JPS594906A - 管材のピルガ−圧延方法 - Google Patents
管材のピルガ−圧延方法Info
- Publication number
- JPS594906A JPS594906A JP11580782A JP11580782A JPS594906A JP S594906 A JPS594906 A JP S594906A JP 11580782 A JP11580782 A JP 11580782A JP 11580782 A JP11580782 A JP 11580782A JP S594906 A JPS594906 A JP S594906A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- rolling
- pipe
- pipe material
- mandrel
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B21/00—Pilgrim-step tube-rolling, i.e. pilger mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コールドピルガ−ミルによるジルカロイ管、
SUS管、Ti管等の薄肉管材を圧延する方法に係り、
特に、加工領域にかける管材内径の除荷時にかける弾性
回復量と加工モードとを特定した工具を用いることKよ
って、圧延管内面忙焼付きとか摺り傷等のない健全な圧
延管を生産性を落すことなく得るだめの新しいピルガ−
圧延方法2 の提供に関する。
SUS管、Ti管等の薄肉管材を圧延する方法に係り、
特に、加工領域にかける管材内径の除荷時にかける弾性
回復量と加工モードとを特定した工具を用いることKよ
って、圧延管内面忙焼付きとか摺り傷等のない健全な圧
延管を生産性を落すことなく得るだめの新しいピルガ−
圧延方法2 の提供に関する。
第1図に主要部を概略図示したピルガ−ミルによって、
ジルカロイ管、SUS管、Ti管等の薄肉管材を圧延す
る方法は既知である。
ジルカロイ管、SUS管、Ti管等の薄肉管材を圧延す
る方法は既知である。
!s1図にかいて、(1) (2)はロールダイスで、
それぞれの外周には外周に沿って径が変化された半円の
カリバーが形成されている。
それぞれの外周には外周に沿って径が変化された半円の
カリバーが形成されている。
このロールダイス(1) (2)はラック・ピニオン等
で管材軸方向に往復移動する図外のロールスタンドに図
示矢印方向忙回転自在に設けである。
で管材軸方向に往復移動する図外のロールスタンドに図
示矢印方向忙回転自在に設けである。
(3)はマンドレルで、管内面形状を成形する工具であ
って、テーパ一部を有し、マンドレルロッド(4)に着
脱固定自在に連結部(5)で接続されている。
って、テーパ一部を有し、マンドレルロッド(4)に着
脱固定自在に連結部(5)で接続されている。
このピルガ−ミルによる管材(6)の圧延は次のようK
してなされる。
してなされる。
管材(6)が第1図の左方からロールダイス(1) (
2)とマ:y y v 1v(3)の開に送抄込まれ、
a−ルダイス(1)(2)の回転で加工され、右方へ圧
延管(7)とされて送り出される。そして、ロールダイ
ス(1) (2)が固在端位置(実線位置)にきたとき
、管材(6)が一定量フA 3 イードされると同時に一定角度の管材軸回シの回転が与
えられ、この往復動作を順次繰返すことによって圧延管
(7)とされるのである。
2)とマ:y y v 1v(3)の開に送抄込まれ、
a−ルダイス(1)(2)の回転で加工され、右方へ圧
延管(7)とされて送り出される。そして、ロールダイ
ス(1) (2)が固在端位置(実線位置)にきたとき
、管材(6)が一定量フA 3 イードされると同時に一定角度の管材軸回シの回転が与
えられ、この往復動作を順次繰返すことによって圧延管
(7)とされるのである。
斯るコールドピルガ−ミル忙よる薄肉管材の圧延にさい
して、管内面に焼付きとか摺シ傷の発生がないことが要
求される。
して、管内面に焼付きとか摺シ傷の発生がないことが要
求される。
特に、原子炉用圧延管にあっては管内面性状が優秀なこ
とが要求され、また、管内面に焼付きが一旦生じること
これが順次成長し、摺シ傷の要因となるし、ときにはマ
ンドレル(3)トマンドレルロツド(4)の連結部(5
)の折損という重大な事故を招くこと忙なる。
とが要求され、また、管内面に焼付きが一旦生じること
これが順次成長し、摺シ傷の要因となるし、ときにはマ
ンドレル(3)トマンドレルロツド(4)の連結部(5
)の折損という重大な事故を招くこと忙なる。
従って、管材(6)内面とマンドレル(3)との焼付き
は完壁に防止することが要求される。
は完壁に防止することが要求される。
従来、管内面に発生する焼付きは負荷、即ち、ロールダ
イス(1) (2)の往動時にかける加工中の負荷が大
きく潤滑が不充分なとき忙発生すると考えられていた。
イス(1) (2)の往動時にかける加工中の負荷が大
きく潤滑が不充分なとき忙発生すると考えられていた。
斯る知見に基づ〈従来にかいては、管内面焼付き防止対
策として潤滑剤を改善することが重要と内面焼付き防止
の一助となるが、例えば、高粘度の潤滑剤を用いるとそ
の除去が非常に困難とな妙、場合によっては管内面に肌
荒を生じるという問題がある。
策として潤滑剤を改善することが重要と内面焼付き防止
の一助となるが、例えば、高粘度の潤滑剤を用いるとそ
の除去が非常に困難とな妙、場合によっては管内面に肌
荒を生じるという問題がある。
又、管内面焼付きが加工中(負荷時)に生じるのであれ
ば、軽い加工をしたり、圧延速度をダウンさせればよい
ことになる。しかし、これでは生産性が大幅に低下し、
実操業にはマツチしないことになる。
ば、軽い加工をしたり、圧延速度をダウンさせればよい
ことになる。しかし、これでは生産性が大幅に低下し、
実操業にはマツチしないことになる。
更に、焼付き発生部分を研削等で除去することが採用さ
れるが、これでは管寸法精度や材料歩留りの点で問題が
生じるし、加工中、焼付きが累積すると、摺り傷が発生
することは避けられないし、場合ニよってはマンドレル
、マンドレルロッドに異常な張力が発生してその連結部
等の折損、切断等の事故を招くことを避けることができ
な−。
れるが、これでは管寸法精度や材料歩留りの点で問題が
生じるし、加工中、焼付きが累積すると、摺り傷が発生
することは避けられないし、場合ニよってはマンドレル
、マンドレルロッドに異常な張力が発生してその連結部
等の折損、切断等の事故を招くことを避けることができ
な−。
本発明者等は、各種の実験とその解析から管内面焼付き
は負荷時でなく、管材(母管)送り時の管内面とマンド
レルの間の7リクシヨンに基因す5 ることを知見したのである。
は負荷時でなく、管材(母管)送り時の管内面とマンド
レルの間の7リクシヨンに基因す5 ることを知見したのである。
管内面の焼付き、摺り傷等の発生要因が、ロールダイス
が除荷されて管材を送込むときの管とマンドレルとのフ
リクションに基因するものであれば、そのフリクション
を小さくすることが管内面の焼付き等の防止になること
が明らかである。
が除荷されて管材を送込むときの管とマンドレルとのフ
リクションに基因するものであれば、そのフリクション
を小さくすることが管内面の焼付き等の防止になること
が明らかである。
しかしながら、除荷時において管材及びマンドレルはと
もに弾性回復するものであることを考慮しなければなら
ない。
もに弾性回復するものであることを考慮しなければなら
ない。
即ち、除荷時の管内径がマンドレル径よりも大きければ
、管内面とマンドレルとの接触はなく両者間に隙間が形
成され、このときには理論的にはフリクションは生じな
いことになる。
、管内面とマンドレルとの接触はなく両者間に隙間が形
成され、このときには理論的にはフリクションは生じな
いことになる。
このことは、管内径とマンドレル径の弾性回復量を比較
したとき、管内径の弾性回復量の方がマンドレルの弾性
回復量よりも大きい場合、管内面とマンドレルの間に隙
間が生じることになり、この場合、焼付き、摺り傷は生
じない。
したとき、管内径の弾性回復量の方がマンドレルの弾性
回復量よりも大きい場合、管内面とマンドレルの間に隙
間が生じることになり、この場合、焼付き、摺り傷は生
じない。
管内径の弾性回復量は材料特性や工具形状、圧延条件等
が与えられると計算で求めることが可能6 である。
が与えられると計算で求めることが可能6 である。
本発明者等は以上の考え方をもとに、実験と計算から得
た焼付き、摺り傷等の発生の臨界条件を見出すことに成
功したのである。
た焼付き、摺り傷等の発生の臨界条件を見出すことに成
功したのである。
即ち、本発明は、管材をピルガ−ミルで圧延する忙さい
し、加工領域における管材内径の除荷時における弾性回
復量fが0.031mより大きくなる加エモード、QT
ζ−5・B+2.9 の範囲内で圧延することを特徴と
するものであシ、ここに、D;管材外径、t;管肉厚で
ある。
し、加工領域における管材内径の除荷時における弾性回
復量fが0.031mより大きくなる加エモード、QT
ζ−5・B+2.9 の範囲内で圧延することを特徴と
するものであシ、ここに、D;管材外径、t;管肉厚で
ある。
なお、管内面の焼付き、摺り傷等の発生を少なくするた
め、マンドレルのテーパ一部のテーパー角を大きくする
ことが有効であるが、それが大きすぎると管材寸法精度
に大きく影響することから望しくない。
め、マンドレルのテーパ一部のテーパー角を大きくする
ことが有効であるが、それが大きすぎると管材寸法精度
に大きく影響することから望しくない。
以下、本発明について詳細に説明する。
管材内面に焼付きが発生しているのは、除荷時における
管材送シのときであることが圧延中の諸応力測定試験か
ら明らかである。
管材送シのときであることが圧延中の諸応力測定試験か
ら明らかである。
即ち、第2図は圧延中の圧下刃、管材(母管)A7
及びマンドレルの軸応力更にマント−Vルの軸方向変位
量の実測例を示している。
量の実測例を示している。
第2図で明らかな如く圧延負荷のない除圧時。
即ち、管材送シ時に管材には圧縮が、マンドレルには引
張シの応力がそれぞれ図中符号(A)で示す如く発生し
ていることが判る。
張シの応力がそれぞれ図中符号(A)で示す如く発生し
ていることが判る。
この応力は管材の供給を妨げるもので、管材とマンドレ
ルが弾性的に固着された状態のまま管材を前方に送り出
すことによって生じている。
ルが弾性的に固着された状態のまま管材を前方に送り出
すことによって生じている。
なお、図中、符号(Jl)は管材とマンドレル間の弾性
的固着を外すのに要した力である。また、図中、符号(
0)は管材とマンドレVが極めて高速で摩擦が生じてい
ることを意味してbfi、この時に摺り傷が発生する。
的固着を外すのに要した力である。また、図中、符号(
0)は管材とマンドレVが極めて高速で摩擦が生じてい
ることを意味してbfi、この時に摺り傷が発生する。
即ち、管内面のメタルの一部がマンドレル表面に凝着す
ると、これは圧延とともに成長し管内面の摺り傷を除々
に大きいものとし、内面焼付きの程度はこのようにして
大きくなるのである。
ると、これは圧延とともに成長し管内面の摺り傷を除々
に大きいものとし、内面焼付きの程度はこのようにして
大きくなるのである。
圧延管によるマンドレルの固着は、その程度に応じて所
謂ムラ送りや管内面焼付き、更にはマンの通シであり、
従って健全なピルガ−圧延を行なうには固着を発生させ
ないことが絶対条件になる。
謂ムラ送りや管内面焼付き、更にはマンの通シであり、
従って健全なピルガ−圧延を行なうには固着を発生させ
ないことが絶対条件になる。
ここで、固着とは、ロールダイスによる圧延負荷が上死
点または下死点で解放されたときに管内面がマンドレル
を弾性的に抱くことであって、管内径の弾性回復量が十
分大きく、管内径がマンドレル径より大きくなるような
条件下では固着は発生しなho この考え方にもとすいて与えられた工具形状及び圧延条
件下での管内径弾性回復量を次のように見出している。
点または下死点で解放されたときに管内面がマンドレル
を弾性的に抱くことであって、管内径の弾性回復量が十
分大きく、管内径がマンドレル径より大きくなるような
条件下では固着は発生しなho この考え方にもとすいて与えられた工具形状及び圧延条
件下での管内径弾性回復量を次のように見出している。
第3図は、第1図に示したコールドピルガ−ミルで、同
一のロールダイスを用いマンドレル形状を変えて同一寸
法管材から同−寸法管を圧延したときの第2図で示す(
B)点での送り抵抗の実測値と計算で求めた管内径弾性
回復量の関係を示している。
一のロールダイスを用いマンドレル形状を変えて同一寸
法管材から同−寸法管を圧延したときの第2図で示す(
B)点での送り抵抗の実測値と計算で求めた管内径弾性
回復量の関係を示している。
第3図から管材内径の弾性回復量fが0.03111忙
臨界が存在し、f < 013 tugで送り抵抗が急
増する9 ことが判る。
臨界が存在し、f < 013 tugで送り抵抗が急
増する9 ことが判る。
即ち、弾性回復量fが小さいほど管とマンドレルの弾性
的固着が大きくなることが判る。事実。
的固着が大きくなることが判る。事実。
f < 0.03 vaの圧延管内面には焼付き、摺り
傷の存在が確認された。
傷の存在が確認された。
このことから、コールドピルガ−ミルによる管材の圧延
にかいて、管内径弾性回復量fが、f〈OD5’1Mで
焼付き、槽り傷発生領域であって、f≧(103115
1がその安全領域といえる。
にかいて、管内径弾性回復量fが、f〈OD5’1Mで
焼付き、槽り傷発生領域であって、f≧(103115
1がその安全領域といえる。
次に、コールドピルガーミ〃によるピルガ−圧延中の管
内径弾性回復量fにつき、計算手順を説明する。
内径弾性回復量fにつき、計算手順を説明する。
・・・・・・・・・0式
〈圧延管の内径弾性回復量〉
(1)応力とひずみ増分の関係式
但し、■式中、Σ−1;偏差周方向応力Σrl 11
偏差径方向応力 Σzl;偏差軸方向応力 Σe ;周方向応力 Σr ;径方向応力 Σ2 ;軸方向応力 Σθ1= Σθ−Σ ・・曲・・・ ■式Σr1− Σ
r−Σ ・・・・・・・・・ ■式Σz1M Σ2−Σ
・・・・・・・・・ 0式管圧延ではΣz=g と
考えることができる。
偏差径方向応力 Σzl;偏差軸方向応力 Σe ;周方向応力 Σr ;径方向応力 Σ2 ;軸方向応力 Σθ1= Σθ−Σ ・・曲・・・ ■式Σr1− Σ
r−Σ ・・・・・・・・・ ■式Σz1M Σ2−Σ
・・・・・・・・・ 0式管圧延ではΣz=g と
考えることができる。
・・・・・・・・・0式
上式■〜の式より
(2)降伏条件式
(Σr−Σ−7+(Σe−ΣZ)”+(Σ2−Σr )
” m 2Y” ”−0式なお、■式中、Yは降伏応
力を示す。
” m 2Y” ”−0式なお、■式中、Yは降伏応
力を示す。
の00式について連立方程式を解いてΣr、E#を求め
る。
る。
A11
0式を変形すると、
Jg(2<+1 )−2Σr+Σr−Q′!■式と01
式を0式に代入すると 正値だけをとると 12 (3)フックの法則 弾性歪量と応力の関係は0式O式で与えられる。
式を0式に代入すると 正値だけをとると 12 (3)フックの法則 弾性歪量と応力の関係は0式O式で与えられる。
0式中、E;弾性係数
シ;ボアンン比
000式で応力は与えられているから、これらをOo弐
に代入する。
に代入する。
13
(4) 内径弾性回復量
負荷除去後の内径弾性回復量は次の通シである。
f −(D+−tt)4°−tsEl ・・・・・・
・・・ 0式o’ o’式を0式に代入すると となる。
・・・ 0式o’ o’式を0式に代入すると となる。
次忙、第4図を参照してiの計算を示す。
〈弾性回復量fの計算〉
(1)送り伸張度の計讐
第4図において。
、’、t*(Do−to)・a=/ (Da’−da
’)dzトx 扁14 但し、Dx;位置Xでの管外径、 ds;位置Xでの管内径 ここで、位置ノにおけるD+t+は工具寸法表で与えら
れる。
’)dzトx 扁14 但し、Dx;位置Xでの管外径、 ds;位置Xでの管内径 ここで、位置ノにおけるD+t+は工具寸法表で与えら
れる。
また1、j −x I/cbけるDI’、t、1 を
数値計算で求められる。
数値計算で求められる。
なお、工は任意位置!での送り伸張度を示している。
(2)fの計算
弾性回復量fは、管外径り、管肉厚t、降伏応力Y、ヤ
ング率E、加工モードoT 、ボε アソン比νの関係である。
ング率E、加工モードoT 、ボε アソン比νの関係である。
(a) I)It+は工具寸法表から与えられる。
通常、分割点でのデータを用いる。
(b) Yは次式で与えられる。
y −K ?
に;定数 J mJ〒(E r” +Er−Ea十FI
N )” − 平均径の真否E0・Elす0丁 D;平均径ここで、n
は加工硬化指数である。
N )” − 平均径の真否E0・Elす0丁 D;平均径ここで、n
は加工硬化指数である。
nZ、、 −0,15、n5Us316−0.366(
c) ヤング率Eは定数 E Z、y2−10000 E 5tJS316冒20500 (d) 加工モードQTは次式で与えられる。
c) ヤング率Eは定数 E Z、y2−10000 E 5tJS316冒20500 (d) 加工モードQTは次式で与えられる。
υ1
(e) シボアソン比は定数
シzry−2 ” 0−3
ν5Us316 = 0.305
上記(a)〜(e)を工具の各セクンヨンにつhて求め
、これをfを与える式に代入すれば各セクションのf値
が求められる。
、これをfを与える式に代入すれば各セクションのf値
が求められる。
項目を固定すると 石、ク に支配される関係であるこ
とが判る。
とが判る。
次に、f臨界値の管寸法による補正につき説明する。
前記の結果ではf = 0.03711が臨界値であっ
た。
た。
この値はマンドレル径の弾性変形t4c相当するもので
ある。
ある。
従って、マンドレルの弾性変形量が異なればfの臨界値
もそれにと本なって変動する。
もそれにと本なって変動する。
ところで、マンドレル径の弾性変形量は同一レベルの面
圧下では一次的な近似でマンドレル径に正比例すると仮
定できる。
圧下では一次的な近似でマンドレル径に正比例すると仮
定できる。
前記第3図で示した実験ではマンドレル径10.7+1
EIIを対象としたものであったことから、任意のマン
ドレル径dにかける臨界値fC(d)は次式で与えるこ
とができる。
EIIを対象としたものであったことから、任意のマン
ドレル径dにかける臨界値fC(d)は次式で与えるこ
とができる。
17
前記0式を書き直すと
((5シー5)・(<+1)) ・・・・・・・・・
■式O弐KO式を代入することにより臨界条件を求める
。
■式O弐KO式を代入することにより臨界条件を求める
。
((3シー3)・(Q、+1))
/((3シー3)・(Q+1)) ・・・・・・・・
・0式%式% [相]式は材料特性に対応する項目を固定すると、t/
bとQTのどちらか一方を与えると他方が決まるごとに
なる。
・0式%式% [相]式は材料特性に対応する項目を固定すると、t/
bとQTのどちらか一方を与えると他方が決まるごとに
なる。
次に、第5図を参照して各種圧延工程における発生状況
を説明する。
を説明する。
第5図は゛ジルカロイ管を対象に3機のコールドピルガ
−ミル(第1図で示したものと同様なミルである)を用
いて各種圧延を行なったときの管内面の焼付き、摺り傷
の有無とtf)QT の関係を示している。
−ミル(第1図で示したものと同様なミルである)を用
いて各種圧延を行なったときの管内面の焼付き、摺り傷
の有無とtf)QT の関係を示している。
第5図から実験式としての臨界線として次式のものが得
られた。
られた。
Q″1t−−5” T5+2.9 ・・・・・・・・・
O式又、これから次のことが明らかである。
O式又、これから次のことが明らかである。
QI≦−5rB+2.9 であれば管内面に焼付き、
摺り傷のない領域であることが判る。
摺り傷のない領域であることが判る。
逆に、<>−5・、5+2.9 であれば管内面に
焼付き、A19 摺り傷の発生が有ることが判る。
焼付き、A19 摺り傷の発生が有ることが判る。
第5図には、前記0式を基に計算で求めた焼付き臨界線
を破線で示しているが、前記0式とよく一致しているこ
とが判る。
を破線で示しているが、前記0式とよく一致しているこ
とが判る。
なお、参考写真は第5図中の(a)(υ(C)に対応す
る工程での圧延管内面の走査型電子顕微鏡写真を示して
いるが、(a) (b)では内面釦やきつきが観察でき
る。
る工程での圧延管内面の走査型電子顕微鏡写真を示して
いるが、(a) (b)では内面釦やきつきが観察でき
る。
以上から、焼付きを防止するには第5図の0式より<≦
−5・4+2.9を満足する範囲で寸法工程を選び加工
領域全域でこの条件を満すように工具形状を与えること
によって可能となる。
−5・4+2.9を満足する範囲で寸法工程を選び加工
領域全域でこの条件を満すように工具形状を与えること
によって可能となる。
なお、第6図はジルカロイ管と同様に焼付き易いT管に
ついての式をもとに管とてンドレルの弾性的固着発生臨
界条件を求めたものを示している。
ついての式をもとに管とてンドレルの弾性的固着発生臨
界条件を求めたものを示している。
Ti管およびその合金管の場合、臨界線はQε=−3,
2−’+2.3で近似できる。従って、 Q <−3,
2L + 2.3のD
D範囲で管圧延が行われた場合には管内面の焼付き
、摺り傷等は防止できる。
2−’+2.3で近似できる。従って、 Q <−3,
2L + 2.3のD
D範囲で管圧延が行われた場合には管内面の焼付き
、摺り傷等は防止できる。
本発明は以上詳述したよう忙、実験と計算から特開昭5
9−4906 (aン を見い出し、従って、可≦−5・j+2.9の条件を満
足するように寸法工程を定め、工具形状を設定すること
により、ジルカロイ管、S U S管、Ti管等の薄肉
管材のコールドピルガ−ミル忙よる圧延にさいし、管内
面に焼付き、摺り傷のない健全な圧延管を得ることがで
きたのである。
9−4906 (aン を見い出し、従って、可≦−5・j+2.9の条件を満
足するように寸法工程を定め、工具形状を設定すること
により、ジルカロイ管、S U S管、Ti管等の薄肉
管材のコールドピルガ−ミル忙よる圧延にさいし、管内
面に焼付き、摺り傷のない健全な圧延管を得ることがで
きたのである。
このことから、工具、特にマンドレルの寿命を延ばすこ
ともでき、マンドレルロッド等の折損事故やその固定部
分の破損事故を防ぎ圧延の生産性を高めることができた
ものとして実益大である。
ともでき、マンドレルロッド等の折損事故やその固定部
分の破損事故を防ぎ圧延の生産性を高めることができた
ものとして実益大である。
第1図はコールドピルガ−ミルの要部を示す側面断面図
、第2図は圧延試験結果を示す圧下力。 母管、マンドレルの軸応力、マンドレルの軸方向変位量
の実測例データー、第5図は管内径弾性回復量と固着力
のグラフ関係図、第4図は送り伸長度の計算のための管
材断面説明図、第5図はジV21 カロイ管圧延における加エバヲメータと内面焼付きの発
生状況説明図、第6図はZr、Tibよびその合金のピ
ルガ−圧延における内面焼付き発生臨界線を示す説明グ
ラフである。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
、第2図は圧延試験結果を示す圧下力。 母管、マンドレルの軸応力、マンドレルの軸方向変位量
の実測例データー、第5図は管内径弾性回復量と固着力
のグラフ関係図、第4図は送り伸長度の計算のための管
材断面説明図、第5図はジV21 カロイ管圧延における加エバヲメータと内面焼付きの発
生状況説明図、第6図はZr、Tibよびその合金のピ
ルガ−圧延における内面焼付き発生臨界線を示す説明グ
ラフである。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 管材をピルガーミ〃で圧延するにさいし、加工領
域における管材内径の除荷時における弾性回復量fが0
.0.51111より大きくなるような下記式で示す加
工モードの範囲内で圧延することを特徴とする管材のピ
ルガ−圧延方法。 を 加工モードsQt<7−5・、7 +2.9但し、D;
管材外径、t;管肉厚
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11580782A JPS594906A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 管材のピルガ−圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11580782A JPS594906A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 管材のピルガ−圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS594906A true JPS594906A (ja) | 1984-01-11 |
JPS6128401B2 JPS6128401B2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=14671570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11580782A Granted JPS594906A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 管材のピルガ−圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1295460C (zh) * | 2004-07-22 | 2007-01-17 | 华中科技大学 | W型火焰锅炉燃尽风装置及方法 |
CN105921544A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-09-07 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 钛及钛合金无缝管的热加工生产系统、基于该系统制得的产品以及该产品的制造方法 |
-
1982
- 1982-07-01 JP JP11580782A patent/JPS594906A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
ZIRCONIUM IN THE NUCLEAR INDUSTRY=1980 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1295460C (zh) * | 2004-07-22 | 2007-01-17 | 华中科技大学 | W型火焰锅炉燃尽风装置及方法 |
CN105921544A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-09-07 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 钛及钛合金无缝管的热加工生产系统、基于该系统制得的产品以及该产品的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6128401B2 (ja) | 1986-06-30 |
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