JPS5948880B2 - 帯鋼連続酸洗装置 - Google Patents
帯鋼連続酸洗装置Info
- Publication number
- JPS5948880B2 JPS5948880B2 JP12928180A JP12928180A JPS5948880B2 JP S5948880 B2 JPS5948880 B2 JP S5948880B2 JP 12928180 A JP12928180 A JP 12928180A JP 12928180 A JP12928180 A JP 12928180A JP S5948880 B2 JPS5948880 B2 JP S5948880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickling
- tank
- electrolytic
- tanks
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G3/00—Apparatus for cleaning or pickling metallic material
- C23G3/02—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、帯鋼の連続酸洗装置に係り、特金鋼の連続酸
洗に好適な中性塩による電解酸を備えた帯鋼連続酸洗装
置に関する。
洗に好適な中性塩による電解酸を備えた帯鋼連続酸洗装
置に関する。
帯鋼の酸洗で、特に合金鋼の連続酸洗には来より電解酸
洗装置が使用され、帯鋼の圧延鈍などの処理工程中、帯
鋼表面に生成した酸ケールを除去している。
洗装置が使用され、帯鋼の圧延鈍などの処理工程中、帯
鋼表面に生成した酸ケールを除去している。
この電解酸洗装置用酸)液として、硫酸ソーダ(Na。
SO、)を用いて(る。第1図は、従来より採用されて
いる中性塩1解酸洗装置の概念図を示すものである。電
解酸冫5槽は、通常、槽長さの関係から酸洗槽2、3の
:槽に分けられ、それぞれ、ストレージタンク69、ポ
ンプ7、熱交換器8を有し酸洗液は一定リ度に保たれ運
転される。酸洗液のpH(水素イ2ン濃度指数)は、酸
洗効率上及び取扱上中ヤ1θ(pH7前後)が望ましい
が、酸洗液の劣化度合電解作用の強弱等により変動する
ため一定に保′ことは困難である。一般的に、酸洗液の
pHは]がる (酸性になる)傾向にあり、その理由は
、りの反応式にて説明することが出来る。15電解反応
として、アノードでは、 QO。
SO、)を用いて(る。第1図は、従来より採用されて
いる中性塩1解酸洗装置の概念図を示すものである。電
解酸冫5槽は、通常、槽長さの関係から酸洗槽2、3の
:槽に分けられ、それぞれ、ストレージタンク69、ポ
ンプ7、熱交換器8を有し酸洗液は一定リ度に保たれ運
転される。酸洗液のpH(水素イ2ン濃度指数)は、酸
洗効率上及び取扱上中ヤ1θ(pH7前後)が望ましい
が、酸洗液の劣化度合電解作用の強弱等により変動する
ため一定に保′ことは困難である。一般的に、酸洗液の
pHは]がる (酸性になる)傾向にあり、その理由は
、りの反応式にて説明することが出来る。15電解反応
として、アノードでは、 QO。
+4H、O→Cr、O、−−+8Hf+6eカソードで
は、6H2O+6e→6OH−+3H2 この式かられかるように、アノードで生じた第20素イ
オン量が、カソードで生じた水酸イオン量ユリ多いため
、酸洗液は、しだいに酸性となつて千く。
は、6H2O+6e→6OH−+3H2 この式かられかるように、アノードで生じた第20素イ
オン量が、カソードで生じた水酸イオン量ユリ多いため
、酸洗液は、しだいに酸性となつて千く。
特に、電解酸洗槽が2槽に分かれている場ぞ第1槽のp
Hが、第2槽に比べて極端に下がる細面にある。これは
、第1槽の電解作用が、第2村25に比べ激しいためと
推定される。従来、pHが3以上に下がつた場合、酸洗
液畔の酸化スケールが沈降せず、液中に滞溜するため、
電解効率の低下を招く。
Hが、第2槽に比べて極端に下がる細面にある。これは
、第1槽の電解作用が、第2村25に比べ激しいためと
推定される。従来、pHが3以上に下がつた場合、酸洗
液畔の酸化スケールが沈降せず、液中に滞溜するため、
電解効率の低下を招く。
又、酸洗液の酸性力強く、設備を腐食させるという問題
が生じるた3θめ、中和剤(通常苛性ソーダが使用され
る)を招入して、中和させいた。発明の目的 本発明の目的は、設備を大型化すること無く、複数設置
された電解酸洗槽内の酸洗液のpHを一35様化して効
率の高い帯鋼連続酸洗装置を提供することにある。
が生じるた3θめ、中和剤(通常苛性ソーダが使用され
る)を招入して、中和させいた。発明の目的 本発明の目的は、設備を大型化すること無く、複数設置
された電解酸洗槽内の酸洗液のpHを一35様化して効
率の高い帯鋼連続酸洗装置を提供することにある。
発明の概要
本発明の特徴とするところは、内部に電極を備え、帯鋼
を連続して酸洗する複数の電解酸洗槽と、前記電解酸洗
槽に対応して設けられ、これら電解酸洗槽に夫々独立し
て酸洗液を供給する複数のタンクとを設置し、前記複数
の電解酸洗槽のうち上流側の酸洗槽を経た酸洗液を下流
側の酸洗槽に対応して位置するタンクに回収する第1の
回収配管を配設すると共に、下流側の酸洗槽を経た酸洗
液を上流側の酸洗槽に対応して位置するタンクに回収す
る第2の回収配管を配設することによつて酸洗液のPH
を一様化し効率の高い帯鋼の連続酸洗を可能にした帯鋼
連続酸洗設備にある。
を連続して酸洗する複数の電解酸洗槽と、前記電解酸洗
槽に対応して設けられ、これら電解酸洗槽に夫々独立し
て酸洗液を供給する複数のタンクとを設置し、前記複数
の電解酸洗槽のうち上流側の酸洗槽を経た酸洗液を下流
側の酸洗槽に対応して位置するタンクに回収する第1の
回収配管を配設すると共に、下流側の酸洗槽を経た酸洗
液を上流側の酸洗槽に対応して位置するタンクに回収す
る第2の回収配管を配設することによつて酸洗液のPH
を一様化し効率の高い帯鋼の連続酸洗を可能にした帯鋼
連続酸洗設備にある。
発明の実施例本発明の一実施例である帯鋼の連続酸洗装
置を第2図によつて説明する。
置を第2図によつて説明する。
各電解酸洗槽内において帯鋼1はサポートローラー5に
より保持され、パス方向(矢印方向)に通板される。サ
ポートローラー5間には、電極4が帯鋼1をはさんで、
適当な組数配置されている。電解酸洗槽は上流側の烹1
酸洗槽2と下流側の洗2酸洗槽2とよりなり、直列に配
列されている。そしてこの電解酸洗槽2,3に対応して
配置されたf).1ストレージタンク6及び黒2ストレ
ージタンク9内の酸洗液は、ポンプ7により熱交換器8
を通り、所定の液温にされ、各々の酸洗槽に独立して供
給される。ここで電解作用が激しくてPHが低下した洗
1酸洗槽2内の酸洗液は、酸洗液戻り管12を経て屋1
酸洗槽3に酸洗液を供給する黒2ストレージタンク9へ
戻り、黒2酸洗槽3内のPHがあまり変化しない酸洗液
は、酸洗液戻り管13を経てJf6.l酸洗槽2に酸洗
液を供給す番黒1ストレージタンク6へ戻る。このため
に、各々の酸洗槽2,3内の酸洗液はこれらストレージ
タンク6,9への循環により自動的に混合される。この
結果、酸洗液のPHが、片方の酸洗槽のみが極端に上が
つたり、下がつたりすることなく一様に保たれる。この
実施例の効果としては、1 電解酸洗槽内の酸洗液のP
Hが極端に上がつたり、下がつたりすることが無いので
、効率の良い安定した酸洗が出来る。
より保持され、パス方向(矢印方向)に通板される。サ
ポートローラー5間には、電極4が帯鋼1をはさんで、
適当な組数配置されている。電解酸洗槽は上流側の烹1
酸洗槽2と下流側の洗2酸洗槽2とよりなり、直列に配
列されている。そしてこの電解酸洗槽2,3に対応して
配置されたf).1ストレージタンク6及び黒2ストレ
ージタンク9内の酸洗液は、ポンプ7により熱交換器8
を通り、所定の液温にされ、各々の酸洗槽に独立して供
給される。ここで電解作用が激しくてPHが低下した洗
1酸洗槽2内の酸洗液は、酸洗液戻り管12を経て屋1
酸洗槽3に酸洗液を供給する黒2ストレージタンク9へ
戻り、黒2酸洗槽3内のPHがあまり変化しない酸洗液
は、酸洗液戻り管13を経てJf6.l酸洗槽2に酸洗
液を供給す番黒1ストレージタンク6へ戻る。このため
に、各々の酸洗槽2,3内の酸洗液はこれらストレージ
タンク6,9への循環により自動的に混合される。この
結果、酸洗液のPHが、片方の酸洗槽のみが極端に上が
つたり、下がつたりすることなく一様に保たれる。この
実施例の効果としては、1 電解酸洗槽内の酸洗液のP
Hが極端に上がつたり、下がつたりすることが無いので
、効率の良い安定した酸洗が出来る。
2酸洗液の中和の為に中和剤の投入する頻度が減り、保
守性が向上する。
守性が向上する。
3 ストレージタンクを長大化しなくとも酸洗液の循環
により酸洗液が強い酸性になることが無くなるので設備
の腐食がなくなり寿命が長くなる。
により酸洗液が強い酸性になることが無くなるので設備
の腐食がなくなり寿命が長くなる。
本発明によれば、酸洗液のPHが一様に保たれるので効
率の良い安定した酸洗が出来る。
率の良い安定した酸洗が出来る。
発明の効果
本発明によれば、長大なストレージタンクが不要となる
ので設備を大型化すること無く、複数設置された電解酸
洗槽内の酸洗液を相互にストレージタンクを介して循環
させることから該酸洗液のPHを一様化出来、よつて効
率の良い帯鋼の連続酸洗装置が実現出来るという効果を
奏する。
ので設備を大型化すること無く、複数設置された電解酸
洗槽内の酸洗液を相互にストレージタンクを介して循環
させることから該酸洗液のPHを一様化出来、よつて効
率の良い帯鋼の連続酸洗装置が実現出来るという効果を
奏する。
第1図は、従来法による中性塩電解酸洗装置を示す概略
構造図、第2図は本発明の一実施例を示す中性塩電解酸
洗装置の概略構造図である。 1・・・帯鋼、2・・・黒1酸洗槽、3・・・黒2酸洗
槽、4・・・電極、5・・・サポートローラ、6・・・
リザーブタンク、7・・・ポンプ、8・・・熱交換器、
9・・・リザーブタンク、10・・・中和剤貯槽、11
・・・酸洗液、12,13・・・酸洗液戻り管。
構造図、第2図は本発明の一実施例を示す中性塩電解酸
洗装置の概略構造図である。 1・・・帯鋼、2・・・黒1酸洗槽、3・・・黒2酸洗
槽、4・・・電極、5・・・サポートローラ、6・・・
リザーブタンク、7・・・ポンプ、8・・・熱交換器、
9・・・リザーブタンク、10・・・中和剤貯槽、11
・・・酸洗液、12,13・・・酸洗液戻り管。
Claims (1)
- 1 内部に電極を備え、帯鋼を連続して酸洗する複数の
電解酸洗槽と、前記電解酸洗槽に対応して設けられ、こ
れら電解酸洗槽に夫々独立して酸洗液を供給する複数の
タンクとを設置し、前記複数の電解酸洗槽のうち上流側
の酸洗槽を経た酸洗液を下流側の酸洗槽に対応して位置
するタンクに回収する第1の回収配管を配設すると共に
、下流側の酸洗槽を経た酸洗液を上流側の酸洗槽に対応
して位置するタンクに回収する第2の回収配管を配設す
ることを特徴とする帯鋼連続酸洗設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12928180A JPS5948880B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 帯鋼連続酸洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12928180A JPS5948880B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 帯鋼連続酸洗装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651599A JPS5651599A (en) | 1981-05-09 |
JPS5948880B2 true JPS5948880B2 (ja) | 1984-11-29 |
Family
ID=15005697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12928180A Expired JPS5948880B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 帯鋼連続酸洗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948880B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146172U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 小川 和夫 | 音声発生装置の保護ホルダ− |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5983784A (ja) * | 1982-11-01 | 1984-05-15 | Kawasaki Steel Corp | 多目的連続酸洗装置 |
AT404030B (de) * | 1995-02-15 | 1998-07-27 | Andritz Patentverwaltung | Verfahren zur beize von materialien aus stahl, insbesondere edelstahl |
CN110016678B (zh) * | 2019-05-30 | 2023-06-16 | 宝武特冶航研科技有限公司 | 高效酸洗槽 |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP12928180A patent/JPS5948880B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146172U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 小川 和夫 | 音声発生装置の保護ホルダ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5651599A (en) | 1981-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0075882B1 (en) | Process for regenerating cleaning fluid | |
US4111772A (en) | Process for electrodialytically controlling the alkali metal ions in a metal plating process | |
EP0367112B1 (en) | Method of descaling stainless steel and apparatus for same | |
EP1115917B1 (en) | Process for electrolytic pickling using nitric acid-free solutions | |
JPH05195298A (ja) | 電気メッキ廃液の金属回収の方法およびシステム | |
US3401101A (en) | Separation of hydrogen sulfide and mercaptans from fluid streams | |
US3650935A (en) | Apparatus for electrolytic surface treatment | |
GB1576195A (en) | Apparatus for continuous electrolytic descaling of steel wire with mill scales | |
US4578162A (en) | Method for dissolving copper in the presence of iron | |
CA2573988A1 (en) | Method and device for pickling metals | |
JPS5948880B2 (ja) | 帯鋼連続酸洗装置 | |
US4229280A (en) | Process for electrodialytically controlling the alkali metal ions in a metal plating process | |
US4276133A (en) | Method for continuous electrolytic descaling of steel wire by non-contact current flow | |
CN113584493A (zh) | 一种冷轧不锈钢退火酸洗工艺及酸洗设备 | |
US5786556A (en) | Method and a device for pickling of stainless steel | |
JPS5893893A (ja) | 連続メツキ装置 | |
US4711707A (en) | Method for removal of scale from hot rolled steel | |
JP3792335B2 (ja) | ステンレス鋼帯の脱スケールにおける仕上げ電解酸洗方法 | |
US3027310A (en) | Cleaning bath and method of cleaning moving metal strip | |
US2267146A (en) | Apparatus for electrically pickling and cleaning stainless steel and other metals | |
CA1133418A (en) | Process for electrodialytically controlling the alkali metal ions in a tin-plating process | |
JPH0324299A (ja) | ステンレス鋼帯の酸洗方法 | |
JP3846646B2 (ja) | 鋼の電解による表面清浄化方法 | |
JP3004390B2 (ja) | 熱間圧延合金鉄鋼帯の高速脱スケールと表面改質方法及び装置 | |
EP0138531A1 (en) | Process for cleaning copper base materials and regenerating the cleaning solution |