JPS594713A - 汚泥の袋詰脱水方法 - Google Patents
汚泥の袋詰脱水方法Info
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- JPS594713A JPS594713A JP57111687A JP11168782A JPS594713A JP S594713 A JPS594713 A JP S594713A JP 57111687 A JP57111687 A JP 57111687A JP 11168782 A JP11168782 A JP 11168782A JP S594713 A JPS594713 A JP S594713A
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- sludge
- steel pipe
- dewatering
- bag
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F11/00—Treatment of sludge; Devices therefor
- C02F11/12—Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening
- C02F11/121—Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening by mechanical de-watering
- C02F11/128—Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening by mechanical de-watering using batch processes
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高含水比汚泥又は廃泥水の脱水処理方法に関す
るものである。
るものである。
近年、水底の有機汚泥、工場廃棄汚泥あるいは建設工事
で発生する廃泥水の処理、処分が問題となっている。こ
のようないわゆる高含水比汚泥は脱水性が悪く適当な場
所に埋立処分するとしても極めて扱い難いものである。
で発生する廃泥水の処理、処分が問題となっている。こ
のようないわゆる高含水比汚泥は脱水性が悪く適当な場
所に埋立処分するとしても極めて扱い難いものである。
汚泥の処理方法表しては、化学的に固化したシ、機械的
に強制脱水する方法等が多く開発されているが、これら
の方法は処理量が多量になると処理設備の投資額とその
運転コスト等が膨大なものになシ、処理工事費がかさむ
問題がある。
に強制脱水する方法等が多く開発されているが、これら
の方法は処理量が多量になると処理設備の投資額とその
運転コスト等が膨大なものになシ、処理工事費がかさむ
問題がある。
本発明の目的は上記の問題点を解決すると共に大量の汚
泥を低摩な設備費、運転費で大きな脱水エネルギーを得
ることによって脱水処理することができる方法を得るに
ある。
泥を低摩な設備費、運転費で大きな脱水エネルギーを得
ることによって脱水処理することができる方法を得るに
ある。
本発明の汚泥の袋詰脱水方法は、海底に配置したその内
側面に濾過材を有する気密性可塑性袋体内に汚泥を充填
し、この袋体の内側と外側との間に水頭差を生ぜしめて
この水頭差の水圧によυ袋体を圧迫し、その結果この汚
泥から濾過材を介して透水した水を管を介して海上に導
き排水するようにしたことを特徴とする。
側面に濾過材を有する気密性可塑性袋体内に汚泥を充填
し、この袋体の内側と外側との間に水頭差を生ぜしめて
この水頭差の水圧によυ袋体を圧迫し、その結果この汚
泥から濾過材を介して透水した水を管を介して海上に導
き排水するようにしたことを特徴とする。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。
本発明方法においては第1図に示すように台座付鋼管1
と、これに連結する気密性可塑性袋体2とを用いる。袋
体2の内側面には透水性の濾過材3を張り付け、その中
に袋状の泥水充填用の透水シート4を設置する。濾過材
としては合成樹脂系のネットやスポンジ等を用い透水シ
ートとしてはポリプロピレン織布等を用いる。
と、これに連結する気密性可塑性袋体2とを用いる。袋
体2の内側面には透水性の濾過材3を張り付け、その中
に袋状の泥水充填用の透水シート4を設置する。濾過材
としては合成樹脂系のネットやスポンジ等を用い透水シ
ートとしてはポリプロピレン織布等を用いる。
透水シート4は袋体2に設けた不透水ファスナーの開閉
によって出し入れを可能ならしめる。
によって出し入れを可能ならしめる。
また透水シート4には泥水充填用のフレキシブルチュー
ブ5と、充填用パルプ6を連通せしめる。
ブ5と、充填用パルプ6を連通せしめる。
本発明方法においては、まず−1充填用バルブ6を取り
付けたフレキシブルチューブ5部分を海上でフロータ7
に固定し、フレキシブルチューブ5を介して袋状透水シ
ート4内に水を送り込んで袋体2を海底に沈め、連結部
8を介して袋体2を鋼管1に接続する。泥水を密閉パー
ジ9等で現地海上まで運搬し、パージ9に設置した吸入
ポンプ配管10を充填用パルプ6を介してチューブ5に
接続する。
付けたフレキシブルチューブ5部分を海上でフロータ7
に固定し、フレキシブルチューブ5を介して袋状透水シ
ート4内に水を送り込んで袋体2を海底に沈め、連結部
8を介して袋体2を鋼管1に接続する。泥水を密閉パー
ジ9等で現地海上まで運搬し、パージ9に設置した吸入
ポンプ配管10を充填用パルプ6を介してチューブ5に
接続する。
次にパルプ6を開放した後、パージ側の吸入ポンプ配管
10で透水シート4内へ泥水を充填し始めると同時に、
鋼管側の水中ポンプ11で内の泥水は海中のフレキシブ
ルチューブ5を経て、透水シート4内へ充填される。パ
ージ側のポンプzjは最初に働かせるのみで透水シート
4内に泥水が充填され始めると作動を停止させてよい。
10で透水シート4内へ泥水を充填し始めると同時に、
鋼管側の水中ポンプ11で内の泥水は海中のフレキシブ
ルチューブ5を経て、透水シート4内へ充填される。パ
ージ側のポンプzjは最初に働かせるのみで透水シート
4内に泥水が充填され始めると作動を停止させてよい。
なぜなら水中ポンプ11を介して形成されるサイフオン
の原理で自然に充填が進行するからである。
の原理で自然に充填が進行するからである。
透水シート4内への泥水の充填を停止した後、水中ポン
プ11を作動し鋼管1内の水位をΔhだけ海面よシ下げ
る。
プ11を作動し鋼管1内の水位をΔhだけ海面よシ下げ
る。
第2図は本発明の脱水原理を模式化したものであり透水
シート4内へ充填した泥水ははソ水頭差Δhに相当する
圧縮力を受けて徐々に脱水される。このような強制脱水
のメカニズムは実験によれば泥水がその液性限界以下ま
で脱水するに要する時間と、泥水充填厚さHとの間には
一次比例関係があることがわかっている。例えば、含水
比350俤のシルト質泥水の場合、含水比80%まで脱
水するに要する時間は、充填厚さ0.5mでは約1日、
厚さ1mでは約2日であった。また、この泥水に消石灰
やセメントなどを適量混入すると、脱水に要する時間は
大幅に短縮され、脱水後の泥土も強度が増すことがわか
っている。
シート4内へ充填した泥水ははソ水頭差Δhに相当する
圧縮力を受けて徐々に脱水される。このような強制脱水
のメカニズムは実験によれば泥水がその液性限界以下ま
で脱水するに要する時間と、泥水充填厚さHとの間には
一次比例関係があることがわかっている。例えば、含水
比350俤のシルト質泥水の場合、含水比80%まで脱
水するに要する時間は、充填厚さ0.5mでは約1日、
厚さ1mでは約2日であった。また、この泥水に消石灰
やセメントなどを適量混入すると、脱水に要する時間は
大幅に短縮され、脱水後の泥土も強度が増すことがわか
っている。
尚、水頭差Δhの維持には鋼管内の水位が一定の水位以
上に達したら、これを検知する検知器(図示せず)を設
けこれと水中ポンプ11を連動させて自動的に水中ポン
プを運転して鋼管内の水を排水する。従って鋼管内の水
の排水はある時点に達したら間欠的に行っても良い。
上に達したら、これを検知する検知器(図示せず)を設
けこれと水中ポンプ11を連動させて自動的に水中ポン
プを運転して鋼管内の水を排水する。従って鋼管内の水
の排水はある時点に達したら間欠的に行っても良い。
又、排水に際しては必要に応じて排水のpHなどのチェ
ックを行い、もし排水基準を満たさないときは適当な処
理を行ってから海中へ排水する。
ックを行い、もし排水基準を満たさないときは適当な処
理を行ってから海中へ排水する。
脱水が終了したら、鋼管1内の水位を海水面まで上げ、
連結部8を解放し、起重機船等で袋体2のフック12を
利用して吊り上げ、土捨場、あるいは埋立地等へ廃東す
る。
連結部8を解放し、起重機船等で袋体2のフック12を
利用して吊り上げ、土捨場、あるいは埋立地等へ廃東す
る。
処理泥水量が多量になれば、第3図に示すように複数の
袋体2とチューブ5を有する分岐管方式の構造とするこ
とによって対応することができる。
袋体2とチューブ5を有する分岐管方式の構造とするこ
とによって対応することができる。
各袋体2を満杯にした後、各充填パルプ6を閉め、脱水
が進行し袋体内部の容積か減少したら、再び袋体内へ泥
水を充填する方法も有効な場合がある。
が進行し袋体内部の容積か減少したら、再び袋体内へ泥
水を充填する方法も有効な場合がある。
以上述べたように、本発明は従来の化学的、機械的脱水
方法に比較すると、まず、脱水の為の運転費が水中ポン
プのみである点で低廉であυ、しかもこの低廉なエネル
ギーによって大きな脱水エネルギーが得られ、また、海
底という処理地の確保し易さからも大量の高含水比汚泥
又は泥水等の処理に適用し得るという利点を持っている
。また、脱水原理が極めて簡単であり、処理工事に際し
て特別な知識を必要としないことも利点である。
方法に比較すると、まず、脱水の為の運転費が水中ポン
プのみである点で低廉であυ、しかもこの低廉なエネル
ギーによって大きな脱水エネルギーが得られ、また、海
底という処理地の確保し易さからも大量の高含水比汚泥
又は泥水等の処理に適用し得るという利点を持っている
。また、脱水原理が極めて簡単であり、処理工事に際し
て特別な知識を必要としないことも利点である。
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図は脱水処理の原
理を模式化した説明図、第3図は大量の泥水を処理する
場合の実施例説明図である。。 1・・・鋼管、2・・・袋体、3・・・濾過材、4・・
・透水シート、5・・・フレキシブルチューブ、6・・
・ノ(ルブ、7・・・フロータ、8・・・連結部、9・
・・)(−シ、10・・・吸入ポンプ配管、11・・・
水中ポンプ、12・・・フック。
理を模式化した説明図、第3図は大量の泥水を処理する
場合の実施例説明図である。。 1・・・鋼管、2・・・袋体、3・・・濾過材、4・・
・透水シート、5・・・フレキシブルチューブ、6・・
・ノ(ルブ、7・・・フロータ、8・・・連結部、9・
・・)(−シ、10・・・吸入ポンプ配管、11・・・
水中ポンプ、12・・・フック。
Claims (1)
- 海底に配置したその内側面に濾過材を有する気密性可塑
性袋体内に汚泥を充填し、この袋体の内側と外側との間
に水頭差を生ぜしめてこの水頭差の水圧により袋体を圧
迫し、その結果この汚泥から濾過材を介して透水した水
を管を介して海上に導き排水するようにしたことを特徴
とする汚泥の袋詰脱水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111687A JPS6056847B2 (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 汚泥の袋詰脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57111687A JPS6056847B2 (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 汚泥の袋詰脱水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS594713A true JPS594713A (ja) | 1984-01-11 |
JPS6056847B2 JPS6056847B2 (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=14567624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57111687A Expired JPS6056847B2 (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 汚泥の袋詰脱水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056847B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4692249A (en) * | 1986-09-23 | 1987-09-08 | Gerard Hammel | Flotation process for sludge recovery and energy conversion |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP57111687A patent/JPS6056847B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4692249A (en) * | 1986-09-23 | 1987-09-08 | Gerard Hammel | Flotation process for sludge recovery and energy conversion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6056847B2 (ja) | 1985-12-12 |
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