JPS59500352A - Mhc遺伝子によりコ−ドされる組織タイプの決定方法 - Google Patents

Mhc遺伝子によりコ−ドされる組織タイプの決定方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 MMC遺伝子によυコードされる組織タイプの決定方法本発明は、ヒトのMHC による組織のタイプ分けの決定あるいは遺伝子地図作成の方法および手段、換言 すればヒトのMMCの多形性の決定の方法および手段に関する。
rMHc」(Major Histocompatibjlity Compl ex)すなわち(Human Leukocytes System A)すな わちヒト白血球、I%Aとも呼ばれる。MHCおよびHLA−Complexは 共に一般的に受容されている用語である〔例えばC,W、 Parker氏編r C]jn−■mmuno1.J第1巻第63〜80頁、(W、 B、サランダー ス社1980年刊)参照〕。
MHCはヒトの第6染色体上に存在する1区域で、真宗移植拒絶反応その他の免 疫的および体液的応答を含む多くの免疫学的現象に関与する生産物をコードする 遺伝子を含んでいる。現在知られているHLA遺伝子は、2種類の主要なカテゴ リーに分けられる。すなわちHLA−A、 BおよびC組織抗原は、大多数の有 核細胞について発現される糖蛋白質(抗原)の生成を支配する少なくとも5か所 の異なる遺伝子座の存在を反映する。これらの抗原は「第1群抗原」と呼ばれる 。他のセットの遺伝子例えばHT、A−DまたはDR(D−関連)およびDC遺 伝子(以下総括的にr HLA−D遺伝子」と呼ばれる)は、いわゆる「第■群 抗原」の形成を支配する。これらの抗原は限定された組織分布を有する。すなわ ち第■群抗原はそれらが主として免疫系の細胞上に現われるであろう点において 第1群抗原と異なる。数種類の補体成分もまたMHCにおいてコードされる。こ れらの成分は「第■群分子」と呼ばれる第3のグループの物質類を構成する。
ヒトの第6染色体の短腕上にあるMHCの模式的構成を下記に示す。
Ce D Cf B C o −−−−−−−−−− セントロメア(Ce)は左方にある。A、 B、 Cおよびその他の未確認の遺 伝子座はすべて第1群抗原の重い鎖をコードするのに対し、D遺伝子座はDR, DCおよびその他の第■群抗原のαおよびβ鎖をコードする。
HLA抗原の構造および組織分布 MHCのA、BおよびC遺伝子座においてコードされる第1群抗原は、はとんど すべての有核細胞上に現われる。
しかし量的な発現度はタイプの異なる細胞の間で著しく異なる。
第1群抗原の構造は詳細にわたって解明されている。
すべての第1群抗原は1本の重い鎖と1本の軽す鎖よりなる。MHCにおいてコ ードされる重い鎖は、グリコ/ル化されたポIJ 6プチドであり、それは原形 質膜にまたがり、そのC0OH末端部の一部を膜の細胞質側に提示する。
第1群抗原の軽い鎖は、どの対立遺伝子産物と結合していようとも差異はない。
β2−ミクロクロプリンとも呼ばれる軽い鎖は、ヒトの第15染色体によりコー ドされ、従ってその遺伝子はMHCには属しない。
第1群抗原の蛋白質構造、生合成およびゲノム構造は第1群抗原に関するほど詳 細には知られていない。しかし第1群抗原はα鎖およびβ鎖とよばれる2本の不 同で非共有結合的に結合され、膜にまたがるグリコポIJ 6プチドよりなる。
これらのポリはプチドをコードする遺伝子がMHCの9区域の一部であることは 非常に可能性が大きい。ともあれ、DRおよびDC遺伝子座のα鎖とβ鎖が共に MMCにおいてコードされることは決定的に確立された。
第1群抗原は、第1群抗原よりも限定された組織分布を示す。第1群抗原に富む 細胞は抗原を造成する樹状細胞、・マクロファージ、抗体を産生ずるB−淋巴球 および活性化T細胞である。さらに第1群抗原は数種類のタイプの上皮細胞の表 面に出現する。
HLA遺伝子座の多形性 HLA抗原は、補体成分を支配する遺伝子は第1群および第1群抗原をコードす る遺伝子よりも多形性の程度は低いが、それでも大部分の遺伝子座において広範 囲に遺伝的多形性を示す。HLA抗原の多形性は、多数のHLA半数体タイプの 出現によシ細胞集団レベルにも反映されている。それぞれのHLA半数体タイプ は、遺伝子の一定のセットを表わし、そのすべてはメンデルの法則に従って遺伝 する。HLA半数体タイプの多様なことは、実質的にすべてのMBC遺伝子座は 多数の対立遺伝子を表現するという事実からの帰結である。対立遺伝子は類似で はあるが互いに異なり、しかし異なるHLA半数体タイプにおいて同じ位置を占 める。正常な個体は1箇所の遺伝子座において2個の対立遺伝子を発現するのみ である。しかし細胞集団全体ではそのような遺伝子座において多数の対立遺伝子 を発現し得る。現在のところ約25の対立遺伝子がHLA−A遺伝子座において 同定され、B遺伝子座において約同数、C遺伝子座において約10、そしてD遺 伝子座において合計約15が同定された。[W、F、 Bodmer氏編rBr 1t、 Med、 Bull、J第34巻第6頁(1978年)参照〕。組換え DNA法は、DR遺伝子座のただ1種類のα鎖のみが同定されたのに対してDR 遺伝子座に由来するβ鎖は遺伝的に多形性であることを示した。対照的にDC遺 伝子座のα鎖およびβ鎖は共に遺伝的に多形性であるらしい。
新たな対立遺伝子が数多く発見されるので、対立遺伝子の確定的な数は示され得 ない。さらにまた新たな対立遺伝子を定義するために用いられる特別な血清学的 試薬の特異性を検討する面倒をいとわぬ国際的協力が確立されるにつれて最近発 見された対立遺伝子が以前に発見されたものと同一であると判明することもあり 得る。しかしながら、細胞集団中における数多くの対立遺伝子およびそれらの頻 度分布からすれば、同一の遺伝子のセットを共有する遺伝的に関係のない2個体 すなわち同一のHLA半数体タイプt−表わす個体を見出すことは異例である。
1対の対立遺伝子は、ポリgプチド鎖として発現されるに必要なすべての遺伝情 報を包含するデオキシリボ核酸(DNA) (D断切(セグメント)よりなる。
すなわちヌクレオチド配列の異ガる対立遺伝子は、異なるホIJ gプチド鎖を 生成せしめ得る。しかしながら、もしヌクレオチド配列の差異が翻訳のレベルに おいて「サイレント」(無言である場合には、同一のホリ×プチド鎖が異なる対 立遺伝子から由来することもあシ得る。さらにまた対立遺伝子の間のヌクレオチ ド配列の差異は、それがイントロン内またはエクソンの翻訳されない部分内に生 ずる場合には4 IJ スプチド鎖配列に影響しないであろう。従って、DNA のレベルにおいて認められた対立遺伝子が対立遺伝子として出現せず、蛋白質の レベルにおいて同一の遺伝子の産物として出現することもあり得る。ポリgプチ ド鎖多形性のこの限界にもかかわらず、MMCの種々の遺伝子座における多数の 対立遺伝子が、対立遺伝子に由来する蛋白質の血清学的分析により発見された。
現況における組織タイプ分けの示唆 MMC遺伝子座によりコードされる産物を同定する組織タイプ分けは、生物医学 の多くの分野において多大の重1R4f有する。本来MHCにおいてコードされ る蛋白質は移植された組織の拒絶を起す過程に深くかかわっていることが示され た。「移植抗原」という名称はこの知識に根のヲ有する。供与者と被供与者とが MMCについて適合することが、移植片の生存を予察する上に価値のあることが 速やかに理解された。対立遺伝子を適合させるためには、DNAでなく蛋白質を 検査する限りにおいては間接的方法が用いられる。この操作は組織のタイプ分け と呼ばれる。
移植抗原に対する興味は、若干のMHC対立遺伝子とある種の疾患との間に相関 が存在することが認められたときにさらに増大した。すなわちインシュリン依存 性糖尿病は、対立遺伝子Dw3および/またはDw4を有する個体に広1つてい るのに対し、対立遺伝子Dw2 f有する個体はこの疾患に対して耐性であるら しい(第1表参胛)。
従って組織タイプ分けは、個体のレベルにおいである種の疾患にかかる相対的危 険度を予察するために用いられ得る。このことは、例えば各個人にある種の職業 的危険物を避けるように助言する上で重要性を有する。組織タイプ分けは、法医 学においてもその全面的価値はまだ理解されていないが、特に父親認知の訴訟に おいて価値が大きい。最終的に若干の自然的流産と父親および母親のある特定の HLA半数体タイプとの間に相関が存在することが観察されている。
組織タイプ分けの価値ある場合の3例を下記に詳しく記述する。すなわち 1)例えば接値された骨髄、腎臓およびその他の器官の生存可能性は、供与者と 被供与者のHLAタイプに依存する。
2)輸血における血液要素の生存可能性は、供与者と被供与者のHLAタイプに 影響される。
3)ある種の疾患にかかり発病する可能性はHLAタイプに関係がある。
移植 例えば腎臓移植を受ける患者の蛋白質レベルにおけるHLAタイプ分けは、移植 片の生存可能度が供与器官と被供与者のHLAタイプの適合性に依存することを 明らかにした。HLAが同一である兄第姉妹の間の腎臓移植は、HLAが同一で ない兄第姉妹の間の移植よりも移植臓器の生存率が高いことがわかった。最近の 結果は、HLA−Dについての適合が受容された移植片における高率の成功をも たらすことを示唆する。事実、腎臓供与者と被供与者が同一のHLA−DRタイ プを有する場合には、移植腎臓の90係の生存が得られることが見出された。H LA−Dにおける些少な差異でさえも、移植腎臓の拒絶をもたらす免疫応答を引 き起すに足ると考えられる。免疫応答は複合的であり、第■群抗原依存性の機作 においては警報を発しまた細胞分解性の淋巴球および移植された組織に対する抗 体の発達を促進するいわゆるT補助細胞の活性化を包含することを指摘すべきで ある。
輸血 ある種の血液細胞欠乏症における輸血もまた蛋白質しくルにおけるHLAタイプ の適合により影響される。ある種の血小板異常症において、輸血による置換療法 はしばしば血小板の表面において発現されるHLA抗原に対抗する細胞毒性の抗 体の形成をもたらす。この反応は供与者および被供与者の血液のHLA−DRの 適合により防止され得る。
罹病感受性 発病がある特定のHLA抗原に関係している可能性をテストするために多くの疾 患が研究された。罹病している個体群中におけるある抗原の頻度が健康な対照個 体群中における同一のHLA抗原の頻度と比較された。ある特定のHLA抗原と 疾患との連係の程度を、[相対的危険度J (RR)として表わす。相対的危険 度は、ある特定の抗原を有する個体群において、対照個体群の何倍の頻度で疾患 が発生するかを示す。ある特定のHLA抗原に関係することが明らかになった多 くの疾患を下記の表に総括する。この主題について数篇の総説が利用可能である lJImmuno1og]caIReviewJ第70巻第1〜218頁(19 83年)参照〕。
本件特許出願中に提示された結果によれば、これら若干の疾患の進行および発症 はMHC’ii7コードするHLA抗原の1個またはそれ以上の遺伝子の構造お よび発現に関係すると考量され得る。
組織タイプ分けのための現状の方法 組織のタイプ分け、すなわち細胞表面において発現されるある特定のHLA対立 遺伝子の決定は、従来間接的方来する蛋白質が(DNAではなく)検査されるか らである。
これは面倒な操作であり、それぞれの移植抗原に対抗して特異な反応をする抗血 清を用意せねばならない。若干のHTJA遺伝子座において発現される対立遺伝 子の決定には、同型接合のタイプ分は細胞が用いられる。両者の方法ともしばし ば質が不良でまた直ちには得られない試薬5 を要することが容易に理解される 。
第 1 表 HLAと疾患との関係 強直性背椎炎 B27 B、6 89 90.1ライタ一氏症候群 B27 B 、6. 77 35.9急性前部ぶどう膵炎 B27 B、6 47 9.4リ ウマチ性関節炎 Dw4 19.4 48 3.9多発性硬化症 Dw2 25 .8 60 4.3重症筋無力症 B8 23.7 564.1腹 腔 症 D W3 26.3 96 75.0ヘルハス様皮膚炎 Dw3 26.3 B5  13.5慢性自家免疫肝炎 Dw3 26.3 71 6.8シラ力症候群 D w3 26.3 87 19.0特発性アジソン氏病 Dw3 26.3 76 8.8グレ一プス氏病 Dw3 26.3 614.4インシユリン依存性糖尿 病 Dw2 25,8 0 0.0Dw3 26.5 4B 2.5 Dw4 19.4 49 3.9 亜、伸性甲状腺炎 B′l135 1ろ1 72 16.8特発性血色素症 A 3 26.9 73 7.4B14’ 4.5 19 5.O C2欠 乏 症 DW2、特にA25、B18、Dw2半数体タイプと強く連係 [SvejgaardおよびRyder両氏(F、 H,Bach 、 P、、 A、 Good両氏編)rc1injcal工mmunologyJ第173〜 181頁にューヨーク、アカデミツク・プレス社1980年刊)より〕現状にお いては、A、 B、 CXDRおよびDC遺伝子座の対立遺伝子は、対立遺伝子 に由来する蛋白質とそれに特異的に対抗す−る抗体とを反応させることにょシ同 定される。
すなわちある特定の遺伝子座の1個の対立遺伝子蛋白質のみを認識する注意深く 選ばれた抗血清が微量力価検定用プレートのくぼみ孔に入れられる。組織タイプ 分けすべき個体の細胞を6孔に加える。保温期間の後に補体全加える。細胞と反 応した抗体は補体を固定し、細胞は分解される。どの抗血清が細胞分解を誘発し たがを点検して組織タイプ分けがなされる。しかしながら、まだ発見されない対 立遺伝子に由来するポリペプチドは勿論のことながら検出を免かれる。
HLA−D遺伝子座の対立遺伝子はまた「混合淋巴球反応」と呼ばれる操作によ り同定されつつある。その方法においては、同型接合のタイプ分は細胞がタイプ 分けすべき細胞と混合され、共に培養される。第1群抗原がタイプ分けすべき細 胞と同型接合細胞との間で異なる場合には増殖が起るであろう。この方法および 前に言及した方法の詳細は、C,W、 Parker氏編rchjn、工mmu no1.J第1巻第67〜89頁(W、 B、サランダース社1980年刊)に すぐれた記述がある。
現在用いられている組織タイプ分けの方法の短所は下記の通りである。すなわち 1)方法は間接的である。
2)疑問の余地のないタイプ分けの結果をもたらす血清学的試薬は容易に手に入 らず、また標準化が困難である。
3)抗血清およびタイプ分は細胞は、長期間貯蔵すれば有効性が低下する。
4)多くの試薬は、1個の対立遺伝子のみを同定するほど充分な選択性を有しな い。
5)未だ同定されていない対立遺伝子は検出されないままに終る。すなわちもし 異型接合の個体がそれに対抗する試薬のないHLA抗原を発現するならば、その 遺伝子座における同型接合と異型接合とを判別することは不可能であろう。
6)現在の方法は退屈でまた面倒である。
従って、本発明の目的は従来の方法よりも明確な判別をもたらし、また限界にと られれないヒトのMMCの多形性の判定のための簡単化された方法を提供するこ とである。
さらにまた本発明の目的は、MMC特異性のヌクレオチド配列を決定し、また高 度の特異性および再現性を有し、しかも低コストで多量に生産され得る探査体( プローブ)を提供することである。
本発明 本発明は、組織のタイプ分けのためのヒトのMMC対立遺伝子、好適にはHLA −D組織タイプの多形性を判定するための新規な方法を提供する。その方法は、 MHCにおける塩基配列と交雑し得るプローブが異なる個体からのDNAの制限 酵素切断位置地図に用いられること、および最初の個体に由来しまたプローブと 交雑するDNA断片のサイズの分布が第2の個体からの対応する断片の分布また は多形性の特定の を反映する対応する分布と比較されることを特徴とする。比 較が行われたのは、a)上記の第1の個体に移植または輸血の目的で組織を供与 する上記の第2の個体の遺伝的適合を判定するため、b)第1の個体がMHC中 の1個またはそれ以上の対立遺伝子と関係のある疾患にかかる相対的危険を測定 するため、c)第1の個体の生物学的父親認知または母親認知のため、またはd )第1および第2の個体が1個またはそれ以上のMMC対立遺伝子について同一 の多形性を示すか否かの判定すなわち法医学における利用のためである。特定的 には、そ(13) の比較は特異的に交雑する断片の存否をしらべるものである。
好適な範囲においては、本発明の方法はHLA−D組織タイプをコードするかま たは関係のある遺伝子の構造を分析することに基礎を置き、またプローブはHL A−D (第n群)抗原をコードするmRNAと相補的なcDNA、第1群抗原 をコードするかまたはコードしない配列を含む実際の遺伝子(または遺伝子複合 体)を表わすゲノムDNA 、およびそれらの断片から選ばれることを特徴とす る。この範囲において、1個体からのDNA断片の分布が、たとえば上記のa) およびb)に言及したところにより比較される。
これに対応して、本発明により好適なプ・ローブはそれがHLA−D (第n群 )抗原をコードするmRNAと相補性のCDNA %第■群および第1群抗原を コードするかまたはコードしない配列を含む実際の遺伝子(または遺伝子複合体 )を表わすゲノムDNA 、およびそれらの断片から選ばれることを特徴とする 。その他の本発明の範囲は、請求の範囲第1項〜第19項中に特徴づけられる。
DNAの単離 MMC多形性に関して検査されるべきDNAの単離は、すでによく確立された方 法[N、 Bljnおよびり、 W、 5tafford両氏rNuc1eic  Ac1d Re5earchJ第5earchJ〜230B頁(1976年) 〕により達成される。好適には、DNAは血液細胞やその他の有核細胞から単離 される。
制限エンドヌクレアーゼによるDNAの断片化DNAの制限酵素切断位置地図の 作成はそれ自体既知であり、1)ヒ) DNAの制限酵素による分解、2)得ら れた断片のサイズによる分画化、および3)特定のDNA断片を核酸ブロー、ブ と交雑させて検出するという諸段階よりなる。
単離されたDNAは、1種類またはそれv上のDNA特異性制限エンドヌクレア ーゼを用いて断片化される。2種類またはそれ以上の制限エンドヌクレアーゼを 同一のDNA標品の別々の一定量に対して用いることができる。また2種または それ以上の制限エンドヌクレアーゼをDNAの同一の一定量の分解のために順次 または同時に用いることができる。それぞれの酵素は、完全な分解を達成するた めに各々特別な条件を必要とする。従って分解のための特定の条件は用いられる 酵素により異なる。しかしながう制限エンドヌクレアーゼの使用の一般的原理に ついては数篇の総説に総括されている[R,J、 Roberts氏rNuc1 . Ac1d Res、J総説第117頁(1982年)参照〕。
DNAの制限エンドヌクレアーゼによる分解は常にpH4〜9の範囲に調整され た緩衝水溶液中において行われ、すべてではないがほとんどの場合分解の温度は 15°〜65℃の範囲である 多種類の制限エンドヌクレアーゼは商業的に入手できる。本発明の操作に適する 制限エンドヌクレアーゼには、2つのグループが認められる。すなわち1)塩基 4個の特定のDNA配列を認識する制限エンドヌクレアーゼ、および2)塩基6 個の特定のDNA配列を認識する制限エンドヌクレアーゼである。
制限エンドヌクレアーゼのそれぞれのグループは各々異なる塩基配列を認識する 数種類の酵素よりなる。第1グループの制限エンドヌクレアーゼは平均的に第2 グループの酵素よりも多くのDNA断片を生成する。しかしながらそれぞれの酵 素による特定の塩基配列の認識は、ある酵素により生成されるDNA断片の数は 別の酵素による断片の数と異なることを意味する。ある個体のMHC区域内にま たがる特定の対立遺伝子を確立するために使用に適する制限エンドヌクレアーゼ は、Eco RT、Pvu n、BamHl、 Bgl II、 Pst I等 である。将来新規な制限エンドヌクレアーゼが発見されるであろうから、適当な 酵素のリストは拡大するにちがいない。
DNA断片の分離 制限エンドヌクレアーゼによる分解は、分子量従ってサイズの異彦るDNA断片 を生成する。酵素により生成されるDNA断片の分子量は、DNA断片中の塩基 、燐酸基および炭水化物部分のそれぞれの数と実質上完全に相関する。fftl J 限エンドヌクレアーゼにより生成されるDNA断片のサイズ分画化は、上記 の各成分の数を有利に用いる分画操作よりなる。制限エンドヌクレアーゼ分解に より生成されるDNA断片を分離するための目下好適とされる方法は、アガロー スまたは、41Jアクリルアミドのいずれかを支持体とする電気泳動である。し かしながらゲルクロマトグラフィー、親和性分離法等の操作によってもDN人断 片の分画化を達成し得る。
交雑の後可視化された制限断片の電気泳動的挙動により、それら断片の分子量、 従ってそれらが含有する塩基の数の決定が可能となる。良好に決定されたDNA 断片の標準試料を、検査されるべき試料と平行に泳動せしめれば、制限断片の分 子量決定の正確度が商才るのは当然でプローブは制限エンドヌクレアーゼ分解に よりヒトのMHCに由来するDNA断片と交雑すべきものである。プローブの塩 基配列またはその配列の一部分は、MHCの塩基配列と相補的でなくてはならな い。そのような配列は、必ずしもポリはプチド鎖をコードしないが、もしコード する場合にはプローブは一層良好に決定される。しかしながらプローブの主要な 必要条件は、それがMBCの塩基配列、好適には多形性り遺伝子座の1個の対立 遺伝子の一部分と全面的または部分的に相補性を有することである。プローブは RNA型またはDNA型の核酸よりなる。
DNAはRNAよシも安定であるから、DNAプローブはRNAプローブよシも 好適である。
多形性MHO遺伝子座のすべてのまたは若干の対立遺伝子と交雑するプローブの 一つの型は、当初に14 mRNA分子と相補的なcDNAより調製される。m RNAは、第1群および第1群抗原の構成分、t917 ハプチド鎖のようにM MC遺伝子座の1個の対立遺伝子に由来するポリハプチド鎖の充分な景を発現す る細胞から集積されるのが常である。所望のmRNAの集積は既述(S、 Kv iat氏その他rce11j第29巻第61〜69頁(1982年)〕の通りに 実施される。
単離されたmRNA画分は、多くのタイプのmRNA分子よりなる。すべてのm RNA分子種は2重鎖のcDNAを生成する逆転写のためのテンプレートとして 用いられる。2重鎖のcDNA分子は線状化されたプラスミドに別々に連結され 、そしてそれは後に大腸菌の株を形質転換させるために用いられる。形質転換さ れた大腸菌はクローニングされ、MHCの多形性対立遺伝子に対応するcDNA 挿入部を含むプラスミドの複製を支持するものが選出される。その操作はよく知 られており、米国特許第4237224号明細書中に概説されている。上記の手 法はしばしば対応する蛋白質の一部のみに対応するCDNAを生成する。
プローブの調製には、例えば短い塩基配列を含むプローブのための合成的経路の ような他の経路もある。−変調製された上は、cDNAクローンまたはそのクロ ーンの一部分に対応する合成的DNA断片は、そのようなコードするDNAの部 分により側面を守られたゲノムDNAの単離に使用され得る。すなわちコードす る配列とフードしない配列の両者を含む適切な染色体DNAを精製することが可 能であり、そしてそれは米国特許第4237224号明細書により多量に生産さ れ、全面的または部分的にプローブとして使用され得る。
HLA−A、−Bおよび−C遺伝子座の対立遺伝子においてコードされるポリg プチド鎖は、著しい配列の類似性を示す。対応する類似性は今や塩基配列レベル においても存在することが見出された。それゆえ数箇所の遺伝子座例えばHLA −A、 −B、および−C遺伝子座の対立遺伝子と交雑するプローブも調製され 得る。そのようなプローブは、HLA−A、 −Bおよび−Cの対立遺伝子に由 来するDNA断片を検出すると共に、プローブと充分な塩基配列の類似性を共有 する他の遺伝子座の対立遺伝子に由来する断片を検出するのにも用いられ得る。
第1群抗原の遺伝子座の対立遺伝子に関しては、α鎖およびβ鎖の対立遺伝子を 認識するプローブが第1群抗原の多形性を確立するために用いられねばならない 。そのようなプローブが得られ、それらは第1群抗原の遺伝子座の対立遺伝子と 交雑しない。
ある特定の対立遺伝子に特有の配列に由来するプローブは、その特定の対立遺伝 子に由来するDNA断片のみを検出するために使用され得る。第1群および第1 群抗原遺伝子について得られる配列情報は、対立遺伝子特異性のプローブは短く なければならないことを示している。
従ってそのようなプローブの大多数は標準的手法を用いる自動化されたヌクレオ チド合成により甚た容易に調製される[Caruthers氏その他rGene tic EngineerjngJ第6巻第1〜17頁(=ニーー17り、−? レナム・プレス社1982年刊行)参照〕。1ケ所の遺伝子座の1個または数個 の対立遺伝子に特有のプローブを用いれば、所与のDNA試料中にどの対立遺伝 子が存在するかの決定が簡単化される。しかしながら多くの場合に同様な情報は 、もL適当な制限エンドヌクレアーゼが分解のために選ばれ上記に概括したよう に、対立遺伝子に特異的なプローブは短いものでなければならない。しかしなが られずか数個の塩基よりなるプローブは、MHCによってつながれていないDN A配列とも交雑し得る。従って100〜1500個の塩基よりなるプローブが最 も特異的な結果をもたらす。事実この範囲のサイズの2種類のプローブで第■群 抗原に対応するものは、15種類以上の抗血清を用いて笑施せねばならない血清 学的分析よりも多くの情報を含む交雑のパターンをもたらす。さらに配置地図作 成技法により発見された対立遺伝子の産物の若干に対抗する抗血清は入手できな い。
使用されるべきプローブは好適には、それ自体既知の方法により分析的に指示可 能な化合物または基により標識される。そのような化合物の例は、酵素的に活性 な物質、酵素の基質、補助因子、補酵素、ならびに螢光性、発光性または放射性 の化合物である。それ自体において指示可能性ではないが分析的に指示可能性の 化合物と反応する特性を有する物質の例は、標識骨IgG Ic結合する特性を 有する蛋白質A(およびての逆も真である)、標識付アビジンに結合する特性を 有するビオチン(およびその逆も真である)、チオールを含み分析的に指示可能 性の化合物に結合しまたそれと反応する特性を有する活性化されたチオール化合 物(およびその逆も真である)、および標識付抗体に結合する特性を有する不完 全抗原および抗原(およびその逆も真である)である。
交 雑 交雑とは、1重鎖DNA断片の塩基と1重鎖DNAプローブの相補的塩基との間 の水素結合の形成と定義される。
交雑の結果は、交雑するDNA断片およびDNAプローブよりなる2重鎖DNA の形成である。ここに定義される交雑がDNA断片とプローブの間の完全な相補 性を必要とはしないが相補性がプローブをDNA断片に選択的に結合せしめるに 足ることを必要とすることは明白である。
プローブを制限エンドヌクレアーゼ断片と交雑するためには、多くの場合1)1 種類またはそれ以上のプローブ、2)ホルムアミド、および3)01〜1,5モ ル濃度の塩化ナトリウムを含有する水溶液が用いられる。
さらにその溶液はフィコール、ポリビニルピロリドン、牛血清アルブミンおよび /または変性された非相同のどのタイプの変性DNAにも結合する紙上の結合部 位がプローブと非特異的に粘着するのを避けるために用いられる。予備交雑が用 いられる場合には、プローブに接触させるべきシートはプローブとの交雑に先立 って非相同の(21) 変性されたDNAで処理される。交雑溶液はpH5〜9に調整され、交雑は18 〜65℃で3〜48時間実施される。プローブと交雑するDNA断片のサイズは 、下記のような各種要因に依存する。すなわち 1、DNA断片の生成に用いられる制限エンドヌクレアーゼ。所与のDNA試料 および所与のプローブについて、交雑するDNA断片のパターンは用いられる制 限エンドヌクレアーゼの特異性により異なる。これは当然のことに特定の配列に 対する酵素の特異性による。種類の異なる制限酵素は、しばしば単一の対立遺伝 子からサイズの異なる断片を生成する。
2、 分析されるべき試料中のMHCの特定の対立遺伝子。
所与のプローブおよび所与の酵素を用いて、多形性MMC遺伝子座の異なる対立 遺伝子はプローブと交雑するサイズの異なる断片を表わす。別途の場合には、若 干の対立遺伝子はプローブとのヌクレオチド配列の同一性により強い交雑を示す のに対して他の若干の対立遺伝子はプローブと交雑するには不充分な程度の配列 の類似しか有しないこともある。
5 使用されるプローブ。所与のDNA試料および所与の1種類またはそれ以上 の制限エンドヌクレアーゼについて、プローブと交雑する断片は、同一のcDN Aまたはゲ゛ツムの断片に由来するがヌクレオチド配列の異なる2種類のプロー ブが同一の制限断片中に存在する配列と交雑し女いことがある通り、用いられる プローブに依存する。
本発明の有用性は、3つの重要な応用分野よりの5つの実施例を示すことにより 、下記において論議されるであろう。これらの実施例は、何等本発明の限定をな すものではなく、平均的専門家はここに示されないその他の応用分野を容易に理 解するであろう。
実施例 すべての実施例は下記よりなる共通の技術を用いる。
すなわち 1)ゲ“ツムDNAの抽出および単離 2)単離されたDNAの制限酵素による分解3)制限断片のサイズによる分離 4)分離されたすべてのDNA断片を、MMC遺伝子座のコピーまたはゲノムD NAに由来する少なくとも1種類の標識付プローブと交雑させること 5)プローブと交雑したDNA断片の同定6)記録された交雑パターンを他の1 個体またはそれ以上の個体の/ξグーンと比較すること ここに記述される実施例に適切な実験的操作手順は下記に概説される。
血液細胞 血液(20m)は、予め血清学的方法によg HLA−tlR抗原に組織タイプ 分けされた個体から採取された。
ゲノムDNAの調製 典型的な調製物において、白血球が血液20Tnlから遠心分離された。細胞は 001モル濃度のNaC1および9001モルのEDTAを含有する0、05モ ルのトリス−HC1緩衝液(pH7,5)40−中に懸濁された。ドデシル硫酸 ナトリウム(水05−中に0.1 ft )およびプロティナーゼK(メルク社 製)(水0.4d中4 my )が加えられた。試料は37℃において振盪しつ つ16時間保温され、しかる後1ミリモルのEDTAを含有する20ミリモルの トリス−HCt緩衝液(pH7,5)で飽和されたフェノール(40mlりを用 いて抽出された。遠心分離による相の分離後に上相は水飽和フェノール/クロロ ホルム/イソアミルアルコール(容量比25:24M)混合液40−を用いて抽 出された。生成した上相は最後に水飽和クロロホルム/イソアミルアルコール( 容量比24:1)20−を用いて抽出された。
上相はEDTA 1ミリモルを含有する10ミリモルのトリス−HC7緩衝液( pH7,5)2tずつに対して3回4℃において合計24時間透析された。九量 の3モル酢酸ナトリウム緩衝液(pH6,0)および2.5倍量の冷エタノール が透析物に加えられた。DNAは250dのガラス管中で一20℃において12 時間沈澱せしめられ、しかる後4℃において6,0OOXりで30分間の遠心分 離により沈降せしめられた。
DNA沈澱物はEDTA1ミリモルを含有する10ミリモルのトリス−HC1緩 衝液(pH7,5)に溶解された。臭化エチジウム(最終濃度800μ2/−) およびC5Ct(最終密度1.397)が加えられた。溶液(全量30−)はソ ーパル社製Ti865型ローター中において毎分41,000回転で20℃にお いて40時間遠心分離された。染色体DNAはしかる後紫外線下で回収されED TA 1 ミUモルを含有する10ミリモルのトリス−HC1緩衝液(pH7, 5)2tずつを4回とりかえて透析された。しかる後試料は上記の通りにエタノ ールおよび酢酸す) IJウムを用いて沈澱せしめられた。沈澱物は氷冷水中7 0%(v/v )のエタノールで洗浄され、次に真空中で軽度に乾燥され、最後 にKDTA 1ミリモルを含有する10ミリモルのトリス−HCL緩衝液(pH 7,5) 500μtに注意深く懸濁された。
制限酵素分解 DNAの試料(10μfずつ)は別々にBam Hl、 Pvu II、Eco  R1およびBgtnのような制限酵素(−ニー・イングランド・/2イオラブ ズ社製品)10単位を用い2時間37℃において分解された。分解は65℃に2 分間熱することにより止められた。
電気泳動 分解された試料からのDNA断片は、0.045モル濃度のトリス−酢酸塩緩衝 液中0.7%(w/v )アガロースゲル(pH8,3)、50V 12時間の 電気泳動により分離された。
電気泳動は室温でアイスパーグM100A型装置により実施された。DNA % 片は、しかる後5outhern氏の記述による方法[rJ、 Mo1. Bj ol、J第98巻第508頁(1975年)〕ニヨリニトロセルロースフィルタ ー(シュライヘル・アンド、シュル社製B、A 85号)上へ移された。しかる 後フィルターは真空中80℃で2時間乾燥された。
ヒトの第■群移植抗原に対応するプローブの単離HLA−DRおよびHLA−D Cのそれぞれのβ鎖に対応するcDNAクローンの翻訳済みおよび3′−未翻訳 プローブは別別にアガロースゲル電気泳動によシ単離された。HLA−DRおよ びT(LA−DCのそれぞれのα鎖の翻訳済み部分に対応するプローブは、同じ 方法により精製された。第1図は各種の異なるプローブおよびそれら−が由来す る元のcDNAクローンを模式図的に示す。
プローブの放射能標識 使用されるプローブは、いわゆるニック翻訳法[Rigby氏その他「J、 M ol lHo1.J第113巻第237〜251頁(1977年)〕によりαC 52p]ATpで放射能標識された。プローブの比放射能は約3×107Cpψ りDNAであった。使用の直前に、容量1−中のプローブは0.2モル濃度のN a0HO5−を加え、10分間室温において変性され、しかる後1.5 モ#濃 度の燐酸ナトリウム液(pH7,5) 0.625mlを加えて中和され、氷上 に置かれた。
ニトロセルロースフィルター上における交雑ニトロセルロースフィルターは、ホ ルムアミI’(50%容量)、硫酸デキストラン(19/rnl)、0.9モル 濃度1(act%0045モル濃度燐酸ナトリウム緩衝剤(pH7,5)、00 02モル濃度EDTA、牛血清アルブミン(1Mg/d)、フィコール(1■/ d)、ポリビニルピロリドン(1m9/−)、005モル濃度へ×ス、ドデシル 硫酸す) IJウム(−1Q/me )および−重鎖の超音波処理した鮭精子D NA (80μy/ml)を含有する液中で42℃3時間予備交雑された。しか る後、予備交雑液は牛血清アルブミン、フィコールおよびJ IJビニルピロリ ドンの量がAに減らされた以外は予備交雑液と同じ組成で、10rId!、中に 変性された放射能標識付ゾローブ(U5X106 cpm)を含有する交雑液と 交換された。さらにまたヘズス濃度も予備交雑液中の半分に減らされた。
プローブの交雑は42℃において24時間実施された。
しかる後フィルターは下記の通りの操作手順により洗浄された。すなわち 1 ) IJaCL 0.36モル、燐酸ナトリウム0.018七k (pH7 ,5)、EDTA O,001モル、ドデシル硫酸ナトリウム111g/−を含 有する溶液で室温において2回 2) NaC40,036モル、燐酸ナトリウム0.0018モル(pH75) 、EDTA O,0001モル、ドデシル硫酸ナトリウム11I9/−を含有す る溶液で15分間55℃において2回3)最終的にNaCtO,OS 6モル、 燐酸ナトリウム0.()[11Bモル(pH7,5)、T2DTA 0.001 モルを含有する溶液で室温において1回 オートラジオグラフィー ニトロセルロースフィルターは乾燥され、X線カセット中にコダック社製MAR −5号フィルムおよびデュポン社製クロネツクスライドニングープラススクリー ント共ニー70℃で3日間置かれた。しかる後フィルムはアグファ/ゲ゛・ぐル ト社製自動現像装置により現像された。
実施例 1 血清学的組織タイプ分は法は、比較対照となる細胞の入手可能性に依存する。そ のような細胞は、通常1ケ所またはそれ以上の多形性MMC遺伝子座において同 型接合である。本発明の方法が従来の方法に優ることを明示するために、同型接 合のタイプ分は細胞のDNAを上述の操作に付した。用いられた細胞は、DR遺 伝子座において同型接合であり、それぞれ1.2.3.4.5.6.7および8 の特異性を有する第1群抗原を表わした。DC遺伝子座の第1群抗原に関する血 清学的タイプ分はデータは得られていなかった。
多くの場合第■群抗原のタイプ分けに用いられる抗血清が第1群抗原の鎖の両方 または一方に対抗する抗体を含むか否かは明らかでない。しかしDRおよびDC のα鎖およびβ鎖のcDNA挿入体が単離されたので、それらはすべて交雑にお けるプローブとして用いられた。
DRのα鎖のcDNAば、制限エンドヌクレアーゼEco R1またはPst  Iが分解に用いられた場合には、DNAがどのタイプ分は細胞から単離されたか にかかわらず、同一サイズの単一なバンドと交雑した。しかし分解が酵素BgA  nを用いて行われた場合にはDRタイプ1.3および6を検査したときにDR のα鎖のプローブと交雑する特徴のある断片が得られた。その他すべてのDRタ イプについては、単一の交雑する断片はサイズにおいて同一であった(第2図の P列〜X列参照)。
酵素Bam HlまたはPvu Uのいずれかにより分解された同一のDNA標 品を用いてDCα鎖プローブとの交雑が実施された。第2図は異なるDR特異性 を表わす8種類の細胞タイプがすべて独得な交雑パターンを生ずることを示す。
血清学的分析は現在のところ4種類のDC抗原を表わしたのみであるから、ここ に示した分析は改善された分解能を提供すると結論され得る。さらに新規なりC α鎖対立遺伝子の発見は明白である。
DR同型接合細胞よりのDNAが制限エンドヌクレアーゼPvu IIで分解さ れ、サイズ分離の後DNA断片はDRおよびDCのβ鎖プローブとそれぞれ交雑 せしめられた。第3図は、その結果を示す。交雑パターンが、用いられたプロー ブおよび細胞について独得であったことは明白である。
従って本発明は、DRおよびDCのβ鎖対立遺伝子を同定する手段を提供し、本 発明の方法はさらに多くのβ鎖対立遺伝子を解像明示する。
第3図のデータは、DpiおよびDCのβ鎖対立遺伝子が用いられたcDNAプ ローブと交雑する多種類の断片を生ずることを示す。プローブ中の交雑する隣接 の配列部分は、イントロン配列により2回またはそれ以上中断されている対立遺 伝子のゲノム的配列に対応するから、このことは期待された結果である。このよ うなイントロンは、制限酵素切断部位を含むが用いられたプローブとは交雑しな い。しかしプローブと交雑する単一の試料中の多種類のDNA断片についての観 察は、プローブが1個以上の遺伝子のDNA断片と反応することを示す。第3図 のデータはDRおよびDCのβ鎖配列が用いられた条件下でごく僅力・ながら交 差的に交雑することを明らかに示すけれども、そのデータは解明を要する。この 目的のために、第3図の実験は反復され、cDNAの翻訳済み区域および3′未 翻訳区域にそれぞれ対応するDRおよびDCのβ鎖プローブを用いた比較分析が 用いられた(第1図参照)。DNA試料は、電気泳動および交雑に先豆ちBam Mlで分解された。
第4図は2種類のDRβ鎖プローブを用いて得られた結果を示す。この制限酵素 を用いた場合にも未翻訳のプo −ブが、翻訳済みプローブが生じさせたような それぞれのDRタイプに対する独得の交雑パターンを生じさせないことは明白で ある。しかし制限酵素Pvu IIを用いてDNA試料が分解された場合にはプ ローブ中の3′未翻訳のDRβ鎖により生ずる配置図は、DR特異性の異なるそ れぞれの細胞のタイプについて独得である(第5図)。しかしこのプローブと交 雑する制限断片の数は、I)Rβ鎖翻翻訳済プローブと交雑する断片数より少な い(第5図参照)。
第6図は、酵素BamH1で分解され、DCのβ鎖の翻訳済区域および3′未翻 訳区域のそれぞれに対応するプローブと交雑した同型接合のタイプ分は細胞から のDNAの制限パターンを示す。翻訳済区域のプローブが各々の細胞タイプにつ いて独得の制限酵素切断配置図を呈するのに対して3′未翻訳区域のプローブは 大部分の場合単一の断片とのみ交雑し、8種類の細胞タイプ中の5種類について は対立遺伝子を判別し得ながった(第6図のJ列〜N列参照)。額面通りに受け 取れば、これらのデータはヒトの半数体ゲノムが単一のDCβ鎖遺伝子を含むこ とを示唆する。
第2〜6図に示されたデータは、各種のプローブおよび制限酵素を用いることに より、組織タイプ分けは本発明の方法に従って実施され得ることを明示している 。本方法はDC遺伝子座に関するデータが例示するように、新規な第1群抗原( HLA−D)対立遺伝子の検出を可能ならしめるのみでなく、またα鎖およびβ 鎖の対立遺伝子を判別に分析する手段を提供し、それは従来がって血清学的手法 によっては達成し得ながったものである。
実施例 2 本発明の方法の解像分離能を検討するために、DNAが血清学的タイプ分けでそ れぞれDR7/7 (1個体)、DR2/7 (゛2個体)およびDR2/2  (1個)を発現するとタイプ分けされた4個体から単離された。被検者4個体は すべて遺伝的なつながりはなかった。それぞれからの試料は別々に酵素Pvu  ([およびBam Hl で分解され、DRおよびDCのβ鎖のCDNAクロー ンの翻訳済プローブを用いて制限酵素切断位置地図が確立された。結果は第7図 に総括されている。予期の通りに、DRβ鎖のプローブは用いられた酵素の種類 にかかわりなく2種類の同型接合の試料について特別な・ξターンをもたらした 。しかしながら、同型接合の2個体の合併した制限酵素切断位置地図は異型接合 の個体について記録された位置地図と同一であった。同様にDCβ鎖プローブは 、DR同型接合の個体について独得の位置地図を提供した。しかしながら、異型 接合の2個体についての位置地図は類似ではなく、そのうちの1個体についての み同型接合の個体の合併した位置地図と対応している。DRおよびDC遺伝子座 は、第6染色体上に互に近接して位置する。
この密接な連鎖関係により、所与のDR対立遺伝子はしばしば所与のDC対立遺 伝子と共に存在すると予期される。
しかしながら第7図に示されたデータは、この密接な連鎖関係にもかかわらず、 本発明の方法がDRおよびDC遺伝子座をそれぞれ独立に分析し得ることを明示 している。
実施例 3 HLA−DR表現型を評定するための血清学的分析も「混合淋巴球培養法]も共 に多大の熟練を要する。またそのような分析の再現性は容認し得ないほど近い。
本発明の方法の再現性を検討するために、DNAが2組の単一接合体性(−卵性 )双生児から単離された。それぞれの試料は別々に扱われ、酵素分解の後に制限 切断位置地図作成に向けられた。第8図は、得られた制限切断位置地図がそれぞ れの組の双生児について同一であったことを示す。
すなわち制限酵素分解も、用いられたプローブもそれぞれの組の双生児に人工的 な差異を生せしめることはなかった。本発明の方法は明らかに再現性が高い。
実施例 4 52p標識付のDCβ鎖cDNAプローブ(以前よ、j:l pDR−β−1と 呼ばれる) (Wiman氏その他rProc、NatlAcad 、Scj  、USAJ第79巻第1703〜1707頁(1982年)参服〕が合計92個 体から単離されたDNAの制限エンドヌクレアーゼ分解の研究に用いられた。ラ ムダ・ファージのDNA断片が分子サイズの指示体として用いられた。
ヒトのDNAは制限酵素Eco R+で分解され、生成した断片はゲル電気泳動 により分離され、サウザーン氏法による交雑に付された。
Eco R1分解は、少なくとも8種類の異なる断片を生成。
した。すなわちkb(キロベース)単位によるおよそのサイズが、20.13. 11.9.6.4.35および2,2であった。
6kbの断片は92個体全部に存在した。11kbの断片は、完全にすべてでは 々いがほとんどすべてに存在した。
その他の断片は可変的に出現した。9kbおよび2.2kbの断片は対になって 出現した。すなわち両方共に出現かまたは不存在かのいずれかであった。
92の個体はプローブと交雑するDNA断片について17種類の異なる切断位置 図を示したが総個体数の20%を包括する地図はなかった。器官移植または輸血 の供与者は、そのような処置を要する側の個体と同じ地図を示すグループ中から 探しめられる。
この研究において92個体中の45個体は健康な対照であり、31個体はインシ ュリン依存性糖尿病(よりDM )患者であり、16個体は非インシユリン依存 性糖尿病(NIDDM)患者と診断された。9 kb/2.2 kbの同胞断片 の分離を下記に示す。
健康な対照 よりDM NよりDM 断片を有する個体数 22 3 8 断片を有しない個体数 23 28 8IDDM患者の分析は二重の分析により 確認された。
この観察の意義は、IDDM患者妃は2.2/9kb同胞断片の欠落が一般の個 体群よりも高い頻度で生ずることである。可能な説明はよりDM患者ではHLA −DCβ鎖をコードする対立遺伝子中にEco R1による切断部位が欠けてい るということである。用られたプローブはDCβ鎖であυDRβ鎖ではな−こと に注目する必要がある。1または2個所の制限酵素切断部位の欠落が、遺伝子に ょクコードされる生成分子に影響を及ぼすことがあり得る。
■DDM患者に2.279 kb同胞断片の頻度が低いという観察はまた、より DM患者LD1DD%近くがHLA−DR3、HLA−DR4あるいはHLA− DR3/4を発現するという観点からすれば劇的である。これらの対立遺伝子は 健康な個体群中の60−以下にしか存在しない。
他の研究において発明者はDNAがそれぞれ予めBamHlおよびPst Iに より分解された場合にプローブと交雑する制限断片を検査した。比較のためにE coRIにより分解されたDNAも検査した。個体群は関係のない54個体で健 康人25、そしてよりDM患者29であった。対象は交雑する断片の個体群中に おける頻度を想定するためにすべて無作為に選んだ。どの個体も予めHLA−D Rについてタイプ分けされていなかった。
健康な個体に比べてIDDM恵者は交雑する2、2および9゜kbのRcoRI 断片の予期された通りに低い頻度を示した(p<0.01、上記参照)。またD Cβ鎖プローブと交雑する3、2kbおよび3.7kbの2個のBamHI断片 はよりDM患者のDNA試料中では健康人に比べて低い頻度であった(pc<0 .00.1、第2表参照)。58kbのBamHI断片(pc < 0.05  )オヨびPst I K ヨル4.9 kb オヨび6.0kb(7)断片(1 )c< o、o 5 )はよりDM患者において増大した頻度を示した。
2群の間の制限酵素切断位置地図の差異は、IDDM患者においてHLA−DR 3および/またはDR4対立遺伝子が優勢であることにより説明され得る。しか し用いられたプローブはDCβ鎖のeDNAであり・、HLA−DRおよび−D C遺伝子座の間の正確な連鎖関係はまだ知られていないので、データについて疑 問の余地のない説明はまだ与えられない。
それにもかかわらず、よりDM患者のDNAにおいてBamHlによる3、7k b断片の頻度が低下していることはよりDMと)(LA−DR2との間に確立さ れた負の連結に依存するとは考えられない(第1表参照)。それはHLA−DR 2同型接合のタイプ分は細胞のDNAはとのBarn Hl断片を表わさないか らである(第6図のB列参照)。3.7kb断片の正確な超厚を確定するために はさらに多くの分析を要する(下記参照)。しかし3.7 kbのBam HI 断片はIDDM患者の鳳を検査したときにはまれにしか観察されないのに対して 、同じ断片は健康人がHLA−DR4を発現している場合にもDNA中に一層高 い頻度(30〜40%)で現われることは多少とも充足を与える。
無作為に選ばれたIDDM患者と健康人か・のDNAは、Pstlによる1 8  kbの断片の頻度について差異はない。■DDM患者と健康人とのDNA中に おけるこの断片の頻度の差は、同一のHT、A、−DR表現型を表わす個体の間 で比較が行われた場合に妥当であるらしく思われる。
実施例 5 HLA−DRについて同一であるか1fcは無作為に選ばれた健康人および糖尿 病患者からのDNAが制限エンドヌクレアーゼにより分解されたときに生成する サイズの異なる断片とHLA−DCβ鎖のcDNAプローブとが交雑するか否か がテストされた。血清学的にHLA−DR4および/またはV4とタイプ分けさ れた個体のうちで、インシュリン依存性糖尿病(よりDM )患者はPst I による18kbのDNA断片の増大した頻度を示した。Bam HIによるろ、 7kbのDNA断片は、健康人では頻度が高いが(30〜40%)、■DDM患 者のDNA中にはまれにしか検出されなかった(0〜2%)。
スエーデンのリンケピング大学小児科において年令18才以下で診断され、HL A−DR3/−(5人)、DR4/−(8人)、またはDRろ/4(9人)を発 現しているよりDM患者22人からDNAが単離された。HLA−DR33/3  tたは3/−(5人)、HLA−DR4/4または4/−(7人)、あるいは HLA−DR3/4 (15人)を発現しているよりDM患者25人とHT、A −DR3(4人)、HLA−DR4(9人)あるいはHLA−DR3/4 (1 3人)を発現している健康対照人からの追加のDNA試料が凍結保存し予めDR タイプ分けされた淋巴球から単離された。
第 2 表 無作為に選ばれたよりDM患者および対照における制限断片の分布 EcoRI よりDM(29個体) 対照(25個体) p値2.2 3 (1 0%) 12(48%) 0.002(!3.5 23(79%) 16(64 %) NS4.0 26(79%) 20(80%) NS9.0 3(10% ) 12(48%) 0.002゜1g−o 21(73%) 15(60%) NS20.0 25(86%) 14(56%) o、oiaBamHl *  よりDM(29イ琳) 対照(25イl1B)3.2 3(10%) 15(6 0%) o、oool(13,70(0%) 10(40%) 0.0001d 5.8 25(79%) 10(40%) 0.004b6.2 ’3(10% ) 10(40%) o、olaPet l” よりDM(27個体) 対照( 25個体) p 値4.0 7 (26%) 3(12%) NS4.9 21  (78%) 9(36%) [1,003b5.1 10(57%) 1B( 72%) 0.01a5.4 4(15%) 12(4Q) 0.01a6.0  26(96%) 16(64%) 0.004b/1.3 18 (67%)  7(28%) 0.006b18.0 23 (85%) 18(72%)  NSよりDMと対照との間の差(フィッシャー比法により断片数に対して補正し た正確な検定値) apc>0.05、 pc<0.05、Cpc<0.01、 dI’c<0.001NSは有意差なしの意味 傘BamHI配列片中の3.2kbと3.4 kk+ 、 4.Okbと4.3 に’b、および10.Okbと12.0に’bは分解解像されなかった。個体間 で差のある配列片のみを示す。
傘*Pstlによる10kb、7.2kbおよび65kb配列片は調べられなか った。
無作為に選んだよりDM患者(29人)および対照健康人(25人)から単離さ れた酵素分解されたDNAの交雑、ξターンも比較された。全部の患者は年令3 0才以前に診断され、インシュリン処置を受けていた。これらの患者および対照 健康人はすべてコーカサス人種であった。DNA試料は別々に3種類の制限エン ドヌクレアーゼで分解さく38) れた。DCβ鎖cDNAのプローブは、テストされた異なる個体におけるBam HIによる断片5〜9個、II!;coRIによる断片4〜7個およびPst  Iによる断片4〜8個と交雑した(第2表)。Bam Hlによる配列片10k b、’8.Okb、、7.0kl)および5.[lkbならびにKcoRIによ る配列片11kbおよび6.5に’Oは検査された全個体に存在したが、その他 の配列片の存否は一定でなかった。
第9図はそれぞれBamHl(第1〜第6列)、ECOR+(第4〜第6列)お よびPst I (第7〜第9列)により分解された3人の無関係なHLA−D R3/4の対照健康人で検出された制限酵素断片を示す。BamHlによる3、 7kbおよび12kbの配列片、EcoRIによる20kbならびにPst I による18kbおよび5.1kbの配列片は個体により存否一定でなかった。
BamHIによる3、7kbおよびPst lによる18kbの配列片の頻度は HLA−DRに関して同一と血清学的にタイプ分けされたよりDM患者と健康人 との間で異なっていた(第4表)。
Pet lによる18kbの配列片は、HLA−DR4およびDRIを発現する IDDM患者において増大した頻度で存在した。
HLA−DR対立遺伝子を発現する患者は、p値が観察されたPstl断片の数 について補正された場合でさえも対照と差異があった(p。<0.01)。Ba mHIによる3、7kbの配列片の頻度は、対照に比べてIDDM患者において 明らかに低下した(pc<o、o 1)。3.7kbの配列片を有するHLA− DR3および/またはDR4陽性の8個体のうち6個体はPst Tにょる(3 9) 18 kbの断片を欠いていた。これらの結果は、HLA−D区域のβ遺伝子の ヌクレオチド配列片が存在し、そしてそれがよりDMに結びつくことを明示する 。
第 3 表 テストされた個体中のHLA−DCβ鎖のcDNAプローブにより検出された制 限断片のうち変動するものと一定のもへ*)KcoRI 20 13 11”  9.0 65 4.0 3.5 22 kbBamHl 12 10” 8.0 ” 7.0” 6.2 5.8 5.0” 4.3 3.7 3.2kbPst  l 18 10 7.2 6.5 6.3 6.0 5A 5.1 4.9  4.0kbHLA−DRタイプのよりDMおよび対照個体中のHLA−DC婦プ ローブにより検出されたPstlによる18kb、I5−よびBamHlによる 3、7kb制限工ンドヌクレアーゼ切断片HLA−DR3/4 全個体 (40) 18表昭59−500362(12)* IDDMおよび対照個体は 、共にそれぞれHLA−DR3(3/3または3/−)およびHLA−DR4( 4/4または4/−)を発現するもののみを選んだ。
a フィッシャー氏の正確な検定法がよりDM個体と対照個体との間の差を検定 するために用いられた。p値に観察された断片数を乗じた結果は、補正されたp 値(p。)としてbp。〉005、Cpo〈001となった。
図 面 の 説 明 第1図 二硫化物(ジスルフイツド)を含むαおよびβ鎖よりなる第■群抗原分 子の模式図(中段)。第■群抗原のα鎖およびβ鎖cDNAプローブなもびにそ れらを単離するために用いられた制限酵素切断位置は図の上段および下段に示さ れている。それらのおよその長さは、100bp(塩基対)ごとの目盛をつけた 線により推定される。β鎖cDNAクローンの翻訳済(TR)および6′未翻訳 (UT)プローブが用いられたのに対して、α鎖プローブは両者とも翻訳済部分 に対応する。
第2図 DCα鎖cDNAプローブ(第1図参照)とDR特異性(1〜8)につ いて同型接合であると血清学的にタイプ分けされた個体のDNAとの交雑(A列 〜P列)。DNAは別々にB@mHI(A列〜H列)およびPvu n (I列 〜P列)により分解された。同じDNAはまたBgl IIにより分解され、D Rα鎖cDNAプローブと交雑せしめられた(Q列〜X列)。DR’ 1同(4 1) 型接合DNAはA列、1列および。列に出現し、DR8同型接合DNAはP列、 H列および、1列に現われている。
第3図 DR(A列)およびDC(B列)β鎖翻訳済プローブとDR特異性(1 〜8)について同型接合であると血清学的にタイプ分けされた個体のDNAとの 交雑(上記の各列)。図には断片のサイズ(kb)によるバンドの位置を標示し である。
第4図 DR特異性(1〜8)について同型接合であると血清学的にタイプ分け された個体のDNAとDRβ鎖cDNAの翻訳済プローブ(A列〜H列)および 6′未翻訳プローブ(工列〜P列)との交雑(A列および1列はDRIDNAを 示し、H列およびP列はDR8DNAを表示する)。DNA l′iBam H Iにより分解された。
第5図 第4図と同一の実験。ただしDNAはBam Hlではな(PvuIl によシ分解された。
第6図 第4図に記述したのと同様のDCβ鎖cDNAの翻訳済プローブ(A列 〜H列)および5′未翻訳プローブ(1列〜P列)の交雑。DNAはBamHI により分解された。
第7図 DR(第1〜第8列)およびDC(第9〜第16列)β鎖cDNAの翻 訳済プローブと、DRβ鎖遺伝子座において表現型的に同型接合である2個体の DNAとの交雑(DR7/7は第1、第5、第9および第13列ならびにDR2 /2は第4、第8、第12および第16(42) 列)およびDR特異性(v7)を発現すると血清学的にタイプ分けされた2個体 のDNAとの交雑(第2、第6、第10および第14列は異型接合の1個体の制 限パターンを示し、これに対して他の1個体のパターンは第3、第7、第11お よび第15列に示される)。DNAの一定量は別々にPvuII(第1〜第4列 および第9〜第12列)ならびにBamHI(第5〜第8列および第13〜第1 6列)により分解された。
第8図 DC(第1、第2、第5、第6、第9、第10.第16および第14列 )およびDR(第3、第4、第7、第8、第11、第12、第15および第16 列)β鎖cDNAの翻訳済プローブと2組(それぞれ品およびBB)の1卵性双 生児のDNAとの交雑。第1〜第8列は品双生児のDNAを示し、第9〜第16 列はBB双生児のDNAを示す。第1〜第4列および第9〜第12列のDNAは Pvu [1により分解されたのに対して第5〜第8列および第13〜第16列 のDNAはBamHlにより分解された。
20 第9図 DCβ鎖cDNAの翻訳済プローブと健康で遺伝的に無関係な3 個体のDNAとの交雑。各個体のDNA調製物は、別々にBamHI(第1〜第 3列)、Eco R1(第4〜第6列)およびPst l (第7〜第9列)に より分解された。
国際調査報告 +0+*rl+−++ローa+AD911esllon++e、PCT/5E8 3100084第1頁の続き ■出 願 人 ラスタ・ラース スウェーデン国ニス−75263ウプサラ・セーヴエスヴ工−グ14 ■出 願 人 レルンマーク・オーケ スウェーデン国ニス−21611マルミヨ・ビルイエルヤールスガタン61 ■出 願 人 オウアーバーク・デイビッドデンマーク国デ・ニー2820ゲン トフテ・エアメルンスヴアイ45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒトのMMCの塩基配列と交雑するプローブが制限酵素切断位置地図の作成 に用いられ、第1の個体に由来しプローブと交雑するDNA断片のサイズ分布が 第2の個体よりの対応する断片の分布または対応する特定のタイプの多形性の断 片分布と比較され、その比較はいずれもa)上記の他の個体が上記の第1の個体 に移植または輸血の目的で組織を供与する場合の遺伝的適当性、b)上記の第1 の個体が1個またはそれ以上のMHC対立遺伝子に関係する特定の疾患にかかる 相対的危険度、C)上記第1の個体の父Mまたは母親認知、または、d)法医学 に用いる上で上記の第1および第2の個体が1個またはそれ以上のMHC対立遺 伝子の同一の多形性を示すか否かをしらべるために行われることを特徴とする、 器官移植、輸血、法医学における利用、父親または母親の認知またはある個人が ある種のMMC対立遺伝子に関係する疾病にかかる相対的危険度を予察する目的 で組織タイプ分けにおけるヒトのMMCの多形性を決定するための方法。 2、 プローブがa)第■群遺伝子産物(抗原)をコードするmRNAと相補的 なCDNA 、 b)実際の第■群遺伝子および/またはそれらの両翼を守る塩 基配列を表わすケ゛ツムDNA 、およびC)それらの断片から選ばれることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 6、 第■群遺伝子がHLA−D遺伝子産物をコードする遺伝子であることを特 徴とする請求の範囲第1項および第(44) 2項記載の方法。 4、 プローブが第■群抗原のα鎖またはβ鎖をコードするmRNAのいずれの 部分とも相補的であることを特徴とする請求の範囲第3項記載の方法。 5 プローブが実際の第■群遺伝子および/またはそれらの両翼を守る塩基配列 あるいはそれらの断片を表わすゲノムDNA配列であることを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項記載の方法。 6 ヒトのDNAが1種類またはそれり上の制限エンドヌクレアーゼで処理され 、生成するDNA断片が分子のサイズにより分離され(好適にはゲル電気泳動に より) 、DNAを結合するシート(好適にはニトロセルロースシート)に移さ れ、しかる後フィルターがプローブに接触せしめられ、プローブとサイズの異な るDNA断片の相補性の塩基配列との結合が同定されることを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項記載の方法、 l プローブが分析的に指示可能な基または原子により標識付けられていること を特徴とする請求の範囲第6項記載の方法。 8 断片の分布が断片の出現について検査され、その存在または不存在がある個 体が1個またはそれ以上のMHC対立遺伝子に関係する疾患に罹病する相対的危 険度の指標となることを特徴とする請求の範囲第6項記載の方法。 9 制限酵素がKcoRIであり、mRNAが第■群抗原のβ鎖をコードし、断 片の分布が2個の対になった断片9kbおよび2.21c’bの出現について検 査され、個体におけるその不存在はその個体ではインシュリン依存性糖尿病に罹 患する相対的危険度の増大を示すことを特徴とする請求の範囲第4項および第6 項記載の方法。 10 制限酵素がBamHlであり、断片の分布が3.7kb断片の出現につい て検査され、個体中にそれが不存在の場合にはその個体がインシュリン依存性糖 尿病に罹患する相対的危険度の増大を示すことを特徴とする請求の範囲第4項お よび第6項記載の方法。 11 制限酵素がPst Iであり、断片の分布が18kb断片の出現について 検査され、それが血清学的に定義されるHLA−DR4’tたはDR3/4を発 現する細巾に存在することはその個体がインシュリン依存性糖尿病に罹患する相 対的危険度の増大を示すことを特徴とする請求の範囲第4項および第6項記載の 方法。 12、第■群遺伝子産物(抗原)、実際の第■群遺伝子を表わすゲノムDNAお よび/またはその両翼を守る配列片および断片をコードするmRNAに相補的な cDNAがら選ばれることを特徴とする請求の範囲前記各項記載の方法のいずれ かにおいて用いられるプローブ。 13、第■群遺伝子産物(抗原)をコードするmRNAに相補的なcDNAであ ることを特徴とする請求の範囲第12項記載のプローブ。 14、実際の第■群遺伝子および/またはその両翼を守る塩基配列およびその断 片を表わすゲノムDNAであることを特徴とする請求の範囲第12項記載のプロ ーブ。 15、第■群遺伝子がHLA−Dタイプのものであることを特徴とする請求の範 囲第12項記載のプローブ。 16 選ばれた個体群(好適には家族)中の各個体からのDNAの地図が作成さ れ、その地図が患者および健康者の地図中の特定の断片の存在または不存在とそ の個体群中における特定の疾患の出現とが関係づけられることを特徴とする請求 の範囲第1項または第2項記載の方法。 1Z 第■群遺伝子および遺伝子産物がHLA−DCタイプのものであることを 特徴とする請求の範囲第12項記載のプローブ。 18、第■群遺伝子および遺伝子産物がHLA−DRタイプのものであることを 特徴とする請求の範囲第12項記載のプローブ。 19 第■群遺伝子および遺伝子産物がHLA−DRまたはHLA−DC区域の ものであることを特徴とする請求の範囲第2項記載の方法。
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