JPS5947076B2 - 加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機 - Google Patents
加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機Info
- Publication number
- JPS5947076B2 JPS5947076B2 JP16910681A JP16910681A JPS5947076B2 JP S5947076 B2 JPS5947076 B2 JP S5947076B2 JP 16910681 A JP16910681 A JP 16910681A JP 16910681 A JP16910681 A JP 16910681A JP S5947076 B2 JPS5947076 B2 JP S5947076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- heat treatment
- steam
- container
- labyrinth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加熱処理装置を有するロープ製網機に関し、更
に詳細には、加熱処理装置が半密閉容器内に封入した蒸
気を利用した加熱処理装置であることを特徴とするロー
プ製網機に関する。
に詳細には、加熱処理装置が半密閉容器内に封入した蒸
気を利用した加熱処理装置であることを特徴とするロー
プ製網機に関する。
従来ロープの加熱処理は、ストランドを撚りロープに製
綱した後に高周波昇竜をかげる、いわゆる誘電加熱によ
るものであった。
綱した後に高周波昇竜をかげる、いわゆる誘電加熱によ
るものであった。
加熱処理とはロープ内部にある撚による反発力を消去し
、型崩れ及びキンクを防止するとともに、柔軟性を増し
、また、経時変化を抑えることを目的とするものであり
、その原理はロープをその材料の軟化点よりやや下の温
度まで加熱することにより、分子配列の方向を撚の方向
に修正し、撚の入った状態がロープの分子配列にとって
自然な状態となるようにした後、冷却し、その状態に固
定して反発力を消去しようとするにある。
、型崩れ及びキンクを防止するとともに、柔軟性を増し
、また、経時変化を抑えることを目的とするものであり
、その原理はロープをその材料の軟化点よりやや下の温
度まで加熱することにより、分子配列の方向を撚の方向
に修正し、撚の入った状態がロープの分子配列にとって
自然な状態となるようにした後、冷却し、その状態に固
定して反発力を消去しようとするにある。
なお「キンク」とはロープを構成しているストランドが
、ロープの急激な伸縮によって、撚に起因する反発力で
ひねられてしまうことをいう。
、ロープの急激な伸縮によって、撚に起因する反発力で
ひねられてしまうことをいう。
しかし誘電加熱は、比較的損失係数の大きいナイロンの
ような材料に対しては、発熱も大きく有効であるが、ポ
リオレフィン系の材料のような非常に損失係数の小さな
材料に対してはほとんど発熱しないため、実効はあがら
なかった。
ような材料に対しては、発熱も大きく有効であるが、ポ
リオレフィン系の材料のような非常に損失係数の小さな
材料に対してはほとんど発熱しないため、実効はあがら
なかった。
そのためポリオレフィン系の材料に対しては、損失係数
の非常に大きな水を添加し、その水を誘電加熱により発
熱させ、その発熱した水によりロープを加熱するという
方法も試みられたが、高周波電界をかげる電極間の圧力
も大気圧以上に上げることは非常に困難であった。
の非常に大きな水を添加し、その水を誘電加熱により発
熱させ、その発熱した水によりロープを加熱するという
方法も試みられたが、高周波電界をかげる電極間の圧力
も大気圧以上に上げることは非常に困難であった。
なんとなれば電極間へロープを案内する部分、及び、加
熱処理後ロープを電極間外へ案内する部分を開放しなげ
ればならないからである。
熱処理後ロープを電極間外へ案内する部分を開放しなげ
ればならないからである。
したがって、水温も100℃以上には上げ得す、この1
00℃という温度は、ポリオレフィン系の材料、たとえ
ばポリプロピレンの軟化点をはるかに下まわる温度であ
るため加熱処理の効果はほとんど期待できないのみなら
ず、水の付着むらのため均一な加熱処理もまた期待でき
ないものであった。
00℃という温度は、ポリオレフィン系の材料、たとえ
ばポリプロピレンの軟化点をはるかに下まわる温度であ
るため加熱処理の効果はほとんど期待できないのみなら
ず、水の付着むらのため均一な加熱処理もまた期待でき
ないものであった。
本発明は従来の加熱処理のかかる欠点に鑑み、なされた
ものであり、蒸気を利用することにより効果的な加熱処
理をなし得る加熱処理装置を作成するとともに、該加熱
処理装置をロープ製網機に組込むことにより、効果的な
加熱処理のなされたロープをストランドから連続的に製
綱し得るロープ製網機を提供するものである。
ものであり、蒸気を利用することにより効果的な加熱処
理をなし得る加熱処理装置を作成するとともに、該加熱
処理装置をロープ製網機に組込むことにより、効果的な
加熱処理のなされたロープをストランドから連続的に製
綱し得るロープ製網機を提供するものである。
即ち本発明は、蒸気10を封入した密閉容器9と、該容
器9内へロープ6を導入する部分を密閉するために容器
9に連結された導入ラビリンス81又は導入円筒管82
と、該容器9内からロープ6を導出する部分を密閉する
ために容器9に連結された導出ラビリンス81′又は導
出円筒管82′と、両ラビリンス間又は両回筒管間のロ
ープ6を弛まない程度の緊張状態に保ちつつ進行させる
ために、導入ラビリンス81又は導入円筒管820入日
付近に設置されたフロント・キャプスタンロール7及び
導出ラビリンス81′又は導出円筒管82′ の出口付
近に設置された、リア・キャプスタンロール7′とを備
えた加熱処理装置を、ロープ製網機の、ピッチボイス5
と巻き取り装置16との間に設置したことを特徴とする
ロープ製網機である。
器9内へロープ6を導入する部分を密閉するために容器
9に連結された導入ラビリンス81又は導入円筒管82
と、該容器9内からロープ6を導出する部分を密閉する
ために容器9に連結された導出ラビリンス81′又は導
出円筒管82′と、両ラビリンス間又は両回筒管間のロ
ープ6を弛まない程度の緊張状態に保ちつつ進行させる
ために、導入ラビリンス81又は導入円筒管820入日
付近に設置されたフロント・キャプスタンロール7及び
導出ラビリンス81′又は導出円筒管82′ の出口付
近に設置された、リア・キャプスタンロール7′とを備
えた加熱処理装置を、ロープ製網機の、ピッチボイス5
と巻き取り装置16との間に設置したことを特徴とする
ロープ製網機である。
以下、図面に従い本発明を説明する。
第1図は加熱処理装置を表わし、第2図及び第3図は該
加熱処理装置を組込んだロープ製網機を表わしている。
加熱処理装置を組込んだロープ製網機を表わしている。
ロープは数本のストランドを撚ることにより製綱される
ものであるが、第2図及び第3図の製網機は3本のスト
ランド2からロープ6を製綱する場合を表わしている。
ものであるが、第2図及び第3図の製網機は3本のスト
ランド2からロープ6を製綱する場合を表わしている。
即ち、製網機の3つのストランドボビン3のそれぞれに
セットされた、ストランド2を巻きつげた3つのストラ
ンドコイル1のそれぞれから、ストランド2がシリンダ
ー4の外周内部を通って案内された後、ピッチボイス5
0部分で一カ所に集められ、シリンダー4の回転につれ
各ストランド2はピッチボイス5で一本のロープ6に撚
られ、フロント・キャプスタンロール7に巻き取られる
。
セットされた、ストランド2を巻きつげた3つのストラ
ンドコイル1のそれぞれから、ストランド2がシリンダ
ー4の外周内部を通って案内された後、ピッチボイス5
0部分で一カ所に集められ、シリンダー4の回転につれ
各ストランド2はピッチボイス5で一本のロープ6に撚
られ、フロント・キャプスタンロール7に巻き取られる
。
その際、シリンダー4の回転により撚が逆の方向、即ち
ストランドコイル1の方向へも発生するが、これはあら
かじめストランド2にロープ6の撚と逆方向の撚を施し
ておくことにより相殺される。
ストランドコイル1の方向へも発生するが、これはあら
かじめストランド2にロープ6の撚と逆方向の撚を施し
ておくことにより相殺される。
フロント・キャプスタンロール7に巻き取られたロープ
6は次にラビリンス81又は円筒管82により構成され
る導入部8を通って蒸気10を封入した密閉容器9(以
下この密閉容器9を「スチーム加熱管9」という)の中
へ案内される。
6は次にラビリンス81又は円筒管82により構成され
る導入部8を通って蒸気10を封入した密閉容器9(以
下この密閉容器9を「スチーム加熱管9」という)の中
へ案内される。
ラビリンス8L81’ とは曲折した狭いすきまを利用
して密封を行なうものであり、その一例の断面図が第4
図に示される。
して密封を行なうものであり、その一例の断面図が第4
図に示される。
即ち筒内に設けた多数の絞り部12によりスチーム加熱
管9内の蒸気10を密封するものである。
管9内の蒸気10を密封するものである。
したがってラビリンス8L81’ の長さを増せば増す
ほど蒸気10の密封効果は改善される。
ほど蒸気10の密封効果は改善される。
しかしラビリンス81゜81′の長さを増すということ
は、ラビリンス81゜81′の中にあるロープ60部分
の長さも増すということであり、このことはロープブ6
が自重により垂れ下がる程度も太き(なることを意味す
る。
は、ラビリンス81゜81′の中にあるロープ60部分
の長さも増すということであり、このことはロープブ6
が自重により垂れ下がる程度も太き(なることを意味す
る。
第4図から明らかな如くラビリンス8L81’の絞り部
12の径は密封効果を上げるべくロープ6の径にほぼ等
しくしであるため、ロープ6の垂れ下がりの程度が大き
くなると、ロープ6とラビリンス8L81’ の絞り部
12とが接触し、ロープ6が傷つげられるおそれが生ず
る。
12の径は密封効果を上げるべくロープ6の径にほぼ等
しくしであるため、ロープ6の垂れ下がりの程度が大き
くなると、ロープ6とラビリンス8L81’ の絞り部
12とが接触し、ロープ6が傷つげられるおそれが生ず
る。
したがってラビリンス8L81’ の長さは蒸気10の
密封効果を高めるということ、及びロープ6を傷つげな
いということの2点を考慮して決定しなげればならない
。
密封効果を高めるということ、及びロープ6を傷つげな
いということの2点を考慮して決定しなげればならない
。
第4図の場合は3個のラビリンス8L81’がフェルト
ハラキン15により連結されている。
ハラキン15により連結されている。
ラビリンス81,81’の密封効果を高める他の方法と
しては、第4図に示すようにラビリンス8L81’ の
中間にノズル13を挿入し、そのノズル13から高圧の
空気を蒸気10の漏れ出る方向と反対の方向へ圧入する
ことにより、蒸気10の漏れを抑制する方法もあり、ま
た他の方法としては、ラビリンス8L81’ の絞り部
12に、ラビリンス81,81’ の中心軸に近づくに
つれ、スチーム加熱管9の方向へ向かう傾斜をつげると
いう方法もある。
しては、第4図に示すようにラビリンス8L81’ の
中間にノズル13を挿入し、そのノズル13から高圧の
空気を蒸気10の漏れ出る方向と反対の方向へ圧入する
ことにより、蒸気10の漏れを抑制する方法もあり、ま
た他の方法としては、ラビリンス8L81’ の絞り部
12に、ラビリンス81,81’ の中心軸に近づくに
つれ、スチーム加熱管9の方向へ向かう傾斜をつげると
いう方法もある。
円筒管82.82’ とは第5図に示すように、中空の
円筒形状の管であり、内径はロープ6の径に略合致する
ものである。
円筒形状の管であり、内径はロープ6の径に略合致する
ものである。
これもラビリンス81゜81′ と同じく、スチーム加
熱管9ヘロープ6を導入し、あるいは導出する部分から
の蒸気10の漏れを抑制することを目的とするものであ
るが、ラビリンス81.81’ と異なり内部に絞り部
を有しないため、蒸気10の密封効果はラビリンス8L
81’ に比し、劣る。
熱管9ヘロープ6を導入し、あるいは導出する部分から
の蒸気10の漏れを抑制することを目的とするものであ
るが、ラビリンス81.81’ と異なり内部に絞り部
を有しないため、蒸気10の密封効果はラビリンス8L
81’ に比し、劣る。
そのためある程度以上ロープ6の径が太い場合には適さ
ない。
ない。
しかしその反面ラビリンス81.81’ に比し構造が
単純であり、製造も容易であるため、安価に入手できる
。
単純であり、製造も容易であるため、安価に入手できる
。
したがってロープ6の径が細い場合にはラビリンス8L
81’を使用するよりも経済的である。
81’を使用するよりも経済的である。
円筒管82.82’ の場合もラビリンス81゜81′
の場合と同じようにして、中間にノズルを挿入し、高圧
の空気を蒸気10の流出方向と逆の方向へ圧入すること
により、密封効果の改善を図ることができる。
の場合と同じようにして、中間にノズルを挿入し、高圧
の空気を蒸気10の流出方向と逆の方向へ圧入すること
により、密封効果の改善を図ることができる。
また、円筒管82.82’ の長さの決定も、前述のラ
ビリンス8L81’ の長さの決定の場合と同様に、蒸
気10の密封効果及び、ロープ6の垂れ下がりによる円
筒管82.82’内壁防止との接触防止の2点を考慮し
て決定しなければならない。
ビリンス8L81’ の長さの決定の場合と同様に、蒸
気10の密封効果及び、ロープ6の垂れ下がりによる円
筒管82.82’内壁防止との接触防止の2点を考慮し
て決定しなければならない。
なお、ラビリンス81.81’又は円筒管82゜82′
から漏れ出た蒸気10は、排気筒14を通って排気さ
れる。
から漏れ出た蒸気10は、排気筒14を通って排気さ
れる。
さて、以上のようにして、導入ラビリンス81又は導入
円筒管82を通り、スチーム加熱管9の内部へ案内され
たロープ6は、スチーム加熱管9の内部を進行しつつ蒸
気10により加熱処理を受ける。
円筒管82を通り、スチーム加熱管9の内部へ案内され
たロープ6は、スチーム加熱管9の内部を進行しつつ蒸
気10により加熱処理を受ける。
加熱処理に要する時間は、ロープ6の中心部まで充分に
熱が伝わるのに要する時間であり、これはロープ6の太
さ及び蒸気10の温度により影響されるものである。
熱が伝わるのに要する時間であり、これはロープ6の太
さ及び蒸気10の温度により影響されるものである。
たとえば直径約2cmのロープ6をl′Kg/iの飽和
蒸気により加熱処理する場合は少なくとも60秒程度の
時間は必要である。
蒸気により加熱処理する場合は少なくとも60秒程度の
時間は必要である。
ここに飽和蒸気の場合、温度は圧力により一義的に決定
され、たとえばiky/fflの飽和蒸気の温度は11
9.61℃である。
され、たとえばiky/fflの飽和蒸気の温度は11
9.61℃である。
なお圧力はゲージ圧である。また蒸気10としては、比
較的低圧力で高温を得られる加熱蒸気を使用してもよい
。
較的低圧力で高温を得られる加熱蒸気を使用してもよい
。
蒸気10の供給はスチーム加熱管9に連結された給気管
17により行なわれ、スチーム加熱管9の内部における
蒸気10の圧力及び温度は一定に保たれ、これにより均
一でむらのない加熱処理が可能となる。
17により行なわれ、スチーム加熱管9の内部における
蒸気10の圧力及び温度は一定に保たれ、これにより均
一でむらのない加熱処理が可能となる。
加熱処理には前述の如く比較的長時間を要するためスチ
ーム加熱管9の内部におけるロープ6の滞在時間を長く
しなげればならない。
ーム加熱管9の内部におけるロープ6の滞在時間を長く
しなげればならない。
そのためにはロープ6の進行速度を遅くするとともにス
チーム加熱管9の内部でロープ6をガイドロール11を
用いて数回往復させるのがよい。
チーム加熱管9の内部でロープ6をガイドロール11を
用いて数回往復させるのがよい。
ロープ6のスチーム加熱管9の内部における進行速度は
フロント・キャプスタンロール7と後述のリア・キャプ
スタンロール7′の回転速度により決定される。
フロント・キャプスタンロール7と後述のリア・キャプ
スタンロール7′の回転速度により決定される。
なお、リア・キャプスタンロール7′の回転速度は、加
熱処理に起因するロープ6の縮みを考慮し、フロント・
キャプスタンロール7の回転速度より若干遅くしなげれ
ばならない。
熱処理に起因するロープ6の縮みを考慮し、フロント・
キャプスタンロール7の回転速度より若干遅くしなげれ
ばならない。
このようにして加熱処理を受けたロープ6は、ラビリン
ス81′又は円筒管82′ により構成される導出部8
′からスチーム加熱管9の外部へ案内され、リア゛キャ
プスタンロール7′に巻キ取られ、付着する水分をロー
プ6自身の余熱により蒸発させた後、巻き取り装置16
に巻き取られる。
ス81′又は円筒管82′ により構成される導出部8
′からスチーム加熱管9の外部へ案内され、リア゛キャ
プスタンロール7′に巻キ取られ、付着する水分をロー
プ6自身の余熱により蒸発させた後、巻き取り装置16
に巻き取られる。
以上のようにして本願発明に係るロープ製網機により、
加熱処理のなされたロープ6が製綱される。
加熱処理のなされたロープ6が製綱される。
この発明に係るロープ製網機の利点は、蒸気10による
加熱を利用した加熱処理装置を組込んだことである。
加熱を利用した加熱処理装置を組込んだことである。
即ち蒸気10による加熱を利用した加熱処理装置は、誘
電加熱を利用するものと異なり、損失係数の小さな材料
でも加熱ができ、また蒸気10は圧力の変更により任意
の温度設定が可能であるため容易に高温が得られ、さら
に熱交換効率も高くむらのない均一な加熱処理が可能で
ある。
電加熱を利用するものと異なり、損失係数の小さな材料
でも加熱ができ、また蒸気10は圧力の変更により任意
の温度設定が可能であるため容易に高温が得られ、さら
に熱交換効率も高くむらのない均一な加熱処理が可能で
ある。
また、かかる加熱処理装置を製網機に組込むことにより
、加熱処理のなされたロープ6がストランド2から連続
的に製綱されるため、作業の効率化が達成できる。
、加熱処理のなされたロープ6がストランド2から連続
的に製綱されるため、作業の効率化が達成できる。
また導入部8及び導出部8′ に使用するラビリンス8
L81’又は円筒管82.82’ の径を、ロープ6の
径に合わせて取り替えることは容易であるため、任意の
太さの径のロープ6を製綱し得ることも利点の一つであ
る。
L81’又は円筒管82.82’ の径を、ロープ6の
径に合わせて取り替えることは容易であるため、任意の
太さの径のロープ6を製綱し得ることも利点の一つであ
る。
第1図は加熱処理装置の正面図、第2図は加熱処理装置
を組み込んだ製網機の平面図、第3図は加熱処理装置を
組み込んだ製綱機の正面図、第4図はラビリンスの断面
図にロープをセットした状態を表わした断面図、第5図
は円筒管の斜視図。 図中の符号の説明、1・・・・・・ストランドコイル、
2・・・・・・ストランド、3・・・・・・ストランド
ボビン、4・・・−・・シリンダー、5・・・・・・ピ
ッチボイス、6・・・・・・ロープ、7・・・・・・フ
ロント・キャプスタンロール、7′・・・・・・リア°
キャプスタンロール、8・・・・・・導入部、81・・
・・・・導入ラビリンス、82・・・・・・導入円筒管
、8′−・・・・・導出部、81′−・・・・・導出ラ
ビリンス、82′−・・・・・導出円筒管、9・・・・
・・スチーム加熱管、10・・・・・・蒸気、11・・
・・・ガイド・ロール、12・・・・・・絞り部、13
・・・・・・ノズル、14・・・・・・排気筒、15・
・・・・・フェルトパツキン、16・・・・・・巻き取
り装置、17・・・・・・給気管。
を組み込んだ製網機の平面図、第3図は加熱処理装置を
組み込んだ製綱機の正面図、第4図はラビリンスの断面
図にロープをセットした状態を表わした断面図、第5図
は円筒管の斜視図。 図中の符号の説明、1・・・・・・ストランドコイル、
2・・・・・・ストランド、3・・・・・・ストランド
ボビン、4・・・−・・シリンダー、5・・・・・・ピ
ッチボイス、6・・・・・・ロープ、7・・・・・・フ
ロント・キャプスタンロール、7′・・・・・・リア°
キャプスタンロール、8・・・・・・導入部、81・・
・・・・導入ラビリンス、82・・・・・・導入円筒管
、8′−・・・・・導出部、81′−・・・・・導出ラ
ビリンス、82′−・・・・・導出円筒管、9・・・・
・・スチーム加熱管、10・・・・・・蒸気、11・・
・・・ガイド・ロール、12・・・・・・絞り部、13
・・・・・・ノズル、14・・・・・・排気筒、15・
・・・・・フェルトパツキン、16・・・・・・巻き取
り装置、17・・・・・・給気管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蒸気を封入した密封容器と、該容器内へロープを導
入する部分を密閉するために容器に連結された導入ラビ
リンスと、該容器内からロープを導出する部分を密閉す
るために容器に連結された導出ラビリンスと、両ラビリ
ンス間のロープを弛まない程度の緊張状態に保ちつつ進
行させるために、導入ラビリンスの入口付近に設置され
たフロント・キャプスタンロール及び導出ラビリンスの
出口付近に設置されたリア・キャプスタンロールを備え
た加熱処理装置を、ロープ製網機の、ピッチボイスと巻
き取り装置との間に設置したことを特徴とするロープ製
網機。 2 蒸気を封入した密封容器と、該容器内へロープを導
入する部分を密閉するために容器に連結された導入円筒
管と、該容器内からロープを導出する部分を密閉するた
めに容器に連結された導出円筒管と、両回筒管間のロー
プを弛まない程度の緊張状態に保ちつつ進行させるため
に、導入円筒管の入口付近に設置されたフロント・キャ
プスタンロール及び導出円筒管の出口付近に設置された
リア・キャプスタンロールとを備えた加熱処理装置を、
ロープ製網機の、ピッチボイスと巻き取り装置との間に
設置したことを特徴とするロープ製網機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16910681A JPS5947076B2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16910681A JPS5947076B2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870729A JPS5870729A (ja) | 1983-04-27 |
JPS5947076B2 true JPS5947076B2 (ja) | 1984-11-16 |
Family
ID=15880410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16910681A Expired JPS5947076B2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947076B2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP16910681A patent/JPS5947076B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870729A (ja) | 1983-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0038685B1 (en) | Process and apparatus for simultaneously drawing and false-twisting thermoplastic synthetic yarn | |
US3577872A (en) | Method and apparatus for coating textile material | |
JPS5944413B2 (ja) | 織物用ストランドの製造方法 | |
JPS5947076B2 (ja) | 加熱処理装置を有するロ−プ製鋼機 | |
US6381883B1 (en) | Continuous pressure decatising of fabrics and setting of staple fibre assemblies | |
US5054173A (en) | Method and apparatus for the enhanced crimping of multifilament yarn | |
US5588170A (en) | Method and device for treating an in particular tension-sensitive textile web | |
US4569107A (en) | Method of forming a warp beam for a textile loom | |
US4760629A (en) | Process for the treatment of a filament cable | |
US5269052A (en) | Yarn conditioning process | |
JPS5947075B2 (ja) | ポリオレフイン系ロ−プの製造方法 | |
JPS6120656B2 (ja) | ||
JPH0315568Y2 (ja) | ||
GB1448302A (en) | Method for treating synthetic yarns | |
US2644029A (en) | Natural silk insulated electric conductor | |
FR2343831A1 (fr) | Procede de filature-etirage rapide a l'etat fondu pour la fabrication d'un file filamentaire | |
JPS5947077B2 (ja) | ロ−プの加熱処理装置 | |
US3686772A (en) | Apparatus for drying textile material | |
JPH04185783A (ja) | ポリオレフィン系ロープの熱処理方法 | |
JPS6411724B2 (ja) | ||
US3849848A (en) | Method for the treatment of textile fibres | |
CN221166970U (zh) | 一种编绳外层缩紧设备 | |
JPH0423629B2 (ja) | ||
EP0617151B1 (en) | Method of maintaining pressure of continuous heat-treating machine for synthetic fiber tow | |
SU1542979A1 (ru) | Устройство для жидкостно-меха- нической обработки пряжи |