JPS59500681A - 微粒子飛沫同伴燃焼 - Google Patents
微粒子飛沫同伴燃焼Info
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- JPS59500681A JPS59500681A JP50139683A JP50139683A JPS59500681A JP S59500681 A JPS59500681 A JP S59500681A JP 50139683 A JP50139683 A JP 50139683A JP 50139683 A JP50139683 A JP 50139683A JP S59500681 A JPS59500681 A JP S59500681A
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- F23C10/08—Fluidised bed combustion apparatus with means specially adapted for achieving or promoting a circulating movement of particles within the bed or for a recirculation of particles entrained from the bed the particles being circulated to a section, e.g. a heat-exchange section or a return duct, at least partially shielded from the combustion zone, before being reintroduced into the combustion zone characterised by the arrangement of separation apparatus, e.g. cyclones, for separating particles from the flue gases
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J8/005—Separating solid material from the gas/liquid stream
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
微粒子飛沫同伴燃焼
技術分野
本発明は、流動化した微粒子床から上方向に流通するガス中に微粒子の飛沫を伴
う燃焼に関するものである。本発明の燃焼原理は、魔物の焼却、および/または
熱の発生、またはそれらの組み合せまだは他の目的に適用される。本発明方法は
、特にガス状燃料の燃焼によく適合し、またガス状燃料を使用して流動可能な固
形物の急速加熱にも適用でkる。
背景技術
流動化した微粒子床から上方向へのガス流中の微粒子飛沫を伴う燃焼は、常套的
流動化床技術の修正として一般に考えられていた。例えば、トルシーオリバー社
(Dorr−01iver Inc、) によるオーストラリア国特許第504
.408号明細書には、風箱から通常の収縮板を通り入った流動空気が流動床の
表面全体から粒子を洗い分ける流動床内の表面速度を有する流動床廃物焼却炉と
称するものが開示されている。その特許権者、は、収縮板に隣接する密集領域か
ら反応室頂部の薄い密度領域へとわずかな密度濃淡のある弱い流動床の円筒状反
応室内での製造結果を記載している。排出がヌ中に飛沫同伴した粒子は、一対の
サイクロン分離器に回収されるとともに各垂下脚を通して流動床の密集領域に戻
される。燃料はこの密集領域にヤリ状に注入され、燃焼は希薄床中で、すなわち
室中を通して行われる。
同様に、メタルゲゼ〃シャフト(Metal1ges’elJschaft)A
Cによるオーヌトラリア国特許第500.2’06号明細書は、床室全体が粒子
で充満され、密な相と上に横たわるダスト含有空間との間に密度段階はないが、
反応器中の固形分濃度は上方向に連続的に減少する機構を開示している。この場
合、希薄粒子相は、通常の収縮板を通る一次ガス流と、床室の円錐形下方部の側
部を通して注入されるいくつかの二次ガス流とによって、床全体で発生する。排
出がヌ中に飛沫同伴した固形分は、流動床室の外部で分離され、流動床に戻され
る。
ナック(Nack)らによるアメリカ国特許第4.154゜581号明細書は、
2つの垂直方向に重なった微粒子域、すなわち、小さい粒子の飛沫同伴床と大き
い粒子の密な流動床とを有する円筒室中で形成を要する動力または蒸気発生用の
さらに複雑な流動床システムを開示している。排出ガス流中の小さい粒子は、サ
イクロ3
ン分離器中の主要室の外部で回収され、貯蔵所にたくわえられ、主要室に戻され
る。主要室の底部に伸張する通常の収縮板を通して空気のみが流動床に供給され
る。
他の従来の流動床燃焼システムは、取り扱うためか、または、微細物の必然的な
飛沫同伴および例えば流動床表面でのがヌ爆発から生じる大きな粒子を利用する
ための再循環機構を組み込んでいる。例えば、バット:I ツク(Battco
ck)によるアメリカ国特許第3.716゜003号明細書には、主要室の頂部
と内部に渦動燃焼室を設けることが記載されている。渦動燃焼室で、微細飛沫同
伴粒子は燃焼し、比較的大きな粒子は除去されるとともに垂下脚を介して流動床
の表面に再導入される。ノーザーン・エンジニアリング・インダストリーズ□リ
ミテッド(Northern Engineering Industries
Limited) によるイギリス国特許第2,009,905号明細書は、燃
料を部分的に燃焼し流動床物質を煙道がヌから燃焼室の外側に分離するとともに
流動床に戻す流動床ボイラを開示している。ニー・アルストロム・オサケイチオ
(A、Ahlstrom 0sakeyhtio) によるオーヌトラリア国特
許第512,867号明細書は、特に汚特表昭59−500681(3)
泥廃棄物用の、流動床反応器に関するもので、そこでは飛沫同伴微細物か煙道ガ
スから回収され、流動床に戻すために予備処理として汚泥と混合される。
常套的な流動床燃焼システムおよび上記に詳記した修正システムは、いくつかの
不都合さを有している。
第1に、収縮板および、流動床全体の下方向にある収縮板に関連した充満装置は
高価なものである。収縮板は、極めて高温に耐えなければならず、通常はその形
成において高品位合金を必要としている。収縮板の穴は典型的には装置とよく嵌
まシ合って流動床物質の逆流を防止することができ、それは比較的複雑な下側冷
却設備と提携することができる。一般に、収縮板はそれに関連した空気充満室と
共に、微粒子床にできるだけ等しく流動空気を分布する傾向がちシ、したがって
それらの構造は性能の高い基準を達成しなければならない。これらの要求の全て
は、収縮板とその関連した充満室を、高い初期コストおよび高い維持コストにし
てしまう。
従来の流動床燃焼システムの第2の不都合な点は、流動床内でガス状燃料の燃焼
に際して出くわす困難さである。典型的には、粒子床上方では主にガス状燃料が
燃焼し、この空間で望ましくない小さい爆発が起とシ空気供給システムおよび煙
道ガスダクト作用で太きな圧力変動が生じる。さらに、ガス状燃料が通常、粒子
の温度を上昇させる手段として燃焼されるとき、流動床内では燃焼が行われない
ので、燃焼ガスから流動床粒子への熱伝導はごくわずかなものである。また、収
縮板の穴を通して炎前面が逆方向に燃焼し、基礎である風箱中で爆発が生じる重
大な危険性がある。これらの問題のために、流動床内でガス状燃料を燃焼させる
のは避け、代わりに外部ガフバーナ中で燃料を燃焼させていたのが従来の実態で
ある。このようなバーナからの排出ガスは流動床に熱い流動空気を与えるが、こ
れを行うためには、実質的に追加的なコストを必要とするのは明らかである。
発明の開示
本発明の目的は、従来のシヌテムよシも実質的に低コストに実施できるとともに
経済的な小規模な流動床燃焼装置を供給できる流動床を利用した新規な燃焼方法
および装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、流動床内で困難なくガス状燃料を燃焼できる流動床燃焼シ
ステムを提供することにある。
本発明は、低コスト流動床燃焼システムは微粒子床から上向き流れに微粒子の飛
沫同伴を与えることにあるが、従来の微粒子床の飛沫同伴をただ単に簡単に組み
合わせるだけでは不充分であるという認識からできている。本発明によると、主
として飛沫同伴域の補給のために、飛沫同伴域を微粒子床の限定部に制限すると
ともに微粒子床の他の部分を流動化する。
したがって本発明は、第1局面として、ガスの流れを微粒子床に維持し通過させ
微粒子床から上向きに流すとともに燃料を微粒子床におよび/またはガヌ流に入
れることから成る燃焼方法において、前記ガヌ流は、微粒子床の限定域へ流れ限
定域において充分な速度を有し微粒子を飛沫同伴するとともに微粒子床から上向
きに運ぶ一次流れと、微粒子床を流動化する二次流れとから成り、限定域の微粒
子補給を促進するとともに限定域における微粒子床を持続することを特徴とする
燃焼方法を提供する。
微粒子床が二次流れで流動化することを示すとき、微粒子床全体が流動化してい
ると厳密には意味しないことが認められる。実際には、死点を予防するととも7
に凝集を防止するためには微粒子床全体が流動化するのが好ましい。
二次流れは微粒子床の限定された飛沫同伴域の下方および/または周囲で微粒子
床へ向かうのが好ましい。
−次流れは微粒子床の限定域で下方向に傾斜した方向に突き当たシ、施設が休業
するとき微粒子物質がダクトに沿って逆流するのを防止するのが好ましい。
飛沫同伴粒子の少なくとも大部分を、微粒子床から移動した位置で上方向流から
分離するとともに、分離した粒子を微粒子床へ戻すのが好ましい。これは、微粒
子床を収容する実質的に閉鎖した室で行うとともに、自然の重力下に生起するか
またはサイクロン分離器の如き外部室で行うことができる。燃焼室の側壁は、微
粒子床に対して下方向で内方向に傾斜させて、微粒子床の限定した飛沫同伴域の
微粒子補給をさらに促進することができる。
二次流れは、質量流れ率の面から、−次流れに少なくとも等しいか、好ましくは
一次流れの1.5〜4倍である。
本発明の第2局面として、微粒子床を保持するのに適した部分を含む燃焼室形成
ハウジングと、ガスの流1情no 5!J−500681(4)れを微粒子床に
維持し通過させ微粒子床から上向きに流す手段と、燃料を微粒子床におよび/ま
たはガス流に入れる手段とを備えて成る燃焼装置において、前記ガス流は、微粒
子床の限定域へ流れ限定域において充分な速度を有し微粒子を飛沫同伴するとと
もに微粒子床から上向きに運ぶ一次流れと、微粒子床を流動化する二次流れとか
ら成り、限定域の微粒子補給を促進するとともに限定域における微粒子床を持続
するように前記ガス流維持手段を配置したことを特徴とする燃焼装置が提供され
る。
ガス流維持手段は、二次流れを微粒子床の限定した飛沫同伴域の下方および/ま
たは周囲で微粒子床へ入れるように複数のガス供給口を備えているのが好ましい
。これらの複数のガス供給口は、燃ai呈の微粒子床保持部で下方向への開放口
を有する配列から好都合に構成できる。
燃焼装置はさらに、微粒子床から移動した位置でまだ飛沫同伴している粒子の少
なくとも大部分を上方向ガス流から分離する手段を備えているのが好ましい。
分離手段は、燃焼室の上方部または燃焼室の外部に配置することができる。ある
場合には、分離した微粒子を微粒子床に戻してもよい。
図面の簡単な説明
以下、本発明をその実施例につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
図中、第1図は本発明による微粒子飛沫同伴燃焼装置の第1実施例のいくぶん概
略的な縦断面図である。
第2図は第1図と同様の燃焼装置の縦断面図であるが、燃焼装置使用時の粒子運
動をも示している。第3図は本発明による微粒子飛沫同伴燃焼装置の第2実施例
の概略的な縦断面図である。
発明を実施するための形態
第1図に描いた微粒子飛沫同伴燃焼装置10I/−j、燃焼室13を囲む垂直方
向に直立しいくぶん細長いハウジング12と、下方向に傾斜したダクト16とト
ロイド状マニホルド18とを含むガス供給手段14と、ダクト16へ同軸的に開
放する燃料装入管20と、上方排出煙道22とを備えている。燃焼装置の特殊な
適用に用いる部品、例えば、熱回収が要求目的である熱交換コイルおよび/また
はひれ、または流動可能な固形物の急速加熱に適用される燃焼室から微粒子床物
質を導入および除去する手段は図示していない。
ハウジング12の上方部は円筒状となり、その下方部は逆円錐形状であるのが好
ましい。あるいは、ハウジングの上方部が長方形または四角形断面であり、下方
部が逆ピラミッド形状であるのも好ましい。使用時には、下方部に、シリカの如
き適当な耐火物質を有する微粒子床11を含んでいる。
大気空気の好ましい形態のガスが、各パルプ28 、29によって制御を受ける
送風様々およびそれに関連した風箱または充満室26を通ってダクト16および
マニホルド18に供給される。ダクト16は風箱26に直接経合され、マニホル
ド18ハダクト19を介して結合されている。夕。
り目6はその下方端で開放し、夕゛クトカ1ら微粒子床内でマニホルド18の上
方であるがハウジング12の中r9軸の1側部の近くの位置で口部17を形成し
ている。マニホルド18ハ、ケーシング()・ウジング)12の基部′IJ)ら
有りわる距離で微粒子床に開放する下方向に向′/J1う穴美の環状配列を、マ
ニホルドの下側に設けている。これらの穴30は、空気がマニホルド18を流通
しない時、微粒子の逆流を防ぐように下方向に開放している。
実際の設備では、付号部、29で示したような風箱26中の調節可能パルプに必
要としない力)もしれない。流通は、例えばダクト16および19の取入端部で
鋭い縁のオリフィスまたは同様の制止具によって、おそら< 1ffll定前で
おそらく依頼中に設定できる。
燃焼装置の使用に際し、装入管2075−ら混合された燃料を含む一次空気流れ
は、ダクト16に沿って自力・い、口部17に隣接する(第2図の破線33で概
略的に示した)限定域澄で充分な速度を生起し、限定域の粒子を飛沫同伴し、微
粒子床11から上方向に搬送する。燃焼ガスおよび飛沫同伴粒子の上方向へ動く
流れを第2図の付号讃で描いている。同時に、二次空気流れもマニホルド18か
ら穴30ヲ通り限定域32の下方および周囲で微粒子床11に導入され、微粒子
床を流動化し、限定域32の粒子補給を促進する。このようにして、限定域32
内の微粒子床が持続され、微粒子が連続的に飛沫同伴され、上向き流れ34を形
成する。飛沫同伴限定域32は明確寿境界を有さないが、その範囲は、中でも、
−次空気流れの割合および速度、微粒子の性質、−次および二次空気流れの比に
よって決まる。
上向き流れ34は広がシ、燃焼室13の実質部を占有している。燃焼ガスは、矢
印35で一般に示した方向に移動し、静止隔離板36の外周部に達し、煙道22
を介して排出される。飛沫同伴粒子の実質部は矢印37で示したように微粒子床
へ降下し、燃焼室13の頂部に七どまっている飛沫同伴粒子は隔離板36で回収
され、垂下脚39によって微粒子床の側部に戻される。
飛沫同伴域32の補給は、微粒子床に対して下方向内方に傾斜した側部内壁を設
けるケージジグ12下方部の好ましい円錐形またにピラミッド形配置によってさ
らに促進される。第2図に示すように、微粒子床それ自体の表面12aはその中
心部が最も低い凹面形状となり、表面12a fl飛沫同伴域の真上[あり、そ
こから粒子は3
連続的に上向き流れ341C飛沫同伴される。
完全燃焼を助けかつ促進するために、三次空気導入手段を設けることもできる。
この導入手段は、風箱26からパルプ菊の支配下にダクト44ヲ介して空気力=
供給されるトロイド状充満部42から微粒子床真上の燃焼室13t’il:向か
う多数のノズル切から成る、空気はノズル40から噴出し、微粒子床から主要上
向き流れ34ニ生起する二次空気を誘導する。
燃焼を開始し維持するために、もちろん廃物であってもよい適当な燃料を燃焼室
13に供給しなければならない。図示した例では、燃料はガス状または液体であ
って、同軸燃料供給管20からダクト16中の一次空気と混合される。燃焼は、
微粒子床とその微粒子床上方の燃焼室130大部分の両方で行なわれる。微粒子
床上方の燃焼室13中の飛沫同伴し自由な粒子は連続的に燃焼ガスへ熱を伝えま
たそこから熱を取り去り、この領域において望ましくない高温または温度変イヒ
金避けることができる。さらに、これらの粒子は、そこに存在する熱回収コイル
またはひれへの熱の伝導を高める。
第1図と第2図の破線で、液状または固形状燃料の口20aと固形燃料コンベヤ
20bと〃)ら成る2つの他の燃料導入部を示す。これらの機構のいかなる所望
の組み合せまたは複数部をも使用することができる。
最も好結果に運転するため((、マニホルド18からの二次空気流れは、質量流
れ率の局面から、ダクト16からの一次流れの約2倍であるのが好ましい。実際
には、許容できる結果は、二次流れが一次流れに少なくとも等しい時に得られ、
良い結果は、二次流れが、質量流れ率の面から、−水流れの1.5〜4倍の時に
得られる。
二次流れが一次流れよりも少ないと、飛沫同伴域32の補給に不利に影響し、微
粒子床の物質の性質によっては、飛沫同伴粒子のない状態で燃焼が行われる。こ
れは、燃焼室13の上方部に局部的な高温が生じ、燃焼室13内の何らかの熱交
換コイルへ効果的な熱伝導ができない。ノズル40f:通る流れは、典型的には
小割合、例えば燃焼室への全ガス流の約10チでるる。
燃焼室13の形状および断面は、通常の運転状態下で、燃焼室13上部での表面
空気速度が最小の保持粒子用移送速度よりも犬きくにないが、燃焼室13下部の
飛沫同伴域での表面空気速度が最大の粒子の移送速度よりも大きくなるように、
空気流割合に関連して選択されるのが望ましい。この表面空気速度に対する上限
は、機械的な摩滅と、寛容できる粒子消耗量によって支配される。
第3図((示す変形実施例では、装置の類似部Kid同様の診照付刃で示すが、
二次空気流導入用トロイド状から空気がケーシング周囲の穴30′を通して導入
される。
傾斜したダクト16はトレ伺8′の基部を通して突出する上昇ダクト16に置き
換えられ、ダクト16の口部171d飛沫同伴域32わきよシもいくぶん下側に
位置する。ダクト16は、ガスが流通しない所の粒子の逆流を防止するために設
ける必要がある、ケーシング12′の側壁は中空ジャケット状に形収され、風箱
26から側壁を通して冷たい空気が連続的に流通する。この場合、三次空気ノズ
ル40が空気ジャケットに19供給される。静止隔離板36t/′i、付刃36
で概略的に示したサイクロン隔離板に置き換えられている。
6図示した記載した微粒子飛沫同伴燃焼システムは、流動床から粒子の洗分を必
要とするものを含む従来の流動化法燃焼装置と比較して実質的に資本コストの節
約ができる。第1に、新規なシステムは、複雑で高価な構造やそれに関連した冷
却および充満設備全必要としない。それというのも、微粒子床を通して流動化空
気を正確に分布させる必要がない。下方向に開放した穴30ヲ有するマニホルド
18は、きわめてシンプルであり、従来の圧縮板よシも出費が少なくてすむ。第
2に、燃焼空気表面速度を使用される粒子用飛沫同伴速度よりも小さくすること
に対する従来の制限なまもはや必要でない。これは、与えられた燃焼効率のため
の微粒子床断面領域を減少させ、資本コスト節約できる。第3に、本発明の燃焼
システムは、燃焼プロセスが粒子床内で基本的に完成してしまう従来の流動床燃
焼装置に対比して、実質的に燃焼室全体を通して有効に燃焼を行うことができる
。この改良によって、従来の流動床システムでできるよりも小さい容積の燃焼室
において燃焼を完成させるのに必要な居留時間を得ることができる。
従来の流動床燃焼システムの際立った不都合さは、流動床温度が変化したときに
流動する空気流れ率を調節する必要があったことである。空気の比容積および粘
性は共に温度の増大につれて増大し、従来の流動床燃焼システムでは、包囲温度
から運転温度への立ち上7
がり中、流動空気の物理変化を許すとともに粒子飛沫同伴状態に達するのを防止
するように、空気流れ率はしだいに減少する。本発明による燃焼では、微粒子飛
沫同伴が望ましい特色であるとともに有効な燃焼のために本当に必要であるから
、立ち上が9時に空気流れ率調節を必要としない。それで、空気流れ率制御シス
テムは大きく簡略化され、資本コストヲ極めて節約できる・
ガス状燃料の燃焼に対する従来の流動床燃焼の不利益さけすでに述べている。本
発明は、ガス状燃料および空気を、1つの供給ダクトから微粒子床飛沫同伴域を
通り泡状よシもむしろ連続的な乱流状で流通させることによって、上記の不都合
さを避ける。ガス/空気混合物が1つの広いダクトに沿って高速で導入されるた
め、炎前方部がダクトへ後方で燃えることのできる可能性はない。空気流れが欠
けていれば、燃料供給を自動的に閉鎖するのが便利である、さらに、燃焼ガスを
伴う飛沫同伴粒子は、粒子に卓越した熱伝導を与え、微粒子床上方の燃焼空間中
で望ましくない高温になるのを防止する。
シリカ砂粒子製の600m深さ床を伴う典型的な流動床燃焼室は、はぼ12KI
)aの微粒子床を横切る空気圧力降下を受ける。本発明の燃焼システムでは、同
様の粒子床を使用すると仮定して、微粒子床を横切る空気圧力降下はは#Y 6
Kpa ′t1′6る。この空気圧力降下の減少は、第2図の微粒子床表面で
の飛沫同伴域の影響から引き出される。空気圧力降下の減少によって、送風機の
寸法および能力に関連した資本コストおよび運転コストを節約することができる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガスの流れを微粒子床に維持し通過させ微粒子床から上向きに流すとともに 燃料全微粒子床におよび/またはガス流に入れることから成る燃焼方法において 、前記ガス流は、微粒子床の限定域へ流れ限定域において充分な速度を有し微粒 子を飛沫同伴するとともに微粒子床から上向きに運ぶ一次流れと、微粒子床を流 動化する二次流れとから成り、限定域の微粒子補給を促進するとともに限定域に おける微粒子床を持続することを特徴とする燃焼方法。 2二次流れは微粒子床の限定域の下方および/または周囲で微粒子床へ向かう請 求の範囲第1項の方法。 3−次流れは微粒子床の限定域で下方向に傾斜した方向に突き当たる請求の範囲 第1項または第2項の方法・ 4、燃料は一次流れのガス状成分から成る請求の範囲第1項、第2項または第3 項の方法。 5、飛沫同伴粒子の少なくとも大部分を微粒子床の上方で上方向流から分離する とともに微粒子床へ戻す請求の範囲前項のいずれかに記載の方法。 行い、燃焼室の側壁を微粒子床に対して下方向で内方らに促進する請求の範囲前 項のいずれかに記載の方法。 7、微粒子床上方の位置で一次流れにガスの三次流れを入れて燃料の完全燃焼を 高める請求の範囲前項のいずれかに記載の方法。 8−次流れおよび二次流れの両方のガス共に大部分は空気である請求の範囲前項 のいずれかに記載の方法。 9、二次流れは質量流れ率の面から一次流れに少なくとも等しい請求の範囲前項 のいずれかに記載の方法。 10、二次流れは質量流れ率の面から一次流れの1.5〜4倍である請求の範囲 第9項の方法。 11微粒子床を保持するのに適した部分を含む燃焼室形成ハウジングと、ガスの 流れを微粒子床に維持し通過させ微粒子床から上向きに流す手段と、燃料を微粒 子床におよび/またはガス流に入れる手段とを備えて成る燃焼装置において、前 記ガス流は、微粒子床の限定域へ流れ限定域において充分な速度を有し微粒子を 飛沫同伴するとともに微粒子床から上向きに運ぶ一次流れと、微粒子床を流動化 する二次流れとから11)、限定域の微粒子補給を促進するとともに限定域にお ける微粒子床を持続するように前記ガス流維持手段を配置したことを特徴とする 燃焼装置。 12ガス流維持手段は、二次流れを微粒子床の限定域の下方および/または周囲 で微粒子床へ入れるように複数のガス供給口を備えている請求の範囲第11項の 燃焼装置。 13、複数のガス供給口は燃焼室の微粒子床保持部で下方向への開放口を有する 配列から敗る請求の範囲第12項の燃焼装置。 14、ガス流維持手段は、−次流れが微粒子床の限定域で下方向に傾斜した方向 に突き当たるように配置されている請求の範囲第11項、第12項または第13 項の燃焼装置。 15、ガス流維持手段に、運転中微粒子床へ開放する下方向に傾斜したダクトを 備えている請求の範囲第11項〜第14項のいずれかに記載の燃焼装置。 16、燃料を一次流れのガス状成分として混合する手段を設けた請求の範囲第1 1項〜第15項のいずれかに記載の燃焼装置。 17、ガス流および燃焼室は、飛沫同伴粒子の少なくとも大部分が微粒子床の上 方で上方向流から分離するとともに微粒子床へ戻るように設定されている請求の 範囲第11項〜第16項のいずれかに記載の燃焼装置。 18、燃焼室の上方部で、飛沫同伴粒子を上方向流から分離するとともに微粒子 床へ戻す分離手段を配置1−だ請求の範囲第17項記載の燃焼装置。 19、燃焼室は、微粒子床の限定域の微粒子補給をさらに促進するように微粒子 床に対して下方向で内方に傾斜した側壁4設けている請求の範囲第17項記載の 燃焼装置。 加、燃料の完全燃焼を高めるために微粒子床上方の位置で一次流れにガスの三次 流れを入れる手段を設けた請求の範囲第11項〜第工9項のいずれかに記載の燃 焼装置・
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