JPS5946275A - 改良された保存安定性を有する塩化シアヌル及びその製造法 - Google Patents
改良された保存安定性を有する塩化シアヌル及びその製造法Info
- Publication number
- JPS5946275A JPS5946275A JP58141260A JP14126083A JPS5946275A JP S5946275 A JPS5946275 A JP S5946275A JP 58141260 A JP58141260 A JP 58141260A JP 14126083 A JP14126083 A JP 14126083A JP S5946275 A JPS5946275 A JP S5946275A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanuric chloride
- dicyandiamide
- weight
- preservation stability
- improved preservation
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D251/00—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
- C07D251/02—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
- C07D251/12—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D251/26—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
- C07D251/28—Only halogen atoms, e.g. cyanuric chloride
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水分の存在で団塊化及び加水分解する傾向に
関して改良された保存安定性を有する塩化シアヌル及び
その製造法に関する。
関して改良された保存安定性を有する塩化シアヌル及び
その製造法に関する。
塩化シアヌル(2.4.6−トリクロル−1.3.5−
トリアジン)は、多くの化学化合物を製造するための重
要な中間生成物であり、これは例えば植物保護剤、染料
、光学ブライトナー、薬品並びに繊維−及びゴム助剤と
して使用することができる。塩化シアヌルを保存又は処
理する際の特別の欠点としては、その団塊化及び加水分
解の傾向が判明し、その際腐食作用を有しかつ健康に有
害な塩酸蒸気が発生する。しかしながらこの物質の破砕
は処理に対しては避けられないので、危険にさらされた
人を保護するためには、このために特別の予防処置を与
えなければならない。何かある添加物によって、塩化シ
アヌルのこの欠点を除去する試みは不足している。
トリアジン)は、多くの化学化合物を製造するための重
要な中間生成物であり、これは例えば植物保護剤、染料
、光学ブライトナー、薬品並びに繊維−及びゴム助剤と
して使用することができる。塩化シアヌルを保存又は処
理する際の特別の欠点としては、その団塊化及び加水分
解の傾向が判明し、その際腐食作用を有しかつ健康に有
害な塩酸蒸気が発生する。しかしながらこの物質の破砕
は処理に対しては避けられないので、危険にさらされた
人を保護するためには、このために特別の予防処置を与
えなければならない。何かある添加物によって、塩化シ
アヌルのこの欠点を除去する試みは不足している。
このようにして、例えば塩基性アミンを、方程式(1)
: によって生じる塩酸の配結合剤として使用することは公
知である。しかしながらこの塩基性アミンの欠点は、そ
の塩基度に基づいて塩酸それ自身の脱離を生ぜしめるか
、又はその求核性それ自身に基づいて酸化シアヌルと塩
酸を脱離しながら反応することである。
: によって生じる塩酸の配結合剤として使用することは公
知である。しかしながらこの塩基性アミンの欠点は、そ
の塩基度に基づいて塩酸それ自身の脱離を生ぜしめるか
、又はその求核性それ自身に基づいて酸化シアヌルと塩
酸を脱離しながら反応することである。
塩化シアヌルの流動性を改良しかつ団塊化を減少させる
ためには、米国特許第4268408号明細書からトリ
カルシウムホフエートの添加、及び米国特許第3141
882号明細書から商標名:エーロジル(Atrosi
l) で市販される熱分離法による珪酸の添加は公知で
ある。
ためには、米国特許第4268408号明細書からトリ
カルシウムホフエートの添加、及び米国特許第3141
882号明細書から商標名:エーロジル(Atrosi
l) で市販される熱分離法による珪酸の添加は公知で
ある。
両物質は塩化シアヌルの団塊化を阻止するが、水分の存
在でのHClの脱離による塩化シアヌルの″蒸気発生″
を十分に阻止することはできない。
在でのHClの脱離による塩化シアヌルの″蒸気発生″
を十分に阻止することはできない。
それ故、本発明の目的は工業上大きい費用を有しないで
、水分の存在での仮睡分解並びに団塊化に関して十分に
改良されている改良された保存安定性を有する塩化シア
ヌルを得ることである。
、水分の存在での仮睡分解並びに団塊化に関して十分に
改良されている改良された保存安定性を有する塩化シア
ヌルを得ることである。
この目的は、本発明によれば微細なジシアンジアミド0
.1〜10重量%を含有する塩化シアヌルによって解決
される。即ち、以外なことにもジシアンジアミドの添加
は、ジシアンジアミドは水中で中性で反応する固体であ
り、それ故実際に塩基でないのにも拘らず、塩酸蒸気の
発生を阻止することが判明した。それ故、特に意外なの
は流動性の改良である。それというのもジシアンジアミ
ドは周知のようにそれ自身団塊化する傾向を有するから
である。それ故団塊化する傾向の二つの物質の組合せに
よる団塊化傾向の除去は、共働効果とみなされなければ
ならない。
.1〜10重量%を含有する塩化シアヌルによって解決
される。即ち、以外なことにもジシアンジアミドの添加
は、ジシアンジアミドは水中で中性で反応する固体であ
り、それ故実際に塩基でないのにも拘らず、塩酸蒸気の
発生を阻止することが判明した。それ故、特に意外なの
は流動性の改良である。それというのもジシアンジアミ
ドは周知のようにそれ自身団塊化する傾向を有するから
である。それ故団塊化する傾向の二つの物質の組合せに
よる団塊化傾向の除去は、共働効果とみなされなければ
ならない。
本発明による塩化シアヌルは、ジシアンジアミド0.1
〜10重量%、好ましくは1〜5重量%を常用の混合法
で添加して製造することができる。その際ジシアンジア
ミドは、好ましくは粒径1〜100μmを有する微細な
形でなければならない。ジシアンジアミドの添加は、塩
化シアヌルのガス相の脱昇華の間が特に有利であること
が立証された。それというのもその際ジシアンジアミド
は、特に簡単に吹込みによって塩化シアヌルに添加する
ことができるからである。
〜10重量%、好ましくは1〜5重量%を常用の混合法
で添加して製造することができる。その際ジシアンジア
ミドは、好ましくは粒径1〜100μmを有する微細な
形でなければならない。ジシアンジアミドの添加は、塩
化シアヌルのガス相の脱昇華の間が特に有利であること
が立証された。それというのもその際ジシアンジアミド
は、特に簡単に吹込みによって塩化シアヌルに添加する
ことができるからである。
本発明のもう1つの利点は、ジシアンジアミドは塩化シ
アヌル並びに水に対して不活性で挙動し、それ故生成物
の合成を問題なく行なうことができることである。
アヌル並びに水に対して不活性で挙動し、それ故生成物
の合成を問題なく行なうことができることである。
次に実施例につき本発明を説明する。
例1
塩化シアヌルを、ジイアンジアミド1重量%と慎重に混
合し、室温で2月間保存した。保存容器を開いた後に、
比較資料と異なりHClの勾いを確かめることはできな
かった。資料に湿った空気を吹込むことによって、霧の
形成は生じなかった。
合し、室温で2月間保存した。保存容器を開いた後に、
比較資料と異なりHClの勾いを確かめることはできな
かった。資料に湿った空気を吹込むことによって、霧の
形成は生じなかった。
例2
塩化シアヌルをジシアンジアミド5重量%と慎重に混合
し、室温で4週間保存した。比較試料は団塊化していた
が、ジシアンジアミドを添架した資料は容易に振盪する
ことができた。
し、室温で4週間保存した。比較試料は団塊化していた
が、ジシアンジアミドを添架した資料は容易に振盪する
ことができた。
例3
粉砕したジシアンジアミド0.5重量%を混合し、室温
で1週間保存した塩化シアヌルは、保存容器を開くとH
Clの霧を発生しなかった。これに反して、比較資料で
は著しいHClの発生を立証することができた。
で1週間保存した塩化シアヌルは、保存容器を開くとH
Clの霧を発生しなかった。これに反して、比較資料で
は著しいHClの発生を立証することができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジシアンジアミド含量0.1〜10重量%を有する
改良された保存安定性を有する塩化シアヌル。 2、ジシアンジアミド含量1〜5重量%を有する、特許
請求の範囲第l項記載の塩化シアヌル。 3、ジシアンジアミドは粒径1〜100μmを有する、
特許請求の範囲第1又は2項記載の塩化シアヌル。 4、ジシアンジアミド0. 1〜10重量%を微細な形
で混合することを特徴とする、改良された保存安定件を
有する塩化シアヌルの製造法。 5、粒径1〜100μmのジシアンジアミドを使用する
、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、ジシアンジアミドを、塩化シアヌルのガス相の脱昇
華の間に添加する、特許請求の範囲第4又は5項記載の
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE32289154 | 1982-08-03 | ||
DE19823228915 DE3228915A1 (de) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | Cyanurchlorid mit verbesserter lagerstabilitaet |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946275A true JPS5946275A (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=6169989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58141260A Pending JPS5946275A (ja) | 1982-08-03 | 1983-08-03 | 改良された保存安定性を有する塩化シアヌル及びその製造法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4492679A (ja) |
JP (1) | JPS5946275A (ja) |
BE (1) | BE897400A (ja) |
CH (1) | CH654301A5 (ja) |
DE (1) | DE3228915A1 (ja) |
IT (1) | IT1161504B (ja) |
YU (1) | YU160583A (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2920937A (en) * | 1957-09-26 | 1960-01-12 | Nalco Chemical Co | Anticaking agents |
US3186828A (en) * | 1962-05-04 | 1965-06-01 | Armour & Co | Coating compositions for particulate materials |
DE2839384B1 (de) * | 1978-09-11 | 1979-07-12 | Sueddeutsche Kalkstickstoff | Cyanurchlorid enthaltende Mischung zur Synthese von Cyanursaeurederivaten und Verfahren zu ihrer Herstellung |
-
1982
- 1982-08-03 DE DE19823228915 patent/DE3228915A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-07-20 CH CH3970/83A patent/CH654301A5/de not_active IP Right Cessation
- 1983-07-22 US US06/516,260 patent/US4492679A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-07-28 BE BE0/211253A patent/BE897400A/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-08-01 YU YU01605/83A patent/YU160583A/xx unknown
- 1983-08-02 IT IT67842/83A patent/IT1161504B/it active
- 1983-08-03 JP JP58141260A patent/JPS5946275A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1161504B (it) | 1987-03-18 |
DE3228915A1 (de) | 1984-02-09 |
CH654301A5 (de) | 1986-02-14 |
BE897400A (fr) | 1983-11-14 |
US4492679A (en) | 1985-01-08 |
YU160583A (en) | 1986-12-31 |
IT8367842A0 (it) | 1983-08-02 |
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