JPS5947213B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPS5947213B2 JPS5947213B2 JP55007947A JP794780A JPS5947213B2 JP S5947213 B2 JPS5947213 B2 JP S5947213B2 JP 55007947 A JP55007947 A JP 55007947A JP 794780 A JP794780 A JP 794780A JP S5947213 B2 JPS5947213 B2 JP S5947213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- refrigerant
- heat medium
- secondary heat
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、低外気温時の暖房能力を向上させる冷媒加熱
器を具備したヒートポンプ式冷凍サイクルからなる空気
調和機に関し、冷媒加熱した時の圧縮機自体の温度およ
び吐出圧力吸入圧力さらに冷媒温度の異常な上昇をなく
し、過負荷運転を防止することを目的の一つとするもの
である。
器を具備したヒートポンプ式冷凍サイクルからなる空気
調和機に関し、冷媒加熱した時の圧縮機自体の温度およ
び吐出圧力吸入圧力さらに冷媒温度の異常な上昇をなく
し、過負荷運転を防止することを目的の一つとするもの
である。
従来より、冷媒加熱を行なって、暖房サイクルを構成す
る際、冷媒加熱器と室外熱交換器からの空気熱源利用を
併用する場合と個々に使い分ける場合があるが、冷媒加
熱を制御せずに併用しない場合は、次のような欠点があ
った。
る際、冷媒加熱器と室外熱交換器からの空気熱源利用を
併用する場合と個々に使い分ける場合があるが、冷媒加
熱を制御せずに併用しない場合は、次のような欠点があ
った。
すなわち、冷媒加熱量が多すぎる場合、圧縮機自体の温
度と吸入圧力、吐出圧力、冷媒温度が高くなり、使用限
界を越えてしまって危険な状態となり、また少なすぎる
場合は、圧縮機の吐出圧力、吸入圧力が下がり、暖房能
力が低下してしまう。
度と吸入圧力、吐出圧力、冷媒温度が高くなり、使用限
界を越えてしまって危険な状態となり、また少なすぎる
場合は、圧縮機の吐出圧力、吸入圧力が下がり、暖房能
力が低下してしまう。
またこの吐出圧力、吸入圧力は、室内側負荷により変動
するため、使用限界を越えない範囲での最適冷媒加熱量
は、負荷により変動させる必要がある。
するため、使用限界を越えない範囲での最適冷媒加熱量
は、負荷により変動させる必要がある。
次に、冷媒加熱器による冷媒加熱と室外熱交換器による
空気熱源利用を併用運転する際には、併用しない場合と
同様の問題があるに加えて、外気温が上がると冷媒温度
、圧縮機の吐出圧力、吸入圧力か高くなり使用限界を越
えてしまい、前述と同様危険な状態となる。
空気熱源利用を併用運転する際には、併用しない場合と
同様の問題があるに加えて、外気温が上がると冷媒温度
、圧縮機の吐出圧力、吸入圧力か高くなり使用限界を越
えてしまい、前述と同様危険な状態となる。
また外気温が低すぎると、室外熱交換器内の冷媒温度が
外気温よりも高くなる場合があり、その際には、吸熱せ
ず、逆に放熱してしまう。
外気温よりも高くなる場合があり、その際には、吸熱せ
ず、逆に放熱してしまう。
これにより暖房能力が低下し、冷凍サイクルの温度、圧
力も使用限界を越えてしまう問題がある。
力も使用限界を越えてしまう問題がある。
本発明は、外気温により二次熱媒体の温度設定を変化さ
せ、冷媒加熱量を制御し、また急激な冷媒圧力の上昇に
は圧力センサにより冷媒加熱を停止させるように制御し
、上記問題点を解決するようにしたものである。
せ、冷媒加熱量を制御し、また急激な冷媒圧力の上昇に
は圧力センサにより冷媒加熱を停止させるように制御し
、上記問題点を解決するようにしたものである。
以下に本発明の一実施例について添付図面を参考に説明
する。
する。
第１図において、１は室内ユニットで、室内熱交換器２
及び室内ファン（図示せず）を備えている。
及び室内ファン（図示せず）を備えている。
３は室外ユニットで、減圧器４、室外熱交換器５、四方
弁６、圧縮機１、冷媒加熱器８及び室外ファン（図示せ
ず）とを備えている。
弁６、圧縮機１、冷媒加熱器８及び室外ファン（図示せ
ず）とを備えている。
ここで、前記冷媒加熱器８は、本実施例においては、タ
ンク８ａ内に収納された二次熱媒体９として水を使用し
、それに二次熱媒体９を加熱する加熱装置１０として電
気ヒータを使用している。
ンク８ａ内に収納された二次熱媒体９として水を使用し
、それに二次熱媒体９を加熱する加熱装置１０として電
気ヒータを使用している。
また、センサー類として、外気温用サーミスタ１１、吐
出圧力用圧力センサー１２、二次熱媒体の温度を設定す
るための温度検出器としては、二次熱媒体用サーミスタ
１３があり、それらを制御する制御回路１４がある。
出圧力用圧力センサー１２、二次熱媒体の温度を設定す
るための温度検出器としては、二次熱媒体用サーミスタ
１３があり、それらを制御する制御回路１４がある。
第２図は、制御回路１４を示したものである。
ここで、Ｒ１、ｉ：ｔ２．Ｒ３ｔ Ｒ４は抵抗、Ｓは演
算素子、Ｒｙはヒータ入切用の電磁開閉器、Ｔｒはトラ
ンジスタ、■は電源である。
算素子、Ｒｙはヒータ入切用の電磁開閉器、Ｔｒはトラ
ンジスタ、■は電源である。
第３図は、外気温用サーミスタ１１の検知した外気温Ｔ
とボイラ内温度の設定値Ｘの関係を示したものである。
とボイラ内温度の設定値Ｘの関係を示したものである。
次に、冷媒加熱器８による冷媒加熱と室外熱交換器５の
通常空気熱源利用の併用運転について説明する。
通常空気熱源利用の併用運転について説明する。
第３図において、外気温度Ｔｔ時では、二次熱媒体温度
の設定値Ｘが設定値Ｘｔと決まり、二次熱媒体用サーミ
スタ１３の検知した温度が、設定値Ｘｔよりも低い場合
は、二次熱媒体９を加熱する加熱装置１０に通電する。
の設定値Ｘが設定値Ｘｔと決まり、二次熱媒体用サーミ
スタ１３の検知した温度が、設定値Ｘｔよりも低い場合
は、二次熱媒体９を加熱する加熱装置１０に通電する。
そして二次熱媒体９の温度を設定値Ｘｔになるまで上昇
させる。
させる。
そして二次熱媒体９の温度が設定値Ｘｔになったところ
で加熱装置１０への通電をやめる。
で加熱装置１０への通電をやめる。
また初めから、二次熱媒体９の温度が設定値Ｘｔよりも
高い場合は、加熱装置１０への通電はされない。
高い場合は、加熱装置１０への通電はされない。
また、吐出圧力用圧力センサー１２によって、冷媒の吐
出圧力がある設定圧力になれば、外気温Ｔには関係なく
、加熱装置１０への通電はなされない。
出圧力がある設定圧力になれば、外気温Ｔには関係なく
、加熱装置１０への通電はなされない。
そして、冷媒の吐出圧力が設定圧力よりも低くなれば、
また通電され、加熱が行なわれる。
また通電され、加熱が行なわれる。
したがって、まず、外気温か下がれば、冷媒加熱量は増
し、最適な暖房能力が得られ、さらに、内気温の上昇、
あるいは、室内熱交換器２への風量の減少などで、吐出
圧力か上昇した場合には、加熱装置１０への通電をやめ
るため、冷凍サイクル上における異常な高圧、温度上昇
もさけることができる。
し、最適な暖房能力が得られ、さらに、内気温の上昇、
あるいは、室内熱交換器２への風量の減少などで、吐出
圧力か上昇した場合には、加熱装置１０への通電をやめ
るため、冷凍サイクル上における異常な高圧、温度上昇
もさけることができる。
上記実施例においては、冷媒加熱器８を圧縮機７への冷
媒吸入管中に設けたか、冷凍サイクル中いずれの場所に
設けてもよい。
媒吸入管中に設けたか、冷凍サイクル中いずれの場所に
設けてもよい。
また、室外熱交換器５に並列に冷媒加熱器を設け、この
冷媒加熱器による冷媒加熱運転時は室外熱交換器に冷媒
を流さないサイクルを構成してもよい。
冷媒加熱器による冷媒加熱運転時は室外熱交換器に冷媒
を流さないサイクルを構成してもよい。
また、加熱装置１０は電気ヒータに限らず、燃焼装置で
もよい。
もよい。
さらに二次熱媒体用サーミスタ１３はタンク８ａ内に設
けるようにしているが、タンク８ａの表面温度を検出し
て間接的に二次熱媒体の温度を検出するようにしてもよ
い。
けるようにしているが、タンク８ａの表面温度を検出し
て間接的に二次熱媒体の温度を検出するようにしてもよ
い。
以上の実施例の説明から明らかなように本発明の空気調
和機は、冷凍サイクルの一部に冷媒を加熱する加熱器を
設け、この冷媒加熱器を、前記冷凍サイクルの一部に形
成した熱交換部と、この熱交換部と熱交換する二次熱媒
体を加熱する加熱装置とより構成し、さらに外気温を検
出して前記二次熱媒体の温度を設定し、その設定温度に
よって前記加熱装置の運転を制御するとともに、冷凍サ
イクル中の冷媒圧力を検知して前記加熱装置を停止させ
る制御回路を設けたもので加熱装置による冷媒の加熱の
しすぎがなくなり、圧縮機温度、冷媒の吐出・吸入圧力
及び冷媒温度の異常上昇を防止することができ、特に冷
凍サイクル中の冷媒圧力を直接検出するようにしている
ため、圧力異常上昇を迅速に検出でき、冷凍装置の故障
を未然に防止できるとともに、過負荷運転を防止でき、
さらに常に安定した適切な暖房能力が得られ、さらに加
熱装置を不必要に加熱することがなくなるため、省エネ
ルギ化できる等の効果を有する。
和機は、冷凍サイクルの一部に冷媒を加熱する加熱器を
設け、この冷媒加熱器を、前記冷凍サイクルの一部に形
成した熱交換部と、この熱交換部と熱交換する二次熱媒
体を加熱する加熱装置とより構成し、さらに外気温を検
出して前記二次熱媒体の温度を設定し、その設定温度に
よって前記加熱装置の運転を制御するとともに、冷凍サ
イクル中の冷媒圧力を検知して前記加熱装置を停止させ
る制御回路を設けたもので加熱装置による冷媒の加熱の
しすぎがなくなり、圧縮機温度、冷媒の吐出・吸入圧力
及び冷媒温度の異常上昇を防止することができ、特に冷
凍サイクル中の冷媒圧力を直接検出するようにしている
ため、圧力異常上昇を迅速に検出でき、冷凍装置の故障
を未然に防止できるとともに、過負荷運転を防止でき、
さらに常に安定した適切な暖房能力が得られ、さらに加
熱装置を不必要に加熱することがなくなるため、省エネ
ルギ化できる等の効果を有する。
第１図は本発明の一実施例における空気調和機の冷凍サ
イクル図、第２図は同空気調和機における加熱装置の制
御回路図、第３図は同空気調和機における外気温と二次
熱媒体の仮の設定温度を決定する関係図である。 ３・・・・・・室外ユニット本体、５・・・・・・室外
熱交換器、７・・・・・・圧縮機、８・・・・・・冷媒
加熱器、１１・・・・・・外気温用センサー、１２・・
・・・・吐出圧力用圧力センサー、１３・・・・・・二
次熱媒体用サーミスタ、１４・・・・・・制御回路、Ｔ
・・・・・・外気温、Ｘ・・・・・・二次熱媒体設定温
度。
イクル図、第２図は同空気調和機における加熱装置の制
御回路図、第３図は同空気調和機における外気温と二次
熱媒体の仮の設定温度を決定する関係図である。 ３・・・・・・室外ユニット本体、５・・・・・・室外
熱交換器、７・・・・・・圧縮機、８・・・・・・冷媒
加熱器、１１・・・・・・外気温用センサー、１２・・
・・・・吐出圧力用圧力センサー、１３・・・・・・二
次熱媒体用サーミスタ、１４・・・・・・制御回路、Ｔ
・・・・・・外気温、Ｘ・・・・・・二次熱媒体設定温
度。
Claims (1)
- １ 冷凍サイクルの一部に冷媒を加熱する冷媒加熱器を
設け、この冷媒加熱器を、前記冷凍サイクルの一部に形
成した熱交換部と、この熱交換部と熱交換する二次熱媒
体を加熱する加熱装置とより構成し、さらに外気温検知
手段を用いて外気温を検知し、この温度から二次熱媒体
温度設定手段により前記二次熱媒体の温度を設定し、該
設定温度と二次熱媒体温度検知手段により検知した二次
熱媒体温度を比較し加熱装置を制御する手段と冷媒圧力
検知手段を用い冷媒圧力を検知し加熱装置を制御する手
段とから構成されている空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55007947A JPS5947213B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55007947A JPS5947213B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56105239A JPS56105239A (en) | 1981-08-21 |
| JPS5947213B2 true JPS5947213B2 (ja) | 1984-11-17 |
Family
ID=11679681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55007947A Expired JPS5947213B2 (ja) | 1980-01-25 | 1980-01-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947213B2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-25 JP JP55007947A patent/JPS5947213B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56105239A (en) | 1981-08-21 |
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