JPS5947868B2 - シ−ズヒ−タ - Google Patents
シ−ズヒ−タInfo
- Publication number
- JPS5947868B2 JPS5947868B2 JP7191076A JP7191076A JPS5947868B2 JP S5947868 B2 JPS5947868 B2 JP S5947868B2 JP 7191076 A JP7191076 A JP 7191076A JP 7191076 A JP7191076 A JP 7191076A JP S5947868 B2 JPS5947868 B2 JP S5947868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- magnesia powder
- pipe
- heat
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気絶縁抵抗を長期に亘つて高く保つことがで
きるシーズヒータに関するものである。
きるシーズヒータに関するものである。
一般にこの種のシーズヒータはパイプと熱線との間にマ
グネシア粉末等の絶縁材料を充填してあるが、このマグ
ネシア粉末は大気中に放置すると吸湿し、電気絶縁抵抗
が低下するので、このマグネシア粉末にシリコン樹脂等
の耐熱性電気絶縁物を含浸させて吸湿を防止する手段が
公開さわている(例えば特公昭50−26787)。し
かしながらこのシリコン樹脂は熱線と接触すると炭化現
象を起し、これが原因して絶縁抵抗が低下する欠点があ
つた。本発明はこのようなマグネシア粉末を充填したシ
ーズヒーメの絶縁抵抗低下を吸湿と炭化の両方から解決
したものである。
グネシア粉末等の絶縁材料を充填してあるが、このマグ
ネシア粉末は大気中に放置すると吸湿し、電気絶縁抵抗
が低下するので、このマグネシア粉末にシリコン樹脂等
の耐熱性電気絶縁物を含浸させて吸湿を防止する手段が
公開さわている(例えば特公昭50−26787)。し
かしながらこのシリコン樹脂は熱線と接触すると炭化現
象を起し、これが原因して絶縁抵抗が低下する欠点があ
つた。本発明はこのようなマグネシア粉末を充填したシ
ーズヒーメの絶縁抵抗低下を吸湿と炭化の両方から解決
したものである。
以下本発明の一実施例を添付図面により説明すると、1
は金属パイプ、2はこのパイプ1の中央部に配置したコ
イル状の熱線で、上記パイプ1の開口部より突出したタ
ーミナル3と接続してある。
は金属パイプ、2はこのパイプ1の中央部に配置したコ
イル状の熱線で、上記パイプ1の開口部より突出したタ
ーミナル3と接続してある。
4はこの熱線2を包囲するように充填したマグネシア粉
末等の主充填材、5はこのマグネシア粉末4とパイプ1
との間に充填した副充填材で、例えばシリコン樹脂、シ
リコンオイル、フッソ樹脂、がラス等の耐熱性電気絶縁
物を混合したマグネシア粉末等を使用してある。
末等の主充填材、5はこのマグネシア粉末4とパイプ1
との間に充填した副充填材で、例えばシリコン樹脂、シ
リコンオイル、フッソ樹脂、がラス等の耐熱性電気絶縁
物を混合したマグネシア粉末等を使用してある。
このような構造のシーズヒータはまずパイプ1の中央部
に熱線2を配置し、この熱線2より適当な距離を保つて
電気絶縁材料からなるチューブ6を挿入し、その中へマ
グネシア粉末等の主充填材4を入れる。
に熱線2を配置し、この熱線2より適当な距離を保つて
電気絶縁材料からなるチューブ6を挿入し、その中へマ
グネシア粉末等の主充填材4を入れる。
次にその外側のチューブ6とパイプ1との間にシリコン
樹脂等の耐熱性電気絶縁物を混入したマグネシア粉末等
の副充填材5を入れる。伺この順序は逆でもよい。そし
てスウエージングの後シリコン樹脂等を加熱溶融してマ
グネシア粉末等の充填材5の粒子間に含浸させ、熱線2
近傍の主充填材4VC吸湿があつてもパイプ1への漏電
がないようにする。この時パイプ1の端部開口に第1図
仮相線で示す如〈耐熱性電気絶縁物を混入した副充填材
5を充填すれば熱線2近傍の主充填材4への吸湿も阻止
することができ、さらに効果的である。そしてこの部分
の副充填材5はターミナル3と接するものであるからシ
リコン等の耐熱性電気絶縁物が炭化して絶縁性が低下す
る等の問題も生じない。なお上記実施例では主−副充填
材4、5の材料としてマグネシア粉末で説明したが、こ
れと同性能を有するものであればどのようなものでもよ
い。
樹脂等の耐熱性電気絶縁物を混入したマグネシア粉末等
の副充填材5を入れる。伺この順序は逆でもよい。そし
てスウエージングの後シリコン樹脂等を加熱溶融してマ
グネシア粉末等の充填材5の粒子間に含浸させ、熱線2
近傍の主充填材4VC吸湿があつてもパイプ1への漏電
がないようにする。この時パイプ1の端部開口に第1図
仮相線で示す如〈耐熱性電気絶縁物を混入した副充填材
5を充填すれば熱線2近傍の主充填材4への吸湿も阻止
することができ、さらに効果的である。そしてこの部分
の副充填材5はターミナル3と接するものであるからシ
リコン等の耐熱性電気絶縁物が炭化して絶縁性が低下す
る等の問題も生じない。なお上記実施例では主−副充填
材4、5の材料としてマグネシア粉末で説明したが、こ
れと同性能を有するものであればどのようなものでもよ
い。
またパイプ1の端部開口を従来と同様封口材で閉塞して
もよい。このように本発明は、熱線の近傍にマグネシア
粉等の主充填材のみを位置させてその外周に耐熱性電気
絶縁物を含んだ副充填材を充填しているので耐熱性電気
絶縁物が炭化して絶縁性が低下する問題はなく、加えて
吸湿の問頂もなく、長期にわたつて良好な絶縁性能が得
られるとともに、両充填材間に電気絶縁性のチユープを
介在しているため、加熱溶融した耐熱性電気絶縁物の熱
線側への侵入を完全に阻止することができ、吸湿のみな
らず耐熱性電気絶縁物の炭化による絶縁劣化をも防止す
ることができる効果がある。
もよい。このように本発明は、熱線の近傍にマグネシア
粉等の主充填材のみを位置させてその外周に耐熱性電気
絶縁物を含んだ副充填材を充填しているので耐熱性電気
絶縁物が炭化して絶縁性が低下する問題はなく、加えて
吸湿の問頂もなく、長期にわたつて良好な絶縁性能が得
られるとともに、両充填材間に電気絶縁性のチユープを
介在しているため、加熱溶融した耐熱性電気絶縁物の熱
線側への侵入を完全に阻止することができ、吸湿のみな
らず耐熱性電気絶縁物の炭化による絶縁劣化をも防止す
ることができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例1TC}けるシーズヒータの
断面図、第2図はその作用説明図である。 1・・・・・・パイプ、2・・・・・懲線、4・・・・
・・主充填材、5・・・・・・副充填材、6・・・・・
・チユーブ。
断面図、第2図はその作用説明図である。 1・・・・・・パイプ、2・・・・・懲線、4・・・・
・・主充填材、5・・・・・・副充填材、6・・・・・
・チユーブ。
Claims (1)
- 1 熱線を包囲してマグネシア粉末等の主充填材を充填
し、この充填材とパイプとの間に耐熱性電気絶縁物を有
するマグネシア粉末等の副充填材を充填するとともに、
両充填材間に電気絶縁性を有するチューブを介在させた
シーズヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191076A JPS5947868B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | シ−ズヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191076A JPS5947868B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | シ−ズヒ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52154129A JPS52154129A (en) | 1977-12-21 |
JPS5947868B2 true JPS5947868B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13474156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191076A Expired JPS5947868B2 (ja) | 1976-06-17 | 1976-06-17 | シ−ズヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947868B2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-17 JP JP7191076A patent/JPS5947868B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52154129A (en) | 1977-12-21 |
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