JPS594937Y2 - 注出口付自立性袋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、食品を充填できる柔軟な自立性袋で、充填点
前は、注出口が外部に露出せず、注出時に外部に引き出
すことができる注出日付自立性袋に関するものである。

従来からＶ字状に２つ折りした材料からなる底部を側壁
間に設けた自立可能な袋は、注出口が付いていないため
内容物を注出する時には、袋の一部を切り取らなければ
ならなかった。

そのため、一度開封した場合、内容物を全部使ってしま
うか、または開封した状態で、そのまま放置したり、開
封箇所を折り返してふうをするのが現状であった。

このため、えきたい、ペースト状の内容物の袋としては
不適当であった。

また、自立性袋にかぎらず、多くの袋においても注出口
が頂部に設けられていて注出時にがぎらす、いつも外部
に露出しているため注出口にごみやほこりが付着してし
まうおそれがあった。

本考案は、これらの従来の欠点を改良したものであって
、注出時のみ注出口が外部へ露出し、その他の時は露出
しない注出口付自立性袋である。

以下図面により本考案を詳細に説明する。

本考案は、第１図および第２図に示すように、２枚の側
壁１，２と略中央部に予めキャップをつけた注出口４を
設けた底部３とからなり、該底部３を注出口部分から逆
Ｖ字状に折曲げ、前記側壁１，２の間の下部に挿入し、
両側および下端において一体に熱接着した注出日付自立
性袋である。

ここで、両側と下端において側壁と底部とを一体に熱接
着するが、下端から側部に向がって斜のシールを施して
もよい。

本考案は、以上の構成からなるので店頭に陳列されてい
る場合でも、注出口は、底部に形成される空間にあるの
で、はこり、ごみが付着するおそれがない。

また、本考案の自立性袋の底部に設けた注出口を引けば
、底部の逆Ｖ字状部分が外部に引き出された状態になる
ので、キャップをあければ、容易に内容物を取り出すこ
とができる。

そして注出口は、キャップを閉じて、前と同じ状態にお
しもどせば、注出口が再びよごれるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の自立性袋の平面図、第２図は、第１
図Ａ−Ａ’の断面図である。 １．２・・・・・・側壁、３・・・・・・底部、４・・
・・・・注出口。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ２枚の側壁と略中央部に予めキャップをつけた注出口を
   設けた底部とからなり、記底部を逆Ｖ字状に折り曲げ、
   前記側壁間の下部に挿入し、両側および下端を一体に熱
   接着した注出口付自立性袋。