JPS5946185A - 水道水の浄化方法 - Google Patents

水道水の浄化方法

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Publication number
JPS5946185A
JPS5946185A JP15643682A JP15643682A JPS5946185A JP S5946185 A JPS5946185 A JP S5946185A JP 15643682 A JP15643682 A JP 15643682A JP 15643682 A JP15643682 A JP 15643682A JP S5946185 A JPS5946185 A JP S5946185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activated carbon
water
amount
purifier
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP15643682A
Other languages
English (en)
Inventor
Michikazu Ogawa
満和 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUCHIYUU BOEKI KK
Original Assignee
MARUCHIYUU BOEKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は塩素を含む上水道の水を浄化する浄水器によ
る水道水の浄化方法に関するものである。
活性炭を充填した浄水器を水道の蛇口に取付けて水道水
を浄化にする浄化方法は種々実施されている。
しかし、このような浄水器を用いる方法の最大の欠点は
浄水器(活性炭)内に菌バクテリアが増殖することであ
る。このように一般の浄水器に菌バクテリアが増殖する
原因は大別して、(1)水道水中に殺菌剤として添加し
ている残留塩素を全て分解除去する方法である点、(2
)活性炭カートリッジを6ヶ月〜12ヶの長期にわたり
使用する点である。
すなわち、菌バクテリアの増殖のメカニズムは水道水中
に含まれている有機物が活性炭内に付着堆積し、この堆
積した有機物が菌バクテリアの栄養源となり、また一方
、水道水中に含まれている殺菌用の残留塩素が活性炭内
を通過する途中で全量分解されるためその殺菌効果が消
滅し、それ以降の活性炭部分に付着している有機物に菌
バクテリアが増殖するのである。
また、米国のベイラー医科大学ビールス学伝染病学部(
テキサス州)の研究によれば約3ton以上の水を浄化
した活性炭カートリッジについて著しい菌バクテリアの
増殖が認められたと報告されている。
また、このような活性炭における菌バクテリア増殖の問
題を解決するため粘性炭に銀を含浸付着させて、その銀
イオンのもつ殺菌力によって菌バクテリアの発生を防止
するという方法が開発されているが、その実際上の効果
についてはE.P.A.(米国環境保護庁)のレポート
にも見られるようになんらの効果も得られないことが明
らかとなっている。
要するに菌バクテリアの増殖を防ぐためには従来の浄化
器のように全ての残留塩素を分解消減させる方法ではな
く、菌バクテリアの増殖を抑える適度の残留塩素を残し
、かつ浄水器の使用効果を充分に発揮させるようにすれ
ばよいのであり、また浄水量としては3ton以下、す
なわち、有機物の堆積が多くならないうちに活性炭カー
トリッジを交換することが必要である。
このような条件を認めるためには、活性炭力一トリッジ
に用いる活性炭量は従来の浄水器の活性炭量より大巾に
減量すること、(すなわち、活性炭量を多くすれば浄水
中の塩素量は0となるためそれをさけるためである)し
かし、活性炭の減量は限界がある。
この限界は浄化水の流量が2.0l/分以上、かつ1カ
ートリッジMAXで2ton程度の浄化水採水量がユー
ザーの使用実感として必要であり、その条件を満しなが
ら目的とする適量の残留醒塩素量(0.05〜0.1p
pm以上で臭気を感じない程度までの量)を残すことの
できる活性炭量を決めなければならない。
しかし、この活性炭量も、活性炭の表面積、活性炭粒度
および活性炭内を通過する水の毎分流速の相関関係にあ
るので、これらの要素も考慮する必要がある。
また、浄化器本体においては極端に減量された活性炭カ
ートリッジから流出する浄化水中の残留塩素量は浄化水
器に流入してくる水量あるいは残留塩素量の多少に敏感
に影響される。
そのため浄水器に導入する水量(毎分流量)は水道側の
水圧あるいは残留塩素量に対応して注意に流入量を調整
できるフローコントロール部を持つ必要がある。
この発明は上記のような従来の浄水器による水道水の浄
化方法の菌バクテリア増殖の原因の解明と、それに対す
る対策を研究した結果にもとづいてなされたもので、活
性炭を充填した浄水器を用いる水道水の浄化方法におい
て、菌バクテリアの増殖のおそれのない浄化方法を提供
することを目的とするものである。
すなわち、この発明はフローコントロール機能を有し、
活性炭を充填した浄水器を用い、粘性炭を通過する水の
流量をコントロールして菌バクテリアの増殖を防止する
程度の残留塩素を浄化水に残すことを特徴とするもので
あり、以下この発明の一実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
図において、1は浄水器本体、2はその一側に設けた水
道水の入口で水道の蛇管3等を連結する。
4は本体1に取付けたフローコントロール弁で、ツマミ
5により進退させることによりフローコントロール6の
開口度を調整することにより、この浄水器にフローコン
トロール機能を与えるものである。
7は本体1上にねじ込み等の手段で着脱自在に固定した
トップカバーで内部にはカートリッジ8を固定している
。このカートリッジ8の上端は開放され、このカートリ
ッジ8内に無数の微細透孔を有するプレフィルター9を
固定し、その下部に活性炭10を充填している。
該ケース7の下部中央には浄水出口11を設けるが、こ
の浄水出口11には無数の微細透孔を有するキャップ1
2を被せて活性炭の流出を防止している。
該浄水出口11は本体1内の弁室13に通じ、この弁室
13は本体1の下部に設けた水出口14に通じ、この出
口14にはろ網15が張ってある。
上記の実施例の浄水器の場合、蛇口3から入口2に入っ
た水道水は弁口からトップカバー7とカートリッジ8間
の間隙に入って上昇し、該カートリッジ8の上端の開口
からカートリッジ8内に流入し、プレフィルター9を経
て活性炭10を通過し、キャップ12、浄水出口11と
流れて弁室13に入り、出口14から出ていく。
この発明方法を実施する場合は入口2に加わる水道水の
圧力を2kg/cm2Gとし、含有する残留塩素が0.
5ppmの場合、浄水器の設定条件を次の通りとする。
(1)活性炭量 45g (2)活性炭表面積 40,500m2(900m2/
g)(3)フローコントロール径 2.5mm(4)活
性炭粒度 450メッシュ 上記の設定条件で浄化水の毎分流量2.8lが得られ、
水道水中に含有していた残留塩素の約90%が除去され
、浄水中の残留塩素量は0.05ppmとなった。
また、力一トリッジ1体で2000lの採水量(WQA
および米国水道工事協会基準の合格味臭範囲レベル0.
15ppmを超えない量)が得られた。
水道水圧(流量)と残留塩素量は、地域あるいは受水方
式により異なることは勿論である。このため例えば、水
圧および残留塩素が前記の実施例より低い場合、浄水器
のフローコントロール口6の口径を大とし、逆の場合は
小として浄水中に含有する残留塩素量を一般の菌バクテ
リアが増殖しない0.05ppm以上で、かつ残留塩素
の臭素を感じさせない程度の0.15ppm内に調整す
ればよい。
この発明は上記のように浄水器に用いる活性炭を減らす
ことと、フローコントロールにより流量を調整するとい
うきわめて簡単な方法により菌バクテリアの発生を抑え
、かつ残留塩素の臭味を感じさせない浄水を得ることが
でき、しかも浄水器は活性炭が節減できるので経済的で
小型となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の浄化法を実施する浄水器の一例を示す
縦断正面図である。 1・・・浄水器本体 2・・・水道水入口4・・・フロ
ーコントロール弁 6・・・フローコントロール口 8・・・カートリッジ 14・・・水出口特許出願人 
丸忠貿易株式会社 代理人 弁理士 和田 昭

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 活性炭を充填した浄水器を用いて塩素を含む水道水を浄
    化する方法において、該活性炭をフローコントロール機
    能を有する浄化器に充填し、活性炭を通過する水の流量
    をコントロールして菌バクテリアの増埴を防止する程度
    の残留塩素を浄化水に残すことを特徴とする水道水の浄
    化方法。
JP15643682A 1982-09-07 1982-09-07 水道水の浄化方法 Pending JPS5946185A (ja)

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JPS5946185A true JPS5946185A (ja) 1984-03-15

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ID=15627706

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461984A (ja) * 1990-06-28 1992-02-27 Ebara Infilco Co Ltd 活性炭の静菌方法
WO2003022745A1 (en) * 2001-09-10 2003-03-20 Aquaest International B.V. Self contained water filter having zeolites, filtration membranes and water flow rate control means

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