JPS5946189B2 - 緊急ロック牽引器 - Google Patents

緊急ロック牽引器

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JPS5946189B2
JPS5946189B2 JP51053766A JP5376676A JPS5946189B2 JP S5946189 B2 JPS5946189 B2 JP S5946189B2 JP 51053766 A JP51053766 A JP 51053766A JP 5376676 A JP5376676 A JP 5376676A JP S5946189 B2 JPS5946189 B2 JP S5946189B2
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locking
shaft
cam
reel
cup
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ジヨセフ・シユガー
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American Safety Equipment Corp
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Publication of JPS5946189B2 publication Critical patent/JPS5946189B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/405Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive to belt movement and vehicle movement

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、緊急ロック牽引器に関する。
特に、牽引器は、通常は自由に引き出せる安全ベルト用
のものであることが望ましい。
即ち、ベルトは調節のため牽引器から引き出すことがで
きる。
しかしながら、衝突すると、牽引器はロックし、ベルト
が連続的に引き出されるのを阻止する。
牽引器のリールのある回転速度に対し感応する牽引器が
あり、該速度を超えると、牽引器はロックして、ベルト
がさらに引き出されるのを阻止する。
この型式の牽引器の欠点は、安全ベルトの初期の引出し
中に施錠速度に到達するのが容易なことである。
このことは、施錠速度に打ち勝つことがないように、牽
引器からベルトを注意深くかつゆっくりと引き出す必要
があるという厄介さを生じる。
この問題に打ち勝つため、牽引器はベルトとリールの加
速度に対し感応するようにされ、本発明の牽引器は、ベ
ルトとリールの加速引出しに感応するものである。
以下の引用例は、多くが車両の安全ベルトに関連したも
のであり、かつベルトの加速度に感応する牽引器を教示
している。
例えは、ハムの特許において、リールが加速すると、慣
性質量がこのような加速度に遅れ、そしてリンク装置を
介してラッチを歯へ枢動し、リールの回転を遮断する。
バートン、リケットおよびグローサーの特許は類似して
いる。
いくつかの引用例は、慣性質量に取り付けられた内歯歯
車列の歯車を有する。
通常の作動において、リールの回転は歯車列を駆動する
が、リールが加速すると、慣性おもりの運動が歯車列か
ら一つの歯車を変位させ、牽引器をロックさせる。
この型式の牽引器の例は、ファンクツ、クツシュマンお
よびホイツテイングハムの特許にある。
他の特許は、リールのシャフトから延びるら旋ねじに取
り付けられた慣性質量を教示している。
リールが加速すると、憤然質量の遅れは、それをら旋巻
上げ部に乗り上げさせ、牽引器のロック装置に係合させ
る。
その教示および他の密接に関連した教示の例は、カール
ソン、コバク、つ゛ニーマン、ノイマン、レックスおよ
びリンドブラードの特許に示されている。
他の引用例は、牽引器をロックする僅かに違った方法を
教示している。
例えは、レプローグルは、ベルトに取り付けられた慣性
おもりを有し、この慣性おもりはベルトが加速して慣性
板と複数個の停止部材との間にロックを生じさせるとき
、その重心の回りに枢動する。
ピークの特許においては、ベルトが加速すると、リール
全体が細長いシャフト内で変位する。
安全ベルト用の牽引器は、また車両の加速度と姿勢を感
知する装置を組み込んでいる。
これらの装置は、車両が所定の加速度になり、またはぐ
いと動いたり、または転がったりすると牽引器をロック
させる。
これらのいわゆる車両慣性感応牽引器を有する多数の装
置がある。
ある状況では、車両慣性感応装置またはベルト加速度感
応装置だけでは、安全に車両の搭乗者を拘束するのに不
十分である。
そのために、2個の装置を一個の牽引器に組み合せるこ
とがしきりに提案されている。
両装置を具備したいくつかの特許の例は以下のものがあ
る。
マクファーレンの特許において、慣性板がリールと共に
回転するが、慣性板のみぞ穴に保持された球体に乗り上
げる。
リールの回転数が慣性板の回転数を越えると、球体は慣
性板に対し転がり、慣性板をリールに対し軸線方向に動
かし、ロック装置と係合させる。
車両慣性感応装置の特徴は、振り子を含み、該振り子は
慣性ディスクと係合して、これを停止させ、リールと慣
性ディスクとの間に同じ相対運動を生じさせ、牽引器を
施錠させる。
スポージ、ウェーバ、サージェント、クリフクおよびス
トフェルの特許には、同様のものが教示されている。
バーレイの特許は、リールに取り付けられた2組の歯を
有する。
第1組の歯は、リールに固定され、ロック・カムが車両
慣性感応装置により変位される際、ロック・カムと係合
する。
第2組の可撓性の歯はリールに取り付けられ、ベルトの
急速な加速中に、可撓性の歯が外方へ枢動して、ロック
・カムと係合し、リールをロックする。
本発明の目的の一つは、以上において引用したような従
来の複式感応牽引器を改良した複式感応牽引器を提供す
ることである。
さらに特定の目的は、可能な場合にプラスチック部品か
ら形成され荷重を車両慣性感応兼ベルト加速度感応機構
を介するよりむしろベルトから牽引器のフレームに伝達
することにより、複式感応牽引器を提供することである
別な目的は、最小数の部品を有し、そして車両慣性感応
機構およびベルト加速度感応機構に共通の部品を使用す
ることである。
他の目的は、つめのはね返りや、ラチェツト歯の縁から
のロックつめのはね返りを防止することである。
本発明の別な目的は、車両慣性感応機構とベルト加速度
感応機構の両方を改良し、両機構の間の協働作動を改良
することは別として、それぞれの変化に応じて、牽引器
のロックを確実にすることである。
本発明の複式感応牽引器は、フレームに取り付けられて
回転するシャフトを有するリールと、繰出し回転をしな
いようにリールをロックするロックつめを含む。
牽引器は、シャフトに取り付けられてシャフトに対し回
転する慣性質量と、車両の慣性の変化に応答する慣性お
もりを含む。
牽引器は、慣性質量に取り付けられたラッチを有し、こ
のラッチは、つめを作動させてベルトの繰出しを阻止す
るロック・カップと係合する。
シャフト上のカムはラッチに連結され、シャフトから慣
性質量に回転を伝え、またベルトの加速度が慣性質量よ
り速くシャフトを回転させるとき、ラッチを動かしてロ
ック・カップと係合される。
シャフトに対し回転する歯車が該シャフトに取り付けら
れ、シャフトといっしょの回転を防止するように慣性お
もりと係合可能である。
はねは、ラッチと歯車を連結し、ラッチから歯車へ回転
運動を伝達し、慣性おもりが歯車の回転を防止し、さら
に繰出されないようにリールをロックする際、ラッチを
動かしてロック・カップと係合させる。
つめのはね返り防止が提供されて、ロックつめか、ラチ
ェツト歯の縁にぶつかって、はね返るよりむしろ、リー
ルの一個のラチェツト歯の前でリールと係合スるのを確
実にする。
キャップはシャフト上の所望の位置にカムを保持して、
つめのはね返りを避ける。
所定の車両加速度またはベルト加速度のいずれかが生じ
るとき、ベルトの繰出しを防止する車両に用いられる複
式感応牽引器は、リールと、フレームに回転可能に取り
付けられたシャフトを含む。
第1実施例において、このような噛引器は10で示され
、概むU字形状のフレーム13に回転可能に取り付けら
れたシャフト12を有するリール11を含む。
フレーム13は車両9に取り付けられている(第2図か
ら第5図参照)。
板はね(図示せず)は反時計回り(第1図から第5図参
照)にリールに巻きつき、ベルト14をリール11に巻
きつける。
リールをロックしてリールの繰出し回転を阻止するロッ
ク装置が設けられている。
第1実施例において、ロック装置はリールの両側のラチ
ェット15を含む(第1図から第7図参照)。
ロックつめ16はロック・バー17に取り付けられ、こ
のロック・バーは周知の態様でフレームに枢着され、ラ
チェツト歯と係合し、かつリールによる繰出し回転(第
1図から第5図の時計回り)を阻止する。
ロック装置はロック・カップ20の延長部19の間には
まるロックレバ−18を含む。
ロック・カップ20の僅かな時計回り回転により、延長
部19がロックレバ−19を枢動させ、ロック・バー1
7のロックつめ16を枢動させてラチェツト歯15と係
合させる。
フレーム13に一端を固着させたはね24は、ロックつ
め16がラチェツト歯15と係合しない位置までロック
・バー17を押圧する。
したがって、ロックつめは、ラチェツト歯と係合するた
め延長部19により確実に駆動される必要があることが
わかる。
慣性質量はシャフトに対して回転するようにシャフトに
取り付けられている。
実施例において、慣性質量25がシャフト12に取り付
けられ、慣性質量の穴26がシャフト12の円筒状部分
27に嵌合している(第1図と第7図参照)。
ロック・カップ20は、またその円筒状表面27のまわ
りでシャフト12に対して回転するように取り付けられ
ていることを注目すべきである。
そして、ロック・カップ20の裏面にある細い隆起部2
8はロック・カップ20とフレーム13との間の摩擦を
減少させる。
(第7図参照)。車両の慣性の変化に応答する慣性おも
りが設けられている。
実施例において、慣性おもり30はフレーム13に取付
部36により固定されたハウジング32に設けられた円
筒状の金属のおもり31を含む。
ピボット34においてハウジング32に連結されたキャ
ップ33はレバー35を含む。
車両が慣性変化を受けると、おもり31は、その通常位
置(第2図と第3図参照)から平衡しない位置(第4図
、第5図と第6図参照)へ移動する。
平衡しない位置において、おもり31がキャップ33の
下側に接触してレバー35を上方へ歯車60の歯61の
進路内へ枢動させる。
歯車60の作用は以下に説明する。
ラッチ40は慣性質量25に取り付けられて、ロック・
カップ20と係合してベルトの繰出しを阻止する。
実施例において、特に第1図から第5図および第7図に
おいて、ラッチ40は慣性質量25に取り付けられ、そ
の開口41がピボット・ピン46のまわりに枢動する。
ラッチ40の部分42はロック・カップ20(第2図か
ら第5図参照)の内向に面する歯21に係合するように
され、このような係合が生じるとき、ロック・カップは
時計回りに回転され(第3図と第5図参照)レバー18
を枢動し、それによりロックつめ16をラチェツト歯1
5に係合させる。
ラッチ40は、またアーム43を含み、較正はね45は
弾力を有し、アーム43を慣性質量の小ピン44に連結
し、ランチ40をシャフトへ向って内方へ押圧し、かつ
ラッチの部分42とロック・カップ20の歯21との間
の接触から離す。
したがって、較正はね45の力が以下に述べるように克
服されるまで、ラッチの部分42は歯21と係合せず、
またリールはロックされないが、回転自在のままである
シャフト12上のカム50は該シャフトから慣性質量2
5へ回転を伝え、ベルトの加速度が慣性質量より速く該
シャフトを加速するとき、ランチ40を動かしてロック
・カップと係合される。
ランチ40に固定されたピン47はカム50のカムみぞ
穴53にはまる。
したがって、シャフト12を弾力に抗して慣性常置25
に対し回転させるが、しかし慣性質量25をシャフト1
2により回転させる弾力連結が慣性質量25とシャフト
12との間にあることが認められよう。
この弾力連結は実施例において以下のように機能する。
ヤフト12の回転はカム50を回転させる。
これは、力をカムみぞ穴53から、その中にあるピン4
7へ伝える。
この力は、シャフトとカムがベルト14の繰出しにより
時計回りに回転するとき、ピボット・ピン46のまわり
に反時計回り(第2図と第3図参照)にラッチ40を回
転させる傾向がある。
ラッチ40に作用する反対方向の力は、アーム43に作
用する較正はね45により適用される。
較正はね45からラッチへの力がカム50からの力より
大きいかぎり、シャフト12の回転はピン47へ伝達さ
れ、次にランチ40により慣性質量25のピボット・ピ
ン46に伝達される。
これは、シャフトから慣性質量25へ回転を伝え、該慣
性質量をシャフト12の回転と共に回転させる。
また、慣性質量が回転するにつれて、較正はね45は慣
性質量25の小ピン44により時計回りへ引張られ、こ
れはラッチ40のアーム43に掛かる力を増加し、ピボ
ット・ピン46のまわりに枢動してロック・カップ20
と係合するのに抗することが注目される。
ベルト14が衝突中に生じるように急速に加速される場
合、多くのことが機構内に生じる。
リールに固定されたシャフトは全体として瞬間的に加速
し、ベルトの加速度に鈎り合う。
しかしながら慣性質量25がその回転運動を弾力連結か
ら受け、そしてそれが重く、おつ質量を有するために、
慣性質量25はシャフトより遅れ、したがってカム50
より遅れる。
この遅れは、カムみぞ穴53をピン47に対し動かしく
第2図と第3図の差に注意)、ピン47はピボット・ピ
ン46のまわりにラッチ40を枢動し、較正はね45か
らの反対力に打ち勝つ。
ラッチの部分42は、その後ロック・カップ20の内側
の歯21と係合し、ロック・カップを時計回りに枢動し
、ロックつめ16を枢動してラチェツト歯15に噛み合
わせ、リールのそれ以上の引出しを停止する。
歯車60はシャフト12上に設けられ、該シャフトに対
し回転する。
歯車60は、慣性おもり30の作動により係合可能であ
り、シャフトと共に回転するのを阻止する。
歯車60の作動と機能は、第4図と第5図に明瞭に示さ
れている。
しかしながら、第1図と第7図を参照すると、歯車60
は、カム50のブシュ54が貫通する中央の開口62を
有する。
歯車60はカム50に対し自由に回転し、したがってシ
ャフト12に対し自由に回転する。
ワッシャ63はカム50の中央区域に嵌合し、シャフト
12にねじ込まれたねじ64はワッシャ63、歯車60
、カム50、慣性質量25およびロック・カップ20を
シャフト12に対して正しい位置に保持する。
代替的に、シャフト12は、それが12a(第9図参照
)におけるように機械により張り拡げられるように穴を
有してもよい。
張り拡げられた部分12aは、ねじ64に代わるもので
ある。
はね70はラッチ40を歯車60に連結して、ラッチか
ら該歯車へ回転運動を伝達し、また慣性おもりが該歯車
の回転を阻止して、さらに繰出さないようにリールをロ
ックする際に、ラッチを動かしてロック・アップと係合
させる。
再び、第4図と第5図の第1実施例を参照すると、ばね
70はC字形状で示され、ラッチ40のはね受は開口4
8内に延びる下向きに折り曲げた部分71と、該歯車の
開口65内に延びる上向きに折れ曲った部分72を有す
る。
第2実施例において、歯車60は、その成形部分として
C型はねを有する(第8図と第11図参照)。
このC型はね73はランチ40上のピン48aと係合す
るフック端部74を有する。
ラッチ40がシャフト12のまわりで旋回すると、C型
ばねはシャフトのまわりで旋回し、回転運動を歯車60
に与える。
したがって、通常の作動において、歯車60がシャフト
12と共に回転する。
しかしながら、車両の慣性に変化がある間、慣性おもり
30が歯車60の歯61と係合し、該歯車がさらに回転
するのを阻止する。
ベルト14を少し引き出すと、シャフト12が時計回り
に回転し、そしてランチ40がシャフト12のまわりで
旋回し続けるため、エネルギがはね70に吸収される(
第5図参照)。
はね70からの貯められたエネルギは、ラッチ40の開
口48に作用する。
開口48は部分42からピボット・ピン46の他方の側
にあり、そしてはね70からの力は較正はね45の反力
に抗してピボット・ピン46のまわりにランチ40を回
転させる傾向がある。
任意の僅かなベルトの繰出しはラッチ40を枢動させて
ロック・アップと係合させるのに十分な角度だけカム5
0を回転させることが認められる。
また、カムみぞ穴53は、ピン47より幅を広くして、
カム50を少しも回転させることなくラッチ40をいく
らか枢動させるようにしてもよい。
ばね70は、また第2の態様でラッチに作用する。
非回転の歯車60の影響はシャフト12のまわりのラン
チ40による回転に抗して、ばね70を介して力をラッ
チ40に働かせる。
この力は、慣性質量25を回転するカム50に対して遅
れさせる傾向があり、このカムは、ベルト加速度感応の
慣性質量が牽引器をロックさせるときに生じるのと同じ
態様で牽引器をロックさせる。
C型ばねの弾力は、歯車60が停止するとき、ラッチが
ロック・カップ20を回転しうるように、歯車60とラ
ッチ40との間に弾力を与えるために必要である。
慣性おもり30が歯車60と係合しないように、その正
常位置に復帰する際、はね70は比較的軽量の歯車を第
4図の位置へ急速に復帰させる。
その位置において、時計回りにC型はねからの僅かな力
が生じ、この力は、較正はね45がラッチ2をロック・
カップ21から非係合に保持するのを助け、また慣性お
もり30が歯車60を解放するとき、確実で急速なロッ
ク・カップからの離脱を生じさせるのを助ける。
一旦、ラッチかロック・カップ20から外れ、ラッチ4
0、カム50、歯車60および、ばね70が通常の状態
になると、はね24からロックパー17に作用する力は
ロックつめ16を枢動してラチェット15との係合から
外し、アーム18を枢動してロック・カップ20をその
通常位置へ戻す(第2図と第4図参照)。
以下の説明のため、車両慣性感応の慣性おもりとベルト
感応の慣性質量は、緊急感知機構として引用される。
つめはね返り防止は緊急感知機構と関連して作動的に設
けられ、つめかラチェツト歯の縁からはね返ることなく
、ロックつめ16によるラチェツト歯15との保合を開
始させる。
つめのはね返りは、つめ16がラチェツト歯の縁15a
と係合するとき生じるような状態である。
この状態が生じるとき、急速に回転するリールの縁15
aは、つめ16を時計回り(第2図から第5図、第8図
参照)に回転させ、そして再係合の前に、リールはベル
トを緩め、かつ安全でない状態を提供するのに十分なだ
け回転している。
したがって、つめのはね返りを排除するのが有利である
本発明は、リールの外側にラチェツト歯15があるので
、ロック・カップの内側に同じ数の歯21を有すること
により、つめのはね返りを排除している。
このことは、第8図に特によく示されている。
シャフト12の回転がカム50を介してラッチ40のピ
ン47に伝達されることを注目すべきである。
シャフトの回転はリールの回転に関連つけられている。
したがって、ラッチ40によるロック・カップ20の保
合中には、ロック・カップ20とリール11とは一緒に
回転する。
リール11にラチェツト歯15があるので、ロック・カ
ップに同じ数の歯21を設けることにより、ロックつめ
16により係合される特定のラチェツト歯15の位置は
常にロックの同じ段階でロックつめ16に関して同じで
ある。
ロックつめ16が第8図に示す態様でラチェツト歯15
と接触するように、装置が較正されている場合、ロック
つめ16と任意のラチェツト歯15とのロックは同じ態
様で生じる。
第1実施例において、シャフト12は、シャフト12の
機械加工された端部に穴52を介して保持されたカム5
0の角度がリール11のラチェツト歯15に対し整合さ
れるように、機械加工され、かつリールに固定されてい
る。
第2実施例(第9図)は、それほど費用がかからない。
カム50aは第9図に示す態様でシャフト12と係合す
るように変更されている。
シャフト12は、その外側に歯12bを有するように変
更され、カム50aは、その内側の開口56の外側に歯
(図示せず)を有する。
カム50aはキャップ55を挿入する前にシャフト12
に取り付けられ、以下に説明するキャップ55の機能で
ある゛遊び′”はカム50とシャフト12との間に許容
される。
キャップ55のない牽引器を受ける組立て工は、ベルト
をぐいと引いて施錠を生じさせ、そしてシャフトかカム
50aに対しその最端の位置まで回転するように充分強
く引く。
これは整合した位置であり、この位置においてロック・
カップのロックはロックつめをリール11のラチェツト
歯15に正しく係合させる。
シャフト12とカム50aとの間の関係を維持するため
に、柔かいプラスチックのキャップ55がシャフト12
に被せられ、そしてカム50aの開口56に挿入される
プラスチックの柔かい性質は、シャフトの歯12bとカ
ム50aの内側の歯にキャップを握持させ、かつカム5
0aとシャフト12の位置を固定させる。
キャップ55はワッシャ63の必要性を排除するような
構成にしてもよい。
したがって、つめのはね返りは防止され、シャフト12
上でカム50aを整合する簡単な機構が設けられている
前記の態様で本発明の複式感応牽引器を作る点において
重要な結果がある。
ラッチ40、カム50、歯車60またはロック・カップ
20のいづれもがベルトの繰出しを阻止する際に負荷を
与えない。
したがって、これらの部品はプラスチックから安価に製
造しつる。
ロックつめ16が枢動してリール11のラチェツト歯1
5と係合すると、負荷はフレーム13に伝達される。
他の部品は単にロックつめを枢動してラチェツト歯と係
合させるだけである。
好適実施例において、慣性質量25と慣性おもり31は
、高い慣性量を有するために金属製であり、ばねは、ま
た低価格の金属製ばねが容易に入手しつるので、金属性
である。
汚れか機構の作動を妨げないように機構を覆うプラスチ
ックのカバー22が実施例において設けられている。
本発明の精神内にある前記の複式感応牽引器の形態にお
いて種々の変更および変形がなされてもよく、また特許
請求の範囲内のこのような全ての変形および変更は特許
請求の範囲内に含まれることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複式感応牽引器の一実施例の分解図:
第2図は通常状態、すなわち繰出し回転を阻止されるこ
となく自由に巻かれるようにした複式感応牽引器の第1
実施例の側面図;第3図は第2図に示すものと類似し、
慣性質量、ラッチ。 ロック・アップおよびカムがロックつめを作動させて牽
引器をロックした状態を示す部分側面、第2図と第3図
は慣性質量、ラッチおよびカムの構造が見えるように切
除された歯車60を示す図:第4図は牽引器の旋宰の直
前に慣性おもりが歯車と最初に接触するのを示す第1実
施例の複式感応牽引器の側面図であって、歯車60は第
4図と第5図に示され:第5図は慣性おもりが歯車と係
合して、それにより牽引器がロックされた直後の複式感
応牽引器を示す図:第6図は複式感応牽引器と関連して
使用される慣性おもりおよび関連部品の詳細な断面図;
第7図は第2図の■−■面に沿った断面図:゛第8図は
ロック状態にある複式感応牽引器の第2実施例の側面図
;第9図は第8図のIX−IX面に沿った牽引器の断面
図;第10図はロックつめを押してラチェツト歯との係
合から外すばねの斜視図;および第11図は第2実施例
の牽引器に示す歯車の変更形態の斜視図である。 図において、10・・・・・・牽引器、11・・・・・
・リール、12・・・・・・シャフト、13・・・・・
・フレーム、14・・・・・・ベルト、15・・・・・
・ラチェツト歯、16・・・・・・ロックつめ、20・
・・・・・ロック・カップ、25・・・・・・慣性質量
、30・・・・・・慣性おもり、40・・・・・・ラッ
チ、50・・・・・・カム、53・・・・・・カムみぞ
穴、60・・・・・・歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周囲にラチェツト歯15を隔置させたリール11で
    あって、回転するようにフレーム13に取り付けられた
    シャフト12に取り付けられたり−ル11と、該ラチェ
    ツト歯と係合して該リールの繰出し回転を阻止する、緊
    急ロック牽引器のロックつめ16と、該フレームにある
    ロック・カップ20および前記ロック・カップを該ロッ
    クつめに連結して、前記ロック・カップの回転の際に該
    ロックつめを駆動して該ラチェツト歯と係合させるロッ
    クレバ−18と、慣性質量25に取り付けられたラッチ
    40および緊急事態を感知した際に該ラッチを枢動して
    該ロック・カップと係合されるカム50aとを有し、前
    記カム50aは該シャフト12を軸として限定回転する
    ように設けられ、それにより前記カム50aは前記緊急
    ロック牽引器の組立中の該牽引器の初期の施錠中に前記
    シャフトを軸として自動的に動くことができ、そこで該
    ランチ40は、該ロックつめ16が該ラチェツト歯15
    上の所望の位置で該ラチェツト歯と係合する状態の位置
    まで該ロック・カップ20を回転させるものであり、さ
    らに前記ロックつめ16および前記ラチェツト歯を確実
    にロックさせる所定の態様で前記ロック・カップをその
    後で作動させるため該カム50aを前記位置において該
    シャフト12に固定するキャップ55を有する緊急ロッ
    ク牽引器。
JP51053766A 1975-05-12 1976-05-11 緊急ロック牽引器 Expired JPS5946189B2 (ja)

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ES (1) ES447768A1 (ja)
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FR2310777B1 (ja) 1983-07-08
IT1061630B (it) 1983-04-30
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ES447768A1 (es) 1978-01-16
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JPS51139024A (en) 1976-12-01

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