JPS594596Y2 - 計量米びつ - Google Patents

計量米びつ

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JPS594596Y2
JPS594596Y2 JP2297480U JP2297480U JPS594596Y2 JP S594596 Y2 JPS594596 Y2 JP S594596Y2 JP 2297480 U JP2297480 U JP 2297480U JP 2297480 U JP2297480 U JP 2297480U JP S594596 Y2 JPS594596 Y2 JP S594596Y2
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JP
Japan
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rice
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rotating mass
measuring
mass
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JP2297480U
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JPS56125137U (ja
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寿行 山下
隆治 西田
照男 竹田
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タイガー魔法瓶株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は米びつ内に収容された米を回転式計量装置で計
量して任意の量だけ取り出せるようにした計量器びつに
関するものである。
従来のこの種の計量器びつは、第1図に示す如く未収容
室5に形成した米吐出穴6の下方に計量器本体ケーシン
グ11内に米計量用回転マス9を備えた回転式米計量装
置7を配設し、該回転マス9を回転させることによりそ
の分室23.23・・・内に一定量づつ計量収容された
米を必要量だけ取出すようになっている。
なお回転マス9は、円形横長に形成されその中心Pから
6枚の隔壁22.22・・・が放射状に等間隔で形成さ
れており、両端の円形側板と該隔壁22.22・・・間
には6つの分室23.23・・・が形成されている。
しカルながら、この従来の米びつでは、前記隔壁22の
外方には該隔壁22に沿い且つ相互に微小間隙を隔てて
計量器本体ケーシング11の円弧状の計量作用板部19
が対設されているため回転マス9を回転させた時に隔壁
先端部22 aと計量作用板部19との間に米粒を噛み
込むことがあった。
又、第1図の従来の計量器びつでは常に2つの分室23
.23と計量作用板部19とが完全重合するようにされ
ており、回転マス9を回転させる場合、常に上記2つの
分室23.23内の米と前記米吐出穴6に向って開口し
た分室23内の米とを同時に移動させなければならない
ため回転マス9の回転抵抗が大きく、計量操作を軽快に
することができないという問題があった。
本考案は上記の如き問題に鑑み、前記計量器本体ケーシ
ングと回転マスとの間に米の噛み込みを防止する米噛み
防止部材を取付けることにより米の噛み込みをなくし、
もって回転マスの回転抵抗を減少せしめて軽快に計量操
作を行なうことができるようにした計量器びつを提供す
ることを目的とするものである。
以下、本考案の計量器びつを第2図ないし第5図に示す
実施例に基づいて説明すると、この実施例の計量器びつ
は、外ケース2内を未収容室の底板3によって仕切りそ
の上方に未収容室5を形成し、該未収容室の底板に形成
した米吐出穴6の下方に回転式米計量装置7を配設して
形成されている。
外ケース2内の底板3は未収容室のほぼ中心方向に向っ
て漏斗状に下降傾斜している。
前記底板3にはその下降傾斜した下端部に横方向に四角
形状に開口する米吐出穴6が形成されている。
なおこの米吐出穴6には下方に延びる四角筒状の筒壁6
aが一体的に突設されている。
米吐出穴6の下方には計量器本体ケーシング11と該計
量器本体ケーシング11内で回転する回転マス9からな
る回転式米計量装置7が配設されている。
この米計量装置7はその回転マス9の回転中心Pを米吐
出穴6の長手方向の開口中心Qに対して水平方行に適宜
距離だけ偏心させた構造とされている。
米計量装置7の回転マス9は、米吐出穴6の長手方向開
口幅よりやや長い間隔をもって2枚の円形側板21.2
1を配置し、該円形側板21.21間に6枚の隔壁22
.22・・・を円周方向に放射状等間隔で配設して形成
されており、該回転マス9には隔壁22、22・・・及
び両円形側板21.21によって囲われた6つの分室2
3.23・・・が形成されている。
この回転マス9は計量器本体ケーシング11の両側板1
7.17に軸24.24によって回転自在に軸支されて
いる。
米計量装置7の計量器本体ケーシング11にはその上方
に前記米吐出穴筒壁6aよりやや大きい本人口15が形
成され、又その下方には回転マス9内の米を吐出するた
めの米出口16が形成されている。
この計量器本体ケーシング11の本人口15は、その長
平方向に前記回転マス9の両側板21゜21間の距離に
ほぼ等しい開口幅を有する一方(第3図参照)、左右方
向に対しては回転マス9の回転中心Pの直上方位置から
回転マス9の回転方向前方側の最先端周縁部Rの直上方
位置にかけて開口する如くその左右方向開口幅及び左右
方向開口位置が適宜に設定されている。
又、計量器本体ケーシング11において回転マス回転方
向にあって回転マス9の各分室23.23・・・と重合
して米の計量を行なう如く作用する計量器本体ケーシン
グ11の計量作用板部19は、前記本人口15の開口端
から回転マス9の最外側周縁部Rに至る平板部19aと
、該最外側周縁部Rがら適宜下方位置まで回転マス9の
円弧状外周縁9aに沿う如く湾曲せしめられた適宜長さ
の弧状部19 bとを有しており、さらに該弧状部19
bは回転マス9の周縁部9aに対して、両者に形成さ
れる隙間から米粒が落下しない程度に近接して配設され
ている。
計量作用板部19の平板部19 aには回転マス9の円
形側板21.21及び隔壁先端22 aと当接して各分
室23内に充填された米を摺り切るとともに、隔壁先端
22 aと計量作用板部19との間に米を噛み込むのを
防止する如く作用する弾性合成樹脂製の米噛み防止部材
40が取付けられている。
この米噛み防止部材40は第5図に示す如く回転マス分
室23の長手方向幅より適宜寸法だけ長く形成された長
平板状の基板41の長手方向の一方側に該基板40より
適宜厚さだけ薄く形成して上下方向に弾力をもたせた米
摺切り用のりツブエツジ部42を若干下方に折曲せしめ
て設ける一方、他の一側には相互に適宜離間した3本の
取付用突起43゜43、43を一体的に形成している。
そしてこの米噛み防止部材40は計量作用板部19の平
板部19 aの適宜位置に設けられた米噛み防止部材4
0の取付穴45.45.45に内方から前記取付用突起
43.43゜43を強圧嵌挿し、更に取付用突起43の
根元部に設けられた抜は止め用の小突起44.44.4
4によって抜は止めして取付けられている。
なおこの米噛み防止部材40は第4図に示す如く回転マ
ス9の一つの分室23を前記本人口15に向けて完全重
合させた時に、該分室23を区画形成する2枚の隔壁2
2.22のうちの回転マス回転方向前方側に位置する隔
壁22よりも更に若干回転方向前方側に取付けると米の
摺り切り状態即ち、計量作用と米噛み防止作用が最も良
好となる。
又、計量作用板部19の弧状部19 bは、前記米噛み
防止部材40のリップエツジ部42と回転マス9の隔壁
先端22 aとが当接した時に、該隔壁22の回転方向
前方側にある他の隔壁22の先端部22aの位置より若
干回転方向前方側に弧状部19 bの最下端部19 C
が位置する如くその弧状面の長さが設定されている。
従って、弧状部最下端部19Cから米噛み防止部材40
に至る間の計量作用板材19と完全重合せしめられる回
転マス分室23は常に一室だけとされている。
計量器本体ケーシング11は外ケース2の底禄4上に形
成された台部材12に固定されている。
なおこの台部材12の下方には木受容器10を出入れす
るための木受容器収容室14が形成されている。
回転マス9には該回転マス9を回動させるための操作部
材31が結合されている。
この操作部材31は外ケース2の外側に露出させている
なおこの操作部材31はダイヤル式に形成されており、
円周方向に等間隔で6つの指穴33.33・・・が形成
されている。
外ケース2の操作部材31形戒側外面には該操作部材3
1を回動させる際の指止部35が形成されており、操作
部材31をその適宜の指穴33に指を差し込んで指止部
35まで回転させるとその回動範囲に応じた数の分室2
3内の米を取り出すことができるようになっている。
前記計量器本体ケーシング11の下部米出口16の下方
には木受容器10が出入れ自在に収容されている。
続いて図示実施例の計量器びつの作用を説明すると、こ
の計量器びつは操作部材31をその適宜の指穴33に指
を指し込んで右回転方向に回転させると回転マス9が計
量器本体ケーシング11内で右回転してその適宜の数の
分室23の米が計量器本体ケーシング11の水出口16
から木受容器10内に落下する。
なお、各分室23内には、該分室23が米吐出穴6に向
って開口したときに未収容室5内の米が流入し、該分室
23に流入した米はその分室23が右回転して計量器本
体ケーシング11の下部の水出口16に開口したときに
流出する。
上述の如くして米を計量するに際して図示実施例の計量
器びつに設けられた米噛み防止部材40は次の如く作用
する。
即ち、回転マス9が計量器本体ケーシング11の米人口
15に向って開口した分室23内に未収容室5内の米を
充填した状態で回転せしめられると、米噛み防止部材4
0のリップエツジ部42が分室23内の米をその周縁部
9aに沿って摺り切り所定の量に計量する。
それと同時に米噛み防止部材40を通過した後の分室2
3は通過前の該分室に比べて米噛み防止部材40の下方
に形成された空間部46の容積だけその内容積が増加し
ているため、その回転方向後方側の隔壁先端22 aの
下方には常に小空間が形成されることになる。
そのため該隔壁先端22 aと計量器本体ケーシング1
1の計量作用板材19との間に米粒を噛み込むというこ
とがほとんどなくなる。
又、本考案の他の実施例においては、第6図及び第7図
に示す如く米噛み防止部材40をそのリップエツジ部4
2と取付用突起43とをほぼ直角に折曲せしめて形成し
、該リップエツジ部42を計量器本体ケーシング11の
計量作用板部19と平行方向にして取付けてもよい。
この時、リップエツジ部42と計量作用板部19との間
にはリップエツジ部42の逃げのための隙間47を形成
して、回転マス9の隔壁先端22 aがリップエツジ部
42に当接した時、弾力的にリップエツジ部42が変形
し得るようにしている。
このような構造の米噛み防止部材40を設けると、その
リップエツジ部42が回転マス9の隔壁先端22 aに
対してほぼ接線方向に摺接するため回転マス9の回動操
作がより一層軽くなる。
尚、図中符号36は操作部材31の回転を規制するため
のストッパーであって外ケース2の外側面に取付けられ
ている。
符号50は操作部材31の逆転を防止するためのラチェ
ット装置である。
又、符号26は未収容室5内の米が回転マス9をその直
上方から押圧するのを防止するための荷重防止板であり
、米吐出穴6内には該荷重防止板26の周囲の開口27
から米が流れ込むようになっている。
次に本考案の効果を説明すると、本考案の計量器びつに
よれば、計量器本体ケーシングと回転マスとの間に米噛
み防止部材を設けたことにより、米の噛み込みによる回
動抵抗が減少せしめられるため、回転マスの回動操作即
ち計量操作を小操作力で軽快に行なうことができるとい
う実用的効果を奏するものである。
又、図示の実施例の如く、計量器本体ケーシングの計量
作用板部と完全重合せしめられる回転マス分室の数が常
に1室だけになるようにすれば回転マスを回転させる操
作力を一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の計量器びつの一部断面正面図、第2図は
本考案実施例の計量器びつの一部断面正面図、第3図は
第2図の■II−III断面図、第4図は第1図の計量
器びつの要部拡大断面図、第5図は第1図の計量器びつ
の米噛み防止部材の拡大斜視図、第6図は本考案の他の
実施例における計量器びつの要部拡大断面図、第7図は
第6図の計量器びつの米噛み防止部材の拡大斜視図であ
る。 5・・・・・・本底容室、6・・・・・・米吐出穴、7
・・・・・・回転式米計量装置、9・・・・・・回転マ
ス、11・・・・・・計量器本体ケーシング、15・・
・・・・米入口、16・・・・・・米出口、19・・・
・・・計量作用板部、23・・・・・・回転マス分室、
24・・・・・・回転軸、40・・・・・・米噛み防止
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本人口15と米出口16とを有する計量器本体ケーシン
    グ11の内部に、両端に一対の円形側板21、21を有
    し且つ回転軸25の周囲に等角度間隔で放射状に配置し
    た適数枚の隔壁22.22・・・によって適数個の分室
    23.23・・・を区画形成した計量用回転マス9を収
    容し、該回転マス9の各分室23゜23・・・と前記計
    量器本体ケーシング11において回転マス回転方向側に
    ある計量作用板部19とを重合させることにより米を計
    量する如くするとともに、前記計量器本体ケーシング1
    1の前記計量作用板部19でしかも、前記本人口15と
    完全重合状態にある1つの回転マス分室23を区画する
    2枚の隔壁22.22のうちの回転マス回転方向側にあ
    る隔壁22よりさらに回転マス回転方向やや前方位置に
    おいて、弾性材からなりしかも前記回転マス9の両端の
    円形側板21.21にまたがる長さの米摺り切り用リッ
    プエツジ42を有する米噛み防止部材40を配設してな
    る回転式米計量装置7を、米びつ本体の未収容室5の米
    吐出穴6の下方に装着したことを特徴とする計量器びつ
JP2297480U 1980-02-23 1980-02-23 計量米びつ Expired JPS594596Y2 (ja)

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JP2297480U JPS594596Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 計量米びつ

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JP2297480U JPS594596Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 計量米びつ

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Publication Number Publication Date
JPS56125137U JPS56125137U (ja) 1981-09-24
JPS594596Y2 true JPS594596Y2 (ja) 1984-02-10

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ID=29619093

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JP2297480U Expired JPS594596Y2 (ja) 1980-02-23 1980-02-23 計量米びつ

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JP (1) JPS594596Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334107A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Kubota Corp 貯米装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334107A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Kubota Corp 貯米装置

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JPS56125137U (ja) 1981-09-24

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