JPS5947236B2 - 熱移動方法 - Google Patents

熱移動方法

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JPS5947236B2
JPS5947236B2 JP51096893A JP9689376A JPS5947236B2 JP S5947236 B2 JPS5947236 B2 JP S5947236B2 JP 51096893 A JP51096893 A JP 51096893A JP 9689376 A JP9689376 A JP 9689376A JP S5947236 B2 JPS5947236 B2 JP S5947236B2
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heat
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conduit
gas
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JP51096893A
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アレクサンドル・ロジエ
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ANSUCHICHU FURANSE DEYU PETOROORU
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ANSUCHICHU FURANSE DEYU PETOROORU
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Publication date
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Publication of JPS5223757A publication Critical patent/JPS5223757A/ja
Publication of JPS5947236B2 publication Critical patent/JPS5947236B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B30/00Heat pumps
    • F25B30/04Heat pumps of the sorption type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、温度Bの範囲内で使用することのできる温
度の低い熱から、温度Aの範囲すなわち温度Bの範囲以
上の温度の高い熱を得ることのできる熱移動(Ther
motransformation)方法に関するもの
である。
一般に多量の熱を自由に使用することが出来るにもかか
わらず、その温度が低過ぎるために、多量の熱を撥棄し
てしまうことがしばしばある。
たとえば製油所、製錬所では、50℃〜150℃の範囲
内にあって、その熱を再利用するには低過ぎると考えら
れるために、これらの低い温度をもった熱の大部分を捨
てているのが現状である。
同じように、地熱にあっても、その温度を利用するため
に地下水帯から出た望ましい温度よりも低い湯を利用す
ると云う問題が提起されている。
エネルギーの節約という絶対的必要性のために、以上述
べたどのケースにあっても、その熱量を自由に使用し得
る温度にまで上昇させる方法を案出することが望まれて
いる。
このために、熱ポンプを用いて操作することが可能であ
る。
熱ポンプによる場合は、最初使用できる温度よりも高い
温度において熱量を用いることが出来るが、これは供給
ガス量をQとし、熱ポンプの効率をηとして、W=Q/
ηなる条件の下においてそのエネルギーWを使用するこ
とができるのである。
さてエネルギーWは大抵の場合において、燃焼熱から、
例えば0.3〜1の範囲の収率をもって自ら得られるこ
とが明らかである。
よって熱ポンプを操作するシステムでは、高い効率をも
って操作しない限り、エネルギー節約の見地から見て有
益な解決は望みえない。
もう一つ別の解決方法は、熱移動手段を完全なものにし
て三段階(tritherm)のサイクルによって操作
することである。
この熱移動手段を完全ならしめうる可能性は、Rビイシ
ュニブスキイ(R・Vichnievsky)の理論的
計画によって喚起されている(マソン社(Masson
et Cie ) 1967年発行の「機械に応用さ
れる熱力学」)。
給体温度T。
の冷源と熱を交換し、可逆条件において操作するシステ
ムにあっては、絶対温度Tにおけるある量の熱Qを、 なる関係にしたがって、温度T′に おけるある量の熱Q′に変えることができる。
とくに、温度Tにおけるある量の熱QをTよりも高い温
度T′における、より少ない量の熱Qに変Q′ えることが可能であって、この場合の熱量比−は理論的
熱量比(1−TO/T ) /(1−To/T’)より
も低いこと当然である。
このようなシステムによって示されている可能性は、未
だ実際において十分な開発がなされていない。
低いレベルの熱をもつ温度の高さを上昇させることので
きる熱移動手段を完全なものとするために、吸収による
システムを用い明白に等圧であるサイクルにしたがって
操作することによって実現可能ならしめうることが発見
された。
これは現在; に至るまで知られている技術のどの技術
によっても達成できることではないのであって、極めて
微弱な量の機械的エネルギーを使用することによって実
現可能なのである。
この発明は、温度Bの範囲内で使用することのできる熱
から、温度Aの範囲すなわち温度Bの範囲以上の熱を生
せしめることを目的とする熱移動方法に関するものでそ
の特徴とするところはつぎのとおりである。
すなわち、この発明はエネルギー(travai l)
流体のガス留分を溶剤として使用される液相と接触させ
ガス相の少くとも1部分を液相に溶解させて熱を温度A
に移らせる工程aと、該工程aにおいて得られた溶液を
、飛沫同伴ガス(gazdentrain−ement
)の流れと接触させて、エネルギー流体の前記のガス
留分を少くとも部分的に遊離させ、エネルギー流体の前
記のガス留分と前記飛沫同伴ガスとの混合物を得て、遊
離熱は、温度Bの範囲から吸収する工程すと、このよう
にして工程すで得られたガス混合物を少くとも部分的な
液化による相の分離と蒸発とによる分留とを行なわしめ
、少くとも2つの明瞭に異ったガス留分GとHを得、前
記の蒸発は温度Bの範囲から熱を取って行なわしめる工
程Cと、前記ガス留分Gをエネルギー流体のガス留分と
して前記工程aに送ると共に前記ガス流分Hを飛沫同伴
ガスの流れとして前記工程すに送る工程dとからなるも
のである。
なお、工程aにおいて作られた吸着熱は必ずしも吸着帯
において直接回収されない。
それは後段で行なわれる縮合によって、高いレベルの熱
を生ずる現在の液体成分を蒸発させるのに役立つ(実癩
例3参照)。
また、同じように、前記工程すの操作の中における脱着
熱は脱着帯において、外部熱源によって必ずしも直接に
供給されるとは限らない。
なお、前記温度Aは例えば80℃〜250°Cであり、
温度(もしくは温度の範囲)Bは、例えば20℃〜15
0℃である。
熱の交換は、温度のある範囲内において行われ、一定の
温度において行われない場合には、温度Aの差は、少く
とも部分的に温度Bの差以下の状態に保たれていること
は、勿論のことである。
溶媒は、一般に水、ジメチルフォルムアミド、ジメチル
スルホキシド、n−メチルピロリドン、リド酸トリブチ
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブチ
ルアルコールまたはアニリンのような極性溶媒(Sol
vant Po1aire )である。
また、ある場合には、溶媒として例えばパラフィン類か
ら選んだ炭化水素を用いることもできる。
溶質または作業流体と呼ばれる、吸収留分Gは、例えば
アンモニア、メタノールのようなアルコール、アセトン
のようなケトン、ブタンまたはプロパンのようなパラフ
ィン系炭化水素、ベンゼンのような芳香族炭化水素、あ
るいは例えばフルオロトリクロロメタン、ジフルオロジ
クロロメタンのようなフレオン類の塩素および/または
弗素を含む炭化水素蒸気によって、形成される。
一般的に云って、操作の行なわれる温度と圧力の下にお
いて、化学的に安定しているガスは、すべて吸収溶質の
例えば50cal/g以上で好ましくはできるだけ高い
、熱の蒸散をなし溶媒中に溶解することの出来る条件に
適合するものが選ばれる。
脱着は、浄化用(balayage )のガスの流れH
を導入して行なわれる。
この浄化用のガスの流れHは、例えば窒素または水素の
ような、脱着を行なう温度において凝縮しないガスによ
って形成される。
この場合、浄化用ガスの流れHと脱着された溶質Gによ
って形成されるガス状混合物が得られ、水または空気の
ような冷却用の外部媒質によって冷却された凝縮器に前
記ガス状混合物を導いて、溶質の分離を行なう。
かくして凝縮器の出口において、溶質Gの液体留分が得
られ、次ぎにこれを温度Bの範囲内から熱をとって、蒸
発させる。
また、浄化用のガスの流れHは、装置の圧力と凝縮器の
冷却温度において凝縮せしめられる成分の蒸気によって
も生成されその成分はアンモニアのような軽いガスを遊
離するときの例えばブタンのような炭化水素である。
浄化用のガスの流れHと遊離された溶質によって形成さ
れたガス状混合物は、この場合、例えば冷却用の外部媒
質によって冷却された凝縮器を通って、分離される。
このようにして凝縮器の出口において、液体留分Hまた
は2つの液体留分GとHが得られ、前者は温度Bの範囲
内の熱をとって蒸発して浄化用のガスの流れを再びあた
え、後者の2つの液体留分GとHは、温度Bの範囲内の
熱をとって、別個に蒸発させられる。
ガス状混合物の分留は、例えば蒸溜のような既知の他の
どの方式によっても行なうことができる。
溶質の脱着(d&5orbtion)の行われている間
の液相とガス相との接触は、出来るだけ完全な脱着が行
なえるように、好ましくは逆流操作される。
吸収と脱着の行程は、この方法の操作を行うためにもつ
ともしばしば用いられているタイプの塔の中で行われる
ことが好ましい。
しかしながら他の装置、とくに機械的撹拌器を備えてい
る装置も使用することができる。
以下、この発明を実現するための方法を示している次ぎ
の実施例に基づいて、詳細に説明する。
なお、この明細書において、組成は、モル分率によって
表示されている。
実施例 1 第1図に基づいて、第1の実施例を説明する。
導管1によって、23m’/Hのガス状混合物(組成−
n−ブタン:0.906、アンモニア:0.077、水
:0.017)を圧力4atm、温度35℃の下で凝縮
器C1に導く。
そして、このガス状混合物を水で冷却された凝縮器C1
において、温度25°Cまで冷却する。
かくして、ブタンの部分的液化が行われ、ガス状混合物
は導管2によって、デカンテーション用のタンクB1に
送られる。
このタンクB1から導管3を通って、1698kg/H
の流量の液状ブタンが流出し、また導管4からは、ガス
状混合物(組成−n−ブタン:0.575、アンモニア
:0.348、水:0.077)が流出する。
このガス状混合物は熱交換器E3に入り、導管5を通っ
て、温度54℃となって流出し、プレート塔T2に送ら
れる。
プレート塔T2は直径が10αであって、穿孔された棚
板が15枚設けられている。
この塔T2において、ガス状混合物は導管9を通って送
られてくる流量が241A/Hの水相と、逆流接触させ
られる。
ここで、ガス状混合物に含れているアンモニアは水によ
って吸収され、組成がn−ブタン:0.882、水:0
.118であるガス状混合物が塔T2から導管8を通っ
て流出する。
この導管8から出た混合物は熱交換器E3に入り、導管
12を通じて流出し、次いで凝縮器C2を通り、ここに
おいて凝縮器C2の冷却水に間接接触して、熱を伝達す
る。
かくして2つの液体留分が得られ、タンクB2において
これを分離する。
導管16によって、タンクB2から91/Hの水ヲ、ポ
ンプP4により抽出し、この水を塔T1から、導管21
を通って送られてくる水溶液と導管22の中で混合させ
る。
他方導管15を通じて、タンクB2から流量38:l/
HのブタンをポンプP3により、抽出し、それを導管1
7によって送り、導管14によって送られてくるブタン
と、導管18の中で混合させる。
前記プレート塔T2は、頂部の圧力3.8気圧で操作さ
れ、棚板は明らかに(Sensiblement)一定
の温度80°Cに保たれている。
また、プレート塔T2における溶解熱は、導管6を通じ
て塔T2内に入り、導管7から出てゆくn−ペンタンの
流れと間接接触による熱交換によって、交換の間に蒸発
して除かれる。
このようにして、温度80℃で4.5KcaA/Sの熱
を前記n−ペンタンに供給することができる。
さて、前記塔B2内のアンモニアの水溶液は、導管10
によって排出され、ポンプP1によって、熱交換器E2
に送られ、ここから温度51℃で排出され、次いで導管
11によって、プレート塔T0に導入される。
プレート塔T1は、直径10crfLであって、穿孔棚
が15板設けられている。
前記タンクB□から抽出される液状ブタンは、導管3に
よって、交換器E1に送られ、そこから温度35°Cで
導管13を通って流出し、ポンプP2によって、導管1
4中に送られる。
この導管14を通って送られてくるブタンと前記タンク
B2から導管17を通って送られてくるブタンは、導管
18の中において混合され、導管18を通って、罐R1
に送られて、この罐R1の熱源から43°Cの温度で、
39、9 Kc a# / Sの熱を取り、4.2気圧
の圧力の下で、蒸発する。
この罐R1で蒸発した蒸気状ブタンは、導管19を通じ
てプレート塔T1に送られる。
そして該塔T1において導管11から送られてくる前記
アンモニア水溶液中に含有されたアンモニアはブタンの
流れと向流接触して、遊離する。
プレート等T1は、4.2気圧の底部圧力によって操作
され、穿孔棚は40℃の明らかに一定した温度に保たれ
ている。
脱着の熱すなわち4.6 Kc al/ Sは、インペ
ンクンの流れによって供給され、これは導管24から入
り、交換の間に凝縮して導管23からとり出される。
このようにして、第1の実施例システムでは、40°C
と43°Cの両方からとった熱によって、80℃の熱を
供給することができた。
実施例 2 実施例2は、第2図に基づいて説明する。
まず熱交換器E1から導管1によって、組成が窒素=0
.73、n−ブタン:0.27であるガス状混合物を1
0気圧の圧力の下に温度24℃で流量12m3/Hだけ
凝縮器C1に送る。
このガス状混合物は凝縮器C1において、温度15℃ま
で冷却される。
かくしてブタンの液体留分が得られ、ガス状混合物はデ
カンテーンヨン用タンクB1に導管2によって送られる
このタンクB1から、導管3を通じて流量33.1 k
g/Hの液状ブタンが取り出され、かつ導管4からは、
組成が窒素:0.83、n−ブタン:0.17であるガ
ス状混合物が取り出される。
タンクB1から取り出される前記液状ブタンは、熱交換
器E1に送られ、そこで温度75℃となって導管14か
ら再び取り出され、ポンプP2によって罐R1に送られ
、こ3において、罐R0の熱源から79.5℃の温度で
638cal/Sの熱を受は取り、9.8気圧の圧力の
下において蒸発し、ここで発生した蒸気ブタンは導管5
によって塔T2に送られる。
塔T2は、直径0.6CrfLのラシツヒ(Rasch
ig)環の充満した、直径10Crnの充填塔である。
塔T2はその底部の9.9気圧の圧力と、明らかに一定
である120℃の温度において、操作される。
熱交換器E2中を逆流循環し、導管9を通じて塔T2に
送られてくる、n−デカン(H−decane )中に
おいて、ブタンが溶解する。
なお、n−デカン(n−decane)の流量は414
kg/Hである。
このブタンの溶解熱は、導管6によって塔T2内に入り
、導管7を通って取り出される水の流れによって吸収さ
れ、熱交換中に蒸発して排出される。
かくして温度120℃において、187call/Sを
供給する。
導管10によって、n−デカンのブタン溶液が塔T2か
ら抽出され、ポンプP、によって熱交換器E2に導ひか
れ、次いで導管11によって塔T1に送られる。
塔T1は、直径0.6crrLのラシツヒ環で充たされ
た直径10CI/Lの充填塔である。
タンクB1から導管4を通って取り出される、窒素とブ
タンのガス状混合物は、熱交換器E1に送られ、そこか
ら9.7気圧の圧力で取り出され、次いで加圧ポンプに
、によって、10.5気圧の圧力に至るまで加圧され、
導管19によって塔T1に送られる。
塔T1において、n−デカン(ndecane)に含ま
れたブタンは、ガスの流れによって部分的に遊離される
そして、塔T0は80℃である明らかに一定の温度にお
いて操作され、脱着熱すなわち374ca7/Sの熱が
導管22によって蒸気状で導入され、熱交換の間に凝縮
して出てゆく、ヘプタンの流れによって供給される。
このようにして、第2の実症例システムによっては、熱
80℃を取って、120℃の熱が供給せられた。
実癩例 3 実癩例3は第3図に基づいて説明する。
アンモニア79重通%と水21重量%によって組成され
た1、31t/Hの蒸気が導管31によって、温度10
0℃、圧力4.5kg/cI?Lとして吸収塔T2に送
られる。
吸収塔T2の頂部には導管32から、0.2重量%のア
ンモニアを含有し、113℃の温度をもった水10t/
Hが供給される。
塔T2は断熱的であって、アンモニアの吸収によって発
散された熱のために、水が蒸発せしめられる。
塔の頂部において、温度は140℃、圧力は4kg/d
であり、95重量%の水と5重量%のアンモニアから組
成される蒸気1t/Hが取り出される。
この蒸気は、熱交換器E4中において130°C乃至1
40°Cで凝縮し、導管34を通じて入り、導管35を
通じて出て行く外部流体に対して、525Kca#/H
の熱量を供給し、導管37を通って熱交換器E4から出
てゆく。
そして塔T2内の温度120°Cのレベルにある液体が
導管36を通ってポンプP0により、2t/Hの割合で
抽出される。
この塔T2から抽出された液体は、ポンプP0によって
導管38中に送られ、他方導管37によって熱交換器E
4から送られてくる液体と管39中において混合し、得
られた混合物は導管39によって、熱交換器E5に送ら
れる。
塔T2の底部において、温度100°Cである15重量
%のアンモニア溶液が導管40によって排出され、他方
導管41によって送られてくる液体と管42中において
混合せしめられる。
このようにして得られた混合物は導管42によって、ス
トリッピング塔T1の頂部に送られる。
該塔T1の底部において、組成がノーマルブタン:0.
30.インペンタン:0.45.ノーマル・ヘキサン:
0.25である。
飛沫同伴(entrainem−ent )の蒸気を導
管43によって151にモル/H導入する。
この蒸気によって、溶液中に含有されたアンモニアをと
り出すことができる。
そして塔T1内は導管25によって導ひかれ、導管26
によって取出される外部からの流体の冷去旧こよって供
給される646Kcal/Hの調整剤によって調整され
る。
かくして塔T1内の温度は底部でioo℃、頂部で80
°Cになる。
塔T1内の組成が炭化水素:0.67、アンモニア:0
.26、水:0.07である蒸気が導管44によって排
出せしめられる。
この蒸気は、導管25によって導びかれる1、13t/
Hの溶液と混合されて、アンモニア/(水子アンモニア
)の重量比が0.45になるように調整される。
ここで得られる混合物は導管66によって熱交換器E8
に送られ、次ぎに導管4Tによって凝縮器C1に導入さ
れる。
凝縮器の出口において、温度が30°Cの、混合物は2
つの液相、すなわち炭化水素の留分とアンモニア溶液に
よって組成された水の留分を形成する。
これらの2つの液体留分は、導管48によってタンクB
1に導入される。
前記混合物中の炭化水素相は、導管49を通じてタンク
B1に導入され、導管49を通じてタンクB1から出て
、ポンプP2によって導管50を通って熱交換器E8に
送られ、次いで導管51を通って熱交換器E7に送られ
る。
熱交換器E7において、この炭化水素相は導管52から
送入され導管53から出てゆく、その冷却が856 K
cal/Hを供給する、外部からの流体によって、加熱
される。
この炭化水素相は温度100℃において完全に蒸発して
、導管43を通って熱交換器E7から出て塔T1に至る
タンクB0内の水相は導管54を通ってタンクB1から
取り出され、ポンプP3によって、導管55を経て熱交
換器E8に送られ、次いで導管56を通って熱交換器E
6に送られる。
熱交換器E6に導びかれた炭化水素相は、導管57によ
って送り込まれ導管58から出てゆくその冷却が158
Kcal/Hを供給する外部からの流体によって加熱さ
れ、次いで導管59によって、タンクB2に送られる。
タンクB2では、温度が1000Cであって、導管31
によって塔T2に送られる蒸気と、16重量%のアンモ
ニアを含有していて、導管60によって塔T1に送られ
る液体留分とが得られる。
塔T1の底部において、0.2重量%のアンモニアの溶
液が得られこれを導管61によって塔から排除する。
この溶液はポンプP4によって取り出され、導管62を
通って、熱交換器E5に送られ、そこから導管32によ
って塔T2に送られる。
熱交換器E5には、導管39によって塔T2の頂部の溶
液が送り込まれる。
この溶液は、導管63によって、タンクB3に送られ、
ここから導管45によって、T1塔の頂部に於いて発生
する蒸気の稀釈に役立つだけの流量を抽出する。
導管64によって、7.07t/Hの溶液を取り出し、
これを導管65を通じてポンプP5によって、塔T1の
頂部に送る。
要するに、このようにして第3の実施例では、80°C
〜100°Cの熱(温度Bの範囲)を消費して、130
°C〜140°Cの熱(温度Aの範囲)を生成せしめる
ことができた。
この発明の方法に依って、普通の圧力で操作して、比較
的高い温度の熱を得ることができ、装置の運転費用の節
減が行なえることがこれらの実施例によって判明した。
また吸収と脱着の工程が、明らかに同一の圧力の下にお
いて行なわれ、圧縮作業の浪費を避けることができるこ
とも明瞭である。
また脱着を容易にするために、ある場合には、吸収工程
を操作する圧力以下の圧力で脱着工程の操作を行うこと
が可能であることも実施例3によって、同様に明瞭であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明の3つの実施例を示すフロ
ーダイヤグラムである。 図中、B1〜B3・・・・・・タンク、C1,C2・・
・・・・凝縮器、E1〜E8・・・・・・熱交換器、K
1・・・・・・加圧ポンプ、P1〜P5・・・・・・ポ
ンプ、R1・・・・・・罐、T1.T2・・・・・・塔
、1〜66・・・・・・導管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エネルギー流体のガス留分を溶媒として用いた液相
    と接触させて、ガス相の少くとも1部分を液相に溶解さ
    せ、温度Aに熱を移す工程aと、工程aにおいて得た溶
    解を飛沫同伴(entrainement)ガス流と接
    触させて、エネルギー流体のこのガス留分を少くとも1
    部分脱着し、エネルギー流体のこのガス留分とこの飛沫
    同伴ガスとのガス状混合物を得て、必要な脱着熱が温度
    Bにおいて取り出される工程すと、このようにして得た
    ガス混合物を少くとも部分的液化と相の分離および蒸発
    とによる分留に附し、少くとも2つの明瞭に異った留分
    GとHとを得て、前記の液化が、液化の熱を冷却用の外
    部媒質に移して行なわれ、前記の蒸発が温度Bの範囲の
    熱を取って行なわれる工程Cと、ガス留分Gをエネルギ
    ー流体のガス留分として前記工程aに送り、留分Hは飛
    沫同伴(entrainement)ガ名流として前記
    工程すに送る工程dによって、温度Bにおいて使用し得
    る熱から、該温度8以上である温度Aの熱を得ることを
    特徴とする熱移動方法。 2 工程Cの分留が部分的液化によって行わ札留分Gと
    Hとを一つはガス状において、他は液状において供給し
    、つづいてガス留分(GまたはH)と液体留分(Hまた
    はG)との分離および分離した液体留分の蒸発を行って
    、第2のガス留分(HまたはG)を供給し、前記の蒸発
    は温度Bの熱を取って行われる、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3 工程すの脱着が溶液と飛沫同伴ガス流との逆流接触
    によって行われる特許請求の範囲第1項乃至第2項の1
    つに記載の方法。 4 工程aにおいて熱を温度Aに移し、吸収されるガス
    留分の成分の少くとも1つがアンモニアである、特許請
    求の範囲第1項乃至第3項の1つに記載の方法。 5 工程aにおいて、温度Aを熱を移して吸収されるガ
    ス留分の成分の少くとも1つが炭化水素である、特許請
    求の範囲第1項乃至第3項の1つに記載の方法。 6 工程aにおいて温度Aに熱を移して吸収されるガス
    留分の成分の少くとも1つが塩素または弗素を含んだ炭
    化水素である、特許請求の範囲第1項乃至第3項の1つ
    に記載の方法。 7 工程すの脱着を行うのに役立つ飛沫同伴ガス流が、
    ガス状炭化水素を特徴する特許請求の範囲第1項乃至第
    6項の1つに記載の方法。 8 工程すの脱着を行うのに役立つ飛沫同伴のガス流が
    窒素または水素を特徴する特許請求の範囲第1項乃至第
    6項の1つに記載の方法。 9 溶媒として使用される液相の成分の少くとも1つが
    極性溶媒である、特許請求の範囲第1項乃至第8項の1
    つに記載の方法。 10溶媒として使用される液相の成分の少くとも1つが
    水である、特許請求の範囲第1項乃至第8項の1つに記
    載の方法。 11 溶媒として使用される液相の成分の少くとも1
    つが炭化水素である、特許請求の範囲第1項乃至第8項
    の1つに記載の方法。 12システム内における絶対圧力が1〜50バールであ
    る、特許請求の範囲第1項乃至第11項の1つに記載の
    方法。 13温度Aが80〜250℃であり、温度Bが20〜1
    50℃である、特許請求の範囲第1項乃至第12項の1
    つに記載の方法。 14工程Cにおいて、留分Hを液化し、液化されていな
    い留分Gから分離して、温度Bにおける熱を取って、留
    分Hを蒸発させる特許請求の範囲第1項乃至第13項の
    1つに記載の方法。 15工程Cにおいて、留分Gを液化し、液化されていな
    い留分Hから分離して、温度Bにおける熱を取って、留
    分Gを蒸発させる特許請求の範囲第1項乃至第13項の
    1つに記載の方法。 16王程Cにおいて、留分GとHを液化し、それを分離
    し温度Bにおける熱を取って別々に蒸発させる、特許請
    求の範囲第1項乃至第13項の1つに記載の方法。
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