JPS5946864B2 - 果実用容器とその製造方法 - Google Patents
果実用容器とその製造方法Info
- Publication number
- JPS5946864B2 JPS5946864B2 JP52084453A JP8445377A JPS5946864B2 JP S5946864 B2 JPS5946864 B2 JP S5946864B2 JP 52084453 A JP52084453 A JP 52084453A JP 8445377 A JP8445377 A JP 8445377A JP S5946864 B2 JPS5946864 B2 JP S5946864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- ink
- foaming
- fruit
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内面に発泡層を有する果実用の新規な容器の製
造方法に関するものであつて、その要旨とするところは
硬質合成樹脂フィルム若しくは薄板の表面に発泡性イン
キ若しくは塗料を塗布しこの発泡性インキ塗縛硬質合成
樹脂板を同発泡性インキ若しくは塗料の発泡温度より高
い温度に加熱すると共にその同発泡性インキ若しくは塗
料塗布面の裏側より真空成形を施して果実嵌入用の凹部
を構成し、この成形に於ける加熱工程時に上記の発泡性
インキ若しくは塗料を発泡させて勘くとも凹部内に発泡
緩衝層を形成することにある。
造方法に関するものであつて、その要旨とするところは
硬質合成樹脂フィルム若しくは薄板の表面に発泡性イン
キ若しくは塗料を塗布しこの発泡性インキ塗縛硬質合成
樹脂板を同発泡性インキ若しくは塗料の発泡温度より高
い温度に加熱すると共にその同発泡性インキ若しくは塗
料塗布面の裏側より真空成形を施して果実嵌入用の凹部
を構成し、この成形に於ける加熱工程時に上記の発泡性
インキ若しくは塗料を発泡させて勘くとも凹部内に発泡
緩衝層を形成することにある。
舷に、本発明の実施例を図面に依拠して説明するに、先
ず硬質の塩化ビニールフィルム1の表面に140℃にて
発泡する発泡インキ2をグラビヤ印刷方式によつて60
〜200ミクロン厚に塗布し、その熱風若しくは赤外線
による乾燥後、この塩化ビニルフィルム1に発泡性イン
キ2塗布面の裏側より真空成形(加熱160℃〜170
′C)を施して果実嵌入用の凹部3・・・の多数を構成
すると共に上記の加熱より発泡インキ2を発泡させて塩
化ビニルフィルム1及び凹部3・・・の各表面に発泡緩
衝層4を形成する。本発明は叙上の通りであるので、例
えは実開昭48−111571号公報によつて開示され
ている柔軟な合成樹脂の発泡体からなる板材に、所望の
物品を収納し得る凹入受部を設けてなり、上記凹入受部
は、上記板材の所定個所をその一側方より他側方に向け
て膨出すると共にその膨出周壁外側面のみを硬化させる
ことによりその膨出状態を保持してなり、且つ上記膨出
周壁部には予めその外周面から内方に向けて複数本の条
孔を穿設し、上記凹入受部の膨出形成に伴いこの条孔を
開口させてなることを特徴とする包装用パッキング及び
特開昭50−64094号公報によつて開示されている
比較的多量の無機系化合物を配合したポリオレフィン系
樹脂に発泡剤として揮発性物質を圧入して発泡させて形
成した発泡体シート面に被包装品の形状に対応する多数
の凹部を形成し、この凹部に被包装品を嵌入し、その上
面に比較的多量の無機系化合物を配合したポリオレフィ
ン系樹脂の同様の発泡体シートまたはネットを載置する
ことを特徴とする生鮮食料品の包装方法と異なり硬質合
成樹脂フィルム若しくは薄板の表面に発泡性インキ若し
くは塗料を塗布しこの発泡性インキ塗布硬質合成樹脂板
を同発泡性インキ若しくは塗料の発泡温度より高い温度
に加熱すると共にその同発泡性インキ若しくは塗料塗布
面の裏側より真空成形を施して果実嵌入用の凹窩を構成
することにより同成形加工の際の加熱工程時にこれと一
緒に発泡性インキ若しくは塗料が発泡して勘くとも凹窩
内に発泡緩衝層が形成されるものであつて硬質合成樹脂
フイルム若しくは薄板とその表面の発泡層の二重構造に
成る果実用容器を極めて簡単に形成することができる卓
効があり、加うるに発泡性インク若しくは塗料の塗布に
際してはこれ等インク若しくは塗料を以て合成樹脂フイ
ルム若しくは薄板の表面に所要の文字及び図柄等を表示
し果実用容器全体にフアシシヨン性を附与するを得る効
果を有するものである。
ず硬質の塩化ビニールフィルム1の表面に140℃にて
発泡する発泡インキ2をグラビヤ印刷方式によつて60
〜200ミクロン厚に塗布し、その熱風若しくは赤外線
による乾燥後、この塩化ビニルフィルム1に発泡性イン
キ2塗布面の裏側より真空成形(加熱160℃〜170
′C)を施して果実嵌入用の凹部3・・・の多数を構成
すると共に上記の加熱より発泡インキ2を発泡させて塩
化ビニルフィルム1及び凹部3・・・の各表面に発泡緩
衝層4を形成する。本発明は叙上の通りであるので、例
えは実開昭48−111571号公報によつて開示され
ている柔軟な合成樹脂の発泡体からなる板材に、所望の
物品を収納し得る凹入受部を設けてなり、上記凹入受部
は、上記板材の所定個所をその一側方より他側方に向け
て膨出すると共にその膨出周壁外側面のみを硬化させる
ことによりその膨出状態を保持してなり、且つ上記膨出
周壁部には予めその外周面から内方に向けて複数本の条
孔を穿設し、上記凹入受部の膨出形成に伴いこの条孔を
開口させてなることを特徴とする包装用パッキング及び
特開昭50−64094号公報によつて開示されている
比較的多量の無機系化合物を配合したポリオレフィン系
樹脂に発泡剤として揮発性物質を圧入して発泡させて形
成した発泡体シート面に被包装品の形状に対応する多数
の凹部を形成し、この凹部に被包装品を嵌入し、その上
面に比較的多量の無機系化合物を配合したポリオレフィ
ン系樹脂の同様の発泡体シートまたはネットを載置する
ことを特徴とする生鮮食料品の包装方法と異なり硬質合
成樹脂フィルム若しくは薄板の表面に発泡性インキ若し
くは塗料を塗布しこの発泡性インキ塗布硬質合成樹脂板
を同発泡性インキ若しくは塗料の発泡温度より高い温度
に加熱すると共にその同発泡性インキ若しくは塗料塗布
面の裏側より真空成形を施して果実嵌入用の凹窩を構成
することにより同成形加工の際の加熱工程時にこれと一
緒に発泡性インキ若しくは塗料が発泡して勘くとも凹窩
内に発泡緩衝層が形成されるものであつて硬質合成樹脂
フイルム若しくは薄板とその表面の発泡層の二重構造に
成る果実用容器を極めて簡単に形成することができる卓
効があり、加うるに発泡性インク若しくは塗料の塗布に
際してはこれ等インク若しくは塗料を以て合成樹脂フイ
ルム若しくは薄板の表面に所要の文字及び図柄等を表示
し果実用容器全体にフアシシヨン性を附与するを得る効
果を有するものである。
図は本発明の実施例を示すものであつて、第1図は本発
明によつて得た果実用容器の斜視図、第2図は同A−A
線に沿う断面図である。 1・・・・・・塩化ビニルフイルム、2・・・・・・発
泡性インキ、3・・・・・・凹窩、4・・・・・・発泡
緩衝層。
明によつて得た果実用容器の斜視図、第2図は同A−A
線に沿う断面図である。 1・・・・・・塩化ビニルフイルム、2・・・・・・発
泡性インキ、3・・・・・・凹窩、4・・・・・・発泡
緩衝層。
Claims (1)
- 1 硬質合成樹脂フィルム若しくは薄板の表面に発泡性
インキ若しくは塗料を塗布しこの発泡性インキ塗布硬質
合成樹脂板を同発泡性インキ若しくは塗料の発泡温度よ
り高い温度に加熱すると共にその同発泡性インキ若しく
は塗料塗布面の裏側より真空成形を施して果実嵌入用の
凹窩を構成し、この成形に於ける加熱工程時に上記の発
泡性インキ若しくは塗料を発泡させて尠くとも凹窩内に
発泡緩衝層を形成することを特徴とする果実用容器の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084453A JPS5946864B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 果実用容器とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084453A JPS5946864B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 果実用容器とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5419882A JPS5419882A (en) | 1979-02-14 |
JPS5946864B2 true JPS5946864B2 (ja) | 1984-11-15 |
Family
ID=13831031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52084453A Expired JPS5946864B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 果実用容器とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946864B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203860U (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-26 | ||
JPH0612374U (ja) * | 1992-07-23 | 1994-02-15 | 千代田紙工業株式会社 | 包装用緩衝体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5064094A (ja) * | 1973-10-05 | 1975-05-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48111571U (ja) * | 1972-03-27 | 1973-12-21 |
-
1977
- 1977-07-14 JP JP52084453A patent/JPS5946864B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5064094A (ja) * | 1973-10-05 | 1975-05-30 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203860U (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-26 | ||
JPH0612374U (ja) * | 1992-07-23 | 1994-02-15 | 千代田紙工業株式会社 | 包装用緩衝体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5419882A (en) | 1979-02-14 |
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