JPS594813B2 - 配線用遮断器のトリツプ表示装置 - Google Patents
配線用遮断器のトリツプ表示装置Info
- Publication number
- JPS594813B2 JPS594813B2 JP3882079A JP3882079A JPS594813B2 JP S594813 B2 JPS594813 B2 JP S594813B2 JP 3882079 A JP3882079 A JP 3882079A JP 3882079 A JP3882079 A JP 3882079A JP S594813 B2 JPS594813 B2 JP S594813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- circuit breaker
- bimetal
- cover
- display board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は短絡電流または過負荷電流等の過電流が流れた
際、電路を遮断して負荷を保護する配線用遮断器のトリ
ップ表示装置に関する。
際、電路を遮断して負荷を保護する配線用遮断器のトリ
ップ表示装置に関する。
従来、この種の配線用遮断器において、セット状態にて
過電流が流れた際、配線用遮断器内に内蔵された過電流
検出用のセンサーがこれを検知しバンドル、リンク機構
およびラッチ機構等を包有してなる周知の接点開閉機構
が動作し、接点が開離しトリップした場合、右側または
左側状態にあるバンドルが中立位置に変化してトリップ
表示をなし、これによって電路が異常切断されたことを
外部に示す機能を備えているが、この異常が短絡電流に
よるものか過負荷電流によるものかを識別することがで
きないという欠点があった。
過電流が流れた際、配線用遮断器内に内蔵された過電流
検出用のセンサーがこれを検知しバンドル、リンク機構
およびラッチ機構等を包有してなる周知の接点開閉機構
が動作し、接点が開離しトリップした場合、右側または
左側状態にあるバンドルが中立位置に変化してトリップ
表示をなし、これによって電路が異常切断されたことを
外部に示す機能を備えているが、この異常が短絡電流に
よるものか過負荷電流によるものかを識別することがで
きないという欠点があった。
本発明は上記の欠点を改善しトリップした場合いずれに
よるものかを容易に識別し得る配線用遮断器のトリップ
表示装置を提供することを目的とするものである。
よるものかを容易に識別し得る配線用遮断器のトリップ
表示装置を提供することを目的とするものである。
以下、図面に沿って本発明を説明する。
第１図および第２図は本発明の実施例を示すもので、配
線用遮断器の器体１は基台２とカバー３とによって構成
され、カバー１の上部には回動自在に操作用のバンドル
４が突出せしめられておりこのバンドル４を操作するこ
とにより周知の接点開閉機構を介し可動接点５と固定接
点６とが開閉するものである。
線用遮断器の器体１は基台２とカバー３とによって構成
され、カバー１の上部には回動自在に操作用のバンドル
４が突出せしめられておりこのバンドル４を操作するこ
とにより周知の接点開閉機構を介し可動接点５と固定接
点６とが開閉するものである。
しかして、基台２の一方の端部には入力端子部７が、ま
た、他方の端部には出力端子部８が設けられており、前
記の固定接点６は入力端子部７に設けられている。
た、他方の端部には出力端子部８が設けられており、前
記の固定接点６は入力端子部７に設けられている。
一方、固定接点６と接離可能な可動接点５は絶縁物製の
接点台９に設けられた接点板１０に固着されており、こ
の接点板１０は通電用の可撓性を有する撚線１１を介し
基端が基台２に適宜固定され、かつ出力端子部８と接続
されたバイメタル１２の如き熱応動素子の自由端と接続
されている。
接点台９に設けられた接点板１０に固着されており、こ
の接点板１０は通電用の可撓性を有する撚線１１を介し
基端が基台２に適宜固定され、かつ出力端子部８と接続
されたバイメタル１２の如き熱応動素子の自由端と接続
されている。
バイメタル１２は過負荷電流のような過電流が流れると
発熱し、彎曲変位するもので、変位する側には対向して
トリップ表示用の磁性体からなる薄板状の表示板１３が
設げられている。
発熱し、彎曲変位するもので、変位する側には対向して
トリップ表示用の磁性体からなる薄板状の表示板１３が
設げられている。
この表示板１３はほぼ逆り字状に形成され、基端は孔１
３ａを介しネジ化めするなどしてバイメタル１２と共に
、基台２に固定された出力端子部８に固着され、バイメ
タル１２の長さ方向に沿って対向して延びる本体部１３
ｂの上方は平常時バイメタル１２と適宜離間するようギ
ャップが設けられている。
３ａを介しネジ化めするなどしてバイメタル１２と共に
、基台２に固定された出力端子部８に固着され、バイメ
タル１２の長さ方向に沿って対向して延びる本体部１３
ｂの上方は平常時バイメタル１２と適宜離間するようギ
ャップが設けられている。
また、表示板１３の自由端はバイメタル１２側に向って
Ｌ字状に折曲され表示部１３ｃが形成され、この表示部
１３゜はカバー３の上部内壁面に形成された四部３ａ内
に配置されている。
Ｌ字状に折曲され表示部１３ｃが形成され、この表示部
１３゜はカバー３の上部内壁面に形成された四部３ａ内
に配置されている。
表示部１３ｃの上面には記号または文字等の如き過負荷
電流表示Ｏ５短絡表示Ｓ等の異常電流の種類を区別して
外部に知らせるための指標が表示されかつ先端には下方
に向って折曲された折曲片１３ｄが形成されている。
電流表示Ｏ５短絡表示Ｓ等の異常電流の種類を区別して
外部に知らせるための指標が表示されかつ先端には下方
に向って折曲された折曲片１３ｄが形成されている。
四部３ａの上側に相当するカバー３の上部には表示片１
３ａに設けられた前記の指標を表示するための表示孔３
ｂが穿設されていると共に、凹部３ａ内には折曲片１３
ｄと対向し、かつ折曲片１３ｄを吸引するための永久磁
石１４が設げられている。
３ａに設けられた前記の指標を表示するための表示孔３
ｂが穿設されていると共に、凹部３ａ内には折曲片１３
ｄと対向し、かつ折曲片１３ｄを吸引するための永久磁
石１４が設げられている。
しかして、バンドル４を操作して接点開閉機構を介し可
動接点５を固定接点６に接触させたセット状態において
、入力端子部７、固定接点６、可動接点５、接点板１０
、撚線１１、バイメタル１２および出力端子部８等より
なる電路に短絡電流が流れ、電路内に設けられたセンサ
ーがこれを検出し作動することによって、特に図示して
いないが周知のラッチ機構およびトリップ機構が動作し
、トリップ状態となる場合、バイメタル１２に流れる電
流によって磁束が発生して表示片１３はバイメタル１２
に吸引される。
動接点５を固定接点６に接触させたセット状態において
、入力端子部７、固定接点６、可動接点５、接点板１０
、撚線１１、バイメタル１２および出力端子部８等より
なる電路に短絡電流が流れ、電路内に設けられたセンサ
ーがこれを検出し作動することによって、特に図示して
いないが周知のラッチ機構およびトリップ機構が動作し
、トリップ状態となる場合、バイメタル１２に流れる電
流によって磁束が発生して表示片１３はバイメタル１２
に吸引される。
その際、相乗して表示片１３の折曲片１３ｄは対向する
永久磁石１４の吸引力によって吸着され、カバ−３上部
に穿設された表示孔３ｂに対し表示片１３が移動し、セ
ット状態にあった平常時の表示が変化することとなる。
永久磁石１４の吸引力によって吸着され、カバ−３上部
に穿設された表示孔３ｂに対し表示片１３が移動し、セ
ット状態にあった平常時の表示が変化することとなる。
したがって、この状態においで表示孔３ｂを介し識別さ
れる表示を短絡電流が流れたことを示す内容とすること
により、異常電流が短絡電流によるものであることを外
部に識別させることができる。
れる表示を短絡電流が流れたことを示す内容とすること
により、異常電流が短絡電流によるものであることを外
部に識別させることができる。
叙述のように本発明によれば、バイメタ／ｌ／１２に対
し吸引可能に表示板１３が設けられ、かつカバー１の上
部に表示孔３ｂが穿設されており、短絡電流が流れトリ
ップ状態になる場合、表示板１３が吸引移動し、表示孔
３ｂを介し表示板１３に表示されたかかる状態を示す指
標が識別できるようにＷされているため、このような簡
単な構造によって異常トリップ時の原因を容易に識別す
ることができる効果を有スル。
し吸引可能に表示板１３が設けられ、かつカバー１の上
部に表示孔３ｂが穿設されており、短絡電流が流れトリ
ップ状態になる場合、表示板１３が吸引移動し、表示孔
３ｂを介し表示板１３に表示されたかかる状態を示す指
標が識別できるようにＷされているため、このような簡
単な構造によって異常トリップ時の原因を容易に識別す
ることができる効果を有スル。
第１図は本発明にかかる配線用遮断器のトリップ表示装
置の断面図、第２図は同上の要部斜視図である。 １・・・・・・配線用遮断器の器体、２・・・・・・基
台、３・・・・・・カバー、４・・・・・・・・ンドル
、５・・・・・・可動接点、６・・・・−・固定接点、
Ｔ・・・・・・入力端子部、８・・・・・・出力端子部
、９・・・・・・接点台、１０・・・・・・接点台、１
１・・・・・・撚線、１２・・・・・・バイメタル、１
３・・・・・・表示板、１３ｃ・・・・・・表示部、１
３ｄ・・・・・・折曲片、１４・・・・・・永久磁石。
置の断面図、第２図は同上の要部斜視図である。 １・・・・・・配線用遮断器の器体、２・・・・・・基
台、３・・・・・・カバー、４・・・・・・・・ンドル
、５・・・・・・可動接点、６・・・・−・固定接点、
Ｔ・・・・・・入力端子部、８・・・・・・出力端子部
、９・・・・・・接点台、１０・・・・・・接点台、１
１・・・・・・撚線、１２・・・・・・バイメタル、１
３・・・・・・表示板、１３ｃ・・・・・・表示部、１
３ｄ・・・・・・折曲片、１４・・・・・・永久磁石。
Claims (1)
- １ 基台およびカバーにより器体が構成され、カバーの
上部に回動自在にバンドルの操作部が露出して設けられ
、かつ器体内部にはバンドルと連係され接点の開閉をな
す接点開閉機構と、過負荷電流または短絡電流の如き過
電流を検出するバイメタル等が配設された配線用遮断器
において、前記基台に基端が固定された前記バイメタル
に対向するよう磁性体からなり、過電流の種別が上部に
指標された表示板をギャップを介し設け、かつ前記カバ
ーに表示板を吸引するよう永久磁石を配設すると共に、
前記表示板の指標を表示するよう表示孔を穿設し、異常
電流通電時に前記表示板がバイメタルおよび永久磁石に
吸引移動し、これによって前記表示孔を介しその指標が
表示されるように構成したことを特徴とする配線用遮断
器のトリップ表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3882079A JPS594813B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 配線用遮断器のトリツプ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3882079A JPS594813B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 配線用遮断器のトリツプ表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55131938A JPS55131938A (en) | 1980-10-14 |
| JPS594813B2 true JPS594813B2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=12535888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3882079A Expired JPS594813B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 配線用遮断器のトリツプ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594813B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH662210A5 (de) * | 1982-09-28 | 1987-09-15 | Sprecher & Schuh Ag | Motorschutzschalter. |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP3882079A patent/JPS594813B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55131938A (en) | 1980-10-14 |
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