JPS5947451B2 - 空心リアクトル - Google Patents
空心リアクトルInfo
- Publication number
- JPS5947451B2 JPS5947451B2 JP55183112A JP18311280A JPS5947451B2 JP S5947451 B2 JPS5947451 B2 JP S5947451B2 JP 55183112 A JP55183112 A JP 55183112A JP 18311280 A JP18311280 A JP 18311280A JP S5947451 B2 JPS5947451 B2 JP S5947451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer case
- coil
- core reactor
- air
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
- H01F37/005—Fixed inductances not covered by group H01F17/00 without magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は空心リアクトルに関するもので、特に、不活
性ガスあるいは絶縁油のような冷却用流体を強制循環す
ることによつてコイル等を冷却する型の空心リアクトル
に関するものである。
性ガスあるいは絶縁油のような冷却用流体を強制循環す
ることによつてコイル等を冷却する型の空心リアクトル
に関するものである。
空心リアクトル、特に多相空心リアクトルは、従来、単
相リアクトルコイルを、横に配置してほぼ矩形状の外函
内に収納する構造であつたため、外函の耐力に問題があ
つた。また外函内に不活性ガスのような気体あるいは絶
縁油のような液体の冷却用流体を強制循環させて、外函
内のコイル等の発熱を除去して冷却を行なう型のリアク
トルにおいては、外函内に流体ダクトを設ける必要があ
り、面倒な加工を行わなければならない欠点もあつた。
この発明は以上の従来のリアクトルの欠点を除き、構成
が簡単で耐力のすぐれた外函を具えかつ外函内に容易に
流体ダクトを形成しうる空心リアクトルを提供すること
をその目的としている。
相リアクトルコイルを、横に配置してほぼ矩形状の外函
内に収納する構造であつたため、外函の耐力に問題があ
つた。また外函内に不活性ガスのような気体あるいは絶
縁油のような液体の冷却用流体を強制循環させて、外函
内のコイル等の発熱を除去して冷却を行なう型のリアク
トルにおいては、外函内に流体ダクトを設ける必要があ
り、面倒な加工を行わなければならない欠点もあつた。
この発明は以上の従来のリアクトルの欠点を除き、構成
が簡単で耐力のすぐれた外函を具えかつ外函内に容易に
流体ダクトを形成しうる空心リアクトルを提供すること
をその目的としている。
この発明は以上の目的を達成するため、三相分のリアク
トルコイルを三角形状すなわち正三角形の各頂点にコイ
ルの中心軸線が位置するように外函内に配置し、外函を
円筒状に形成し、各相コイルの下部コイル締付板を三相
分を組合せると円板となるように、かつこの円板の外周
縁が外函に設けた周回つばに重ねられるように形成し、
これらの下部コイル締付板によつて外函の底部に流体ダ
クトを形成し、これらの下部コイル締付板に流体ダクト
の冷却用流体をコイル内に導く通風孔を設けたことを特
徴とする空心リアクトルを提供している。以下に、図示
する実施例に関してこの発明を具体的に説明する。第１
図に示すように、この発明による空心リアクトルは外函
１内に三相分の３個のコイルを収納し、外函１は外部に
設けたブロワ２と冷却器３と連通し、これらによつて冷
却用流体を外函内に強制循環し、冷却が行われるように
なつている型とする。
トルコイルを三角形状すなわち正三角形の各頂点にコイ
ルの中心軸線が位置するように外函内に配置し、外函を
円筒状に形成し、各相コイルの下部コイル締付板を三相
分を組合せると円板となるように、かつこの円板の外周
縁が外函に設けた周回つばに重ねられるように形成し、
これらの下部コイル締付板によつて外函の底部に流体ダ
クトを形成し、これらの下部コイル締付板に流体ダクト
の冷却用流体をコイル内に導く通風孔を設けたことを特
徴とする空心リアクトルを提供している。以下に、図示
する実施例に関してこの発明を具体的に説明する。第１
図に示すように、この発明による空心リアクトルは外函
１内に三相分の３個のコイルを収納し、外函１は外部に
設けたブロワ２と冷却器３と連通し、これらによつて冷
却用流体を外函内に強制循環し、冷却が行われるように
なつている型とする。
外函１は、第３図に最もよく示しているように、Ｊ 内
部に各相コイル４を三角形状に、すなわち正三角形の各
頂点にコイル４の中心が位置するように配置するので、
円筒形に形成されてン、る。
部に各相コイル４を三角形状に、すなわち正三角形の各
頂点にコイル４の中心が位置するように配置するので、
円筒形に形成されてン、る。
外函１は第１図に示すように、コイル４の下端に相当す
る高さの下部に、その内周面から内向きに突出す・ る
周回つば部１１を備え、このつば部１１の下方にブロワ
２からの流体の吸込口１２を有している。リアクトルコ
イル４は上部コイル締付板５及び下ハー部コイル締付板
６で上下からコイル締付ボルト７によつて締付けられて
いる。
る高さの下部に、その内周面から内向きに突出す・ る
周回つば部１１を備え、このつば部１１の下方にブロワ
２からの流体の吸込口１２を有している。リアクトルコ
イル４は上部コイル締付板５及び下ハー部コイル締付板
６で上下からコイル締付ボルト７によつて締付けられて
いる。
このため上部コイル締付板５及び下部コイル締付板６は
それぞれボルト通し孔５ａ及び６ａを具えている。また
下部コイル締付板６は第４図に示すように、冷却用流体
を通すため通風孔６ｂを有している。この発明において
は、下部コイル締付板６は大体扇形で、第４図に示すよ
うに扇形の中央部にコイル４を取付けている。
それぞれボルト通し孔５ａ及び６ａを具えている。また
下部コイル締付板６は第４図に示すように、冷却用流体
を通すため通風孔６ｂを有している。この発明において
は、下部コイル締付板６は大体扇形で、第４図に示すよ
うに扇形の中央部にコイル４を取付けている。
扇形は３相の場合、外函１の内径より僅かに小さい外径
を持つた円を３等分した形であつて、先に記載したよう
に、各相コイルを三角形状に配置した場合、扇形の直線
状の内縁６ｃ１６ｃは第３図に示すように相隣する扇形
の直線状の内縁６ｃと接触し、外函の半径上に位置する
ようになり、扇形の円弧状の外縁６ｄは完全な円となり
、この円の径が外函１の内径より僅かに小さいことによ
り、外縁６ｄは外函のつば部１１上に重なり合うように
位置する。コイルはこのように、下部コイル締付板６の
外縁がつば部１１．１：．にのることによつて外函内に
支持されうる２が、第１及び２図に示すように架台８に
よつて、外函１の底１３から確実に支持される。しかし
下部コイル締付板６がつば部１１上に重なり合うことに
よつて、下部コイル締付板６は３相分が相合して、外函
１の底１３との間に流体ダクト１０を２形成する．この
発明による空心リアクトルは以上のように構成されてい
るので、冷却器３１ｆＣよつて冷却された冷却用流体は
ブロワ２ＶＣよつて強制され、吹込口１２から外函内に
形成された流体ダクト１０に入り、架台８【設けた通風
孔８ａ（第２図）下部コイル締付板６の通風孔６ｂを通
り、コイル４内に上昇して、コイル４を冷却し、外函１
の上端から冷却器３に戻るように強制循環される。
を持つた円を３等分した形であつて、先に記載したよう
に、各相コイルを三角形状に配置した場合、扇形の直線
状の内縁６ｃ１６ｃは第３図に示すように相隣する扇形
の直線状の内縁６ｃと接触し、外函の半径上に位置する
ようになり、扇形の円弧状の外縁６ｄは完全な円となり
、この円の径が外函１の内径より僅かに小さいことによ
り、外縁６ｄは外函のつば部１１上に重なり合うように
位置する。コイルはこのように、下部コイル締付板６の
外縁がつば部１１．１：．にのることによつて外函内に
支持されうる２が、第１及び２図に示すように架台８に
よつて、外函１の底１３から確実に支持される。しかし
下部コイル締付板６がつば部１１上に重なり合うことに
よつて、下部コイル締付板６は３相分が相合して、外函
１の底１３との間に流体ダクト１０を２形成する．この
発明による空心リアクトルは以上のように構成されてい
るので、冷却器３１ｆＣよつて冷却された冷却用流体は
ブロワ２ＶＣよつて強制され、吹込口１２から外函内に
形成された流体ダクト１０に入り、架台８【設けた通風
孔８ａ（第２図）下部コイル締付板６の通風孔６ｂを通
り、コイル４内に上昇して、コイル４を冷却し、外函１
の上端から冷却器３に戻るように強制循環される。
この発明は、以上のように、各コイルを三相外函内に収
納することにより、下部コイル締付板が冷却流体ダクト
を形成するので、ダクトの形成が容易である。
納することにより、下部コイル締付板が冷却流体ダクト
を形成するので、ダクトの形成が容易である。
またコイルを三角形状に配設するので、外函を円筒状に
形成することができ、従来の矩形の外函に比べて、外函
の耐力が向上する。このため高品質のリアクトル機器を
提供しうる効果がある。外函が円筒形に形成しうるので
、特に流体圧を高くする必要のある高電圧機器の場合、
経済的に有利となる。
形成することができ、従来の矩形の外函に比べて、外函
の耐力が向上する。このため高品質のリアクトル機器を
提供しうる効果がある。外函が円筒形に形成しうるので
、特に流体圧を高くする必要のある高電圧機器の場合、
経済的に有利となる。
第１図はこの発明による空心リアクトルの１実施例を略
示する図で流体の循環経路を説明する縦断面図、第２図
は１相分を示す側断面図、第３図は第１図に示した部分
の平面図、第４図は第２図に示した部分の平面図である
。 １・・・・・・外函、２・・・・・・ブロワ、３・・・
・・・冷却器、４・・・・・・コイル、５・・・・・・
上部コイル締付板、６・・・・・・下部コイル締付板、
６ｂ・・・・・・通風孔、６ｃ・・・・・・直線状内縁
、６ｄ・・・・・・円弧状外縁、１０・・・・・・流体
ダクト、１２・・・・・・吸込口、１１・・・・・・つ
ば部、１３・・・・・・外函の底。
示する図で流体の循環経路を説明する縦断面図、第２図
は１相分を示す側断面図、第３図は第１図に示した部分
の平面図、第４図は第２図に示した部分の平面図である
。 １・・・・・・外函、２・・・・・・ブロワ、３・・・
・・・冷却器、４・・・・・・コイル、５・・・・・・
上部コイル締付板、６・・・・・・下部コイル締付板、
６ｂ・・・・・・通風孔、６ｃ・・・・・・直線状内縁
、６ｄ・・・・・・円弧状外縁、１０・・・・・・流体
ダクト、１２・・・・・・吸込口、１１・・・・・・つ
ば部、１３・・・・・・外函の底。
Claims (1)
- １ 外函内に冷却用流体を強制循環して冷却する型の空
心リアクトルにおいて、下部内周面に内向きに突出する
周回つば部を有する円筒状外函と、この外函内に各中心
軸線がほぼ１つの正三角形の各頂点に位置する関係で配
置された各相コイルと、各相コイル下端でコイルを締付
けると共に各相分が一つの円板を形成するように組合さ
れ円板の外周縁が前記外函の周回つば上に重ねられて前
記外函底部に流体ダクトを形成する下部コイル締付板と
を備え、上記下部コイル締付板に上記流体ダクト内の冷
却用流体を上記コイル内に導く通風孔を設けたことを特
徴とする空心リアクトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55183112A JPS5947451B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空心リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55183112A JPS5947451B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空心リアクトル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57106018A JPS57106018A (en) | 1982-07-01 |
| JPS5947451B2 true JPS5947451B2 (ja) | 1984-11-19 |
Family
ID=16129979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55183112A Expired JPS5947451B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空心リアクトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947451B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6117860A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-25 | Kumagai Gumi Ltd | 太陽熱の蓄熱および放熱のための壁構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2502798Y2 (ja) * | 1991-06-21 | 1996-06-26 | 義人 安久津 | 砕土輪の回転胴 |
| CN106205966A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 吴江变压器有限公司 | 一种变压器强迫油循环导向结构 |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP55183112A patent/JPS5947451B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6117860A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-25 | Kumagai Gumi Ltd | 太陽熱の蓄熱および放熱のための壁構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57106018A (en) | 1982-07-01 |
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