８４．２　．８８，８２０．２−２５．２　２　０　１００．０　１０ ０．０２５．２−３２　１　０　１００．０　１Ｃ０，０第１図 第２図 第３図 第４図 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、　事件の表示　ＰＣＴ／Ｎ０８３１００００８２、発明の名称　号イクロン 純粋化プラント３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 氏名（名称）　ティチック、ジェイオーエイチ・エイチ・アンドレセン ４、代理人　〒１０７ 住所　東京都港区赤坂３丁目２番３号 （ほか２名） ５、補正命令の日付 昭和５８年１２月１５日 （発送日　昭和５８年１２月２０日） ６、補正の対象　明細書、請求の範囲および委任状７、補正の内容　別紙のとお り 国際調査報告 ＋１．ＦＩＬＬ ｅｌａ＋ｍｆｌｃ ■ し フｙ−ロＯ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　並列に結合された多数のハイドロサイクロンを備える、液体から固体粒子 を分離するサイクロングランドにおいて、外側容器２が３つの区画９，１２．１ ３に分割されておシ、サイクロンの受容さ些た液体のための出口１２０が上の区 画９に導通し、核上の区画９に受容された液体のための出口１０が付設され、中 の区画１５の内部にサイクロン１の入口開孔５が配設され、該中の区画１５には 純粋化されるべき液体４が入口開孔３を通って導入され、さらに、下の区画１３ 今の中へ排出出口開孔が開き、該下の区画１３には排出液体の除去のための出口 １４が結合されていることを特徴とするサイクロン純粋化プラント。 ２、上記外側容器２が穴７を有する隔壁６，１１によって区画９，１５．１３に 分割され、サイクロンの上部分が固定装置間を用いて隔壁６に固定され、これに よりサイクロン１の受容された液体のための開孔１２０が上の区画に導通し、サ イクロンの入口開孔５が上記隔壁６の下方に配設され、サイクロン１は隔壁１１ を貫通し、これによりサイクロンの排出出口１２が隔壁１１の下方の下の区画１ ３の中に開孔することを特徴とする請求の範囲第１項記載のサイクロン純粋化プ ラント。 ３、環状チューブと協働して、受容された液体のための上の区画９へ到る環状出 口１２０を形成するための０ 部材１１０が、サイクロン１に中心対称で配設されていることを特徴とする請求 の範囲第１項記載のサイクロン純粋化プラント。 ４、サイクロンの内壁とガイドチューブ２０の間の渦流生成室４０の中に、サイ クロン１のため入口開口５が導通していることを特徴とする請求の範囲第１〜３ 項に記載のサイクロン純粋化プラント。 １ 浄書（内容に変更なし）