JPS5947243B2 - 自動探北装置 - Google Patents

自動探北装置

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JPS5947243B2
JPS5947243B2 JP11850678A JP11850678A JPS5947243B2 JP S5947243 B2 JPS5947243 B2 JP S5947243B2 JP 11850678 A JP11850678 A JP 11850678A JP 11850678 A JP11850678 A JP 11850678A JP S5947243 B2 JPS5947243 B2 JP S5947243B2
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axis
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sensor
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JP11850678A
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功次 山脇
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NIPPON AVIATION ELECTRONICS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は角速度センサと加速度センサの出力を新規な方
法で処理して基準方位(北)を求める用途の広い自動探
北装置に関するものである。
従来化を求める装置としてはプラットホーム型慣性装置
、ストラップダウン型慣性装置、探北装置がある。
プラットホーム型慣性装置は直交する3軸上に角速度セ
ンサ及び加速度センサ61個を固定したプラントホーム
を3又は4個のジンバルで支えセンサの出力を相互に使
用してジンバルを回転制御しプラントホームを水平にし
、その一軸を北に向けて静定させ、プラントホームを基
準として装置本体(その軸が機体の基準軸と合致させて
アル)の姿勢角をジンバルに設けた角度センサで読みと
っている。
本来航法に使用するもので水平としたプラントホーム上
の東西、南北及び上下に向いた軸上の加速度センサの出
力から、その方向ノ速度を求めこれによってプラントホ
ームを水平及び北に制御している。
従って制御精度は高いが機構及び演算制御回路が複雑で
高価であり、かつ角度を読み取ろうとすればその精度に
は限界があった。
次にストランプダウン型慣性装置は直交する3軸上に角
速度センサ及び加速度センサ61個を固定した装置でそ
の装置の軸を機体の基準軸に合致させて機体に装着固定
し、これらのセンサの出力を相互に使用して水平面上の
東西、及び南北並びに垂直各軸を計算して求めて記憶μ
加速度センサのこれら垂直、水平各軸上の分力からその
軸上の速度を求め、これによって姿勢角を常に補正する
ように制御している。
この装置はジンバルがなく回転部分がないので構造は簡
単であるが。
上述の姿勢角を求めるのは総て計算によるため計算は極
めて複雑である。
制御精度は高く姿勢角は電気出力で得られるので指示器
を使用して比較的高い精度で読みとれる。
この慣性装置は本来航法装置でありその目的を達成する
ため直交3軸にそれぞれ角速度センサ及び加速度センサ
を配し、これらの出力を相互に使用するので、その回路
ま極めて複雑で高価であった。
探北装置として直交2軸上に加速度センサを、また何れ
か一軸上に角速度センサを固定した装置がある。
この場合はセンサ出力を使用して水平面上の2軸又は1
軸に対する角速度を求めそれによって北を求めている。
この方法は単に出力をオイラ角変換しているだけで制御
系を含まないので振動がある状態で使用する場合に誤差
が増大する欠点があった。
本発明の目的はこれらの欠点を除き、構成が簡単で、か
つ簡単な補正系を持たせる新規な発想に基づき振動のあ
る状態においても高い精度で、かつ外部からの操作を必
要とせず自動的に北を求めることができる安価な装置を
提供することにある。
すなわち、本発明に係る自動深化装置は、同一軸上に入
力軸を有する組の角速度センサ及び加速度センサをほぼ
水平面上に直交する2軸のそれぞれに前記入力軸を一致
させて2組を固定した構成物と、角速度センサが地球自
転の角速度を検出した分力角速度から同−組の加速度セ
ンサが重力の加速度を検出して得られる傾斜角に相当す
る地球自転の角速度の垂直成分の分力角速度による誤差
を補正し、その結果を時間積分して角度出力を求め、そ
の角度出力から他の組の加速度センサが重力の加速度を
検出して得られる傾斜角を補正する回路とを具備するこ
とを特徴とするものである。
以下本発明に係る実施例について、図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図は実施例の構成を示すブロック図で、センサユニ
ット1は互に直交するY軸及びY軸上にそれぞれその入
力軸を一致させて固定した角速度センサIIX、1iY
及び加速度センサ12X、12Yを有し、そのY軸を本
装置を搭載する機体の基準軸、一般には機体の進行方向
に伸びる軸に合致させている。
角速度センサ11X、11Yは1軸ジヤイロを用いる場
合を示し2個としたが、2軸ジヤイロ1個を用い2つの
出力を使用することもできる。
加速度センサ12Xj12Yは一般に1軸加速度計2個
を用いるが多軸加速度計を用いてもよい。
センサユニット10角速度センサ11Xt11Yは地球
自転の角速度の分力を検出してX軸角速度ωx ”y
Y軸角速度ωYを加速度センサ12Xj12Yはその位
置における水平からの傾斜角に応じた地球重力の加速度
の分力を検出してX軸力醐度a X 、 Y勅諭速度a
yを出力し、それらをデータ処理部2において演算処理
しY軸の方位角Wを出力する。
すなわち本装置のY軸が地球の基準方位北から何度の方
位角に向いているかが連続して方位角1として出力され
る。
その詳細は第4図を用いて後述する。電源ユニット3は
センサユニット1及び演算処理部2に必要な電源を外部
電源31から作りそれぞれ供給スる。
さて本装置のセンナユニット1はそのY軸、Y軸のなす
面が水平であることが測定精度を高める上で望ましいが
、一般に多少の傾斜角を持つと考えなげればならない。
今第2図に示すように水平面上で地球の北Nと方位角W
をなしてXoYo 座標が置かれているとし、更に第3
図に示すようにY軸が水平面上のX。
軸と傾斜角θをなしまたY軸がYo軸と傾斜角φをなし
て傾いているとすると、角速度センサー1Xの出力ωえ
は地球自転の水平分力Ω、の分力ΩNC09V/COS
θ と垂直分力ΩVの分力Ωvsjnθを含みωX=Ω
NC05FCOSθ+Ωvsinθで表わされる。
一般に本装置を使用する場合においてXY座標はほぼ水
平であってθ≦3°である。
従ってcO8θ”:”1jslllθキθとしωXキΩ
N CO3F+ΩVθとして略算しても方位角1に大き
な誤差の原因となることはない。
Y軸の角速度センサーlyに対するY軸の水平面からの
傾斜角φについても同様に略算すればωYキΩN5iH
F+ΩVφとなる。
さて第4図においてX勅諭速度センサー2xの出力aX
を乗算器21において重力の加速度gで除して傾斜角θ
を求め地球自転の角速度Ωの垂直分力ΩVθを求める。
X軸角速度センサー1Xの出力ωXは地球自転の角速度
ΩのX軸方向の分力ωXで前述のとおり略算してωXキ
ΩNCO5”十ΩVθ であるから加算器22でωXか
らΩ■θを減算した結果はΩNcosvとなり第3図に
示すXo輪軸上角速度ω。
=Ωv cos vを求めたことになる。
これを積分器23により時間積分咋)とすると角度A
=ΩNC08F−tが得られる。
これはXY座標系が静止した状態であるが、通常XY座
標系には振動があり、Y軸、Y軸廻りに回転運動が入っ
ている。
Y軸について述べると、X軸角速度センサー1xはこの
振動回転による角速度ωXSをも検出するが、 これが
積分器23で時間積分(ト)された結果は丁度Y勅願速
度センサー2YがY軸の振動回転による出力aysを乗
算器24により重力の加速度g℃余して得られる傾斜角
φSと時々刻々等しくなるので、これを加算器25にお
いて補正すれば振動による誤差は除かれる。
ここが本発明における要点である。
しかしY勅願速度計12Yの出力ayは初期のY軸の水
平面からの傾斜角φに相当する出力ayoをも含みaY
=aYo+aysであるから乗算器24において出力a
yoは重力の加速度gで除してφとなり加算器25で補
正されるので加算器30の出力AはA=ΩNCO5”・
t+φとなる。
同様にしてY軸について加算器25の出力BはB=−Ω
N5石1・t+θとなる。
A及びBは時間により変化する頃と一定項とよりなり、
例えば1秒毎の増加分はAの増加分二〇NCO3” j
Bの増加分=−ΩN5in’l’である。
従ってとして求められる。
演算部2の計算器31によってA及びBの増加分を例え
ば1秒ごとに求めて演算しWを出力させれば1秒ごとの
1の値が連続して求められる。
以上は実施例を原理的に述べたが高精度で演算するため
具体的には、 センサー1X、11Y、12X、12Yの出力を■乍変
換器などでデジタル化して行なう、この場合センサー1
Xt117のデジタル出力は角度のディメンション、セ
ンサー2X、12Yのデジタル出力は速度のディメンシ
ョンであり上述のように回路2L22,23,24,2
5及び26゜27.2B、29.30において同じディ
メンションに合せて処理するとその結果は加算器25゜
■ 30の出力としてそれぞれ予ΩNC03F t+kl
t及び−ヲΩN5i11Ft2+に2tを得る。
ここにに1゜k2は時間に比例して増加する項の係数で
ある。
この結果を計算器31で最小自乗法を用いて積分1 時間tの2乗の項の係数−〇NCO5”及び−ΣΩN5
iTIF を抽出し、これを前述のようにAの増加分
Bの増加分として用い1を求める。
なおA及びBの増加分から地球自転の垂直角速度分力Ω
VはここにtはA、Bの増加分を求める単位時間、とし
て求められる。
加算器21.26に用いたΩVは測定地点の緯度が既知
として求めているが、上記のΩVが求められることを利
用して緯度が不明の場合に棚略の緯度を仮定して加算器
21.26にΩVを与え求められたΩVを繰返し入れて
ΩVを求めることにより正しいΩVを求め、逆に緯度を
求めることも可能である。
第4図の加算器25゜30において行なう補正の符号が
Y軸では加算。
Y軸が減算となっているのは加速度センサ12X。
12Yの傾斜方向によって出力を正、負として処理して
いるためで、加速度センサ12X、12Yの軸への取り
付は方法によっては逆になることもある。
以上の説明から明らかなように本発明によれば従来例の
慣性装置のような複雑な構成でなく簡単な構成の安価な
装置で、新規な信号処理を簡単な補正系で行ない、振動
のある状態において誤差を相殺することができ高い精度
で自動的に連続的に北を求めることができる等実用上の
利点と効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明に係る実施例の説明図で
、第1図は構成を示すブロック図、第2図、第3図は装
置の座標軸と地球上の水平座標軸との関係の説明図、第
4図はセンサの出力信号の処理を示すブロック図である
。 X、Y・・・・・・装置の直交座標軸(直交2軸)、Ω
・・・・・・地球自転の角速度、Ω、・・・・・・同じ
く北方向の水平角速度分力、ΩV・・・・・・同じく垂
直角速度分力、g・・・・・・重力の加速度、11X、
11Y・・・・・・角速度センサ、12X、12Y・・
・・・・加速度センサ、21゜24.26,29・・・
・・・乗算器、22,25,27゜30・・・・・・加
算器、23,28・・・・・・積分器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一軸上に入力軸を有する組の角速度センサ及び加
    速度センサをほぼ水平面上にて直交する2軸のそれぞれ
    に前記入力軸を一致させて2組を固定した構成物と、前
    記角速度センサが地球自転の角速度を検出した分力角速
    度から同−組の前記加速度センサが重力の加速度を検出
    して得られる傾斜角に相当する地球自転の角速度の垂直
    成分の分力角速度による誤差を補正し、その結果を時間
    積分して角度出力を求め、その角度出力から他の組の前
    記加速度センサが重力の加速度を検出して得られる傾斜
    角を補正する回路とを具備することを特徴とする自動探
    北装置。
JP11850678A 1978-09-26 1978-09-26 自動探北装置 Expired JPS5947243B2 (ja)

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JPS5544958A JPS5544958A (en) 1980-03-29
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JPS6147991A (ja) * 1984-08-14 1986-03-08 日本電気株式会社 音声の時間長デ−タ生成装置
JP2609975B2 (ja) * 1992-06-26 1997-05-14 日本航空電子工業株式会社 方位計
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