JPS5947663B2 - 不浸透性多層帯状物の製造方法 - Google Patents

不浸透性多層帯状物の製造方法

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JPS5947663B2
JPS5947663B2 JP1184476A JP1184476A JPS5947663B2 JP S5947663 B2 JPS5947663 B2 JP S5947663B2 JP 1184476 A JP1184476 A JP 1184476A JP 1184476 A JP1184476 A JP 1184476A JP S5947663 B2 JPS5947663 B2 JP S5947663B2
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polyethylene
asphalt
asphalt mixture
strip
strips
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エスビオ・デ・ズロ−ガ・アマト
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TEKISA SA
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたとえば建築業果において、特に防湿性の床を
つ<るのに使用される不浸透性多層帯状物の製造方法に
関する。
この種の多層帯状物は上記の目的のために一般的に用い
られておυ、したがつて本発明の目的は利点を伴なうと
共にかかる製造方法の多くの段階において従来みられて
いた欠点を解消できる上記多層帯状物の製造方法に関す
る。本発明方法によつてつくられる防水性シートはそれ
らの機能の達成ならびに容易な使用のためにかなわ厚い
アスファルトの層と交互になされた極めて薄いポリエチ
レンシートから形成され、そのもつりも簡単な防水性シ
ートは二枚のポリエチレン外層と一枚のアスファルト内
層とから形成される。
アスファルト層は65〜70%のアスファルト、20〜
30%の充填材、例えば細かく粉砕されたスレートおよ
び5〜10%のラテックス又はラテックス状エラストマ
を含むアスファルト混合物よりなる。これらの複合層に
おいて、このアスファルト混合物はその接着作用の他に
さらに重要な防水作用を有している。
この機能を充分に備えさせるため、アスファルト混合物
は接着目的のために必要な最低の厚味よりはかなわ厚く
なければならない。ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルお
よびこれらと同様のプラスチック物質を用いることはこ
れまでも知られていた。しかし、本発明によれば、0.
02〜0.09−とより薄くそして取扱いがより容易で
完全に防湿性とすることのできるポリエチレンシートが
最適であり、これまで使用されてきた他のどのような材
料よりもすぐれていることが発見された。また、この二
枚のポリエチレンシートの間にはこれらよりもはるかに
厚い(約477E)アスファルト層が必要である。アス
ファルトはポリエチレンに接着し難いので、これらをは
わ合せることについて問題が生じる。これと同時に、ア
スフアルト混合物をシート状の層に形成してこれを隣合
うプラスチツクシートに結合させるためにはアスフアル
トを融解させてプラスチツクシートに接着させねばなら
ないが、アスフアルトの融点は通常はプラスチツクシー
トの融点よりも高いので、この操作にあたつてはプラス
チツクシートが融解されたアスフアルトに対して接触す
る際にこのプラスチツクシートが融かされないようにせ
ねばならないという大きな問題がある。
この問題はアスフアルト層が使用されるブラスチツクシ
ートに対して薄いときはそれほど大きくはない。このよ
うな場合においてはアスフアルト層中に含まれそして一
部がプラスチツクシートに伝えられる熱がプラスチツク
材料を融解させるほどは充分大きくなく、引きつづく冷
却によつて除去できるからである。本発明によつて解決
される課題は重要なものであり且つそのために見出され
た解決手段は目明なものではなくて新規であ幻充分な進
歩性を備えていて特許性を有するものであるが、これは
本発明の特色が簡単な一対の圧縮ローラ又はベルトによ
り以下の動作を同時に行なわせることにあるためである
即ち、(a)融解状態にあるアスフアルト混合物を口T
ルにかけ、(b)このアスフアルト混合物を隣合つたポ
リエチレンシートに対して接着させ、そして(c)これ
らのシートをローラ又はベルトの回転に伴なつてローラ
等に吸着された水の層によつてシートがアスフアルトの
融解混合物と接触する丁度その時点と位置において冷却
することが行なわれる。このようにして将に本発明の成
果が達成される。即ち、極めて薄い二枚の可撓性物質(
ポリエチレン)からなる層(厚さ約0.02〜0.09
m)とこれらの間に位置する厚い適当なアスフアルト混
合物層とを有する厚い帯状物(厚さ約4m)が得られる
。アスフアルトはポリエチレンに接着し難いのでこれは
容易には行なわれず適切なアスフアルト混合物の使用が
必要である。本発明によれば、防水性の基材はポリエチ
レン層であり、一方アスフアルト混合物の厚い層が保護
体および接着剤として作用するような形態の帯状物とし
て完全な接着が行なわれるようにすることができる。本
発明によれば、少なくとも二枚の連続した可撓性プラス
チツク帯状物とそれらの間にあつて厚味を任意に加減で
きる一様に分配された接着媒体としての一枚のアスフア
ルト層とを備えた不浸透性の多層帯状物を製造する方法
は、二枚のポリエチレンの帯状物を互いにはなして供給
し、これらのポリエチレンの帯状物に対して60〜70
%のアスフアルト、25〜30%の前記充填材および5
〜10%のラテツクス又はラテツクス状のエラストマを
含むアスフアルト混合物の一課を流動加熱状態下で17
0〜190℃の温度で加え、これらポリエチレン帯状物
およびアスフアルト混合層をアスフアルト層をポリエチ
レン管状物の間において加圧接着させ、これと同時にこ
のポリエチレン帯状物をアスフアルト混合物と接触する
該帯状物の表面とは反対側の表面に対して加えられる水
の薄膜によつてこの水の膜が各ポリエチレン帯状物に対
して帯状物とアスフアルト混合物との最初の接触点の手
前約20〜40cmの距離で加えられるようにして冷却
することによつて融解された高温のアスフアルト混合物
によつて放出される熱によつてポリエチレン帯状物が損
なわれないようにすることからなる。本発明の目的はま
た、約0.01f−0.10mの厚さの少なくとも二枚
のポリエチレンシートと、それらの間にあつてポリエチ
レンシートに接着し約65〜70%のアスフアルト、2
5〜30%の充填材および5〜10%のラテツクス又は
ラテツスク状のエラストマを含む厚さ約4wnのアスフ
アルト混合物とからなる可撓性のある防湿性多層帯状物
を得ることにある。
ポリエチレンの帯状物又はウエブは任意の適当な厚昧と
することができる。
普通はたとえば約0.01〜0.10wnの厚昧の薄い
ポリエチレン帯状物が好ましい。融解アスフアルトの混
合物層は比較的厚く、1〜4wnの範囲にあることが好
ましく、前述したように65〜70%のアスフアルト、
25〜30%の充填材および5〜10%のラテツクス又
はラテツクス状のエラストマを含む。本願明細書中では
「アスフアルト混合物」という用語は上記の種類のアス
フアルト混合物を指すものとして以下使用する。本発明
の一実施態様にあつては、ポリエチレンの二枚のウエブ
が相互に逆回転する夫々のローラの一部を覆つており、
夫々のウエブによつてまわりを覆われたこれらのローラ
の間にはニツプがあつて170〜190℃の温度にある
流動状態のアスフアルト混合物の流れが均一に注入され
て圧縮され多層帯状物を形成する。
プラスチツクウエプ層をそれらの間のアスフアルト混合
層に対して接着されるために使用される二つのローラは
、ニツプの広さを増減するようにその位置を調節し、必
要に応じてアスフアルト混合物層の厚味を制御したり多
層帯状物の多数の構成層が通過できる空隙を形成したυ
することができる。
二対又はそれ以上のローラをさらに下流で動作させ、最
初の簡単な三層帯状物に対して別のポリエチレンウエプ
の帯状物およびアスフアルト混合物層を付加して必要な
数の層からなる多層帯状物を形成することもできる。
本発明においてとD得る一つの方法によれば、ローラの
一部を水面下に没させて作動させることによつてそれら
の周面に各ポリエチレン帯状物のローラ接触面にその冷
却のための水の薄膜を生成させるようにすることもでき
る。
ローラはそれらの軸の支持部に固定した適宜の装置を通
して流れる水を内部循環させてさらに冷却してもよい。
本発明は種々の態様で実施されるが以下その特定の実施
例を添付の図面により例として説明する。
第1図は本発明の方法による多層帯状物を製造するため
の装置の−例の側面概要図であり、第2図は第1図の装
置の上面図である。図に示す製造方法において、ポリエ
チレンウエプの二枚の層IAおよびIBは夫々のリール
2Aおよび2Bから供給され、円筒状ローラ3Aおよび
3Bの−部を覆つているが、これらローラは平行に配置
され逆方向に回転してポリエチレンウエプを下方に集束
させて行くようになされている。
これらローラ3Aおよび3Bは相対的な駆動部材に連接
された軸4Aおよび4Bのまわりを回転する。ローラ3
Aおよび3Bの上方には、もつとも簡単な形状としては
二枚の端壁5Aからなり上記二つの回転ローラ3Aおよ
び3Bによつて開放底端をかこまれるアスフアルト混合
物アプリケータ箱5がある。
65〜70%のアスフアルト、25〜30%の充填材お
よび5〜10%のラテツクス又はラテツクス状エラスト
マを含む融解アスフアルト混合物6が供給源Tから箱5
に注入されてローラおよびローラを覆うウエブIAおよ
びIBの間に均一に分配される。
この代わに、二つの組のローラをポリエチレンウエブに
対して平行に設けてアスフアルト混合物をポリエチレン
ウエプに移すようにして使用することもできる。円筒状
ローラ3Aおよび3Bの協動回転と圧縮とによつてポリ
エチレンウエプの帯状物IAおよびIBとそれらの間に
挾持されたアスフアルト混合物層6との間に以降圧力が
加えられてもつとも簡単な三層構造の多層帯状物が形成
される。
アスフアルト層6の厚味はローラ3Aおよび3Bの間の
ニツプの寸法をそれに取付けた適当な調整装配によつて
加減することにより必要に応じて1〜 4TmLの範囲
で調節される。形成された多層帯状物は容器10中の水
9に浸される。
円筒状ローラ3Aおよび3Bはこの水9中に−部が浸さ
れることによつてそれらの外表面に水の膜を吸着しこれ
をポリエチレンウエブの帯状物IAおよびIBのローラ
接着面に対して運ぶ。この濡れたローラ3Aおよび3B
はまずウエプIAおよびIBが加熱された融解アスフア
ルト混合物と接触する位置の30cm前方(ウエプの長
さで測つて)で夫々ポリエチレンウエプIAおよびIB
と接触する。このような構成は融解アスフアルト混合物
6の熱によつてこのような熱によつて損なわれやすいポ
リエチレンウエプIAおよびIBの劣化が生じないよう
にする上で必要である。多層帯状物8を水9中に通すの
は冷却の完結と帯状物の強化のためである。上記冷却を
助けるため、本発明においては管軸4Aおよび4Bを通
して円筒ローラ3Aおよび3Bの内部に水を循環させる
ことも考えられる.多数の層からなる多層帯状物を得る
ためには、たとえば約0.012mm−0.09=の厚
さb二枚のポリエチレンウエブの帯状物とたどえば4−
の厚さのアスフアルト混合物の中間層とからなる最初の
三層帯状物を、この三層帯状物と別のポリエチレンウエ
ブとが対応するアスフアルト混合物中間層と共に上記と
同様の装置中に供給するようにして通過させる。
ローラは僅かに粗面化されていてその最小直径40cm
である。水はローラにとわこまれ180℃のアスフアル
トに接触する30cm前方で各ポリエチレンウエブのロ
ーラ径方向から見て内側の面を濡らす。ポリエチレンウ
エブおよびローラの間にとbこめられ又は押込められた
水は180℃のアスフアルト混合物との接触時に蒸発し
、それによつて次の二重の冷却効果が得られる。
(a)熱のそれ以上の増大の防止 (b)水の液相から気相への転移における80ca1/
fの吸熱による冷却効果の増大本発明の全く新規な方法
によつて、従来では不可能であつた高圧法の低密度ポリ
エチレンのフイルム、融点約頒℃を有しそして現在製造
される最小の厚さである厚さ50ゲージ即ち0.012
mに等しいフイルムを使用することも可能となつた。
これは全てラミネートが製造されるにつれて行なわれる
。この方法では、ポリエチレンウエブがローラニツプの
手前から水中で濡らされたラミネート巻取装置まで直送
され、このようにして180℃のアスフアルト混合物を
水中に浸たすことができる。
アスフアルト混合物の大きな熱容量とポリエチレン材料
のそれとの間の比が200:Cもなるので、本発明にお
けるように少なくとも1〜27mの厚さのアスフアルト
層を使用するためには上記の方法が実際上不可欠なもの
となる。この方法のさらに別の利点はポリエチレン材料
がこの工程から出て行くときにそこに入る前と変bのな
い物理的および化学的性質を有していることであるが、
これは既存の他の製造方法では得られない利点である。
この方法によれば生成物を毎分40mから毎分1mとい
う予想外の速度でつくることができる。
さらに、顕著な特質としてこの方法が材料供給から巻取
り、パツキングまで完全に連続していることが挙げられ
る。本発明においては、この方法による多層帯状物の製
造のための装置の他の形態の使用も考えられるが、それ
らの一つとしてはポリエチレンウエブを載せた無端ベル
トから構成され、このポリエチレンウエブに対してアス
フアルト混合物層をドクタナイフで塗布してこれらの層
に適当な圧力を加えるようにしたものがあり、適当な数
の無端ベルトを使用することによつて上記の複合層を多
数形成することができる。
ベルトは水中に浸たされる(部分的に)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するのに用いる装置の概要を
示す側面図、第2図は第1図の装置の上面図である。 1A.1B・・・・・・ポリエチレンウエブの帯状物、
2A,2B・・・・・・帯状物供給リール、3A,3B
・・・・・・ローラ、4A,4B・・・・・・回転軸、
5・・・・・・アプリケータ箱、5A・・・・・・端板
、6・・・・・・融解アスフアルト混合物、7・・・・
・・アスフアルト供給源、8・・・・・・多層帯状物、
9・・・・・・水、10・・・・・・容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相互にへだてられた二枚のポリエチレン帯状物を供
    給し、このポリエチレン帯状物に対して65〜70%の
    アスファルト、20〜30%の充填材および5〜10%
    のラテックス又はラテックス状エラストマを含むアスフ
    ァルト混合物の一層を加熱された流動状態において17
    0〜190℃の温度で加え、このアスファルト混合物層
    を上記ポリエチレン帯状物の間に介在させてこれらポリ
    エチレン帯状物とアスファルト混合物層とを加圧下に互
    いに接着させ、これと同時に上記ポリエチレン帯状物を
    該帯状物のアスファルト混合物との接触面の反対側の面
    において加えられる水の膜によつて冷却し、この水の膜
    をポリエチレン帯状物とアスファルト混合物との間の最
    初の接触位置から20〜40cm前方の位置で各ポリエ
    チレン帯状物に加えることによつて加熱融解状態のアス
    ファルト混合物からの発生熱によるポリエチレン帯状物
    への損傷を避けるようにすることからなる少なくとも二
    枚の連続したプラスチック帯状物とこれらの間に接着媒
    体として均一に分配され厚さを任意に調節されるアスフ
    ァルトの一層とを有する不浸透性多層帯状物の製造方法
JP1184476A 1976-02-05 1976-02-05 不浸透性多層帯状物の製造方法 Expired JPS5947663B2 (ja)

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